英国民謡好きの戯言

英国民謡好きの戯言

2006/10/21
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カテゴリ: コンサートの記録

キーラチケット


2006年9月23日(土)
キーラ+ジーン・バトラー
三鷹市公会堂

チラシにある紹介文を強引にまとめてみます。

キーラは1987年にロッサ&ローナン兄弟とオーウェン・ディロンを中心にダブリンで結成。
96年にブライアン&ランス兄弟加入、現在のメンバーが揃ったのは今から8年前。
98年に初来日し、矢井田瞳など日本のミュージシャンとの共演も多数。
ゲール語を歌詞に多用するなど伝統を守りつつ、
現代を走るアイリッシュ・ミュージックの旗手的存在である。
2005年、ホットプレス誌のベスト・トラッド・アクト賞を受賞、
ローナンがベスト・アイリッシュ・ミュージシャン賞を受賞した。


メンバーは男6人女1人。(括弧内は担当楽器。ただし思い出せた分だけ)

ローナン・オ・スノディ(歌、バウロン、タンバリン、ドラム他)
カラム・オ・スノディ(ホイッスル、フルート、歌、打楽器他)
ロッサ・オ・スノディ(マンドリン、ホイッスル、ギター、ドラム、歌、打楽器他)
オーウェン・ディロン(イーリアンパイプ、ホイッスル、歌、打楽器他)
ディー・アームストロング(フィドル、バウロン、打楽器、歌他)
ブライアン・ホーガン(ベース、ドラム、歌他)
ランス・ホーガン(ギター、ドラム、歌他)

会場へと向かう駅からのバス内はキーラ目的の乗客が8割以上。(推定)
なんだか遠足みたいだなあ、と1人勝手に浮かれ気味になる私。
周囲はみんな見ず知らずの他人なのに、なんだろうねこの妙な連帯感。

若者グループが多かったけど年配の方もちらほらいて、在日アイリッシュらしき人々も。
ロビーではCDのほかにアイルランド関連グッズも売ってました。
ホイッスルとかTシャツとか、お茶や布(ランチョンマットっていうやつ?)とかね。

席は左側の最前列。C列だけど一番前。AとBはどこ行った!?
建物はかなり年期が入ってる感じです。

1曲目からマンドリンの弦が切れるハプニング。
最初のうちは弾きながらなんとか直そうとがんばってたけど、だんだんと表情が曇り、
最後には軽く舌打ちしながら問題の弦をバシーン。八つ当たりか?
ロッサには悪いが笑ってしまったよ。
その後もマンドリンの弦の調子はずっと悪かったみたいで、しょっちゅうステージ袖のとこでもめてた。

英語のMCを担当していたのはオーウェン。
ひょろっこいが声は低いです。
実にどうでもいいことですが、男性陣の中では一番女性人気が高そうです。
立ったままでも演奏できるようになのか、パイプを胴にくくりつけてました。
でも座って弾いてたような気がする。
胴にくくりつけ、そのほうが安定するからとか??

曲紹介ではロッサが喋り。
カンペを見ながら日本語MCを敢行。
「次の曲は」はマスターしたらしいぞ。

キーラの7人は全員がマルチ奏者。
常駐ドラマーはいないかわり、ドラムスツールに座ったのはなんと4人!
全員パーカッションあり(ジェントル・ジャイアントかよ)、
全員アカペラあり(スティーライ・スパンかよ)で、
演奏形態は実に多彩でした。

エレキベースのブライアンが一歩下がったとこにいて、彼以外の6人がずらっと横に並ぶ。
というのが基本ポジションみたい。
この演奏スタイルがすんごいかっこいいのだ!

メインボーカルのローナンは、途中から袖なし服にチェンジ。
その腕はバウロンで鍛え上げられとても太く逞しかったです。(きゃー)
タンバリンもバウロン奏法で叩いてたよ。
しかしさすがに寄る年波には勝てないようで、30代中盤ローナンにも白髪が目立ってきてました。

弟はダミ声だがカラム兄さんの高音は相変わらず美しく、
兄弟でこうも声質が違うのも珍しいなあ…と感心。
普通は似るもんね、兄弟の声って。
あ、でもローナンも歌おうと思えば透明な声出せるのかもしれないし、
カラム兄さんもダミ声OKなのかもしれないね!
自分のこと棚に上げますが、兄さん少~しふっくらされたような。
いよいよ中年の粋に達しようとも、兄さんは陽気な人。
水を飲んで「ぷっはー」をマイクの前でやってくれたし、最後には踊りのポーズも。

ゲストのジーン・バトラーは高速曲でも低速曲でも登場。
ジーンさんも少しお肉が増えたように見えましたが(中年太りかなあ…ボソッ)、それでも充分に細いです。
しなやかな肢体を憧れのまなざしで見てしまう私です…
黒パンツ+ハードシューズが基本だったけど、
後半に1曲だけ黒キャミワンピ(膝ちょい下丈)+ソフトシューズで踊ってました。
スカートだとぐっと女っぽさが増してパンツスタイルとはまた違うセクシーさがありますね。
もちろん全曲踊りっぱなしじゃなくて、部分部分。
ジーンさんが登場すると拍手喝采でした。
12月には妹のダンスかあ…と、ジーンさんの華麗なステップを堪能しながら瞳が夢見る乙女になる私。
ってこの表現キモイですね。三十路近い女が夢見る乙女もへったくれもないですね。ごめんなさい。

前半部では一時、延々と続くリズムと照明の効果でトランス状態に陥りそうになっちゃった。
「やばい、このままじゃいってしまう」と本当に焦ったし!
気をしっかり持つんだ!と集中しまくってなんとか現世にとどまることができました。

あとパッヘルベルの“カノン”も登場してました。
この曲は大昔リコーダーで合奏した思い出の曲なんで、地味に嬉しかったな。

打楽器が多いからかリズムがすごくて、グルーブ感たっぷり。
フィドルのディー(唯一の女性メンバー)は終始楽しそうにしてたなあ。

演奏は休憩含めて約2時間。
アンコールももちろんありました。

数年前に見たオ・スノディ三兄弟のライブとはまったくといっていいほど違うステージング。
現代の強力なリズムの上をアイルランドの伝統楽器がかぶさって迫力のサウンドに進化ってとこかな。
これはCD集めないといかんな!と決心しました。
それまでキーラのCDって、「ほしいことに変わりはないけど後回しでもいいや」な存在だったのですよ。
現に今のとこ持ってるのは「レモネード&バンズ」の1枚きり。

帰りも駅までバス。(バスで10分だから歩くには結構な距離なのだ。ってか道わからんがな)
しかーし小銭がない!
しょうがないので向かいのコンビニでチロルチョコを購入し、小銭ゲット。
チロルはチケット取りの謝礼として弟にあげといた。

チロルチョコ

予想をはるかに超えるステージングに少々お疲れモードのバートサンは帰りの電車で、
「乗り換えかな…あ…違った…」
と一度降りてまた同じ電車に乗るという愉快な行動を披露。
家に帰り着いたのは8時半過ぎ。
お疲れ様でした。また来てねキーラのみんな!そしてジーンさん!


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Last updated  2006/10/21 04:27:10 PM
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