Ensemble Arpege

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May 31, 2006
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プログラムに載せる、ハイドンのプログラムノートです。

●フランツ・ヨーゼフ・ハイドン/弦楽四重奏曲第76番ニ短調作品76-2「五度」
 フランツ・ヨーゼフ・ハイドン(1732~1809)は、古典派交響曲のスタイルを完成させた作曲家としてあまりにも有名ですが、本格的な弦楽四重奏曲のスタイルを確立したことでも知られています。彼は、オリジナルの作品だけでも最低68曲の弦楽四重奏曲を残していますが、それらはその後に続くモーツアルトやベートーヴェン、シューベルトなどの大作曲家たちの四重奏作品の原点となっています。
 今回演奏する「五度」は、ハイドンの四重奏曲の中でも特に有名な曲のひとつです。第一楽章の冒頭で投げ出された、完全五度で下降するモチーフが、楽章全体を通してとても効果的に仕上げられていることから、この名で親しまれています。
 私たちがハイドンのこの曲を選んだのは、実を言うと「技術的にそれほど難しくない」という理由がありました。しかし、曲は単純というわけでは決してなく、とても緻密で、複雑に絡み合うモチーフやハーモニーにより作り出される響きは、たった4本の楽器のみで繰り出されるとは思えないほどです。
 私たちは、こうした四重奏曲の原点であるハイドンの、4本の楽器で多彩な音楽を作り上げる醍醐味を十二分に感じつつ、お互いの音をよく聞き、調和の取れた演奏を目指して練習を続けてまいりました。四重奏の楽しさがちりばめられたこの曲の響きを、皆様に楽しんでいただけたらと思います。





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Last updated  June 1, 2006 01:02:41 AM
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P.R.@ すごいよこれはっ 「すごいよこれはっ」いいですね!
アンコン@ Re:ロッシーニ編成(11/03) Fg K.N.さん >ありがとうございました!…
Fg K.N.@ ロッシーニ編成 アンコンがんばる さん、レス有難うござい…

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