「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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6泊7日パリ-南仏旅行
~旅程とホテルのこと~
この計画は10日ほどの夏の休暇を利用してなされたもの
だったが、この間南仏に1週間ずっといたため、その分を
割愛して6泊7日とした。
旅程はおおまかに以下の通りである。
(コース図として、トップページに地図を表示してあります)
1日目:パリを朝に出て高速にのり、スイスへ入り、
レマン湖を一周して、付近に一泊する。
(スイスは何かとお金がかかるばかりなので、
ホテルはフランス側に予約した)
2日目:サボワ地方と呼ばれる一帯(グルノーブルなど)を
通りながら西のリヨンへと降り、リヨンに一泊。
3日目:ローヌ川をくだり、途中から東の山岳地帯へと戻り、
ニースへ向かう道をとり、その途中で一泊。
4日目:海岸沿いの国境の街、マントンに到着。
5日目:午前中はマントンからイタリアへ小旅行、
午後からは海水浴などして静かに過ごす。
6日目:午前中はマントンから西をドライブ。
午後はまた、静かに過ごす。
7日目:高速道路にて、マントンからパリまで戻る。
このマントンを中心としたドライブは私のお気に入りで、
まだまだ紹介したいところがいろいろある。
他の機会にまとめていこうと思う。
ホテルについては、この旅行では先のページで紹介した
安ビジネスホテルであるEtap Hotelを利用していたが、
お金に余裕のある人は、やはりそれなりのホテルにするべき
なのかもしれない。
そういった場合、リヨンなどの大都市であれば問題ないが、
この旅行で通る場所のホテルについては、トップページの
リンク集にあるチャーミング・ホテルのページで探すのが良い。
あるいはもう少し時間のある人は、目星のつけた県の
観光案内所(Office de tourisme オフィス・ドゥ・トゥリスム)
にアクセスし、そこのホテル一覧から探したほうが
選択の幅はあきらかに広い。なぜならば、紹介した
ホテルガイドは、毎年発行されており、ウェブで見られる
情報は、その年に選ばれたものしかないためだ。
ホテルを探す町については、車での利便性を追求して、
思い切った田舎の方が良いと思う。
市街地のホテルは、どこも似たようなもので、
内装や中庭にこだわるしかない傾向があるのに対し、
田舎のホテルは、すでにその周囲や、遠景が素晴らしい。
料理などもまったく遜色はないばかりか、時折、
星つきのレストランがホテル経営とともに行われて
いることもある程だ。
他に、フランス語に覚えのある人には、
民宿形式のホテルに泊まることをお勧めする。
これはGites de France(ジットゥ・ドゥ・フロンス)と
いう本にも紹介されており、もちろんウェブでの検索も
可能だ。また、先ほどと同様に、各県、都市の
観光案内所からも調べられるだろう。
特別な会話がなされるというわけでもないが、
時折、自慢の牧場を案内してくれたり、
食前酒の時間を一緒にする、というような機会もあるため、
奥手の人はちょっと、緊張してしまうかもしれない。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(2)
~高速について~
今回は、高速道路の有料区間を通るので、料金の払い方を
含めて高速道路のことを紹介します。
あまり、仕組みの上で日本との差はなく、有料区間に入り、
料金所に初めて出会ったらその時はチケットをもらい、
出る時に払う、というのが一般的なスタイルであるが、
時折、一定の区間ごとに料金所が設置されており、
その区間ごとに料金を支払うものもある。これは、
東京で言えば、中央高速の八王子から高井戸までの状況、
また首都高速での支払い方と同一であるが、
他の日本の都市での例をあげられないのは、残念なことだ。
広い料金所では、現金、カード、ETCといった支払い法の
違いにより、レーンが別れている点がやや複雑だ。
おそらく多くの方がカードで支払うだろうが、
この場合は、「CB」と書かれたレーンに行くと良い。
*CBは、Carte Bancaire 銀行カードの略。
フランスは、銀行カードがキャッシュカードとして
広く流通している。ホテルでも、レストランでも、
ちょっとした日常の買い物でもほとんどこれで
支払いができる。
ETCは、フランスではTelepeage(テレペアージュ)
と呼ばれており、黄色地に黒で「T」と書かれている。
2005年段階でもあまり流通している気配はない。
しかも日本と異なり、結局のところ一旦停止が必要なようだ。
速度取締用の自動撮影機
次に高速道路で気をつけたいのは、速度取り締まりだ。
高速道路は、環状線では80km/hほどで、そこから段階的に、
90、110km/hと上がっていき、都市間では130km/h
となっている。
ただ、都市間であっても、カーブが続く所などは110km/h
などに制限されるため、そういった場合にはよく道路脇の
速度表示板を探してチェックしなければいけない。
なぜならば、そういった場所に限ってレーダーが
設置してあることが多いからだ。
また、雨が降っている時は130km/hの区間が110km/hに
制限されるため、これも、より注意が必要になる。
「小雨ではどうなのか?」ということをいつも自問するが、
ひとまずは周りの流れに沿う、ことにしている。
様々な違反について、「外国人はどうやって違反金を
払うのだろうか」という疑問が出てくるが、
「不払い」という考え方はここでは紹介しない。
ただ、速度違反については、より厳しい問題が存在する。
それは、速度超過により「その場で免許取消し」になる
ことがあるということだ。
夏休み前のTVをみていると必ずこの手合いのレポを見るが、
30km/hオーバーくらいの運転手が免許証を取り上げられ、
知人にそこまで迎えに来てもらうよう、怒りをあらわにして
電話しているシーンが出てくる。
ちなみに時速160~170km/hが出しうる速度かどうか
というと、これは断然イエスである。
車線幅は広く3車線はあり、平坦な場所も多く、
舗装自体も良い状況であるため、こういった速度は
ふと気づかないうちにでてしまうくらいだ。
特に1.8L以上のような車になると、速度を出していても
その遮音性のため、音で感じることもできないため危険だ。
ところで夏休み前の特集といえば、飲酒検問も盛んである。
特に南仏のような陽気な所では、出先のお昼にワインを飲んで
楽しく宿泊地に帰る、というような状況が生まれるが、
そこを狙って高速道路の入り口などで検問を張るのだ。
現在は、日本の厳しい取締り体勢のためにこのような心配も
ないだろうが、フランスでは、摂取許容限界はいちおう、
「コップ一杯のワイン」とされている。
基準は各国で異なっているが、それらはウェブで検索可能である。
料金所を出たすぐ後にあるエア調整機
高速道路といえば、タイヤの空気圧が気になる所である。
レンタカーならば通常、整備はされているだろうが、
ひとまずチェックしてみるだけの価値はある。
その場合は、料金所(だいたいは出たすぐ後)の休憩所か、
サービスエリア(aire エール)の売店近くに設置されている、
エア充填機を探す。日本ではガソリンスタンドの給油機の
すぐ脇に置いてあるのを見かけるが、フランスはそうではなく、
機械も給油機並みに大きいものだ。
走行中に探すのは難しいかもしれないので、
一度売店前に駐車して、歩いて探すのが良いかもしれない。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(3)
~パリ出発~
7月はじめ、梅雨のないフランスはすでに夏ムード満点だ。
太陽が建物をつくる石を焼いているのを感じる。
パリにはペットボトルを片手に歩く人が増え、
セーヌ川岸の広い歩道で日光を浴びている人も多い。
車は、冷房がついていれば渋滞も苦痛ではないが、
多くの一般車には年に数日しか使わないような冷房は
装備されていないため、暑熱の中お互いに固まって、
暑さを分け合っている。
私はその中でもだえていた一人だが、
頭の中はすでに明日からの旅行のことでいっぱいだ。
やっとの思いで家に帰り、食事をとり、
少しワインを飲んだ後、眠りにつこうとするが、
随分と久しぶりに訪れる南仏の町マントンを想い、
どうも気分がたかぶってしまう。
そこで、このままでは眠れないと思った私は
一緒に行く友達に、「これから出ないか」と提案した。
夜に出るメリットとしては、第一に涼しい。
平年ならば、真夏でも夜になると風が吹いて涼しくなる。
風がとまり、寝苦しくてどうしようもなくなるのは
1~2週間程度である。
(ただ、部屋を風が通らない作りであると違うようだが)
第二に、どうしたって道が空いている。
金曜の夜や土曜の朝、パリから外へ向かう料金所までの渋滞は、
渋滞になれた日本人とても苦痛だ。
第三には、パリからリヨンあたりまでの景色の単調さ、がある。
もちろん最初に目にするものは何でも興味深いし、
それ以上に、じっくり走ってみるとその素晴らしさがわかるが、
高速から遠くに眺める平地というのは、初めてであったとしても、
10分もすれば飽きてしまうだろう。
今回の場合は、いずれのメリットにも増して、「はやく行きたい」
という気持ちがあっただけだが。。。
トランクをすべて積み込み、出発前の写真を撮って、
涼しい夏の夜に、いよいよ旅立ちのエンジンをかけた。
こうした時の涼しさは本当に気分がよい。
気持ちが引き締まって、ワクワクする高揚感が微妙なところで
抑えられている、くすぐったいような感じだ。
Periph に入り、Pte d'Orleans ポルト・ドルレオンを目指す。
夜の生活の終わりに近い時間で、車通りが少ない。
Pte Maillotの高層ホテル、コンコルド・ラファイエットを通過、
いくつかトンネルを出たり入ったりしながらパリ南部へ進む。
サッカースタジアムの下のトンネルから出て、高架となる。
セーヌをわたる時、確認はできなかったが、左手には
エッフェル塔がみえたはずだ。。。
パリの南部の、もうほとんど明かりの落とされた、きれいな
ガラス張りのオフィスビル群と並走していく。
速度取締レーダーに注意しながら、ペリフから分岐点に入り、
トンネル内の急カーブを右に曲がっていけば、視界が開ける。
パリを出たのだ。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(4)
~Geneve ジュネーヴ前、車内で仮眠~
高速の速度限界が、90km/h、110km/hと上がっていく。
緑や赤、黄色の滑走路灯で飾られたようなオルリー空港の
右手を抜け、一路Lyon リヨンを目指す。
まだ近郊であるのに、勾配の急な坂をあがる。速度が落ちる。
ここを起点として、オルリーあたりまで渋滞が起ることが多いが、
さすがにこの時間だとまったく問題ない。
高速A6はこの辺りから、まったく平坦な一直線の道となる。
舗装が悪くなり、追い越し車線よりも一番右の走行車線の方が、
音が静かで快適であった。
左手に、Renault F1と書かれた建物がみえる。
F1の研究施設なのだろう。。。
すぐ脇にAccorグループのチープホテル、F1があったのが
笑いをさそった。
この区間には、一カ所だけ速度取締機が設置されているが、
もとより今回のPeugeot 205 Jeuniorはリッターカーで、
おまけに130km/hほど出すとエンジンオイルが漏れ出すので、
取り締まられるような速度ではクルーズできない。
時折、160~180km/hほどで通りすぎていく車をみる。
そのスピード差に驚かされる。
Fontainebleau フォンテヌブロゥという大きな森のある所から、
A6は有料区間となる。リヨンまでおよそ400kmだ。
2時間程走ると、ちょっとした山あいから、一気に街へと下りる。
ワインの街、Beaune ボーヌのオレンジ色の街灯が広がる。
高速からの景色では、いくつもの大きなワイン倉庫をみるばかりで
この街が古き良き情緒を残した場所であることは想像できない。
そこからしばらくして、Macon マコンのAire エールへ入り、
ドライバーを友人へと替えた。
ここからA6を離れ、Geneve方面へとA40をとるのだ。
午前3時をまわり、文字通りまったく車がなくなり、
さらに高速の灯火も完全に消える。
暗闇の中、我々だけの世界になったような気にもなる。
何も特別に眺めるものもないまま、友人との積もる話しをする。
1時間もするとさすがに友人が眠気を訴える。
再びドライバーを交替し、さらに道を進める。
高速は急激に勾配を増し、運転手以外皆寝静まる中、
わずかに輪郭をみせる急峻な山岳地帯を車は上っていく。
こちらも眠気が増してきたため、スイスに入るのは、
日の出を迎えてからということにして、国境一歩手前となる
Aire Valleiryに入り、仮眠する。
後部座席には家内が横になり、助手席も運転席も目一杯下げ、
身長の高い友人は体を折りたたみながらの仮眠となった。
高原の夜は、暖房をつけていないと厳しかった。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(4)
~Geneve ジュネーヴ、Lac Leman レマン湖(1)~
寒さに目が覚めた時、あたりは既に明るかった。
太陽が出ていたかは東にかかる雲のためわからなかったが、
時計をみると6時過ぎであった。あまり寝ていないようだ。
エンジンは無意識のうちに切っていたようだった。
他の二人はまだよく寝ている。
そっと外に出てみる。薄くかかった雲の上から
太陽が出ようとしている。
一人でその辺りを歩き、タバコに火をつけ、太陽の光を受ける。
右手奥の山あいにジュネーブがあるのだろうか。
正面にはやや斜度の強そうな、頂上の平坦な丘がみえる。
その下には街の集落がぽつぽつとひろがっているが、
あまり大きな街ではなさそうだ。スキーホテルなどだろうか。
すぐ下の高速を、時折車が走り抜けて行く。
一台の車がAire内に入り、近くに駐車する。家族がおりてきて、
軽くこちらの方を気にかけた。
朝食のために立ち寄ったのだろう、レストランの方へ向かう。
標高は500m程度なのだが、まだまだ寒い。
中にいる人たちは全く起きる気配がない。友人などは、
体をグルグル巻きにして狭いシートの中で熟睡している。
仕方がないので、もう一度エンジンをかけて、上着と地図を取出し
これからのルートなどを眺めてみることにした。
30分程して友人が起き、それとともに家内も起きる。
気を利かせたつもりでつけた暖房が、彼らには暑すぎたらしい。
気の毒をしたが、こちらはいい加減暇をもてあましていたので、
残念だが朝食につきあってもらうことにする。
高速のレストランは、日仏を問わずあまりオススメしたくないが、
一回だけ使ってみるのも楽しいかもしれない。
以前夕食時に使った時、大型のタッパーのような容器に
白くなって周囲がモヤモヤとしたパスタが泳いでいるのを見て以来
もうそういう所で食事をとることはなくなったが、
それでも楽しい土産話しのひとつにもなろう。。。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(5)
~Geneve ジュネーヴ、Lac Leman レマン湖(2)~
オレンジジュースと薄いエスプレッソ、それに、
パンのようなクロワッサンなどの朝食をとり、車へと戻る。
レストランは、反対車線側にあったため、道路をくぐる
歩行者用トンネルを歩く。
このレストランの配置システムは、経営上都合は良いのだが、
知人によると、トラック運転手などが交通費を浮かすために
上下線を走る者同士でチケットの交換をすることがあるらしい。
料金所侵入時にチケットを二重どりすることができるのか、
よくはわからないが、そのような欠点もあるらしい。
エンジンをかけ、スイスへの国境に向かう。
残念ながら写真は当日のものではありません
フランスからスイスへと働きにいる人は多いという。
フランスの方が生活物価がずっと安く、またスイスの方が、
仕事が良いからだという話しとともに聞いたことがある。
通勤の車と思われる近県ナンバーの車とともに国境を通過する。
比較的きちんと検問をしているようだが、あまり止められている
車はおらず、我々もフランスに住む外国人である旨を、
パスポートを提示しながら係官に告げる。
実はその時は知らず、また止められもしなかったのだが、
スイスでは通行証が必要であるらしい。金額を失念したが、
情報は日本でもたやすく得られるだろう。たしか4000円くらいと
それなりの値段を要求されたように思う。
高速を降りて、ジュネーブ中心街へと向かう。
スイスは金持ちの街であるとの話しも聞いたのだが、どうも
辺境地域はフランスとかわらないようにも思う。
走っているうちに中心街、あるいはレマン湖畔への道を失い、
繁華街のにおいのする方へと適当に車を走らせる。
思えば睡眠不足の影響のせいであったかもしれない。
途中偶然にも国連本部の脇を通り過ぎる。
5秒ほど、車の脇に白く横長の建物と、おびただしい国旗群を見、
飛び込んできた標識をみて気がついたのだ。
かつて家内が国連に関連した仕事に興味を持っていたため、
近づいてみてみようかと提案するが、所詮は建物にすぎないと
そのまま先を急ぐことにする。
駅への道をみつけ、そのまま進んでいく。
大きな通りがいくつかあり、10階ほどだろうか、比較的背の高い
どっしりした建物が、縦横にきれいに区画された中心街を埋める。
なかには近代的な建物もまざっている。
パリや、他のフランスの大都市とはなにか印象が違う。。。
車道が広さと、街の古い感じがマッチしないのだろうか。
鉄道の高架をくぐり、直進すると、湖岸へと出る。
目の前には写真でみたことのある、湖面の大きな噴水が映る。
いずれも大きなホテルが湖岸を埋め、広い歩道には、
ポロシャツなどで散歩をしている人をちらほらとみかける。
我々はこのまま湖を見ながら、レマン湖の南岸へと向かう。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(6)
~Lac Leman レマン湖、一周(1)~
N5にてレマン湖を左手に見ながら、徐々に高度をあげていくと、
ポツポツと家のある対岸が見えてくる。その向こうには
雪をかぶった高い山の壁が、フランスとスイスを隔てている。
道はやがて湖岸から離れて、山麓の田舎道といった風情になる。
道は再び湖岸に近づき、Thonon-les-Bainsへ入る。
「les-Bains」と名前がついている所は、温泉療養地だ。
水着をつけ、プールのようになった温泉に、療養目的でつかる。
批判したいわけではないが、フランスの風呂事情といい、
この温泉事情といい、とても「楽しむ」余裕はなさそうだ。
Evian エヴィアンにつく。水で有名な街だ。
街の入り口にもEvianのマークをあしらった像が飾られている。
標識からすると、ここも温泉療養地であるようだった。
Cognac コニャックに行った時も驚いたのだが、
世界的に知られ、大きな生産量を誇るような街が、
とても小さな集落に過ぎない、ということがままあるようだ。
リゾートマンションかと思われるような10階建てなどの
あまり飾り気のない近代的な建物が建っているほかは、
2~3階の比較的低層の住居が並んでいるのみである。
道はすぐに海岸線へ出る。
涼やかで静かな湖面にいくつもヨットが浮いている。
湖のすぐ脇にオープンテラスのレストランがある。
まだ時間が早いので開いてはいないが、
昼であっても夜であっても、ゆったりとした雰囲気の中で、
いつまでもテーブルを囲んで話しをしていたいような所だ。
対岸には山の斜面にまで上っていく大きな街があるが、
おそらくLausanne ローザンヌであろう。夜になればまた、
夜景が楽しめそうだ。
道はこのまま20kmほど湖岸沿いに進み、ローヌに阻まれて
右手におれる。電車の線路と並走しながら進むとすぐに、
Lausanne方面行きの細い道がみつかる。
ふとふりかえると、垂直に上へとのびる岸壁を目にする。
線路脇の砂の広場に車を入れて、小休止としながら、
今日初めてしっかりと眺めた山岳地の風景を写真に収める。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(7)
~Lac Leman レマン湖、一周(2)~
ローヌを渡る細い県道を進む。ここでまたスイスに入るようだが、
税関などの施設は何もない。その代わりと言うわけではないが、
道で、女性のヒッチハイカーをみつける。
ヒッチハイクはすでに法律のようなもので禁止されている、
というような話しを聞いたようにも思うが、それでも、
高速の入り口や国道上の街の出口などでよくみかける。
しかし、女性のヒッチハイカーは初めてであった。
昔から日本でもよくジョークのようにある、女性ひとりが
車をとめるために待っていて、「乗せてくれる」と聞いたら、
「待ってて、友達を呼んでくるから」とやおら彼氏を連れて来る、
という話しなのかと思ったが、本人は歩きながら指で
サインを出しており、他に人はいない。
やはりこういう人もいるものだなと思い、我々は通り過ぎる。
だんだんと太陽がでてきたがやはり標高が高いのか、涼しい。
風を受けようと窓を全開にすると、国道のゆったりした速度で、
ちょうど良いくらいの涼しさとなった。
ここで気づいたのだが、スイスでは法定速度がよく守られている。
コントロールが多いのか、罰金が高いのか、調べないままだが、
アルコール摂取許容量に関する各国の違いなど、いくつか
規則で違いがあるため、事前の調査が必要なのかもしれない。
道は、ローヌ周辺の背の高い草とまばらな低木のひろがる小道から
再び湖岸に戻った。右手やや上には高速道路もみえる。
我々はこのまま湖岸の国道を通り、Lausanneを目指す。
前方で、湖が、山の大きな谷部のような窪みへ侵入し、
ちょうど小さな湾のような地形をつくっている。
山の斜面には、かなり上の方までも建物のような白い点がある。
車はその湾の最奥に向い、山の端を一枚一枚めくるように、
徐々に近づいていく。ローザンヌだ。
ローザンヌの街にこれといって求めているものがある、
ということはない。ただ、バレエコンクールの街、ということで
家内が見てみたいと言っていただけだ。
私には何の感想もないが、レマン湖の街というと、ジュネーブか
ローザンヌしかしらなかったので、なるほどこのように街が
大きければ有名でもあるかもしれない、という程度であった。
街の中心地に向かう。大きな劇場の脇の道に駐車スペースを確保、
市街地を散策する。何か買おうかと思ったが、まだスイスフランを
両替していなかったため、まずは銀行を探すこととなった。
人出がそれ程ないためか、歩行者天国となっている道が
充分に広いためか、街に余裕があるように思われる。
そういえば、リヨンの終点駅の北側の商店街に似ている。
銀行で昼ご飯+アルファ程度と思われる額を両替し、
レストランを探す。とりあえずは「ローザンヌ風」な何かを
見つけようとするが、あまり目につかない。そして、
何よりも高い。。。
そういえば「スイスは高い」とはよく聞くことだが、
レストランの料金もあきらかに高い。両替したお金が心細い。
仕方ないので、ちょっとした観光用レストランのような所で、
ピザなどを食べる。単なる食事休憩となってしまった。
さて、これからどうしようということもないし、
何か特別に見たい美術館などがあるということもない我々は、
またしばらく近くをウロウロとして、スリにあう前に
この歴史ありそうな街を後にすることとした。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(8)
~Lac Leman レマン湖、一周(3)~
ローザンヌからジュネーヴに向かう道は、今までと異なり
あまり快適とは言えなかった。まず第一に、車通りが多い、
次に、都会的でやや殺風景とも言える小さな街が頻繁に現れ、
さらに、湖岸から離れることが多くなってしまったからだ。
時折車道沿いには家の門がみられ、その門の奥の林の合間に
キラキラと光を反射する湖面を確認することができるのみだ。
多くの富豪がレマン湖畔に別荘などを持つという話しだが、
こういう所なのだろうか。。。
こうしてレマン湖を一周し、ジュネーブに帰りついた時は
すでに16時ころであった。ここで駅前に行き、銀行を探し、
以前家内が所有していたトラベラーズ・チェックをフランスの
銀行へと送金してもらう手続きをする。
それから今日の宿となる、近郊のEtap エタップホテルへ向かう。
ジュネーブからその西方10kmの街Annemasse アンヌマスは、
もうレマン湖畔のリゾート的な感覚を全く、
もちろんスイス的な雰囲気もなく、フランスのちょっと寂しい
小さな街でしかなかった。
あまりパッとした感じのなかったローザンヌではあったが、
それでもやはりしっかりした建物、道路づくりというのは、
有る無しでどうにもイメージが異なる。
エタップホテルはたいがい、高速道路インターの近くや、
大型ショッピングセンターの近くに建っている。
地価が安いからだろう。ホテル側で用意している地図は、
あまりわかりやすいものとは言いづらいので、もし利用する事が
あったら、こういったランドマークとなりうる場所を探すか、
あるいはインターネット地図で詳細図などもプリントして
おくのが良いのだろう。
なんとかホテルをみつけ、なかなかフロントに姿をみせない
係員を待ち、やっとのことで荷物を部屋においた所で、
今夜の夕飯の話しとなる。まず、このホテルの周囲には
気の利く利かないを問わずレストラン自体がないので、
もしレストランで食事をするならば車ででかけなければならない。
ただ、もう昨日からうんざりする程乗っているので、
できればやめたい。そこで、ちょうど良いことに正面には、
大型ショッピングセンターがあるので、総菜などを買って
部屋で食べようかという話しになる。ついでに他の買い忘れも
調達できるし、散歩にもなるしちょうどよい。
結局のところ、車移動続きであまり腹に余裕もなかったので、
ちょっとした総菜とビールで軽く済ませてしまった。
せっかくの旅行でこんなホテルで、こんな食事をとも思うが、
それなりの満足がいく程に充実させるとなると費用が大変だ。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(9)
~Grenoble グルノーブルへ(Lac Lemanから)~
昨日はたっぷりと睡眠時間をとり、体力を回復させる。
旅行中に疲れて、景色などどうでもよくなってしまっては、
旅行に出る意味がなくなってしまう。
車に荷物をつめなおし、エンジンをかける。
すでにきれいな青空が広がっており、良い出発の時を迎えた。
ここからドライブをするのに代表的な大きな観光地というと、
ハイキングやスキーの街であり、登山家の聖地のような場所である
Chamonix シャモニーや、透明度の高い湖と美しい町並み
で知られるAnnecy アヌシーがあげられるが、今日はLyon リヨン
が大きな目的地であったため、やむなく飛ばすこととする。
(これらの街は他の機会に行くことがあったので、
いずれまとめ直すこととなる)
我々はAnnemasseから直接A40にのり、Annecyの横を通り、
Aix-les-Bainsへ向かう。この街も温泉療養地として有名であり、
サッカーのフランスワールドカップの際には日本チームが
いたということもあって、訪問地として選ばれたのだが、
当初、この「温泉」というものになにか日本的なものを
想像していたため、温泉施設を探そうということにもなったが、
これは前述の通り、およそ心休まるような場所ではなかったので、
我々はこの街で大きな失望を味わうことになったのだ。
山と湖の風景は美しい。特にここにはDent du Chat ドン・デュ・シャ
(猫の歯)と呼ばれる、ギザギザの白い岩峰があり、
その厳しい山容はいかにもアルプス的なイメージがあったが、
既にレマン湖を廻り、ここまで高速からの眺めでも
似通った風景を見続けていたため、どうにもそこに居続けるだけの
気持ちがわかず、Grenoble グルノーブルへと急ぐことにした。
ここから再び、今度はA41で南下していく。
さきほどまでは割合、山あいが広く両脇の山もやや遠かったが、
段々とそれが狭められてきているようだった。
地図上でみると、高速の左手の森林限界を超えた山の稜線上には、
いくつもの湖があるようだった。こうした稜線を何日もかけ、
それぞれに変わる日の出や日没を見て移動する毎日は好きだ。
車とは比較にならない労力であるが、もし可能であれば、
その労力以上の心地よさのために出かけてみたいものだ。
やがて高速から国道へと降りる。右手川越しには、岸壁のように
急峻な山がそびえたち、その所々には古い城塞のようなものが
点々とみえる。ケーブルカーがあるようで、頂上からは、
三方を同様に急峻な山で囲まれたグルノーブルの街と、
そのはるか向こうの渓谷までも見渡すことができるのだろう。
中心街をしばらく車で流す。日本のガイドブックで見かけた
レストランを探しながらの市内観光だ。
あいまいな地図しかないため、ほとんど直感に頼るしかない。
そこら中を走る路面電車に車線を見失ったりしながら、
街を南北に切る大通りに出ることができた。
レストランはおそらくこの通りにある。
と、灰色の石の建物にはさまれた大通りの向こうに、
さっき見た山の城塞が映る。
5階ほどはある天井の高そうなしっかりした建物に、
路面電車のケーブルが網目をつくる都会的な風景の真正面に
こうした荒削りな山を見るのは、ちょっと独特な感じがした。
レストランはその後すぐにみつかり、多少駐車スペースを探すのに
苦労した他は、とりたてて問題なく事が運んだ。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(10)
~Lyon リヨンへ(Grenobleから)~
山岳地帯を抜けて眼前が大きく開けると、そこはもうリヨンだ。
リヨンの旧市街など観光地じたいは小さいのだが、その近郊は
意外に広域である。「星の王子様」で有名なサン・テクジュペリ
の名前を冠されたリヨン空港の横を通り、リヨン南部から
街に入る。リヨンには、アルプスを源流とするローヌ川と
ブルゴーニュを源流とするソーヌ川が流れており、リヨン市街の
南端でそれらは吻合して地中海へとまっすぐ南下するため、
リヨン市街地は「presqu'ils プレスキル=半島」と呼ばれている。
TGV専用線があることで、パリ-リヨン間の450kmあまりは
たったの2時間で結ばれており、市内のメトロやバスも充分に
整備されているため、電車旅行にも便利だ。
食の都ということでこの街を訪れる人も多いのかもしれないが、
そういった時は、日本-パリを飛行機で、パリ-リヨンをTGVに
することで、フランスが誇る高速鉄道を経験できる。
ただ、以前はタバコに関する規制が甘かったため、
車内のいたる所でタバコのにおいがし、さらには乗客の香水が
その中に混ざって、どうにも慣れることができずに大変な思いを
したものだが、今はもうそんなこともない。
もしかしたら臭いに慣れてしまっただけなのかもしれないが。。。
あいかわらず市街地の地図を準備をしていない我々は、
この大きな街でおおいに迷うことになる。
まずはエタップホテルのわかりにくい地図をなんとか
想像でカバーしてたどりつく。
幸か不幸かエタップはたいがい街の辺境にあるため、
近くを通りかかれば、その無機質なマークは見つけやすい。
ここはリヨン南部に位置するのだが、丘の上にあって、
なかなか景色が良い。また建物も、一からエタップ用に建てた
ものではなく、買い上げて改装したもののようで、
太い木組みのエントランスがなかなかきれいだ。
特別に装飾されていて欲しいとは思わないが、そんな私でも
耐えられる殺風景さに限界があるらしい。
ホテルは私たち夫婦と友人とで一部屋ずつをとっていたのだが、
おもしろいことにここでは隣り合った部屋同士が鍵つきのドアで
結ばれていた。
以前の状態をそのまま残したのかもしれないが、この現象を
完全に説明しうるアイデアはなかなか無さそうだ。
時間は17時半頃、まだ日が高いが、我々はここで
観光者にあるまじく昼寝を敢行してリヨンへの出撃へ備えた。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(11)
~Lyon リヨン市街1~
1時間ほど寝て、なかなか起きない友人をなだめながら
リヨン市街へと向かった。まずは高速あたりまで丘を降り、
そこからは道路標識に従って中心街を目指す。
ガイドブックに載っているレストランは、プレスキルの中か、
そこからローヌを渡った東側に分布しているようだ。
プレスキルは、鉄道の終点駅があり、その北側には
星の王子様の銅像がすみっこにこじんまりと立つ広場と、
500mほども続く商店街があり、プランタンなどの大きなデパート
も見られる。さらにその北の方へと進むとオペラがあり、
おおよそそこまでが繁華街の区画となるようである。
一方、ローヌの東側にも街は広がっており、むしろこちらの方が
市街面積としてはずっと大きいのだが、特別集中的に商店街が
あったりするわけではなさそうだ。
観光客としては、プレスキルの西側でソーヌの対岸に集落をつくる
旧市街が主目的となり、東側は縁遠くなる。
ただローヌ沿いにはいくつか船内につくられたバーがあり、
緑や黄色のライトで飾られた橋と、重厚感のある古い病院の建物の
影をみながら一時を過ごすのも悪くなく、あるいは、
こちらのほうが、観光地特有のわざとらしさが抜けた良さが
味わえると言えるのかもしれない。
車での移動はやはり慣れない者にはやさしくはないが、
道路はパリなどと比べ、縦横に整備されてあるために、まだ
とりつく島があるようだ。やはり一方通行は多いが、目的地を
通り過ぎてしまっても、方向感覚を失うことなく元の場所に
戻ってくることができる。
リヨンを車で走っていて美しいと思う場所は、やはり旧市街地の
対岸の、北から南へと進む一方通行の道だろう。
パリから来る場合は、プレスキルにあるリヨン最終駅の近くに
降りるので、そこからまずはローヌ側に出て北上してから、
あらためてソーヌへと向かうのが良いだろう。
ちょうどリヨン駅を南端とした長方形を描く形になる。
リヨン駅の南部は工場などもあり、あまり治安は良くなさそうだ。
リヨンでの駐車事情はなかなか厳しい。
トゥールーズでも感じたことだが、パリに比べて人口は少ないが、
車保有率は多いのではないだろうか。
しかも、少し位の飲酒は法律でも問題とされていないため、
気軽に夕食へと車で行くことができる。
時間が限られる観光客としては、無料駐車スペースが空くのを
待ってグルグルと同じ所をまわるよりも、4ユーロ程払って
パーキングに停めるのが良いのかもしれない。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(12)
~Lyon リヨン市街2~
まだ日がでてるうちに、旧市街をちょっと見てまわる。
小さい店がたちならぶが、それほど規模は大きくない。
ソーヌが南東から南へと進路をかえる湾曲部にあわせて
急な丘があり、その上には大きな白い聖堂がある。
旧市街はその麓にひろがっているのだ。
3~4回つづら折れに曲がりながら上る道を進むと、
聖堂へとたどりつく、下から徒歩で上る道も当然あり、
緑道となっていて気持ちよい。
尚、この上り道の途中にはユースホステルがある。
人気の高いホテルのようだが、男女の棟を隔てる大きめのテラスは
急な斜面から張り出しており、リヨンの街が一望できる。
食堂はいつも音楽がかかっていて少々うるさいが、
知らない人同士の出会いも多いようだ。
聖堂から見るリヨンの景色も、それに似ている。
東方を中心に北西から南方までを見渡すことができ、
リヨンの街のつくりがわかる。
もし天気が良ければはるか東にアルプスが見えるはずである。
聖堂から再び旧市街まで降り、レストランへと向かう。
候補のひとつはプレスキルの市役所の近くにあり、
そこはどういう訳か休業していたため、もうひとつの候補の、
ローヌの東にあるレストランへと向かった。
日本のガイドブックに載っているレストランは、どうも
普段の生活で行くようなレストランに比べるとやや格上のようだ。
私は海モード全開であったために、足はサンダル履きだったのだが
ちょっとそれでは敷居が高かったようだ。
店の人に一応「すみません」と言って入る。
パリと違って、値段は抑えめなのに店はきれいに作られ、客席にも充分な余裕があり、料理も塩辛くない。グルメではないので
残念ながらあまり細かいことはわからないが、投げやりな
感じはしない。こんなに客席が少なくてやっていけるんだろうか
と心配になるぐらいだった。
少し食べ過ぎてしまったので、夕食後ローヌ川をしばらく歩いた。
それほど流れは急ではないが、街路灯や橋を飾る光などは川面に
様々に反射されており、まるで彫刻刀で鱗状に掘ったような
景色だった。川岸に出てみると、思いのほか風が強い。
こうした遠景になるリヨンの夜景のイメージは、
パリのセーヌ川と比べるとずっと落ち着いている。
川岸の遊歩道も広く、ゆっくりとした歩調で散歩するのに適す。
我々はここから再びソーヌへと戻り、旧市街の夜景を見ながら
エタップホテルへと帰った。
6泊7日で行くパリ-南仏旅行(13)
~Lyon リヨンから南下~
最初のパリ出発以来の寝不足からだいぶ回復してきた3日目は、
リヨンから南下し、Provence プロバンスと呼ばれる地中海近傍の
有名な地方に行く手前で東へと折れ、再び山間部へと入り、
その昔ナポレオンがイタリア遠征を行った際に通ったと言われる
ナポレオン街道を通っていく。
どうも我々は観光客にしてはあまり熱心なほうではなく、
この旅行を計画した時にはまったくしらなかったのだが、
ある時、どこかのバーで「日本好き」と称するおじさんから
教えられたのだった。よくよく地図でみるとそう書いてある。
旅行計画の時には、地方ごとに書かれたミシュランの緑の
ドライブガイドがあると良いのかもしれない。街の歴史の説明など
細かい点は抜きにして、景色の良い場所や道路はこちらの方が
把握しやすい。おそらくその手の情報の入手方法については
日本人によるサイトでも用意に調べがつくであろう。
リヨンからプロヴァンスの入り口となるOrange オロンジュまでは
高速を通る。高速に沿って走る国道はローヌの脇のちょっとした
断崖をぬいながら走り、景色が美しいのだが、いかんせん
時間がかかるので仕方ない。それに、オロンジュからの山地を
走らなければいけないので体力の消耗も無視できない。
とはいえ、高速からの眺めでも、ここはそれ程悪くない。
特に夏で天気が良いと、南北に走る標高1000m程の山脈と、
その下を流れる、比較的自然な形を残したままのローヌの流れが
はっきりと照らし出されて美しい。車の窓をあけていても
入ってくる空気が暑く、多少厳しいが、それでも渋滞の恐れのある
国道を走るよりは遥かに快適だ。
この対岸の山間部には、いくつか断崖沿いの道路である
Corniche コルニッシュがあり、峡谷の眺めが素晴らしいというが
なかなか時間に制限があるとすべてを見て歩くのは難しい。
南仏にでも住んでいれば、ゆっくりと何度にもわけて廻れるが、
それはまた将来の楽しみにとっておこうと思う。
高速からは時折、TGVが通り過ぎていくのが見られる。
2002年頃に整備が終了し、現在はパリ-マルセイユ間はたった
3時間で結ばれる。南仏を中心に電車旅行をするならば、
おそらくパリからマルセイユあるいはニースへと行く飛行機を
シャルルドゴール空港から乗り継ぐのが効率が良いのだろうが、
車で行くと高速でも6時間近くかかってしまう所を、その
半分で行ってしまうというのには驚かされる。
フランス北部に位置するパリから、その南端の地中海まで
たったの3時間ということを考えると、国土面積が日本の2倍と
言われるフランスもその南北の距離の短さに意外な気持ちになる。
途中、高速のパーキングでトイレ休憩をとる。
ドル箱高速のトイレは掃除も行き届いており、その汚さに
しばしば落胆させられるフランスのトイレ事情にあって、
異例とさえ思えるほどだ。
高速でのトイレ休憩は確実に計画していきたいものだ。
2時間程してOrangeに到着し、高速をおりる。
周囲の山は脆い岩山となり、植生もがらっと変わって、
針葉樹の地を這うような木々ばかりとなる。
強い日差しと乾燥の中にあって、なにか砂漠にいるかのような
感覚にとらわれる。
街中にみうけられる建物の壁も、淡い黄土色で脆く、
今までみてきたものと全く違う。
いわゆるオレンジ屋根の地方のはじまりだ。
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