「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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車で見るフランス
Bretagne ブルターニュ一周
ブルターニュは、行こうと思いながらなかなか行けなかった所だ。
ひとつには、いろいろしっかり見てまわろうとすると、
3~4日はかかってしまい、それだけの休みがあると、
他の場所に行ってしまっていたということや、
車に乗っている時間が長くなりすぎて、家内では、疲れに
耐えられないという点があった。
今回はありえないことに家内と子供を家に残し、
友人たちと5人でのやや強行なスケジュールでの旅行となった。
予定は以下の通りである。
1日目:朝5時発 夕方18時ホテル着
パリから北側を通り、モンサンミッシェルへ。
そこからサンマロのあたりを周り、一度内陸に入り、
城やメンヒルを見る。
St. Brieuc サンブリユーで日の入りを見、ホテルへ。
2日目:朝9時発 夕方19時ホテル着
海岸線を走りつつ、古い建物を残すTreguier トレギュイエ や
リゾート地Perros-Guirec ペロス ギレック西の岩礁帯を見、
そこからは国道でBrest ブレストの方まで降りた所で
再び西の岬へと向かって、ブレスト東のホテルへ。
3日目:朝9時発 翌日朝2時パリ到着
海沿いのなだらかな独立峰Menez-Hom ムネツ オンや、
フランス最西端のPointe de Raz ラ岬をまわった後、
国道で一気に南東に降りて、メンヒル群で名のある、
Carnac カルナックと、島への入り口となる半島、
Quiberon キブロンヌで夕食をとり、
その後は高速でパリまでの500km程を帰る。
走行距離は1800km強である。
ブルターニュはその自然に大きな特徴があるということから、
昼食はなるべくピクニックができるようにした。
日本からの旅行でも、トランクにナイフを入れてくるなり、
あるいはフランスのきれいなナイフを買うなどすると、
ピクニックでは重宝するかもしれない。
ドライブの途中でパン屋に立ち寄り、Bagette バゲットゥを買い
スーパーで、野菜や肉を買えば、それほど言葉も必要なく
無事に買い物を済ませることができる。
ただ野菜は、野菜売り場に置いてある電子式のハカリにおいて
値段チケットを発行させなければいけないため、
その様子を見てもわからない場合は、市場で買った方が楽だ。
プラスチックコップなどもスーパーに売っているので、
ワインでも買って、少し飲むと楽しい。
もっともブルターニュといえば、リンゴのお酒が有名で、
中でもアルコール分がビール以下の発泡酒のCidre シードルが
お手軽だろう。
Brut ブリュット(辛口)とDoux ドゥ(甘口)があるが、
辛口のものの方が多いかもしれない。
さらには、fermier フェルミエ(農家製)というようなものもあり
これらはもっと性格の強いものが多い。
Bretagne ブルターニュ海岸周遊(2)
~パリからモンサンミッシェルへ~
パリをおよそ予定通りの5時頃に出てRouen ルオンへと向かう
高速に入る。この高速は、Versailles ヴェルサイユの北側を通る
ルートから入ると問題ないのだが、凱旋門からそのまま西に進み、
Defense デフォンスの地下を通っていくルートをとると、
二つのルートの合流点の手前にある高架の橋のせいか、
5~6ユーロもいきなり通行料としてとられてしまう。
暗闇の中を一定の速度で走っていると、何人かはまた寝始めた。
助手席の友人はつきあってくれ、二人で話しを続けた。
こういう時に、いろいろと普段話さないことを口にするので、
貴重な時間ともいえる。長距離旅行の醍醐味だ。
1時間程でRouen の南西を抜け、さらに1時間でノルマンディと
ブルターニュの境目に近いCaen コンを超える。
所々に設けられた料金所もここでなくなり、高速はA84の
無料区間となる。
このあたりで日の出となり、また目的地にも近づいてきた事から
後部座席の人を起こし、サービスエリアで朝食休憩をする。
太陽はそれほど雲によって隠されることなく背後からきれいに
昇り始めた。天気予報では曇りが多いだろうと予想されていたので
まだ油断はできないが、悪くない一日の始まりだ。
A84がそのままN175へと接続し、Avranche アヴロンシュという街から
7km程の所ででてきた「le Mt. St-Michel」の表示に従い測道へ。
そこでN175からD43へと右折する道を慎重に探す。
D43は途中で、D75、D275とかわりながらモンサンミッシェルへ
向かっていく。道は平坦で遠くまで見渡せ、よく羊の群れを見る。
古い黄土色の一軒家が所々で集落をつくっており、
所々でシードルやフォアグラが売られていたり、あるいは
民宿式ホテルとも言えるGite ジットの看板がみられる。
D275まで行くと右手の海側の視界はひらけ、遠くに
美しい三角錐のモンサンミッシェルが見える。
まだ潮が引いていないようで、海の上に浮かんでいるようだ。
つきあたりを右折してD976に入り、まっすぐ進むと、
もうすぐに大きな城のように古い教会の島が目の前にあらわれた。
どんどんと潮が引いているようだが、まだ駐車場の一部は
砂に濁る波で洗われていた。塩を取り除く清掃車がでて、
大きな音をたてながら水で塩を吹き流していた。
8時半ころだったろうか、島を守る城壁内に入ろうとした所、
数人の日本人観光客が出てきてバスを待っていた。
この中で一夜を過ごしたのであろう。
ここのホテルを使ったことはないのだが、90ユーロ程で宿泊
できるようだ。一日中波の音を聴きながら、夕陽、夜景、星空、
そして日の出が見られるのはいい。
城壁内は、狭い坂道の両側に典型的な土産物屋がある他は、
カフェやレストランなどがある。有名なオムレツの店もあるが、
割高なばかりであまりいい想い出はない。
名物を食べるというのもアイデアだが、いかにも観光客からの
収入をたよりにしているような店に払うのはどうも納得いかない。
ただ実際のところ、それぞれの店の建物は歴史を感じさせ、
またレストランの中には海の景色を楽しませてくれるものもある。
趣味の分かれるところなのかもしれない。
教会内は、より高いところからの景色や、回廊が美しい。
全体的に特別な装飾がほどこされているというわけではないが、
やはり歴史的な重みを感じるというところであろう。
教会から出た後は、来た道から分かれて、城壁に沿って
降りていくと景色が美しく、風も気持ちよい。
Bretagne ブルターニュ海岸周遊(3)
~Cancale コンカルと付近の海岸線~
モンサンミッシェルからは、巨大な城壁に囲まれた要塞都市である
St-Malo サンマロを目指すことになった。
そしてそこまでの間をやはりまた海沿いを狙って、
カキ養殖で知られたCancale コンカルを通っていくことにした。
直売所でカキを買ってそこで食べるのが目的だ。
一度、モンサンミッシェルの南の前線基地となるPontorson
ポントルソンまで南下してN176を西に右折。すぐにD797と
出会うのでそこを右折して海岸線を目指す。
平坦な海岸線の右後方に、既に遠くなったモンサンミッシェルが
見えている。どこから見ても美しく謎めいた存在だ。
自然な地形を利用してそこに人工物を作り出すようなやり方は
日本の寺などの自然に溶け込むような風景と対照的であるようで、
実際のところ「自然な風景」として感じられてしまう。
月日の経過によるものなのだろうか。
しばらくして海岸線を離れて丘の上に上るとすぐに、
ゆるやかな曲線を描くCancale コンカルの町並みがみえてくる。
右手に折れる小さな道を行くと、崖沿いに群生する松の間から
改めて街の全景が見渡される。
小さな建物がひしめきあっており、潮の引いた海岸には
多くの漁船が船底を地面につけたまま傾いている。
浜辺には濡れた海藻が置き去られたままになっていて
なんとなく汚らしい。
街まで降りるとそこは一面、海岸沿いのレストランだった。
街の規模としてはこぢんまりとしているのだが、
立派な観光地であるようだ。
車窓を流れていく町並みと海岸の景色を見ながらまっすぐ進む。
つきあたりまでいくと、6~7張りのテントがかたまった
カキの即売所をみつけた。
それぞれに女性が一人立っており、不機嫌そうに客を待っている。
どの店にしたらいいのか、まったくわからないまま
なんとなく一番奥の店に行く。この人たちは、どうして店を分け、
どうしてそれぞれの店の違いを宣伝しないのだろうか。。。
その場で食べたいので、その旨を伝える。
いちおう「ボンジュール」はマナーとして言うものの、その後は
おそらく英単語の羅列であっても、相手も理解できるだろう。
あまり流暢に話しても逆に相手がわからないこともある。
カキは大きさによって、大きいN0(ゼロ)から小さくなるにつれ、
ナンバーが大きくなっていく。どれを食べたら良いのかという
判断基準もまったくわからないのだが、日本のカキよりも
2倍くらい身の大きいN2を1ダース頼む。店の女性はカキを
皿の上に並べてくれた。カキの殻を剥いてくれるのに1ユーロ、
そしてレモン1個1ユーロの追加料金こみで7ユーロだ。
海岸線で湿気の中に混じる潮の香りを感じながら食べてみると、
パリのレストランでもったいぶって食べるのがバカらしく思える。
野生味もあって良いが、手がベトベトになってしまった。
スーパーで赤ちゃんのお尻拭き用のウェットティッシュを
買っていたので、ここで役にたった。安いミネラルウォーターを
手洗い用に使うのも良いかもしれない。空になったら今度は
高速のサービスエリアなどで水道水を入れれば良い。
しばらく干上がった浜辺を散歩した後は、再び車にのりこみ、
丘の上の教会を通過しながらSt.Malo サンマロへ向かう
海岸線の道に入った。
Bretagne ブルターニュ海岸周遊(4)
~St.Malo サンマロ~
コンカルからD207をとると、右手に複雑に入り組む岩礁帯を
見ながらの30分程度のドライブになる。モンサンミッシェルからは
はじめての入り組んだ海岸線で、なにやらブルターニュに
入ってきたのだなという気配がただよう。
岩礁帯といっても絶壁になっているわけではなく、むしろ
なだらかな砂浜にいくつもの低い岩稜が、海中に指を伸ばすように
入り込んでいるのである。
そしてその根元には、豊かな芝生と松が生えており、
さながら盆栽の世界のようなひとつの世界をつくっている。
フランス人には盆栽(ボンザイと発音されるのだが)好きが多いが
もしかしたらこのような海岸松への愛着によるものかもしれない。
サンマロの手前で比較的賑わった街に入り、軽い渋滞にあう。
そこを抜けると、また右にゆるく湾曲した広い浜辺に
波受け堤防のような4~5階建ての建物の立ち並ぶ風景に出た。
そしてその向こうには、濃い黄土色の堅牢そうな壁がみえる。
いよいよサンマロに到着である。
サンマロでは至る所に駐車場がみつけられる。
城壁内に車で入ると、進みづらく駐車場もみつけづらいが、
城壁外であればそれほど困ることもないだろう。
街中には多くのレストランがあるが、ブランドチェーンや、
生活のためのスーパーなどもある。そして地元に密着した
小さいレストランもいくつかある。城壁直下には大型の
レストランが多いが、中に入っていくとそうした小さいお店
ばかりとなり、なんとなく街になじんだ気持ちにもなる。
城壁の上は一周を散歩して廻れる。一周およそ2~3キロという
所だろうか? お昼の腹ごなしに丁度よい程度の散歩になる。
すぐ内側にコゲ茶色にも見える濃い色のどっしりとした建物が並び
その窓からは失礼ながら、ちょろちょろと日常生活が覗ける。
そのアパートのまわりをエサを求めるカモメが飛び交っている。
ここに別荘を持つ友人によると、みなこれらのカモメを
プゥブと呼んでいるとのことだ。これはpoubelle プゥベル ごみ箱
から来ており、カモメたちが料理の残りなどを食べてくれる
ためにそのような呼び方をするということだった。
城壁の向こうには船のドッグ、対岸のDinard ディナールの街、そして
海がひろがっていく。所々に島があり、そのひとつは干潮時には
歩いて渡れるようだ。砂浜には潮干狩りをする人がみられる。
天気が悪く強い風が吹く時には、この高さ20mはあろうかという
壁の上まで波がおそってくるという。
土産物の店ではそんな厳しい風景を写したポストカードなどが
よく売られていた。
Bretagne ブルターニュ海岸周遊(5)
~Dinard ディナールから内陸へ~
サンマロから南へ向かい、すぐにDinard ディナール方面へ
D301を東に折れる。奥の深い入り江にかかる大きな橋へ近づくと、
それが潮の力を利用した発電所の施設であることに気づく。
そこからまた右手におれてDinard へ入る。
Dinard はカジノなどのある観光地らしく、サンマロと並び
フランス人からの認知度が高いとのことだったが、
どうにも特徴のない建物が続くばかりであまり面白みに欠ける。
海辺へと出ると、さっきまでいたサンマロの城壁が美しく見渡せ、
だんだんと別荘のような一軒家が増え始めてくる。
道が複雑に混みいっていてどこをどう進むものかわからないまま、
とにかく海岸に沿うようにして西を目指す。
途中海岸に近づきすぎて幹線を外れたようなのでどこかの街の
中心部に向かっていったりする。
一通りまた岩の入り組む海岸線を見渡した後、橋をわたり
南へと進路をかえる。D2をとり、まずはDinan ディノンを目指す。
Dinan は大きな街で居住者が多いようだ。中央広場のような所に
大きな噴水と公園があり、そこから旧市街区に入れる。
旧市街と言っても建物の多くは大きく堅牢なもので、
中心となる教会の尖塔がなければ、旧市街であることに気づかない
程である。
この目抜き通りを抜けるとD2へ向かい崖沿いを川へと降りて行く。
その下には街の建物と同じ濃いコゲ茶色の背の高い立派なアーチ
がいくつも連なる橋がみえる。北から入った時には、ここが
単なる平地の上にたまたまできた街であるかのように思ったが、
南からみると、川に阻まれ、断崖に守られた自然の要塞で
あるように思える。もしかしたらそういう背景の上に発展してきた
街なのかもしれない。
ここからは単調な平地が続く。時折牛のすごいニオイが
窓から入ってくるが、それ以外は快適そのものである。
ウシを見たり乳製品を現地で試すことができるのは楽しいが、
排泄物の問題は無視しては通れない。
特に居住区に近い場所での畜産では、厳しい摩擦を起こす。
フランスはその点ではあまり問題は起っていないように感じる。
人口に比較して国土が広いということは重要なことだと思う。
暖かい日差しを正面から浴びながらの直線道路の運転は
眠気をさそう。助手席の友人も今度ばかりは気を失っている。
しばらく行った所で、シードルの現地販売所の看板をみかけたので
眠気覚ましにとよることにする。
ついでに恥ずかしながらも、女性用にトイレをお借りする。
その後Becherel ベシュレルという小さな街からD220を西へ折れ、
地図上のメンヒルのマークをたよりにして走る。
やがてゆるやかな大きな丘のそこここにいくつかの大きな石が
見え始める。人の2倍くらいの大きさのもので、あまり
不思議な感じはしない。本などでみた「宗教的」「天文学的」
といった印象などもまったくない。
ただ膝くらいまでの草が生い茂り、所々に低木がみえる中、
いくつかの大きな石が埋まっているだけである。
もしかしたら、直線上に並んでおかれているのかもしれない。
放牧区を分ける電気柵の向こうには牛たちが散歩をしている。
世界的な遺産と、その横に平然と集まる牛たちの対比がおかしい。
おもわぬ拍子抜けであったが、この丘の風とそこからの眺めが
快適であったため、牛たちを構って、しばらく散歩をし、
車へと戻った。
Bretagne ブルターニュ海岸周遊(6)
~St.Brieuc サン・ブリユー~
速度の出るN12を北西にのぼり、一路St.Brieucを目指す。
今日の夕飯をどうするかということで、一つはこの街の中心街で、
もう一つは総菜などを買ってホテル内で酒盛りをしながら食べる、
という案だった。
それを決めるためにもまずは街に降りないと始まらないので、
Centre Ville (街中心部)を目指して自動車専用道から降りる。
この街はあまり観光客向けではないのか、あまり気になる建物や
レストランなどは見当たらない。名前は時折聞いていたのだが、
どうも夕食をここでとる気にはなれない。
港をまわって北の郊外を海岸沿いに走ると、道は上りはじめ、
景色が広がる。遠くに古く朽ち果てた見張り用の砦がみえる。
海岸線から離れて小さい街の中心部に入る。
何もないので、海岸に行けばレストランでもあるだろうと、
少しまたそこから海に近づいていくと、高い崖に囲まれた
岩礁帯がひろがっていた。
傾いてきたオレンジ色の陽に照らされて美しかったが、
目的とするレストランがありそうな気配はなかった。
再び中心部に戻ってみたが、そこには
地元の人が通う競馬の券が買えるPMUというカフェしかない。
これはもうスーパーで粗食の惣菜かと考えていると、
長い国道での移動からずっと眠っていた後部座席の人たちも
起きたのでここで少しお茶を飲む。
店の雰囲気はどこも同じだが、あまり歓迎ムードはない。
当然ながらアジア人の集団に対する免疫もないだろうから、
ちょっと浮いた感じになる。
ただ給仕してくれた女性がほがらかでやさしかったので
この辺りのレストラン情報について聞いてみると、
「ここは岩のつづら折りがあるだけだ」という。なるほど。
いちおう長旅の終わりに近づきノドも乾いていたので、
Pression プレッシオン(生ビール)を一気に飲み干す。
フランスは生ビールの方が安いのだが、日本はどうして
コストのかかるビンビールの方が安いのだろうか。。。
エタップホテルの近くはたいがい大きなスーパーがあるので
それをあてにして国道へと進む。その国道への入り口に
大型チェーンのスーパーを見つけたのでそこに入る。
ブルターニュは魚が豊富で、カニがたくさんあるという話しを
聞いており、それがもっとも興味を引いていた。
カニならば別にレストランで食べる必要はない。
そのカニは、ちょっと足の細いタラバガニのようなものだった。
ただ殻が異常にしっかりしているので、割るにはペンチが必要だ。
カニミソが豊富なのでビールを飲みながらやっていると
通風になるまで止まらない、というくらいおいしい。
店では「cuit キュイ(茹で済み)」というのがあるので、
旅行中はそれを買えばよいだろう。一匹5ユーロ程である。
尚、店内の撮影は一般的に禁止になっている。
頻繁にメモなどをとっていても厳しく注意されることもある。
他のスーパーからの偵察と思われるのかもしれない。
ホテルに到着し、ついつい飲み過ぎて、寝たのは結局
12時ごろになってしまった。酒飲みとの旅行は
最後が長くなる点、注意が必要だ。。。
Bretagne ブルターニュ海岸周遊(7)
~Paimpol パンポル、Arcouest アルクゥエスト~
朝、外へ出てみると何か近くでレーシングカーのような音がした。
昨日まわりを少し走った時には全く気づかなかったので
どこにあるのだろうと気にしながらホテルを後にして走っていると
下のスーパーの駐車場を貸し切ってやっていた。
レーシングカートくらいでないと狭すぎる敷地で、
苦労しながらルノー5やフォーミュラタイプの車が
順番に一台ずつタイムトライアルをしていた。
まったくアマチュアの催し物であるように見えたが、
写真にあるようなカートがでているのは驚きだった。
国道にのって、St.Brieucを通過していく。
高架橋からみる海は、東の空へどこまでも広がっていく。
天気にも恵まれ、雲は所々に浮かぶ程度だ。
天気予報がはずれることは別にもう驚かないが、
良い方に外れるのはうれしい驚きだ。
1時間程海沿いから少し陸に入った道を走り続ける。
いくつかまたD786上の小さい街を通りすぎていく。
道路沿いの家は、背が高く角度の急な紺色にも似た濃い青の屋根で
壁は古い石垣のものも多い。窓のまわりが真っ白く縁取られ、
決して明るい色調ではないが、それでもはっきりとした存在感が
ある。そういえばナントの郊外でもこうした一軒家が多く
見られたが、ブルターニュの基本的な形なのだろうか。
D786から小さい道を右手に降りて行けば、昨日みた断崖の海岸に
また出られるはずだが、我々はPaimpol パンポルからその先の
Arcouest アルクゥエストの岬へと急ぐ。
Paimpol の街へ入る道標を過ぎて下りはじめると、松の木々の
間からはまた前方に海があらわれる。
と、右手に古く半壊した教会のような建物がみえる。
カーブの途中なので、ここで停止して中の見晴し台に入るのは
ためらわれたが、一度街に降りてから再び戻ってくる価値は
ありそうだ。
Paimpolはみごとなヨットハーバーで、雰囲気もとても明るい。
午前中で、港の入り口から日差しが入ってきているためだろうか。
右手に小型ヨット群、左手に様々な色の日よけで飾られた
カフェやレストランを見ながら進んで行くと、
港の駐車場で何か楽隊による催しものをみつける。
天気に恵まれて何よりだ。
我々はそこからArcouest の岬へ向けてしばらく街をさまよう。
大きめの街に出ると、だいたいの進路は地図でわかるものの、
グルグルと廻っているうちに思わぬところに導かれてしまう。
そうしているうちになんとなく街の様子がわかることもあり、
それはそれで楽しい。
途中通過した小さな街で朝市をみつける。昼ご飯のサンドイッチは
昨日買い物した中からすでに作ってもらっていたが、
そこに果物や生ハムなどを足していくのも良かったかもしれない。
右手に広がる断崖からの海の景色を見ていると、不意に
正面にも海が広がる。岬に到着したようだ。
岬の西側をまわるようにして断崖にできた道を降りて行くと、
岩峰のまじる長い砂浜には車を乗り入れてピクニックをする人が
何人かみられる。
海の向こうには島が見える。この岬からフェリーに乗ると
渡れるようだ。こうした小さな島は多く、フェリーも多い。
Bretagne ブルターニュ海岸周遊(8)
~Treguier トレギュイエ~
Arcouest 岬からまた来た道を戻り、D786を西に向かう。
一度、深い入り江にかかった橋をわたり、次の橋を渡って右へ。
25km程でTreguier の街に到着する。
この街はLes plus belles villages de Franceという、
美しく古い町並みを残す150あまりの街の一つに選定されている。
しばらくこの入り江沿いに走ると大きな駐車場に出る。
左手にはちょっとした丘に立ち並ぶ茶色がかった石の建物と
その奥の教会の尖塔がみえる。
入り江の向こう側は低めの崖になっており、広い川のようだ。
ここにはいくつかヨットが売りに出されている。
ためしに値段を見てみると、雨のしのげる操舵室つきで
ふた家族くらいはゆったりできそうな船が400~500万円程度だ。
私は船のことは全くわからないが、友人が興味をひかれていて
しばらく熱心に見てまわりながらその値段に驚いていた。
教会へと向かう坂道をのぼると、両側にはなるほど古い建物が
時折いびつに傾きながら連なっている。3~4階ほどのものが
ほとんどだ。石壁のものが多いが時には茶色の土壁に、
木のすじかいが入ったものも混ざる。アルザス地方をはじめ、
ブルゴーニュ地方、ロワール地方のトゥールなどフランスの北部で
よくみかけた型だ。
教会の手前に蜂蜜を使ったリキュールや菓子を売る店をみつける。
教会前の広場も随分と観光目的の店があるが、まだまだ
生活感は残っている。
教会は尖塔の左右に飛稜が広がっていて、一風変わっている。
日曜のミサが終わったようで、100人ほどが尖塔下から出て来る。
中を見学できるかと思ったが、その後扉は閉じられてしまった。
教会の裏手にまわると、その陰に花壇で囲まれた像がたち、
道路上にかかるアーチからは直接市庁舎に渡れるようだった。
いずれも若干赤みの入った石でつくられており、花と緑と
その下を流れる川の眺めの中にしっかりとした存在感を出す。
市庁舎の向かいには2m程の石壁で囲われた一軒家が立っていた。
門からみると、しっかりと手入れされた庭の美しい立派な家だ。
申し訳ないと思いつつ写真に撮らせてもらう。
この旧市街の北東側を入り江沿いにぐるりとまわり、
もとの駐車場にたどりつく。教会広場のカフェで少し食べたものの
すでに正午をまわっていたので、ピクニックを予定していた
Perros-Guirec ペロス・ギレック西の岩礁帯へ向けて急いだ。
Bretagne ブルターニュ海岸周遊(9)
~Corniche de Bretagne ブルターニュ断崖道路~
Treguier からD786を西へ18km走るとLannion ラニオンという
比較的大きな街につく、ここでは中心街を訪れず、スーパーや
新しい建て売り住宅の続く郊外地域をまわりながら、Trebeurden
と書かれた街の方向へと2~3道をかえていく。
街では、D65といった道路番号ではなく隣接する街の名前のみが
書かれた道路標識が多いので、進行方向を探す時は、その二つを
頭に入れておくことが大切だ。
ここでは断崖道路が有名らしく、その名前が特別に書いてあったが、
残念ながらその名を失念した。城などの観光ポイントについては
茶色のプレートに書かれている時が多いので、仏語がわかるならば
それも目印として有効だ。
しかしそれもいつもうまくいくわけではなく、今回もちょっと
見逃してしまって、内陸をショートカットするD21へと
知らない内に入ってしまっていた。
海へと出るつきあたりまで行き右折すると、断崖の上から左手に
再び岩礁帯があらわれた。右手には一軒家がずらっと並んでいる。
小さいながらもそれぞれ海岸の眺望が約束された古い家だった。
もう少し立派なものは、より断崖よりにたち、緑に囲まれた
大きな敷地の中にあった。箱形のシャトーといった具合で、
外からみたところ、2階建てに屋根裏部屋がついており、
それぞれの階には4~5の大きな窓がみられたので、
個人所有としては随分と高価なものであろうことがうかがわれる。
海岸線に降りてみたかったが、なかなかそれとわかる案内がない。
しばらく走ってみたが、そろそろPerros-Guirec ペロス・ギレックに
着いてしまいそうになったので、適当な所で左手に折れる。
と、ちょうど運よく見晴らしの良い草地に出会う。
眼下には長い砂浜を持つ岩礁帯が見え、徒歩であればそこまで
降りていけそうだった。
どこにでもこうした場所があるのかどうかはわからないが、
運良く景色のよい場所に出会うことを考えると、
運悪く見過ごしてきたものも多かろうなどと来た道を想う。
車を路肩に寄せて草地の一番上にてピクニックをする。
昨日買ったシードルの栓を空高く打ち放し、皆で分ける。
農家手作りのシードルは、炭酸も味も強くちょっと雑味を感じるが
そんな荒っぽさも魅力の一つかもしれない。
丘の上で少し風が気になる。天気は素晴らしく良いのだが
いかんせん4月ではまだ気温が低く、そこに風が吹くのだから
風をさえぎってくれる上着は必需品だ。体感温度は10度ぐらいか。
この丘から岩づたいに50m程おりると砂浜である。
海好きの友人がさっそく岩についた貝などをみてまわり、
どんどんと遠くまで歩いて行ってしまう。
右手には降りて来た道の続きに、海へとつきでた断崖があり、
その上にはまた先ほどのような大きな一軒家がみえる。
無愛想にフェンスで敷地をくぎっているが、中は芝生と松が茂り、
白く明るい色の家の壁とのコントラストが美しい。
砂浜に人はまばらで、女性が一人犬を散歩させている。
大きなレトリバーで波打ち際をしばらく遊んでいたが、ザブザブと
波の中に入って行ってしまった。
しばらく歩いていると、どうも波がまた満ちてきているのを感じる。
砂浜で後ろを振り返ると、砂が水に濡れた色をしている。
もうその砂の下には水が入り混んでいるのだろう。
再び来た道を登っていき、車に乗り込んだ。
Bretagne ブルターニュ海岸周遊(10)
~Perros-GuirecからBrest ブレスト方面へ~
海岸線より急な勾配を登るD788をLennionまで走り、Brest ブレスト
方面へと進む。D786に合流し、しばらく内陸を進む。
15km程でまた坂を降り、海岸線に出る。St.Michelの街とそこに
広がる砂浜に沿って、ウィンドサーフィンや一人乗りの小さなヨット
の群れを眺める。ブルターニュは岩ばかりなのかと勘違いしていたが
気持ちよい砂浜もいたる所にみつけられる。
ここが終わると国道N12に入り、単調な直線道路となる。
広大な台地の向こうに緩やかな小さい丘の稜線が見え、
草原には牛が気ままに散歩をしている。あるいは菜の花畑が広がり、
太陽の日差しをきらきらと反射させている。
Brestに近づいてきた所でサービスエリアがあったので、また
トイレ休憩に立ち寄る。駐車場に人は少ないが、
こんな所にも大型トラックの中で休息をとっている人がいる。
Brestに入ってしまう手前10km程のところで、D59へと降りる。
ここから北西へ進み、また海岸線に向かうのだ。
フランス全図でみると、ブルターニュの西端には南北ひとつずつ
大きな岬がみられるのだが、そのうちの北側を目指す。
照りつける太陽のため、車内の温度が高くなっている。
夏だと窓を開けていても耐えられないような暑さとなるが、
4月のこの時期だとそれは、絶好の昼寝環境となるようだ。
海岸まで出る間、また後ろの何人かは眠りについている。
D59からD28、D168と渡り、Tremazan トレマゾンに到着する。
ここからはおよそ270度の海の展望がひらけ、右手には小さな
港町がみえている。遠くに灯台があり、ちらほらと水面から
姿をみせるごつごつとした岩もみられる。
この見晴らしの良い駐車場から降りると、背の低い芝で覆われた
場所から岩礁帯へと出られる。
ちょっとした崖のようになっていて注意が必要であったが、
貝探しに熱心な友人が率先して降りていった。
私はその向こうにひときわ高い岩をみつけ、その上に寝転がった。
波が岩を打つ音でまわりの声などがかきけされ、あとは
空に向かってそれが吸い込まれていくような気配を感じる。
5分か10分程度であっただろうが、それを聞きながら
眠りに入ってしまったようだった。
日はやや傾き、徐々にその光がオレンジ色にかわっていた。
着いた時には深い緑色だった草も、その色に染められ始めていた。
車にのりこみ、高い海岸線の道をゆっくり走る。
西やや北よりに沈もうとする太陽が眩しく、水面もまた
細かい光の粒のようにきらきらと輝いていた。
ここからまた南へと下ると、この大きな岬でもっとも西に位置し、
Ouessant ウエッソン島と呼ばれる島へと渡るフェリーが出る
le Conquet ル コンケやSt.Mathieu サン マティユ岬へ通じるのだが、
むなしくも時間がおしていたため、D68からまっすぐBrestへ向かう。
D68からD5へ入り、ゆるやかな坂を下ると、前方にはBrest郊外の
コンクリート造りの箱形マンション群が見えてくる。
時折、「Que de betons ク ドゥ ベトン (コンクリートだらけ)」と、
こうした大都市は嫌がられたりするのだが、海軍の港として栄えた
比較的新しく開発された大都市なのだから、それも仕方ない。
そんな中で、今の我々の問題は、昨日の夜と同様に
「どこか、良い夕食にありつける場所はあるか」ということである。
Bretagne ブルターニュ海岸周遊(11)
~Brest ブレスト~
Centre ville ソントル ヴィル (中心街)の表示板をたよりに進むと、
大きな近代的な市庁舎の前に出た。
そこからホテルやチェーンレストランが散らばる大通りを抜け、
崖沿いの道へと右手に折れ、港に降り立つ。
港の広場には移動式遊園地がにぎやかに音と光を出して
子供たちを喜ばせている。その奥にはバーやピザレストラン、
すでに閉まっている海産物販売所が並び、散歩する人で賑わう。
大きな船が何隻も停泊しており、物々しいドッグ施設も見える。
無目的に車を進ませると、防波堤際に対岸の景色などが見渡せる
小さい広場に出会い、そこで車をひとまずとめる。
オレンジに輝く海には、古い軍艦が停泊しており、堤防に座る子供に
父親が指差しで何かを説明している。
振り返ると、褐色の断崖の上に黄土色の城壁が張り巡らされていて、
それらも夕陽に照らされている。
こうしていても夕食に関する解決策はみつけられないので、
とりあえずは中心街に戻ることにする。
全く土地勘のない我々であったので、まずは市庁舎までもどり、
その辺りで「なにか特別なもの」を探そうということになった。
さすがに居住者が多いので、デパートや軽食屋が目立つ。
レストランも大通りに面したものはチェーン店ばかりで、
あまり気を引くものではなかった。
ひとまず日曜日でも営業している小さな商店で今夜の飲み会の材料を
買い込み、夕食については軽食で済ますこととした。
個人的には「ご当地ケバブ」を試すという企画があったので、
それに皆が合意してくれたのは助かった。男性諸氏は突然、
「マックモード」になったということで、帰り際にマックを探す事を
条件に加える。
「Kebab ケバブ」とは、パンに野菜と肉をはさむサンドイッチで、
ギリシアだとかトルコだとかがオリジンとされる軽食だ。
ギリシア風だと「Grec グレック」などとも呼ばれている。
移民の多いドイツやフランスなどの都市には数多くのケバブ屋があり
それぞれの都市や店で少しずつ違っていたりするのが楽しい。
店頭で、電気ヒーターに焼かれながらまわっている肉のかたまりの
焼かれ方や脂肪の具合、はさむパンの種類などを見ながら店を決め、
店では、ソースや入れる野菜を選んでいくのだ。また、つけあわせの
Frites フリットゥ (フレンチフライポテト)を揚げる油の色や温度も重要な決めてで、
いわゆるB級グルメの良い対象となる。
さて、そのケバブを終え、今日のホテルへと急ぐ。
Quimper カンペール方面へと道を探し、N165へと合流する。
Brestの街から出るところで大きな橋に出会う。
右手にもうひとつ小さな橋がかかっており、沈もうとする夕陽の
陰になってその輪郭が濃く映しだされる。
車の速度に伴って横切っていく巨大な吊り橋のケーブルの間から、
一様にオレンジに染まり、ただ海岸線が描く複雑な模様が
見分けられるだけのブレスト湾がひろがる。
ホテルにつき、女性陣にシャワーを使ってもらっている間、
我々は約束のマックへとまた車に乗り込む。国道から降りて
ホテルへと入る手前のrond point ロン ポワン (ロータリー)で、
「マックまであと2分」の看板をみつけたのだが、
まったく付近に見当たらないのでホテルの受付で場所を聞く。
行ってみると、5km以上離れて、また先ほどの橋を渡った後にあり、
「フランス風『あと2分』」を思い知る。
夜はいつまでもキリがないまま、酒の続く限り続きそうだったが、
誰にも眠気が訪れ、11時頃にお開きになった。車に乗っているだけ
とはいえ、それなりに疲労が蓄積するようだった。
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