March 2, 2007
XML
カテゴリ: 現代社会の問題
●「千の風になって」という歌が流行っている。昨年末のNHKの紅白歌合戦で秋川雅史が歌って以来たいそうなブームである。

●太陽も地球も、その誕生以前に幾度となく繰り返されてきた超新星爆発の残骸から形成された。
●現在生きている地球の生物も太古からの生物の遺骸(H2O、CO2等に還元される)を材料に誕生したものである。地球の表面付近(大気圏を含めて)に存在する元素は何度生物の姿になったことであろうか?
●星も生命もその脈絡の中で輪廻転生を繰り返してきた。勿論我々の肉体の素材も輪廻転生を繰り返している。

●宮殿や地下牢のある社会、大金持ちと貧乏人、権力者と虐げられた人々がいるような社会の「あの世」には「天国と地獄」がつきものである。
●「あの世」はこの世の生成物である。この世では、生きているうちに神や仏の救いを必要とする。
●金が全ての社会では、あの世での名前(戒名)の格を取得するために大枚のお金を支払わなければならない。

●宗教者からみれば、「千の風」の歌詞は霊魂の存在を前提したものと考えるかもしれない。無神論者は、「風」を擬人化したものであって、霊魂の存在を前提とした物ではないと考えるかもしれない。肉体を持った「人」は居なくなる点は、客観的事実として両者に認識の差は無い。
●千の風が共感を呼んでいるのは、人間は死んで自然に返り、自然として生者を見つめているという死生観ではないかと思う。
自然葬 希望者が増えているようなこととも無縁ではなかろう。こういった人達は皆、千の風になることを望んでいるのかもしれない。
●そこに私はいません。眠ってなんかいません。…ということで、死んだ人にとって墓などというものに何の意味もない。

●金が全てあるような資本主義社会が、私の考えるような未来社会に置き換わり、宮殿と地下牢、大富豪と貧乏人、権力者と虐げられた人といった構図がなくなる社会の「あの世」からは「天国と地獄」はなくなる。
●人間は死んで自然に返るだけであるという自然的な死生観が一般的になるであろう。星や生物の輪廻転生と同じように。

●神仏はこの世での必要によって発明されたものであり、「あの世」はこの世になぞらえてつくられたものである。
●未来社会の「あの世」からは、「天国や地獄」が追放されるであろう。おそらく神や悪魔、仏も…。
●千の風は未来社会の一般的な死生観になるのかもしれない。

■参考
●未来社会の構造:宗教
●未来からの伝言:アンドロイドの神





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  March 2, 2007 08:06:53 PM
コメントを書く
[現代社会の問題] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

廣田和夫@ Re:未来社会(08/20) 「不老長寿の社会」については、以前下記…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: