October 17, 2012
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カテゴリ: 世界経済
●前回の 「さっさと不況を終わらせろ」(ポール・クルーグマン) と今回の「世界の99%を貧困にする経済」(スティグリッツ)はともにノーベール経済学賞の受賞者であり、これら2冊の本も今年になって出版されたものである。ということは両方ともアメリカ大統領選挙をターゲットとして米国民に訴えかけるために書かれたものであることは間違いない。

●「さっさと不況を終わらせろ」がデフレ下での財政緊縮論の誤りからの脱却を説いているのに対して、「世界の99%を貧困にする経済」ではいかに最上層1%の富裕層が残り99%から富の収奪を政治的に行ってきたかを克明に分析し、公平な社会とするための政策提言を行っている。

●日本共産党が泣いて喜びそうな本でかもしれないが、共産党が共産主義を放棄しているにもかかわらずいまだイデオロギー的であるのと対照的に、スティグリッツは読者を首肯せずにはおかない実証性と説得性をもっている。

世界の99%を貧困にする経済 [ ジョーゼフ・E.スティグリッツ ]

ジョーゼフ・E.スティグリッツ





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最終更新日  October 20, 2012 10:19:00 PM
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