えりかの部屋


生まれたのは1993年7月。
1歳半検診で、言葉の遅れを指摘されました。
でも私自身も、とても言葉が遅かったと母から聞かされていたのであまり気に留めませんでした。
2歳になると保健センターからあまりに何度も電話がかかってくるので、専門の方とお話をすることになりました。
そのときにお会いしたのが、それから現在に至るまで、我が家の子達がずーとお世話になる療育機関の先生だったのです。
でもそのときはそれでも大丈夫と思っていました。
学園に通うということは私の子育てに問題があるということを認めることになると思ったからです。
それと今から思うととても恥ずかしいのですが、障害のある子に対する蔑視があったと思います。

翌年1月、第2子の妊娠が判明し、その瞬間、その学園に通おうと決めました。
なぜそのときそう思ったのか今もってわかりません。

この時期(2歳半)のえりかは、目が合わない、一日一度も声を聞かない日もある、後追いをしない、呼んでも振り向かない、もちろんオムツも取れていない。そういう状態でした。

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