誕生から1歳ごろまで


4キロちかい、大きな赤ちゃんでした。

この頃の私は、恵里香がこのまま話すことができなかったら、この生まれたしんちゃんが、きっと味方になってくれるだろうと思っていました。
このこの方が重い障害を持っているなどとは、想像もしていませんでした。

とにかくしんちゃんは、生後1ヶ月ぐらいから、皮膚がむけ始め、3ヶ月ごろには、親以外は誰も抱かないぞというぐらいひどい状態になりました。
重症のアトピーでした。

手には掻き毟らない様に手袋をはめ、毎晩背中をさすりながら寝るという日が続きました。

恵里香が母に対する愛着が少なかったため、この子にはそうならない様に出来るだけ、傍にいるようにしました。

それが良かったのか悪かったのか、今でも母命、というような子になってしまいました。
母以外に人間関係が広がりません。小1の現在大問題です。

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