保育園3年間



入園した頃は、とにかく何も出来ませんでした。
オムツも取れていない、着替えも出来ない、靴も履けない、ないない尽くしでした。
とにかく何でも良いから保育園に放り込んだという言い方が正しいかもしれません。
偏食もきつく、おやつ以外は何も食べないと言う日も続きました。

姉の恵里香のとき、保育園で急に伸びたので、絶対保育園に入れば伸びると私たちは確信していました。

でもそれは甘かったです

やはりその子の持つ力、それに合わせた支援が大事だと思いました。
どんなに頑張っても2の力しかその時にもっていない子に、5のことを教えても無駄なのだと悟りました。

しんちゃんの場合まだ周りを意識するという力がなかったため、ただ自分のおかれた状況に混乱するばかりだったのだと思います。
自分の意思に反するもの、強制されること、思いどうりにならないことに対する怒り、それと身体的なことですが、あまりにアトピーがひどくて、痒くて痛くて、どうしようもなかったのだと思います。

でも、加配の先生のおかげで、年少さんのうちにオムツが取れました。
しんちゃんは一度定着したことは、頑固にやるたちなので、日常的なことは覚えるのに時間はかかりますが、ありの様に一歩ずつ進んでいることが実感できる子です。

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