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樹木さん亡くなりましたね。
万引き家族を見ようと思いながらも
どうしてもあと一歩慌ただしさも手伝って足が向かず
きっかけを逃しました。
是枝監督のある一面の
汗くさそうのが重かったのもあって・・・。
あまり飾らずに
過激でもなく
そっと影で咲いている草木のようなものに
触れたくて見ました。
未来に迷って何にも成れていない自分に
屈折してしまいそうなジレンマに襲われたことって
あるでしょ。
自分はクリストファーロビンじゃないから
そんな自分を肯定してくれる黄色いクマもいないし。
主人公は特に何の下手も打たない
だけれど多くの評価も得ない・・・
特別に秀でてもいないけれど
ふと従姉妹と一緒にたずねてみたお茶の教室で
移りゆく季節と共に流されたり見つめたり
人としての自分と向き合っていく
eruがお茶(茶道)に唯一触れたのは
小学校の先生の奥様がお茶をたてる方で
招かれた時にご馳走になったことでした。
残念ながら和菓子が苦手なのが致命的で・・・
茶器を季節で合わせるとか
掛け軸や季節の草木なんかを意識するなんて
とても魅力的なのだけれど・・・
少し習っただけで言い尽くせないものが詰まっているのが
お茶の世界に感じます。
樹木さんが演じた武田先生が見えているものが自分にはわからず
後から来るものに追われてまた心が乱れる。
いつしか華ちゃんが自分に置き換わっていました。
いくつもの転機が人生にはあって
そして季節は自分を一年一年未来にしていく。
成長していてもしていなくても。
今わからなくても
わかってくることがある。
大切なのはやってみること。
「毎年同じことが出来るって幸せだと思うんです」という台詞がありました。
樹木さんが亡くなった後に聞くから
そういう意味でも胸に来ますが自分に置き換えても
感慨深く感じた作品でした。
長くゆっくり時を刻む作品です。
激しく揺さぶられる作品ではありませんが
背筋が伸びる物語だったと思います。
長く続けてもあと一歩の殻を破ることが出来ない。
主人公がその
キャッツ 2020.02.01
Swallowtail 2020.01.17
Yesterday 2019.11.04