おいろーぱ野郎

おいろーぱ野郎

PR

×

Profile

JAWS49

JAWS49

Calendar

Comments

海のくまさん@ チン型取られちゃったw http://onaona.mogmog55.net/-o7bwaa/ 俺…
太鼓薔薇@ ちょwwwwwwww 今までデリ嬢に金払ってたのがバ力みてぇ…
らめ仙人@ 初セッ○ス大成功!! 例のミドリさん、初めて会ったのに、僕の…
チリチリ@ 次は庭で全裸予定w http://kuri.backblack.net/gnm4naj/ ち○…
ボラボーラ@ 天職見つけた!!! 女性用性感マッサージのバイトおもすれぇ…

Archives

2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03

Keyword Search

▼キーワード検索

2005.01.07
XML
カテゴリ: das Thema
 翌日のMtgに備えた解のない宿題のつらさに押し黙り降伏宣言をすると、さすがに同僚3人も異変に気づいた。食事がてら、賑やかな場所まで出ようと提案してくれ、近くのハーバーまでTAXIで出ることになった。夕闇を前に拳銃を携えたホテル入口のアンちゃんに会釈し、自分を含む大男3人と標準サイズ日本人1人の一行は夜の街へと向かう。
「いやー多いんですよ。怪しいShowPubの類が。さっきパンフレット見てて判ったんですけど本当にここイスラエルかって気がしますねー。」 当地2度目の同僚Nもいまだに予期せぬ驚きを生活のdetailの中に見つけているようだ。しかしよくパンフ見てNightlifeの研究してる余裕あるな、こんな所で。

 ホテル周辺の建設資材置場のような粉っぽい空地をヘッドライトで照らし走るTAXIは、ものの数分で無愛想な外壁をした建物のそばに停車した。降りるとハーバーに停泊したヨットの一群が夜の灯に照らされているのが目に入った。その風景を背に、自動小銃のようなものを携えた若い警備員が鉄柵のそばで一人、ハーバーに立ち入る人々の荷物検査をしている。ヤバイ奴がいたら即発砲かい、困った所に来たもんだ。
 この一角はモール兼飲食施設になっている。ハーバーに沿う区画には洒落たBarやOpenCafeやレストランが10件は配置され、賑やかな灯りが夕闇に心地よい。子供連れとお年寄りもいなくはないが、もっと脂の乗った華のある場所に見える。
 チェックを通過してすぐのPub風レストランの一角を占め、皆で飲み物と食事を注文する。「どこに行ってもこうやってセキュリティが入場時の手荷物検査をしているから安全に飲食ができるんだ。」 イスラエルのベテランDが皆を安心させようとしてか説明する。でもそれって普通のヨーロッパの国じゃ異常だよなあ。
 席につくとDireStraitsの曲が流れてきたのが判った。それが発端になったか、食事をしながらDもJeもNも、次々に好きな音楽の話や若い頃のバカ話をテーブルの焚き火にくべていく。Downしている自分が気分転換しやすいように盛り上げてくれているのだろう、みんな良い奴だ。持つべきものはタフな営業マン達だね。
 大体こういう局面では下半身の話をするのが後腐れがなくていい。初めてUSに長期出張したときに、同僚達が余りにもくだらないシモの話を好んでするので、こいつら皆 頭がおかしいのではないかと嘆いていたら、先輩S氏があっさり 「だって一番Neutralな話題だろ。笑い飛ばせるし。」と説明してくれた。それでも納得はいかぬままだったが、羞恥心が加齢と伴に抜け始めたのか、自分もいつしかUS同僚を凌駕するくだらないシモ話の語り部になり果ててしまった。水が低きを目指し流れる事実は、自分はおろか、ニュートンにも止められない。

 その向きの話に油が注がれるもう一つの理由には、この地で目にするユダヤ人女性達の容姿がある。シンドラーのリストだったか、ユダヤ人女性は何故かゲルマンの心を惑わせるというようなナチスの将校のセリフがあった。しかしかつてのゲルマンだけでなく、今まさにラテンもアングロサクソンもモンゴロイドも現在進行形で惑わされまくっている。
 Nはとにかく細い女性が好みなのだが、道行くユダヤ人女性達には長身痩身が多いため、浮き足立っている。Jewishと言ったって実際には、主義信条を同じくするが人種的には幅のある様々な人々からなるわけなのだが。

 やがて足を止め、これまた世界のどこにでもあるようなアイリッシュパブで飲みに集中する。OpenAirの止まり木に座り、各自アルコールを注文する段になって、皆の視線はやや太く短かいが金髪色白のバーテン嬢に注がれる。フランス人同僚Jeは、ラテンの血が呼ぶのか「俺が行ってみる。」と誰もけしかけてないのにもう戦闘態勢に入っている。話をしてみると、彼女の父は某スイス拠点銀行のTelAviv支社勤務で、兄が日本の某私大留学中らしい。彼女も日本に行った事があり、この1-2週間後にまた旅行に訪れるそうだ。丁度同時期に日本出張するNが名刺を渡し何か画策している。苦悩する顔を暫くして上げ、短く呟く。「、、、落とせるか、、なあぁぁ、、、。」 
 暫くするとパブの隣で楽器を準備していた若い男達がJazzの生演奏を始めた。皆何気ないカジュアルな格好だ。サックスの細くて小柄な兄ちゃんはドレッドヘアを水で戻したような軽めソバージュ的髪型で、London辺りでは普通に転がっている浅黒い肌の優男っぽい風貌だ。こういうユダヤの民はきっと女も惑わすだろう。

 Peacefulな雰囲気はイスラエルという音が想起させるものからは程遠く、それ故にこの晩餐の光景を前にした旅人の違和感は募るのであるが、少しづつこの地のことを知るにつけ、日々の暮らしの背後に踊る炎の姿を思い知らされる。
 たとえば国民には男性3年、女性2年の兵役が義務付けられており、その期間終了後でも男性は毎年1ヶ月間任務に参加することになっているらしい。空港警備担当などに二十歳前後にみえる若い女性達の姿が目に付くのには、やがて彼女達の多くにやってくるだろう出産育児に備え早目に兵役を終えたいという理由が隠れているようだ。スタイルのよさも兵役で培った日々の訓練と節制に起因しているのかも知れない。
 飛行機の音に気付き雲の無い空を見上げると、月を横目に戦闘機が天空を横切っていく。Dによれば、一機だけなら穏やかだが三機は戦闘目的のスクランブル発進を意味しているそうだ。

 Jazz野郎達は“枯葉”を奏ではじめ、ユダヤの民は酒と料理を前に友や恋人との語らいを楽しむ。それはEuropeのどこででも見られ、手軽に切り取る事ができる、なんでもない画に見えなくない。しかしその画のカンバスには適度な張力をたたえた布ではなく、金属の板が使われている。その重みは御気楽な旅人達の身には判る由もない苦痛と困難を秘め、その前面に描かれた人々に限りある生命と死の意識を陰影として落としている。そんな気がする。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.01.17 07:22:14
コメント(10) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


Re:花艶やかに紅き砂塵の街にて Teil 2: 月下の色即是生(01/07)  
artaxerxes  さん
 冷徹でありながら詩情豊かなイスラエル滞在記、非常に読み応えがあります。私はイスラエルに行ったことがないので(ヘブライ語はかじりましたが。イスラエルに入国するとシリアとかに行くのがなかなか大変なのです)、とても興味深いです。
 イスラエルの女性はそんなに魅力的なのですか。私はイスラエルの女性は二人しか知りませんが、確かに魅力的な人たちでした。

 DireStraitsは僕も好きです。その何が心を揺さぶるのか分かりませんが。 (2005.01.17 09:27:43)

Re:花艶やかに紅き砂塵の街にて Teil 2: 月下の色即是生(01/07)  
でも・・・変な話ですが、ガザ問題等があるためか、セキュリティ系から、電子通信系のテクノロジーのレベルが本当に高いですよねぇ。中東って・・・

個人的にそう思うのであります。

ちなみに、私のしっているイスラエル・パレスチナ系の血の入っている人たちは、みんな美人です。

ついでに、女優にナタリー・ポートマンもお父さんがイスラエルですよねぇ。 なんか、美人が多いです。
(2005.01.17 17:58:38)

Re:花艶やかに紅き砂塵の街にて Teil 2: 月下の色即是生(01/07)  
ゆうぐると  さん
>自分もいつしかUS同僚を凌駕するくだらないシモ話の語り部になり果ててしまった

ああ‥‥御慰み申し上げます。

イスラエルから来ていた実習生に二人職業訓練の時出会いました。
一人は男性。
彼はとてもきれいな顔をしていました。
穏やかそうな人柄と小柄で髪は長髪のドレッドっぽい、放浪者風で、ドイツ語もできないのに、いつでも彼のまわりは女の子が取り巻いていました。
福祉は肌に合わないと3ヶ月くらいでとっとと国へ帰っていきました。
あの彼の印象があるから、イスラエル人ってきれいなんだなーってなんとなく想像しています。

もう一人は女性で兵役の経験者。
ジョンの同僚でしたが、ジョンが兵隊や兵役を批判するようなことを言うと、必ず「国を守るために仕方がない。」と言っていたとか‥‥。
その彼女が安全靴を履いていたのが、はまり過ぎでした。

(2005.01.18 00:40:44)

落とせるか、、なあぁぁ  
cozycoach  さん
というのはなんて言ったんですか?英語ですかドイツ語ですか?なんとなく「Three Kings」という映画を思い出しました。砂漠の中で死の危険を感じながら馬鹿話をする。 (2005.01.18 08:39:06)

Re[1]:花艶やかに紅き砂塵の街にて Teil 2: 月下の色即是生(01/07)  
JAWS49  さん
artaxerxesさん !!
いらっしゃいませ。以前、ご自身のLogに"ROMに徹するようにしている"と言う趣旨の事を書かれていらしたので、いい意味で驚きました。コメント頂き有難うございます。

> 冷徹でありながら詩情豊かなイスラエル滞在記、非常に読み応えがあります。

いえいえそんな。身に余ります。

>私はイスラエルに行ったことがないので(ヘブライ語はかじりましたが。

イスラエルの(国)歌を歌えるといつか書かれてましたっけ? 素晴らしい。自分もあの文字には昔から非常に興味をそそられています。。。

>イスラエルに入国するとシリアとかに行くのがなかなか大変なのです)、とても興味深いです。

 パスポートにイスラエル入国印をもらわずに済む(=他のシンボルで代用する)ように交渉でき、実際に同僚Jeはそうしたと聞きました。自分は手遅れなのでPassportの切れる2009年まで多くのアラブの国には入国できないようです。残念。

> イスラエルの女性はそんなに魅力的なのですか。私はイスラエルの女性は二人しか知りませんが、確かに魅力的な人たちでした。

 個人的には女性達は随分粒揃いだと感じました。我が愛すべきゲルマン女性達とはまた違った系統です。
 お察しのように、本当は文中のユダヤ人をIsraeliと書いた方が適切なんですよね。その辺はTeil 3以降で触れてみるつもりでいます。

> DireStraitsは僕も好きです。その何が心を揺さぶるのか分かりませんが。

そうでしたか。自分は中学生の頃、"悲しきサルタン"を聴いて、なんだこれでも歌かよふざけんな、とふくれていたクチなのですが、大学生になった頃から異常なファンと化してしまいました。何が心を揺さぶるのか、自分もいまだに判りません。
(2005.01.18 11:16:54)

Re[1]:花艶やかに紅き砂塵の街にて Teil 2: 月下の色即是生(01/07)  
JAWS49  さん
ワインさん、こんにちは。

>でも・・・変な話ですが、ガザ問題等があるためか、セキュリティ系から、電子通信系のテクノロジーのレベルが本当に高いですよねぇ。中東って・・・

そうなんですよね。先週再び出張だったのですが、その際に初めてそれを強く意識しました。Teil3以降でその辺のことが登場する予定です。

>個人的にそう思うのであります。

さすが。昔の記憶が呼ぶのですね。

>ちなみに、私のしっているイスラエル・パレスチナ系の血の入っている人たちは、みんな美人です。
>ついでに、女優にナタリー・ポートマンもお父さんがイスラエルですよねぇ。 なんか、美人が多いです。

そうなんですよ。NataliePortmanのインタビューが入院中に読んでたIndependentに載ってて、イスラエル出身というのを見つけ驚きました。


(2005.01.18 11:25:30)

Re[1]:花艶やかに紅き砂塵の街にて Teil 2: 月下の色即是生(01/07)  
JAWS49  さん
ゆうぐるとさん、こんにちは。

>>自分もいつしかUS同僚を凌駕するくだらないシモ話の語り部になり果ててしまった

>ああ‥‥御慰み申し上げます。

哀れですよねえ。我が事ながら。

>イスラエルから来ていた実習生に二人職業訓練の時出会いました。
>一人は男性。
>彼はとてもきれいな顔をしていました。
>穏やかそうな人柄と小柄で髪は長髪のドレッドっぽい、放浪者風で、ドイツ語もできないのに、いつでも彼のまわりは女の子が取り巻いていました。
>福祉は肌に合わないと3ヶ月くらいでとっとと国へ帰っていきました。
>あの彼の印象があるから、イスラエル人ってきれいなんだなーってなんとなく想像しています。

なるほど。恐るべしイスラエル野郎。自分も改宗したら取り巻いてもらえるかなあ。。。

>もう一人は女性で兵役の経験者。
>ジョンの同僚でしたが、ジョンが兵隊や兵役を批判するようなことを言うと、必ず「国を守るために仕方がない。」と言っていたとか‥‥。
>その彼女が安全靴を履いていたのが、はまり過ぎでした。

仕方がないというのは事実でしょう。四方八方敵だらけですしね。難しいものです。
(2005.01.18 12:09:25)

Re:落とせるか、、なあぁぁ(01/07)  
JAWS49  さん
cozycoachさん、こんにちは。

>というのはなんて言ったんですか?英語ですかドイツ語ですか?

ははは。日本語です。因みに自分が言ったんじゃありませんからね。あっ、信じてないでしょ。

>なんとなく「Three Kings」という映画を思い出しました。砂漠の中で死の危険を感じながら馬鹿話をする。

まだ観てませんがGeorgeClooneyの出る奴ですね。死の危険を感じながら馬鹿話をする という感覚は非常に共感できます。 (2005.01.18 12:23:39)

お久しぶりです  
げんぺ  さん
ってなんかいつもこんなタイトルになっちゃうのは、忙しくてなかなかネットもできないからなのです。というのは言い訳で、なんか無気力になってしまって。久しぶりにjawsさんのページに、夜の男達の密かな駆け引きやら心情やらを、映画のように見せてもらって嬉しかった。女はそういうのはあまり無い。いや、私がそうなのかもしれないけど。恐らく情緒が欠落していると思われます。頭の中は、最近献立とか学校とか病院とかあまりにも情緒とはかけ離れている事象ばかりだからでしょう。本も、やっとダヴィンチ・コードを読んだだけ。これではいかんなあ。 (2005.01.22 09:18:29)

Re:お久しぶりです(01/07)  
JAWS49  さん
げんぺ(母)さん、こんばんは。

>ってなんかいつもこんなタイトルになっちゃうのは、忙しくてなかなかネットもできないからなのです。というのは言い訳で、なんか無気力になってしまって。

無気力とは穏やかでないですねえ、と言いながら自分にも心当たりが。。。
日常の事をきちんとこなし続けると酸欠になってしまうのかも?

>久しぶりにjawsさんのページに、夜の男達の密かな駆け引きやら心情やらを、映画のように見せてもらって嬉しかった。

そう言って頂くと嬉しいです。でもお下劣な事は(自分は)してませんのでご理解ください。悪いのは同僚達なのです。だめだ全く信憑性が無い。

>女はそういうのはあまり無い。いや、私がそうなのかもしれないけど。恐らく情緒が欠落していると思われます。頭の中は、最近献立とか学校とか病院とかあまりにも情緒とはかけ離れている事象ばかりだからでしょう。

日々のやるべき事に囲まれながらも自分のコアのエネルギーを維持していくのは大変ですよね。お察しします。
自分だけの時間を少しでも持ち 憂さの晴らし先を確保するのは、状況と環境によっては簡単ではないかもしれませんが、めげないでくださいね。Blogを"書く"事も気晴らしになると思いますが?

>本も、やっとダヴィンチ・コードを読んだだけ。これではいかんなあ。

先日、買ってみようかな、、と思ったのですが結局ご贔屓の作家の本を見つけ、またしても機会を逸してしまいました。スカーペッタものと同じであと10年しないと到達できないかもしれません。。。
(2005.01.23 07:40:19)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: