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今年もあと一日ですね~。今年もたくさん本を読んで、たくさんDVDを見て、いろいろな出会いもあり、よい一年でした。振り返ってみて、今年の一番の思い出は、長寿クイズ番組「アタック25」に出場したことと、とてもラッキーなことに、地中海クルーズを頂くことが出来て、仕事の休みもちゃんと取れて、新型インフルエンザにも邪魔されず、長男とペアで地中海クルーズに行けたことです半年間のチャンピオンの人たちと一緒のツアーなので、番組の話などでも盛り上がり、なんとなく最初から連帯感がありました。私は、初めてのクルーズ旅行だったのですが、観光だけでなく、船の中のさまざまなイベントも楽しめて、フォーマルナイトには、長男も人生初のスーツ姿になったりして、いろいろな経験ができました。乗客3900人中、日本人の乗客は50人ぐらいだったのですが、子供向けのイベントも毎日あり、ティーンエイジャーはティーンズミーティングというのが夜の11時からあって、真夜中に結構遊んでいました。最終日に行った真夜中のビュッフェも大盛況で、足の踏み場もないほどの混雑ぶりだったし、真夜中のディスコタイムやら、なんだか毎日お祭り騒ぎで、クルーズって、楽しいんです!長男は、スペイン人やイタリア人の同年代の友達が出来て、日本に帰ってからも時々メールしてます。他の国の学校の様子とか聞いて、どこの国でも、みんな頑張って勉強していることが分かって、ちょっとやる気がアップしたようでした。バルセロナのサグラダ・ファミリア教会は、やっぱり感動いつか行きたいと思っていたところに、思いがけず行けてしまって、本当にハッピーでラッキーでした2010年は、政治も経済も良くなって、素晴らしい年になるといいですね。皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
2009.12.30
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史上最強の人生戦略マニュアル正当かどうかよりも、うまく行っているかどうかが問題である。自分の身に起きていることが正当ではない、という気持ちになることはよくあることです。現実を受け入れられず否認して、抵抗するかもしれません。でも、正当かどうかということにこだわり続けても、問題の解決にはなりません。うまく行ってないのだとしたら、それが不当なことであれ、どうしたらうまく行くのかに焦点を合わせて考えるのが、「ものが分かっている」人間というものです。正当かどうかにこだわるあまり、問題を改善する戦略を放棄していたり、不貞腐れて自暴自棄になっていたりすることありませんか?
2009.01.21
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史上最強の人生戦略マニュアル年末に本屋さんで目にして、ふと衝動買い。しばらく積読の後、先週から読み始めました。まだ途中ですが、勝間和代さんが「間違いなく、最も影響を受けた本の一つです」という宣伝に惹かれて、読み進んでいます。今、半分くらい読んだところですが、色々と役に立つことはありそうです。でも、この手の本で一番肝心なことは、実行するということなのですが、今読んでいるところが、まさしくその「実行する」ということについて書かれているところです。この本を読んで、史上最強の人生戦略を実行できたらいいなぁ~と、思っています。
2009.01.13
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認知症について、地域で講演をしました。ちょうど昨夜のNHKの「プロフェッショナル」も、認知症の介護についてでした。講演直前だったので、その番組もしっかりチェックして行きました。最近の治療の流行は、抑肝散という漢方薬で、困った行動に対して使われます。体質によっては、別の漢方薬でも良いかもしれませんが、基本的に漢方薬は、薬の副作用によるふらつきやパーキンソニズムが出ないのが、いいところです。睡眠の改善の目的で使っても、翌日に眠気が残りません。認知症の予防についてもお話しました。その研修会史上、最高の聴衆にお集まり頂いたそうです。認知症患者さんの総数は、高齢化社会でどんどん増えていっています。様々な病気が原因で、認知症の症状が出てきます。今年は、結構、かなり調子が良くなって退院していただける方が多いので、仕事に張り合いがあります。家族の方の「こんなに良くなるとは思わなかった!」というお言葉と笑顔は、とても嬉しく思います。元気になってお家に帰っていただくのは、みんなにとってハッピーなことですね。
2008.11.19
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人生は勉強より「世渡り力」だ!話題の本ですが、人生のエッセンスが凝縮しているな!と感じさせられました。エッセンス中のエッセンスのようなことが書いてあると思うのですが、この本の味わいを実感するには、それなりの人生経験も必要かもしれません。これはいい本だ!と思って、長男に読ませたけど、「自慢話に聞こえる」とのたまっていました。成功者が自分の人生を語るのが、すべて自慢話に聞こえるというのは、ひがみややっかみでしょう。思春期の中学生は、屈折しているので、しょうがないなあ。こんな風に生きたいと思っても、やっぱり年季が要りますよね。でも、方向性というか、こういう生き方がしたい!という憧れが大事かなと思いました。
2008.09.24
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ザ・シークレット皆様お久しぶりです。すっかり遠ざかっていてすみません。最近読んでいる本です。去年の秋に出版されて平積みになっていましたが、そのころは買う気にならなかったのが、ふと読む気になって。引き寄せの法則とか、よくいろいろな本に書いてありますよね。今、ちょうど真ん中ぐらいまで読んだところですが、目新しいことというよりも、知っていることの確認のような感じです。でも、何かに文句や愚痴をいうのが習慣になっている人は、ぜひ読んだ方がいい本です。否定的な感情を持っていると、良くないことを引き寄せてしまうので、感情を変えないといけません。いつも愛や感謝の気持ちを持っていると、その感情に見合う良いことがやってきます。
2008.06.18
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病気にならない生き方(3(若返り編))病気にならない生き方の第3弾。今回はそう目新しく感じる内容はなかったのですが、いちいちもっともと、共感して読みました。ミラクルエンザイムの考え方に私も賛成です。「カフェインの摂取は脳の貯金を減らしていく」仕事の合間にコーヒーを飲む人が多いのですが、出来るだけ水を選ぶことをお勧めします。 と書いてありました。う~ん。結構コーヒー飲んでいます。今日は、出来るだけ控えるようにしてみました・・・「水」と「水分」は別のものとして、考えることが必要です。そして体が必要としているのは、「水分」ではなく「水」なのです。これは、患者さんの指導の上でも、なかなか徹底できないことです。お茶や牛乳や他の飲み物でなく、水をちゃんと摂ることが大切ということです。「花粉症やアトピーに悩む人は水を飲みなさい」飲水量を増やすにつれてヒスタミンの生産が低下することが、動物実験で確かめられており、また、実際にアレルギーに苦しむ患者さんでも、毎日の飲水量を少しずつ増やしたところ、驚くほど症状が出なくなったそうです。人が健康になるためには、「幸せ」を感じることが必要なのです。ブラボー!私も、本当にその通りだと思います。世の中には、様々な健康法があふれていますが、新谷先生の本は、本当に経験に裏打ちされていて、その通りだなあと思うことばかりです。やっぱり、コーヒーの量をがんばって減らさなくては!と改めて思いました。
2008.02.18
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なぜか久しぶりに、「冬のソナタ」が見たくなり、先週はずっとはまってました。毎夜毎夜眠くなるまでみて、一週間睡眠不足でしたけど、気分はハッピー! 口ずさむ曲も、すべてドラマの中の曲で、冬ソナ週間といった感じでした。最初は日本語で聞いていたのを、次は韓国語で聴いたりして、すっかりその世界でした。こんなにゆっくりはまっていていいのかな~?とちょっと思ったのですが、何か急いでやらないといけないこともないし、のんびりのんびり味わっていました。前にブームだったころとは、自分の心境も違い、少し感じ方も違ったりして、久しぶりにみるとまた新鮮ですね。最後も知っているので、余裕を持って見られるし、なんだかとてもハッピーに見ることが出来ました。ストレス解消に効果的!だったような気がします。
2008.01.28
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2008年になって、早くも19日!「チーム・バチスタの栄光」読み終わりました。(ずっと前ですが)田口先生のぼやきや処世術が、私の後輩の先生に似ていて、面白おかしく読みました。「異邦人」パトリシア・コーンウェル著シリーズ最新作、味わい深く読みました。このシリーズはいつも読み終わってしまうのが惜しい気がします。お話はまだまだ続きそうで楽しみです。「捨てればひろえる幸運の法則」佳川奈未著ふと書店で見つけて、ちょうど部屋のものを捨てて整理しなきゃと思っていたときだったので、何を捨てたらいいか読んでみようと手に取りました。受け取るスペースがないと受け取れないというのは、ごもっともなので、いらなくなったものはどんどん処分しよう!と決意も新たに、お掃除がんばりたいと思います。
2008.01.19
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大晦日ですね~。今年もいい年でした。ありがとうございます。いくつかの素敵な出会い。沢山読んだ本。さしあたり家族も健康で、特別変わったことはないけれど、天変地異も無く今日こうしてブログを書いていられることって、本当に幸せです。今年の思い出を振り返ってみると・・・1.年末に、日本臨床栄養協会のサプリメントアドバイザーの資格をとりました。 これは、規定の単位を取ってから、試験を受けて合格するとなれるのですが、12月1日が試験だったので、その前はいろいろと勉強しました。大丈夫とは思っていましたが、クリスマスの前ごろに合格通知をもらったのは嬉しかったです。2.これもつい最近のことですが、以前に書いた神経疾患についての論文から、権威ある外国の専門書に写真を引用したいという連絡があり、非常に名誉なことなので、最高にハッピーでした。3.次男が2学期は図工の先生に、最高に褒めていただきました。 学期末に懇談に行ったら、これまで毎年教えた延べ3200人の中で、初めて、先生の言うとおりに完璧にできたのだそうです! 先生は諦めの心境だったのが、自分もまたやる気が出てきましたと、本当に喜んでおられたので、私はそのことに感動しました。 4.次男が北原白秋の俳句コンクールで佳作に入りました。 これもクラスでは1人だけだったので、とても誇らしかったようです。(こう書くと、次男はすごく優秀そうに見えるかもしれませんが、図工の先生に褒められたのも、晴天の霹靂ぐらいびっくりしたという、ごくごく普通の子です)5.12月の半ばに、夫が車が全損になる事故を起こしましたが、本当に幸いなことに双方怪我が無く、物損だけですみました。ソニー損保に入っていたのですが、保障は万全で、車の車両保険もすぐ振り込まれて、すごく頼りになりました。新しい車もすでに購入しましたが、年末になってしまたので、まだ届いてはいません。先週ぐらいまでは、新しい車を決めるのに忙しかったです。でも、怪我が無くて、本当によかったです。6.ハリー・ポッターの完結編を英語で読み通せたこと。おかげで、英語でメールを書くときにちょっと文章が書きやすくなりました。ちなみに最近読んだ本「高学歴ワーキングプア」「なぜ真のリーダーがいないのか」リー・アイアコッカ著今読んでいる本「チーム・バチスタの栄光」海堂尊著これは神経内科の先生が主人公で出てきて、私の後輩の先生にイメージが重なって、面白い。日経メディカルに連載されている同じ著者の小説が面白かったので、読んでみようと思いました。年末にパトリシア・コーンウェルの新刊が出たようなので、次は、これを読もうと思っています。読んでいる本が面白いとき、本当に幸せだなーって気がします。 来年も良い年でありますように。
2007.12.31
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子どもと死についてエリザベス・キューブラー・ロス著病気や、突然の事故や事件で死を迎えた子どもと、主にその親の心情がテーマの本です。今朝、電車の中で読んでいて、涙が出てきてしまって、今から仕事に行くというのに、顔に涙の跡がついてしまいました。子どもたちは、その死が突然のようだったとしても、奥深いところで、死を予感していることが多く、残されたメッセージがそれを伝えていることが度々あるということでした。子どもを亡くすという経験を、親がどのように乗り越えていくかということや、家族に対してどのような配慮ができるかといったことなど、一つ一つのエピソードがとても感動的で、つい泣いてしまったのです。キューブラー・ロスは、2004年に亡くなっていますが、彼女の著書があることによって、どれほど多くの人が救われたことでしょう。その彼女も、死について研究したり発表したりするときに、当時としては異端だったという理由で、ひどい攻撃にさらされたということです。何かにつけ、時代を切り拓いて行くということは、苦痛を伴うものなのかも知れませんね。彼女は、人間の体を繭に例え、死はその体から蝶が自由になって羽ばたいてゆくことだと表現します。私も彼女と同じ考えです。でも、それゆえに、今、与えられている一日一日がとても愛おしく、一日一日が輝いて見えます。電車の窓から見た紅葉の山や青い空の美しさが、ことさら心に沁みるようでした。身近に死がある人や、子どもを亡くした人にはぜひ読んでいただくと良い本だと思いました。
2007.12.05
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気がつくと、11月ももう下旬。しかも、寒い!!ハリー・ポッターの完結編を、先週の日曜日についに読み終わりました!ただでさえ長いお話を英語で読んだので、その長いこと長いこと。おかげでずっと魔法の世界にいられて、幸せも長続きしたような気がします。英語で読んだせいもあるのか、今回のお話が一番面白かったように思います。これまでの様々な謎も当然ながら最後の最後にすべて解けて、第1話からそういう構想だったのかと感心してしまいました。こんなに長い英語を読んだので、ずいぶんスムーズに英語が読めるようになった気がします。これに味を占めて、何かまた英語で読もうかと思いましたが、やはりしばらくは日本語のものを読んで頭を休めようと思いました(笑)。**************先週は、「レヴィ小体型認知症とパーキンソン類縁疾患」について、当地域のケアマネージャさんの研修会でお話しました。レヴィ小体型認知症は実は予想以上に多い病気のようで、連続剖検による検討では、アルツハイマー型2~3例に1例ぐらいの割合で、レヴィ小体型認知症があるそうです。多分、正しく診断されない例が多いのかも知れません。特徴的な症状は、ありありとした幻視です。すぐに眠り込んだりするのも特徴です。その他にも非常に特徴的な症状がいろいろあり、順々に説明していきました。最初はアルツハイマー型認知症についてお話しようかと思っていたのですが、特に目新しいこともないし、アルツハイマーについての講演会は多いので、少し新鮮かと思いレヴィ小体型認知症で準備させてもらいました。そうしていたら、ちょうど折り良く、松下記念病院の森敏先生が「レヴィ小体型認知症」の講演会に来られましたので、とても参考になりました。森敏先生は豊富な臨床経験から、非常に熱をこめて症状のお話をしてくださって、その後の質疑応答もちょっと珍しいほど活発なものでした。お蔭様で、講演の準備も予想外に早くでき、ありがたかったです。****************先週末は、京都で行われた日本臨床栄養学会・協会の大会にお邪魔してきました。サプリメントにすっかりはまった私は、さらに幅広い知識を得たいと思い、少し前にこの協会に加入したのです。今回初めてこの分野の大きな学会に参加して、私がいつも参加している学会とはまた違う活気に触れることができ、とても新鮮に感じました。企業が宣伝に沢山参加されていて、山ほど試供品をもらってきました。市場規模の大きさを肌で感じる学会参加でした。 経腸栄養剤なども多種多様なものが開発されていますが、栄養管理の良し悪しで、糖尿病の人が足を切断するかしないかの分かれ目になったりして、本当に栄養管理の大切さを痛感しました。自分や家族がどこかで医療を受けるのだったら、やはりしっかりしたところにかからないと駄目だなあーと、切実に思いました。***************そして、この学会に往復する時間で、ハリー・ポッターが読み終わったという秋の一日なのでした。
2007.11.22
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最近、私は「ハリー・ポッター」の最新刊を英語で(英語しかないので)読んでいるのですが、なかなか進まないので、ちょっと休憩に手に取ったのが、「対岸の彼女」角田光代さんの文庫本です。日本語だと、すらすら読めちゃいます!(当たり前)対岸の彼女直木賞受賞作ということです。前から気になっていたのですが、文庫本になったので、ようやく読めました。主人公は、私よりちょっと若いかなと思うけれど、意識の中ではほぼ同世代です。主人公が感じる人間関係の難しさも、何となく分かる気がします。でも、一番惹き込まれたのは、もう一人の主人公である女性社長が、高校時代の友人と別れたくないのに、どうしても別れるしかなくなってしまうあたりです。そこからは、グスグスと泣きながら読んでしまいました。高校生って、自分の思うとおりに生きることが出来なくて、あんなにも不自由だったんだなあという気になって、涙を流し、すっきり出来るという、ストレス解消になる一冊だったような気がします。
2007.10.29
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今日、一週間ぶりに来られた患者さんが、先週ご主人が亡くなられたといわれていました。どちらかというと、ご主人よりもその方のほうが弱くて、ご主人がいつも付き添って来られていたのですけどね。今年の春には、しっかりとした口調で、奥様のことを心配されていたのに、あれは、たった半年前のことなのに、人の命はやはり儚いものですね。その患者さんが、もっといろいろしてあげた方がよかったんじゃないかと、自分を責めてしまうといわれていたので、「奥様が元気がないと、ご主人が心配されますから、辛いでしょうけど、元気を出してくださいね」と申し上げました。とはいえ、その方は、いつもよりずいぶんはっきりとして、しっかりされていたのですけど・・・
2007.10.23
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今朝の新聞記事ですが、北大の調査で、中学一年生では、うつ病8.2%、そううつ病2.5%、合わせて10.7%の有病率だったそうです!!就寝・起床時間や、一日のうちに外で遊ぶ時間、テレビ視聴時間など生活スタイルについても尋ねたが、分析の結果、関連はみられなかったとのこと。原因ですが、私の推測は「栄養が足りないに違いない!」です。睡眠不足も関係しているように思いますが、ライフスタイルと関連が出なかったということであれば、食生活の変化が、もっとも大きな原因なのではないかと思います。先日、胃腸症状で受診した若い女性。食中毒を疑って、食事内容を詳細に聞いていったら、記載する内容があまりないほど、ほとんど栄養を取っていません。そんな食生活を続けたら、どう考えても栄養失調になってしまうと思われました。薬を出すのに必要なので、妊娠の可能性について伺うと、結婚しており、いつでも妊娠する可能性があるとのこと。 葉酸欠乏で、2分脊椎症になったり、妊娠中にビタミンEが足りないと、子供が喘息になりやすいといわれていることなどをお話し、お母さんの栄養は、本当に大事なんですよと説明しました。妊娠早期に葉酸が足りないと、2分脊椎症の危険があるので、妊娠が分かってからでは遅いことがあります。妊娠の可能性があるのなら、その前に、自分の体の栄養状態を整えておかないと、後悔先に立たずです。 成長期の栄養も大事ですし、生まれる前の栄養もとても大事です。 不健康なダイエットより、自分と子供のためのちゃんとした栄養を、女性には特に大事にしてほしいと切実に思う今日この頃です。
2007.10.09
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今日、ある製薬会社のMRさんが、片頭痛の治療薬の宣伝に来られました。私は神経内科なので、いつもよく来て下さいます。(ちなみに、とってもイケメンでしかも感じがいい)片頭痛の特効薬は、トリプタン系のお薬で、最近は種類も増えてきています。内服薬より早く効くので、点鼻薬を宣伝されていました。私も、患者さんにそういって説明するのですが、大抵の方が、やっぱり内服の方がいいわと言われ、なかなか売り上げが伸びないんですよねー。(あくまで、私の個人的見解です)でも、私は、サプリメントのおかげで、片頭痛は最近起こってないんですよね。MRさんの商売敵のようですが・・・診察室に来られる片頭痛の患者さんには、そのトリプタン系のお薬も処方しますが、診察室の外で相談を受けたら、一番にお勧めするのはサプリメントです。頭痛にはマグネシウムとか鉄とかの不足も関係しているのかも知れませんが、全般的に足りないものを補うので、基本的にあまり発作が起こらなくなるようです。火曜日に来られた患者さんは、アレルギー性鼻炎があるので、点鼻薬がうまく吸収されない気がするということで、内服薬をお出ししましたが、サプリメントで、私は花粉症も良くなってしまったので、彼女には、本当はサプリメントをお勧めしたかったです。結局、片頭痛も、アレルギー性鼻炎も、体質的な問題で、症状を緩和する薬を、その時その時使っても、根本的な治療にはなりませんが、サプリメントは、それよりはずっと根本的な解決に近いと思います。本当は、医薬品よりその人に必要なときもあるのに、保険がきかないので、つい保険のきく医薬品で、症状を和らげ、その場をしのいでいるというのが、現状です。ただ、サプリメントも玉石混淆なので、体に害がなく、よく効くものを使わないと、せっかくのお金が無駄になってしまいます。
2007.09.20
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いろいろな人が勧めているこの本を、図書館で見かけたので、ついに読んでみました。読み進むうちに、人生の秘密が少し分かってくるような気がしました。誰もが何かしら、「一生のうちに○○したい、それが自分の夢だ」と思っていることがあると思いますが、では、他でもない‘今”、それに取り組まない理由は何なのか?と、考えてみたことがあるでしょうか?人生の終わりに、「ああすれば良かった」とか、「自分の人生はもっと違う生き方も出来たはずなのに」と思うのではなく、今、この瞬間に、夢に向かって歩き出すということが、本当の自分の人生を生きる秘訣なのです。現在の生活に変化を起こすことは、もっとも大変なことです。変化に対する恐れや、夢を実現することに対する恐れが、強く湧き起こってきます。そして、夢に近づけば近づくほど、抵抗も強くなって行きます。でも、その旅を通して、本当に真実のことを学んでゆくなら、それこそが旅の本当の目的であり、夢の実現は、そのご褒美のようなものなのです。もし、「青い鳥」のように、本当の幸せは自分の近くにあったのだとしても、それを捜し求める旅をしたから、初めてそれに気づけたんです。もし、辛いことがおこるとしても、それは起こる必要があったから起こったのだと、思えるようになる本でした。
2007.09.18
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↑クリックすると楽天ブックスにリンクしてます。「食事で治す心の病」という本を読みました。統合失調症といわれている患者さんが、ビタミンB3やビタミンCのサプリメントで調子が良くなったということが書いてあるのですが、そもそも、食事の不足や偏りから、精神疾患になるということ自体に衝撃を受けました。一日にイチゴ5粒というダイエットを始めて、精神疾患になってしまった高校生とか、ほんの些細なことで、人生が変わっています。ファーストフードやスナック、ジュースといったものばかり食べることによって、栄養素の不足と、急激に血糖が下がる低血糖症が起こり、精神症状のもとになっていることが、さまざまなケースで書かれています。かなりの衝撃を受けましたが、とても言葉では伝えきれません。ちゃんとした食事と栄養素の大切さが身にしみて感じられる本です。また、精神的な不調の影に、栄養素の不足があることも多々あり、十分に栄養素を補うことが、根本的な治療になる可能性があるという認識はとても新鮮に感じられました。今の一般的な医学の知識では、そういう視点はないと思いますので、患者さんや家族の方が、そういう知識をつけていかないと、もしかしたら、栄養療法で治るものを、その機会を逸しているかもしれません。あまりに衝撃を受けたので、同じ病院に勤務する精神科の先生にも、読んでみてもらいました。その先生も、今までこのような視点で、病気を診たことがなかったといわれていました。2003年に出版されている本ですが、私の周りでは、最近この本がブームになりつつあります。
2007.09.12
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あっという間に、夏休みが終わり、またいつもの生活に戻ってきました。今日、一人の患者さんが、亡くなられました。昨日までは意識もあったのですが、遠くに住んでおられる息子さんが、ようやく昨日来られて、お話ししたら安心されたのか、今日の午後息子さんに看取られて静かに亡くなられました。89歳と年に不足はないので、延命処置などはしないでほしいという希望で、本当に静かな最期でした。内科の主治医は別にいるので、病状説明などはその先生がされていたのですが、私が回診でお部屋を覗いた時、ちょうど息子さんがおられたので、初めて息子さんにお会いすることが出来ました。息子さんは、本当に純粋に死を看取るためにそこに座っておられるという風情でしたので、ひと時、「死についてどのように考えておられますか?」と、率直に死についてお話しする時間が持てました。 息子さんは、魂の存在をあまり信じていないということでしたが、そうだった友人の中にも、今頃になってキリスト教に入信した友人もいるし、考えは変わるのかもしれませんと言われていました。私は、ワイス博士の過去世療法や、キューブラー・ロス博士や飯田史彦さんの著作、その他さまざまなことから、魂の存在を確信していますので、そんなお話をしました。 私が息子さんとそうやってお話ししていること自体が、非常に珍しいことで、私には、患者さんがそう望んでいたから、そのタイミングで死を迎えようとしているのではないかという気がしました。息子さんに、自分の魂は消えてなくなるわけではないということを伝えたかったのかもしれません。 そんなお話をした30分後、患者さんは息をひきとられました。
2007.09.05
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蝉の声を聞いていると、この本が無性に読みたくなって、ついに図書館に探しに行ってしまいました。1928年の夏の話。これをレイ・ブラッドベリは1957年に出版して、日本では1971年に晶文社の「文学のおくりもの」というシリーズの第一期全7巻の中の1巻目として出版されています。そして、私がこの本を初めて読んだのは、中学か高校のころだったので、1980年頃のようです。夏が来て、やかましい蝉の声を聞くたびに思い出す「たんぽぽのお酒」。どうして蝉で思い出すかというと、「15秒ごとに蝉がぶんぶんいう回数を計って、それから39足すと、ちょうどそのときの温度がわかるのさ」というようなシーンがあって、華氏87度とか92度とか、そんな暑そーな数字が並んでいて、妙に印象に残っているのです。耳一杯の蝉の声を聞くと、どうしても思い出してしまいます。小説全体が夏の香りに満ち満ちていて、どうしてこんなに上手に、夏の初めの期待に満ちた幸せな気持ちとか、そのほかのさまざまなふとした一瞬の繊細な気持ちを捉えているのだろうと、読み直して、改めて感心・感動してしまいました。どこか懐かしくて、幸せな気持ちで胸が一杯になる素敵な本です。主人公は、「僕は生きている!!」ということを発見した後に、「僕もいつか死ぬに違いない」ということを発見するのですが、そんな当たり前のことが当たり前でなかった少年時代(少女時代)が懐かしいです。
2007.08.10
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少し前に次男と二人で「レミーのおいしいレストラン」を観に行ってきました。とても食いしん坊のわが息子は、この映画に対して異様な執着振りで、ずいぶん前から絶対に見に行くと張り切っていました。とても楽しい映画でした。最後のあたりで、レストランの厨房が、ねずみばっかりになってしまったときには、大笑いしてしまいました。一応、いろいろ教育的な内容(「本当の願いだったら、どんなに不可能に見えても実現することができる」とか、「自分の信じた道を選ぶということは、時に困難な選択である」とか)が含まれているのですが、とにかく面白かったです。気分すっきり、癒されて元気が出る映画でした。それにしても、夏休みって、どうしてこんなに早く過ぎてゆくのでしょう。時間がとめておけたらいいのに~。
2007.08.10
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先行上映で昨日、観に行って来ました!ハリーはかなり大人っぽくなっていて、髪型が少しイメージと違ったのですが、楽しく見てきました。お話はいつも通り原作に忠実に進行していきます。でも、本で読んでイメージしていた映像を、映画で実際に見ることが出来ると、やはり迫力がありますね。ひと時、空想の世界を旅することが出来、現実の台風も忘れ、楽しむことが出来ました。ちなみに、今日は、ポケモンの映画を観てきました。最近は、全世界に公開されているせいか、結構面白く出来ています。去年のポケモンもなかなか面白かったですし。その前の2、3年はかなり熟睡してましたけど、最近はそういうことがありません。今日も、映画館は満員で、チケット売り場に45分並んで、しかも、残り枚数があと21枚、というところで何とか買うことが出来ました。ふぅー。ドリンクを買って席に着いたら、ほとんどすぐ、本編が始まりました。予定通り観れて、本当に良かったです。今日は、西遊記も人気で、早めに席が売り切れていました。夏は、映画も楽しいですよね。
2007.07.15
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少し前に書いた「いわしペプチド」の続きです。昨日は医局のバーベキューパーティーがあり、たまたま教授と同じテーブルだったので、降圧薬2種類と「いわしペプチド」で、すっかり血圧が落ち着いた母のことを話すと、教授は「いわしペプチド」を耳にされたことが無いようでしたが、「そもそも降圧薬は山ほど沢山あるのに、何もわざわざお金を出して、サプリメントを使わなくても・・・」というご意見でした。考えてみると確かにそうだなあという気もしてきました。今、2種類飲んでいる薬の量を増やしたり、別のものを試したり、3種類目、4種類目を加えるという方法がもちろんあります。医療保険がきくので、サプリメントよりは安く使えます。(ちなみに、わが医局の教授は脳卒中がご専門で、当然、降圧薬などは専門中の専門です。教授に、そんな話をする私は、なんて怖いもの知らずなんでしょう?)母にその話をすると、「でも、薬はあまり飲みたくない」といいますので、話は振り出しに戻ってしまったのですが・・・降圧薬は本当に山ほどあって、考えてみると、何もサプリメントでなくてもいいわけなのですが、薬より好きだと思う人も結構いるから、サプリメントの市場があるのかな、という気がしました。ここ数年、我が家では地方新聞をとっていたのですが、数日前から朝日新聞もとり始めました。新聞で目立つのが、サプリメントの広告で、本当に多いですよね。玉石混淆だと思いますが・・・とりあえず「いわしペプチド」は、母の大のお気に入りになっています。
2007.06.27
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最近よく相談を受けるのが、月経関連頭痛なんですが、実はとても多いのでは?という気がしています。私が神経内科医だというと、ほとんどの方が、頭痛の相談をされるのです。大体、皆さん、普通の痛み止めはあまり治まらないということで、生活に支障があるようです。診察室の話でいうと、大体これは片頭痛なので、片頭痛用の薬をお出しするのですが、片頭痛用のお薬でも効かないときも結構あります。あと、体がだるいとか気分が悪いとか、副作用も人によってはあります。私の一番のお勧めはサプリメントで、ホルモンの変化を和らげるというものです。これは、薬のように気分が悪くなったりせず、月経関連症候群全体を軽くしてくれますので、とても楽になります。本当は、普段から栄養補強をした方がいいのですが、症状が出る頃に飲むだけでも、結構よくなります。この体調の改善というのは、経験した人でないと分からないと思いますが、本当に快適で、月経時も普段と同じようにかなり元気に過ごすことができるようになります。月経関連症候群や月経関連頭痛でお困りの方には、ぜひ試してみていただきたいです。でーーもーーー、こんな風に思っている私ですが、診察室では、やっぱり鎮痛薬か片頭痛用のお薬を出しているんですよね。保険診療ですから、保険に通っている治療をするしかないわけで・・・あと、どこからどう見ても、全般的栄養失調で、頭痛が起こっているという場合も、薬で痛みだけ抑えても本当にその場しのぎだなあと思ってしまいます。さまざまな事情(例えば経済的な事情とか)で、十分に栄養が取れないということもあり、もとは医学的問題じゃなかったのが、結果として病気になっているということもあります。昔のお話ではないけれど、薬は本当はお金ということもあったりしますね。
2007.06.21
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最近受け持っている入院患者さんに、進行した胃癌の患者さんがおられます。入院されてから3週間ぐらいになりますが、やはり病気の勢いが強く、栄養状態の悪化が急速に進んできています。どうして、神経内科医が進行癌の患者さんを受け持っているかというと、癌になって、栄状態が悪くなる中で、ふらつきがひどくなり、転んで頭を打って、脳に出血が起こり、認知症になってしまったのです。ふらつきがひどくなった一つの原因は、極端な栄養不良によるビタミンB1欠乏だと思いますが、この段階で栄養を補給できていればよかったのですが、脳の出血が起こってしまったので、性格の変化や記憶力の低下が後遺症として残ってしまいました。私のところに来られたのは、脳出血を起こした後だったので、性格の変化などに対応する治療となりました。「罪を憎んで人を憎まず」ではありませんが、脳にダメージが起こった患者さんは、性格が一変して、憎まれ口をきいたり、物を投げつけたり、嫌な人になってしまうこともよくあります。その人の本来の姿ではなく、病気がなせることなので、寛容になるしかありません。精神に作用する薬を使って、穏やかになられ、家族をいたわるような発言も見られるようになり、家族の方には喜んでいただけましたが、認知症になっていなかったら、もっと最後の時間を家族とともに味わって大切に過ごせたのにと思うと、何だか残念でなりません。厚労省の試案で、「余命3週間と診断されたら、本人の意思で延命中止が出来るようにする」という話が出て来ていますが、認知症は対象から除外されます。この患者さんの治療方針を決めるのは、家族と主治医ということになってくるんでしょうが、終末期をどのように過ごしたいのか、やはり一筆書いておいた方がよいのではないかと思う、今日この頃です。
2007.06.06
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うちの母は血圧が高く、2種類の降圧薬(アムロジンとディオバンという立派なお薬)を服用していましたが、最近調子が悪いときには170~180mmHgにもなったりしていました。そこで、ものは試しと、「いわしペプチド」を含むサプリメントを取り寄せて、今週の半ばから使い始めました。何と使い始めた日から血圧は下がり始め、今日なんて100mmHg前後になってしまったのです。いくらなんでも下がりすぎなので、降圧薬の方を減らすことにしたのですが、サプリメントでこんなに下がるなんて驚嘆です。たまたま母に合ったのかも知れませんが、それにしても凄すぎて、本当にひっくり返るほど驚きました。
2007.06.01
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昨日、加賀乙彦さんの講演を伺ったので、「宣告」という本が読みたくなって書店に行ったのですが、飯田史彦さんの「生きがいの創造2」が文庫本になって出ていたので、ついそちらを買って帰ってしまいました。今朝、一気に読んだのですが、とてもおもしろく読めました。 この本では、飯田さんの子供のころに端を発する不思議な体験がいろいろ書かれており、これまでの「生きがい」シリーズの根底にあるものが、ようやく少し語られたように思いました。物質文明とスピリチュアルな面のバランスをとりながら生きていくことが、今、日本に生きている多くの人の課題だと述べられていますが、まさしくその通りだと思います。私の周りの人の中にも、江原さんのコンサートに行ったという人が何人かいますし、スピリチュアルなことに興味のある人がとても増えていますよね。興味というか、何かやむにやまれぬ気持ちなのだと思いますが。そういうことに興味がある人にとって、とても興味深い内容の一冊だと思いました。
2007.05.20
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昨日の夕方、家族で観に行って来ました。今回のスパイダーマンの一つのテーマは、「許す」ということなのかな。真実を知り、自分が許せないと思っている人の事情を知ると、その人のことが許せるようになる、という流れで、さまざまな「許し」が出てきます。やっぱり、当たり前だけど、憎しみに満ち満ちているよりも、愛でいっぱいの方が、幸せないい顔になりますね。憎しみを手放すのは、相手のためだけでなく、自分を幸せにしてくれます。復讐は高くつきますし、人を呪わば穴二つとは、よく言ったものです。今回のスパイダーマンは、ヒーローのくせに、途中で変なヤツになったりして、結構おかしかったです。小3の次男は、途中で飽きかけたけど、しばらくするとアクションシーンになったので、最後まで楽しく見ることが出来たようでした。映画が終わると夜になっていましたが、子供たちが、カーネーションの籠をプレゼントに買ってくれました。夜の8時過ぎだというのに、お花コーナーは大混雑で、お祭りのようでした。
2007.05.14
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今日は、中2の長男の参観日&懇談会でした。中2といえば、そろそろ思春期、反抗期ということで、母親にとっても大変な時期にさしかかるので、その心構えを説くというような、懇談会でした。思春期の子供との接し方のコツは、一言で言うと「手や口を出さず、じっと見守る」だそうです。子供は、自立したい気持ちと、まだ依存したい気持ちの間を、揺れ動いているけれど、自分でもその心の動きがよく分からず、いらいらしたり、反抗的になったりするので、母親もその綱引きの綱を離さず、付き合っていくことが大事とのこと。思春期は自分探しの旅。自分は誰で、どこに行こうとしているのか、どんな人間になり、どんな風に生きていこうとするのか。そういったことを、親の押し付けでなく、自分で答えを見つけていくこと。そうして、やってみた結果を、自分で引き受けていくこと。自分で自分にOKが出せるようになること。大人になっていくということは、そういうことなんですね。自分を肯定できるようになるということは、とても大切なことですね。そのために、ありのままの自分を認めてくれる親の存在が必要なのだということでした。「手や口を出さず、じっと見守る」出来ることは出来るだけ自分でさせるようにして、子供が親離れできるようにしていってやること。ずっといつまでも子供の面倒を見続けることは出来ないのですから、ちょうど良い時期に親離れさせることが大切で、その時期が思春期なんですよね。寂しいけど・・・
2007.05.12
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これは、とってもゴージャスな本ですね。なんと、ロバート・キヨサキ、アンソニー・ロビンズ、ジョン・グレイ、アラン&バーバラ・ピーズ、ジョン・フォッピとの交流の中で、著者の河本隆行さんが気づいたことというのが、書いてあるのです。いいなあ!この人たちの名前を全部知っている人は、かなりの通ですね。私は、前半の3人はよく知っており、後半の2人はあまり知らなかったのですが、本を読んで、よく分かりました。特に、ジョン・フォッピは、強いインパクトがありました。 彼は、生まれながらに両腕のない、アメリカを中心に活躍する世界的なモチベーショナル・スピーカーなのだそうですが、彼の言葉が印象に残りました。「両手がほしいと思うのは当然のことだよ。 もし両手があったとしたら、高いところにも手が届くし、重いものだって持てる。 でもね、もしそうだったとしても、結局のところ問題はなくならない。 実際、両手のあるあなたたちだって、さまざまな問題を抱え、自殺してしまう人だっている、そうだろ? 結局のところ、腕があるとか、肉体的ハンディキャップがどうだとかっていう問題じゃないんだよね。 本当のハンディキャップというのは、肉体的や環境的なものでなく、心や感情的なものだ。」 ないものではなく、あるものに焦点を当てると、今、ここにいるだけで、感謝の気持ちが湧いて来ます。 すばらしい5人のエッセンスに触れることが出来る、お得な本でした。
2007.04.28
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最近、開業に向けて準備していたのですが、一昨日、事件発生。予定していたところはやめることになり、また、候補地探しに逆戻りしてしまいました。開業に向けては、世話をしてくれる会社があるのですが、私が一昨日まで利用していた会社は、内科系の先生たちからとても評判が悪かったんです。でも、勧めてくれる物件はとてもよいと思ったので、そこで開業しようと申し込んだら・・・医療ビルなので、普通、重複する科は入れないし、また、契約にもちゃんとそう書いてあったのにも関わらず、そんな約束はあっさり無視して、他の内科をどうしても入れるというんです!!私が、絶対に受け入れられませんといったら、「じゃあ、先生が別のところで開業してください」と、こういうわけで、あまりの理不尽さに腹が立ちましたが、なるほど、だから、内科系の先生たちに評判が悪いんだ!と、改めて確認できてしまったのです。道理は通らないのですが、そんな信用できない会社とこの先付き合っていく気にもなれませんから、他の選択肢はありません。会社を変えて、今度は評判の良い会社とお付き合いしていこうと思います。評判が悪くても、直接お世話をしてくださる方はとても感じの良い方だったのですが、やはり、いざというときに最終的な決断をするのは社長なので、その社長が道理の通らない人だと、お付き合いできませんね。私は、まだ実害がない段階だったので、あの社長と長いお付き合いをしないで済んで、絶対ツイてる!という気が2日経つうちに、湧いてきました。それに、悪い評判とはいっても、そこを利用して開業している先生もけっこういるのだから、本当のところはそう悪くもないかもと思っていたら、害がないうちに向こうの方から縁を切ってくれるという、何と言うか、後悔のない一区切りをつけることが出来たのです。ものすごく納得して、次に行くことが出来ます。ああ、本当にツイてる!
2007.04.27
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ついに読み終わりました!!足掛け4ヶ月もかかってしまいました。序盤が、話が見えなくてもたもたしてしまいましたが、中盤以降は一気に読み終わりました。といっても、長い! 今回、旅行にもって行ったので、新幹線の中やホテルで、読みふけりました。ミステリーは、はまるとやめられません。謎解きという感じではまったくありませんが、スペインの内戦のころのお話で、趣がありました。様々な人の立場から見た、真実が、次々語られていくという感じで、徐々に謎が解けていきます。今から言うのも変ですが、秋の夜長にはぴったりの本ですね。
2007.04.16
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今日、病院の帰りに、駅まで車で送ってくれたのが、精神保健福祉士の若い男性でした。時々お会いしますが、あまりお話をしたことがなかったのですけど、今日はなぜかお給料の話になりまして、精神保健福祉士の仕事だと自分が食べていくだけで精一杯だという話から、「僕は主夫志望です!」と言っていました(笑)。(多分、半分以上冗談でしょうけど)でも、結構主夫もいけそうかな、と思わせる彼でした。最近、働きすぎて、主夫募集の女性も少なくないかも知れませんよね。私、精神保健福祉士の人のコースも、ついこの間まで教えていたのですけど、男性もずいぶん来られていましたけど、その人たちは今、仕事と収入に満足しているのかなぁと、ふと思った今日の午後でした。
2007.04.06
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病院にも新しい職員の方が大勢入ってこられました。病院には、多種多様な職員の方が勤めていますが、フレッシュでちょっと緊張した顔を見渡していると、ああ、新年度だなあと実感がわいてきました。きっと、専門学校の卒業生の皆さんも、そろそろ緊張しながら働き始めていることでしょう。体に気をつけて頑張ってくださいね今週は、内科学会総会や医学会総会があって、大阪に2回も行く予定です。医学会総会は、会費が結構お高いのですが(ディナーショウのような値段)、さすが、面白そうです。学会って、なんとなくやはりトレンドが掴める気がします。風潮を形成する場でもあるような・・・参加することに意義がある?感じでしょうか。来週末は、東京で認知症の研究会があります。ちょっと慌しくて落ち着きませんが、とにかく新年度ですね。
2007.04.02
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携帯電話を換えたので、メールアドレスが変更になり、そのお知らせメールをお昼ごろに出しました。最近、あまり連絡を取っていなかった友人や知人から、沢山のお返事があり、いつの間にか結婚していた人や、いつの間にか結婚して赤ちゃんも出来て、もうすぐ生まれるという方がいて、あっとびっくりでした卒業生は、結婚適齢期ですから、そういうことがあっても全然不思議じゃありませんが、晩婚化が加速する今日にあって、順調に結婚していっているというのは、とても喜ばしいことに感じました。また、不妊症のひとも多かったりするので、ちゃーんと順調に子供が出来ているというのも、これまた素晴らしいことだと思いました。卒業生の皆さんで、私の新しい携帯メールアドレスが知りたい方は、私書箱にご連絡くださいませ。近況も教えてくださいね。
2007.03.25
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昨日の夕方、重い腰を上げて、携帯を買い替えに行きました。ソフトバンクから、auに変えてしまいました。でも、新しい電話は操作に慣れないので、なかなか思うようにやりたいことが出来ません。携帯メールのアドレスが変わったので、そのお知らせのメールを出そうと思っているのですが、今日中に出せるかしら? ご関係の皆様、お知らせメールが届くまで、ご連絡はパソコンの方にお願いいたします。
2007.03.25
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ナイト・ミュージアム、観に行きました。予想以上に楽しい、素敵な映画でした。子供達と一緒に行きましたが、みんなが楽しめて最高です。見に行って良かったぁ!と心から思いました。主人公は、仕事を転々として情けない離婚したパパ。最後に紹介された仕事は、博物館の夜警でした。ところが、その博物館には秘密があり・・・情けないパパが、勉強し、リーダーシップを発揮して、かっこいいお父さんになっていくという、ストーリーはシンプルですが、登場人物がいろいろと最高に面白いのです。ブルーな気分のとき、この映画を見たら、絶対笑えて、元気が出ること間違いなしです!
2007.03.24
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夫の弟夫婦のところで、双子の赤ちゃんが生まれました!おめでとう!!結婚8年目なので、喜びもひとしおでしょう。予定日より1ヵ月ほど早かったのですが、2500gと2300gということで、しっかり大きくなってくれていてよかったです。お祝いに行くのが今からとーっても楽しみです。妊娠中はしっかりサプリメントを飲んでもらいました。妊娠中の栄養は、赤ちゃんの体質を決める上で、とても大事です。母体の負担も軽くしてくれますし、よいサプリメントをちゃんと補うということは、とても大切だと思います。普段の食事でも、十分に栄養が摂りきれていないのに、妊娠中は需要が増大しているんですから、しっかり補わなくっちゃね。妊娠初期に葉酸が足りないと、2分脊椎という病気になりやすいので、妊娠を考えている人は、その段階で葉酸を補給しておいた方がいいんですよ。妊娠中にビタミンEが不足していると、子供が気管支喘息になるリスクが高まるという報告もあります。お腹の中の栄養は、子供の一生に関わる本当に大事な問題ですから、過不足なくほどよく栄養を摂るためには、よいサプリメントもしっかり活用するべきだと思います。
2007.03.22
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最近、診察した患者さんで、シェーグレン症候群疑いの患者さんがいらっしゃったので、シェーグレン症候群について、今日は少しお話します。シェーグレン症候群というのは、膠原病の一種で、一番典型的な症状は口の渇きです。目の乾きも出やすいです。そして、血液検査をすると、抗SS-A抗体,抗SS-B抗体という抗体が出てくるのが特徴です。確定診断のためには、唾液腺の検査や涙の減少などを確認する必要がありますが、この抗体が認められれば、かなり可能性は高いと思われます。今回の患者さんは、さまざまな不定愁訴があり、あっちこっちの病院を転々としていた方なのですが、診察室で「冷たい水に当たると、手が真っ白になった」とこの冬に言われました。これはレイノー現象という症状と考えられましたので、膠原病を疑い抗核抗体というのを調べたところ、陽性で高い数値が出ました。それで、口が乾いて、いつも水筒を持って歩いて、診察中にもお水を飲まないといけない状態なので、抗SS-A抗体,抗SS-B抗体を追加して調べたところ、高い数値が出たのです。この疾患で大変なところは、神経痛がでたり、関節痛が出たり、しびれがでたり、何とも多彩な症状が出るということなのです。何だか原因のはっきりしないさまざまな症状が出て、患者さんは心身症とかと診断されて、精神科にずっと通っていたりします。この患者さんも、口は渇いているのですが、それを訴えて病院に来ているわけでなく、めまいとかしびれとか痛みとかをずっと訴えて病院に来られています。で、病院でも原因がはっきりしないので、身体表現性障害という診断で、つまりストレスなどが原因と考えられ、抗うつ薬や抗不安薬などが投与されていることも多いです。口の渇きの目立たない隠れシェーグレン症候群もあり、不定愁訴には注意が必要です。
2007.03.19
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今日は、専門学校の卒業式&謝恩会でした。私が担当しているのは、2年生なので、4年生の卒業生とは2年ぶりです。意外に、ちゃんと名前を覚えていたので、自分でもびっくりしました。一人ひとりといろいろな思い出があって、話したいことも沢山あったので、とても楽しい時間を過ごすことができました。みんなちゃんと成長し、多分2年前よりも幸せになっているということが、とても嬉しく思いました。「教科担任として出会う」という表面的な出会いを、どんな風に有機的な出会いにしていくかということは、お互いの心の開き方にかかっているのかな、という気がしました。もちろん波長の合う人も合わない人もいるでしょうが、出会った人の15%ぐらいの人と親しくなれたら、ほんとに素敵だと思います。「スケバン刑事」のマンガの中に、誰に対してもいい先生になるなんてのは不可能だが、何人かの生徒だったら、本当に面倒をみてやれる、みたいな言葉があったのを思い出しました。先生もスーパーマンじゃないから、そんなもんですよね。4年間もしくはそれ以上の努力が報われて、晴れて理学療法士、作業療法士になってデビューする卒業生の皆さん、楽しんでがんばってくださいね!人生の価値とは、何を得たかではなく何を与えたかで決まるのかもしれません。
2007.03.15
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埼玉医科大学核医学診療科教授の松田博史先生の講演会に行ってきました。松田博史教授は、今、全国に普及しつつある画像を用いた認知症早期診断支援システムVSRADなどの開発者で、この分野の第一人者の先生です。3月8日放送のNHK「きょうの健康」でもお話される予定ですので、ご興味をお持ちの方は、どうぞご覧くださいませ。実は、私、松田先生が国立精神・神経センターにおられたとき、研究生として指導していただいていたことがあるので、よく存じ上げているのですが、画像解析の開発を本当に自由自在にされていて、昨日の講演を伺いながらも、松田先生はやっぱり天才だー!と思ってしまいました。この分野では、日本人の優秀な研究者が何人もいて、アメリカで活躍されている蓑島先生もすばらしいのですが、松田先生も、日本の誇る大スターだと思います。(身内の感覚なので、あまり冷静な判断ではないかもしれませんが・・・多分、間違いないはず)それに、とっても素敵な先生なんです。私は、大ファンなので、昨日は、久しぶりにお目にかかれて最高にハッピーでした。ということで、認知症は画像診断で、早期にかなり正確に診断できるようになってきていますので、周りの方で疑いのある方がおられたら、神経内科にご相談下さいませ。神経内科医の実感としては、一般の方が、お年寄りを「ちょっとぼけてきたんじゃないの?」と病院に連れてこられたときというのは、たいていの場合かなり進行した状態のことが多いので、ぜひ大したことないと思うような段階で、受診していただくことをお勧めいたします。
2007.03.03
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「自分ですぐできる免疫革命」安保 徹著者の肩書きにつられて買ってしまいました。新潟大学大学院医歯薬総合研究科教授。1996年、白血球の自律神経支配のメカニズムを初めて解明された方だそうです。少し前に紹介した新谷先生の「病気にならない生き方2」でも、安保先生のお話は引用されていまして、やはり知ってる人は知っているんですね。自律神経は体のいろいろな細胞を支配していますが、白血球に対してどう作用しているかということを突き止めたのが、福田稔先生と安保先生とのことです。白血球にはいくつか種類がありますが、交感神経が優位になると顆粒球が増え、副交感神経が優位になるとリンパ球が増えるということです。そのバランスが崩れると病気になりやすくなります。 交感神経が優位になりすぎると、顆粒球が増えて体内の有益な常在菌まで攻撃し、化膿性の炎症が起こったり、新陳代謝が促進されすぎて組織の破壊が起こってしまいます。 逆に副交感神経が優位になりすぎてリンパ球が過剰になると、抗原に敏感に反応しやすくなり、アレルギー疾患が起こりやすくなります。 とても分かりやすく、多くの病気の原因を明解に説明していますし、多くの健康法についても、著者の考えを述べておられますが、きわめて妥当なご意見と思いながら読ませていただきました。 「はじめに」のなかで、「生き方、考え方を変えて病気を治す世界は自己責任の世界であり、人間性をとり戻す生き方です。これまでの人生に感謝し病気にお礼を述べて、ふたたび健康をとり戻す生き方です」と書かれていますが、本当にその通りだと思います。 自分の生き方、考え方を誰が変えてくれるか? 自分しかいませんね。 病院の主治医が、患者さんの生き方、考え方まで変えてくれるでしょうか?少しはできるかも知れませんが、すべての患者さんに対してそんなこと、できるわけがないですよね。 積極的に勉強し、自分で生き方、考え方を変えていってほしい、というのが、多くの医者の願いではないかと思います。
2007.02.18
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先日、DVDで観ました。キアヌ・リーブスとサンドラ・ブロック主演の映画ですが、韓国映画のリメイクらしいのですが、とても良かったです。ちょっと設定が難しくて、頭を使いながら観ましたが、悲しいまま終わったら、映画にならないよねー?と思いながらみていると、最後、なるほどー!というハッピーエンド。一風変わったラブストーリーですが、幸せな気持ちになれました。キアヌ・リーブスはもともと大好きなんですが、何年か前にキアヌ・リーブスにそっくりな友人と、悲しい出来事があって、それからキアヌ・リーブスを観るたびに、それを思い出すので観ないようにしていたのですが、時間もたち、記憶も薄れ、キアヌ・リーブスを観ても、全然悲しくなりませんでした。なにか悲しいことがあっても、時間はすばらしい薬ですね。
2007.02.15
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実は残念ながら、この春で専門学校を辞めることになりましたので、先日最後の授業をしました。5年間も毎週話してきたので、さびしい気がします。振り返ると、500人ぐらいの学生さんと出会ったことになります。若いってことは、それだけで傷つきやすく生きにくいものなのだと、彼らに教えられました。自分を愛することが、一番大切なのだけど、それも簡単なことではないのだとも教えられました。有名大学卒業、モデル並みのイケメン、学校の成績も超優秀、でも、なんだか自分に自信が持てないといって、私を驚かせた学生さんもいましたが、きっと最近では自信がついたことでしょう。途中で退学してしまった人たちにも、いろいろなところで出会いますが、みんな元気そうです。ある人は、「学校ではものすごくした努力が全然報われなかったが、今の仕事は、ちょっとのことが、すごく評価されて楽だ」と言っていました。多分、自分にあった仕事を見つけたのでしょう。何年も留年して、結局卒業間際に退学するよりは、早めに進路を変えることを勧めています。そのためには、自分が最大限に努力したと、自分で納得できることが必要なのでもありますが。向いてない仕事についても、自分があまり幸せではないし、長続きしませんから、職業の選択というのは本当に大事だと思います。人間は変化を恐れる生きもなので、積極的に何かを選択するということは、多少ストレスではありますが、選択しないということも実は大きなリスクなので、本当に向いていないと思ったら、早めに進路変更するほうが、幸せになれると思っています。私は、自分で言うのもなんですが、とても優しいのです。でも、優しさが甘やかしになってしまっては、本当の意味でその人のためにならないということを学び、あえて厳しいところはきっちり厳しくするようにしました。専門学校で出会った人たちから学んだ多くのことは、とても一回では書ききれないので、時々思い出して書いてみようと思っています。これまで出会ったすべての学生さんの幸せを祈っています。
2007.02.04
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つい最近出た「病気にならない生き方2-実践編」早速、買って読みました。今回の本の中身は、少し前に紹介した「病気にならない人は知っている」と似た内容だと思いました。この本を読んで、果物はやはり食事の前に摂ることにしました。さまざまな立場の人が、これまでの常識を覆すような話をされることで、多くの人の意識が変わっていくのだと思います。食の安全なども、消費者の目が厳しくなっていくことで、高まってゆくのでしょう。自分の一番の主治医は自分です。生活習慣を変えていくことによって、きっと寿命は延びます。目に付く病気の治療だけするのではなく、その病気を引き起こすもとになった生活習慣を変えていくことが、大事なことだと思います。新谷先生も、ハピネスが大事といわれていますが、長生きして、それで何がやりたいかということが大事です。充実感や幸福感をもつと、体中の細胞が生き生きとして、元気になれますよね。中身が凝縮しているのは、「病気にならない人は知っている」だと思いますが、この本をはじめから抵抗なく読める人は少ないのではないかと思うので、徐々に頭を切り替えていくのには、「病気にならない生き方2-実践編」の方が、とっつき易いのではないかと思います。
2007.01.29
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今日の夜、研究会に行ってきました。「老化と抗酸化物質」という演題で、鳥取大学教授の山田一夫先生の御講演でした。抗酸化物質といわれるものも、摂りすぎると逆にプロオキシダント(フリーラジカルを増やす酸化促進剤)になるそうです。過ぎたるは及ばざるが如しなんですね。今まで、「ビタミンCなどの水溶性ビタミンは、排泄されるので摂りすぎても問題ありません」と言っていたのですが、やはり、何でもほどほどがいいようです。ビタミンCを摂り過ぎている若い女性は、きっと沢山いると思うのですが・・・いかがでしょうか?
2007.01.25
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「ふっと心がかるくなる禅の言葉」ふと手にとって買ってしまいました。さすがにいい言葉が並んでいます。今朝、一番心に残ったのは、良寛和尚の「死ぬ時節には死ぬがよく候」でした。これは良寛和尚が71歳のとき、大地震で、死者千六百余人という大惨事となったときに、知人のお見舞いの手紙への返信の言葉だそうです。「しかし災難に遭ふ時節には災難に遭ふがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候、是はこれ災難をのがるる妙法にて候 かしこ 良寛」先週、「パッチ・アダムス」を授業で取り上げましたが、その中でも、同じような意味の言葉がありましたが、決して死は敗北などではなく、ただ当たり前の命の営みの中のひとつの段階なのだと思います。今、試験勉強などでつらい思いをしている人向けには、「鳥啼いて、山さらにしずかなり」苦しみや辛さを経て人は深められるということです。避けられないことは、真正面から取り組むしかありません。勉強は単なる知識をつけているだけでなくて、そこに向かう努力の過程で、人間が磨かれているんですよね。あいだみつおさんは「その時、いのちの根っこが深くなっているんだよ」と表現されています。どれも味わい深いです。
2007.01.24
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生活習慣の気づかないところで、健康を害しているということが、様々な例を挙げて、書かれています。ぜひ、一度読んでみるとよいのでは・・・お勧めします。知らないでいると、やせるためと思って、かえって太るようなことをしていたり、だまされてしまうことが色々あります。多くの人にとっては、とても目新しく感じる内容なのではないでしょうか?
2007.01.08
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明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。「ショーシャンクの空に」年末に年賀状の印刷をしながら観てました。どうしてこの映画を見たかというと、英語をマスターするための本を書いているこの本で、よい英語の映画として上位にランキングされていたからなんです。この本は、英語を勉強する勇気を与えてくれるとてもよい本です。留学なんてしなくても、英語をマスターできる!!と、力強く励ましてしてくれます。それで借りてきたのですが、年末の慌しさですっかり忘れて、大晦日に見ることになってしまったのです。この映画は、「希望」というものの大切さを教えてくれます。どんなに過酷な状況でも、希望を忘れなければ、生き抜くことが出来る。そして、彼は希望を叶えることが出来たのです。最後の画面に広がる青空のすばらしさが、目と心に染みます。肝心の英語は、あまり注意を払う心の余裕がなかったのですが・・・
2007.01.03
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年末です。私も、今日が仕事納めでした。今年は暖冬で冬らしさがあまり感じられませんでしたが、今日は雪がちらついています。多分、初雪かと思います。「今年、何か良かったことありました?」勤め先の副院長先生にそう聞かれて、いくつか思い浮かべました。まず、長男の中学受験が無事終わり、希望校に行けたこと。学校にもなじんで、楽しく通っています。ありとあらゆる電気製品が壊れまくり、家中が一新されたこと。12月には、ソファも買い換えて、それにあわせてカーペットも替えたので、気分も新たになりました。とても良いサプリメントに出会い、特に喘息など体質的なものが改善されるということは目からうろこでした。世界は広い。大学病院で習った医学だけが治療法のすべてではない。医者がいかに狭い自分だけの領域しか見ていないかということを、改めて感じさせられました。一般に治らないとされるどんな病気も、「この病気は一般的な病院ではどこでもあまり治療法が変わらず、これ以上の改善がないかもしれません。でも、世界は広いので、もっと別の治療法がどこかにあるかもしれません。」というのが、正直な気持ちです。でも、かといって怪しげな民間療法や怪しげなサプリメントを勧めるというわけにも行きません。一部の病院で、統合医療に取り組んでいますが、本当に困っている患者さんのために、誠実に医療に取り組み、本当に治したいと思えば、そういう治療法の選択もあると共感します。来年も、本当に良くなる治療目指して、知識と技術を向上させていきたいと思います。最後に、今年は私にとってとても記念すべきすばらしい心願成就が出来ました。これがもっともうれしい出来事でしたが、内容は秘密です。いつも何があっても毎年すばらしい年ですが、今年は本当に良い年でした。今年出会ったすべての皆様、ありがとうございました。良い年をお迎えくださいませ。
2006.12.28
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