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「認識力を高めるには」
以下は、司馬遼太郎の小説からの抜粋です。
「欲深な者は欲のためによく働きはするが、しかし欲に気がとられて物事をありのままに見ることができなくなり、ついに身を滅ぼす」
(播磨灘物語、司馬遼太郎)
「おごる心があれば、見えるべきものも見えなくなります」
(箱根の坂、司馬遼太郎)
「私心があっては、それに囚われて物が見えぬ。物が見えなければ、武辺はできぬ」
(播磨灘物語、司馬遼太郎)
「私情を殺せば、たいていの人の心や物事はよく見えてくるものだ」
(播磨灘物語、司馬遼太郎)
ここまでが抜粋
以上をまとめると、「欲があると物事の本質がよく見えない、真実がよく分からない」ということですが、つまり、言葉を替えれば「公平無私になることが大切である」というようなことでしょう。
自分の欲にだけに目がいき、他人やまわりの環境に目がいかなくなるため、全体像がつかめなくなって、真実や全体像が見えにくくなるのは容易に想像できます。
以前、ものごとの本質に迫り、真実を知る方法として、複眼の視点を持つことが重要であるというようなことを述べました。
複眼の視点とは:
1.時間的視点(長期、短期)
2.空間的視点(マクロ、ミクロ)
3.立場を替えた視点(相手の立場、他者や他国の立場等) 等です。
本質に迫り、真実を知る方法には、この複眼の視点のほかに上に述べた「公平無私」も追加することができそうです。
編集後記
世界のジョーク集より:
「ママ、ぼくのカメ、死んじゃった」
ジョニーは今にも泣き出しそうである。
母親はジョニーの優しさをいとおしく思った。
息子を慰めるため優しく声をかけた。
「いい子ね、ジョニー。カメはティッシュに包んで小さな箱に入れて、裏庭で素敵なお葬式をしましょう。その後、クリームソーダを食べさせてあげるわ。 それから新しいペットを買いに行きましょう……」
ここで母親の声が途切れた。カメがかすかに動くのが見えたのだ。
「まあ、カメはまだ生きているわよ」
子どもは涙をこすりながら言った。
「これ、殺していい?」