バイク三昧な日々

バイク三昧な日々

特注バネ仕様の検討

★★★ リヤサス仕様の変更計画~BESTEX特注バネ仕様の検討 ★★★
No.4
04/04/中日

☆ 特注バネの要求仕様相談と設計要件まとめ ☆
BESTEXさん店舗にて
まずは、ノーマルバネ装着状態での
・取り付け長
・1G長
・1G´長
を測定。自由長等は取り外し後日を改めて特性を測定していただく。というのは
車用であれば、BESTEXさんで持ち込み測定していただけるが、バイクの場合タイヤを外してサスがすぐ
取り外せる訳ではないので、あらかじめバイク屋の社長にお願いしてバネ持ち込みとなった

前述の「交換前の症状」を聞いていただくとともに、「バネとは?」、基本となる理論、製作に至るまでの過程
、過去作成事例、等々バネを特注していただくために重要なお話をいただいた。
そもそも、バネレート以外にも、振動数、振幅、自由長等々、その他にも特性を決める要素があるなんて事は
一切知らない訳で、「ほとんど目からうろこ」状態。(実際は、相当数理解できていない...。)

 ともあれ、作成していただく際少しでもお役に立てればと、感じるままに「こういう風に動いて欲しい」という
かなり漠然とした内容(専門的な表現ができないため)でお話をした。以下は、その時の一部。


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(通常走行時)
・乗り心地を良くしたい。後輪が路面の凹凸に沿うような感覚で動いて欲しい。
・リヤサスが段差で突き上げられないよう柔らかく縮み、しかしながら、伸びる時は素早く伸びて路面を捉え
 ホイルスピンを起こさないようにしたい。
・路面縦方向のうねりに影響されず、足回りだけで「いなす(あしらう)」感じにしたい。
・雨天走行時に、リヤタイヤが滑りにくくしたい。
・高速道路での直進安定性を良くしたい。
・リヤブレーキ使用時、リヤタイヤのグリップを得るため伸び側ストロークを多く取りたい。
・巡航時に、リヤサスのストローク量の7割ぐらいでとどまり、減速時には8割まで伸びて、
 加速時に6割まで沈むイメージで動くバネとしたい。

※路面にタイヤを押し付ける力を安定化したい。

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(競技走行時)
・ブレーキング時にリヤタイヤが十分グリップを保ち、後輪に過重を残せる状態としたい。
 イメージとしては、リヤサスストローク量の9割まで伸びて収まり(伸び側にまだ余裕がある状態)
 その際、伸びる反応速度は、できるだけ素早い動きにしたい。
・上記を実現すれば、旋回開始時にリヤタイヤがグリップすると思われる。
・旋回中にリヤサスのストローク量の6~7割で安定していれば、リヤタイヤのトラクションが期待どおりに得られ
 安定感が生まれると思われる。
・旋回後半でリヤサスのストローク量の5割まで縮むようになれば、向き変えの時間が短縮できると思われる。
・ストローク量を増やすことで後輪に過重をかけやすくして、更に伸び側の反応が早くなれば、
 立ち上がり加速時のリヤタイヤのトラクションが十分得られると思われる。
・同じ理由で、左右への切り替えし時でもリヤタイヤのグリップが得られると考える。
・リヤタイヤが「点」ではなく、「面」で接している感覚としたい。
・高速旋回時は、リヤサスのストローク量の10分の4~3で安定するイメージで動くバネとしたい。
・旋回に入り易くするため、装着時の長さ(自由長)を数ミリほど長くしたい。


※全体傾向としてストローク量を多くしたい。


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内容を見ると、自分が言っている事には相反する部分が多いが、とにかくこの稚拙な表現から、最適と思われる
バネ特性(バネレートだけではない)を設計していただいた。
設計&作成後の特注バネの測定結果は次回記載。
最後に後日の測定結果は、次のようになった。

・Data
SUZUKI
・グラフ
SUZUKI2

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