ブラック企業で働く40代男性が奮起する

ブラック企業で働く40代男性が奮起する

2026.03.04
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テーマ: 働き方(85)

我がブラック企業の社長は、3代目。2代目社長が開発した商品で、業績は飛躍的に伸びたらしいです。
そのお陰か、3代目は裕福な少年時代を送っていたそうです。そして、社長の妹さんも。

年は僕より20歳ほど年上。大学を卒業して、そのまま我がブラック企業に入社したそうで、他の会社を全く知らないという珍しい経歴を歩んでこられました。

トランクスや、ボクサーブリーフを行ったり来たりしていた20歳の僕が入社してすぐに2代目が体調を崩し、3代目が30歳ほどで我がブラック企業の社長に就任されました。

週に1回は会議が開かれ、毎週同じような内容の会議に、僕は疑問を感じながら、過ごしていました。

『会議は仕事じゃないから、残業代は無し!タイムカードを打ってから会議に参加しなさい。』
との指示で、その頃の僕は、一切疑問を感じることなく、その指示にしたがっていました。もちろん他の社員も同様でした。

会議は全員参加が当たり前で、時間厳守。作業が残っていても会議に参加しなければなりませんでした。先週と同じ内容の会議で、社長の理想論を聞いた後で現場に戻り、残りの仕事を片付けるという事を繰り返していました。タイムカードは既に打刻されてますので、当然サービス残業です。

 中には、会議終了後に何食わぬ顔で帰宅するパワハラおじさんもいましたが。

三代目が立ち上げた新事業が、鳴かず飛ばずだったころは、何とか業績を上げようと、社長は数をこなすという作戦にでました。数をこなすということは、作業が増えるということで労働時間がますます増えていったのを覚えています。そんな中でも、こっそり帰宅するパワハラおじさんはいましたが。

こっそり帰宅しても、タイムカードは全員同じタイミングで打刻してあるので、誰が残っていて誰が帰ったのかなんて分かりません。
ちょうどその頃だったでしょうか、ブリーフという下着に再会しその魅力に魅せられ、ブリーフ社員になりました。まだ、白ではありませんし、BVDやグンゼではなく、意味が分からず、聞いたことがあるような、ブランドのブリーフをはいていました。



我がブラック企業のにはパートさんもおりますが、パートさんは定時に帰宅します。

『時給のパート授業員には、残業が発生するから定時で帰らせろ!残りは正社員が20時になってでも21時になってでも終わらせろ!』
などという指示が大声で発せられています。
月給者は、月給さえ払えば、いくら遣ってもOK!
と、労働基準法を都合の良いように捉えていたようです。

社長主催の宴会がしばしば開かれ、それも強制参加。休みをとっている社員も強制的に参加させられ、やむを得ず欠席した社員は翌日、事務所の社長のデスクのまえに立たされ、みんなが見てる前で見せしめのように小言をいわれていました。
『通夜がなんだ!お前が給料もらえてるのは誰のお陰だと思っている!』
考えられない罵声が事務所内に響き渡ります。これは、まぎれもない事実です。一切の誇張はしておりません。こんな社長が存在するのです。

とは、言っても当然だと思います。大学を卒業してすぐに親が経営している会社に入社し、誰からも注意されることなく、唯一注意出来る2代目社長も早々と引退し、こういう社長を産む環境があったのですから。卒業してすぐ入社をさせたのか、入社したのかは分かりませんが。

数多くの社員が辞めて、別の新入社員が入って、すぐ辞めて。

なかなかの社員の回転率だったと思います。
離職率の高さから、社員募集をかけても誰も入社せず、既存の社員の負担はどんどん増えていき、社長や経営陣に対し、反感の目が少しずつ多くなっていきました。







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Last updated  2026.03.04 22:42:42
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