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2016.12.10
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アニメ映画「君の名は。」が国内だけでなく、海外でも高い評価、特に中国では日本とはケタ違いの人口と映画館数があるだけに大ヒットという話。また、単に興行収益だけでなく、アメリカやヨーロッパなどの映画批評雑誌なども高得点を軒並みつけていることを考えると、この映画の面白さは世界に通用する面白さであることを証明した形になると思います。

 ですが、確か日本で公開され、話題になりかけた時、「単に一部アニメオタクやサブカル好きが持ち上げて喜んでいるだけ」という意見をネットでよく見ました。が、しばらくして口コミで一般層にもヒットし、テレビで取り上げられるようになった後には「世界じゃ通用しない」と・・・しかし、今はどうでしょうか?

 思うのですが何年か前、日本の大手ゲーム会社が「これからはワールドワイドに売れるゲームを作らなければ生き残れない」と、大金をかけて海外向けと称するFPS、TPSゲームを作ったことがありました。が、結果はどれも惨敗。ワールドワイドどころか国内でもだれもほしがっていないゲームを見よう見まねで「海外ではこういうゲームが売れているから」と作ってしまった結果でした。そしてその数年後、任天堂が「イカとペイント弾」という今までにないキャッチーなTPSを作り日米ともに大ヒットさせた。この辺は同じTPSというゲーム市場をどう見ているか、によって全く結果が違っていて。

 で、上の話に戻りますが「君の名は。」って正直、私のようなオタク受けするコンテンツです。よく動くアニメ、かわいい美少女キャラのドタバタコメディー、きれいな背景、深読みを誘う設定・・・これまでの監督作品の色からはかなり一般寄りにチューニングされてるとはいえ「国民的映画」という方向は感じられない。しかし、結果は一般人も巻き込み、並みいるジブリ映画並みの大ヒットをしてしまった上に世界でも通用することを証明してしまった。

 似たケースとしてマンガ「進撃の巨人」があります。あれも正直バイオレンスがきつい、カルトマンガに近い作品である認識でしたが、いまやコンビニで新刊がレジ横に並ぶようなヒット作。

 つまり、世界的ヒットを狙うというのは「先にヒットしているモノの模倣をすることではない」ということじゃないでしょうか。

 世の中で今、定番となっているコンテンツシリーズも、第一作目は当時珍しかった。あれだけシリーズの続いている東宝のゴジラも、巨大怪獣が町を襲う映画というとてつもなく斬新な設定なのですから。






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最終更新日  2016.12.11 00:06:32
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