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ぼくとしちゃん

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November 19, 2025
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例によって危険を顧みずアリエクの中を探検中。

でも圧倒的に安いので、僕には魅力的なので、ラジオを探している。
その中で、面白いDSPラジオを見つけた。
安い。


668円と言うと「安い!」と思うかもしれないけれど、たまに「ワナ」が有るので注意。
送料が商品よりも高い場合が多いのだ。
これは商品を安く見せるテクニックで、
「携帯が1円」と言いながら、実は後の通信料でお金を回収しているのと同じ。


僕の場合、孫の誕生日プレゼントの
「子供でも作れる電動の恐竜のおもちゃ」と合わせて買ったので、
結果的に安かった。

但し中華のラジオは中国とアメリカのFMバンドに合わせているので87.5MHz以下が入らない。
実は日本のFMバンドは世界の中では異端児で、少数派。なので仕方ない。
日本の通信の世界は異端児が多い。
例えば携帯電話。
よく「ガラケー」と言うのは、実は「ガラパゴス携帯」の略である。
日本の携帯が日本独自の仕様で、海外の携帯の中の異端児だったのを、
ガラパゴス島の生物のように、世界の他の地域から切り離された独自の物として
皮肉った言い方である。


仕方ないので改造する。
まずは分解。


おぉー!DSPラジオICはAKC社のKT0936だ。愛天堂の得意分野だな。
データシートが手に入る。(データシートは愛天堂ではなくネットから入手)
調べると他のAKC社のDSPラジオICと同様に抵抗で判別してBAND決定するタイプ。



例によって画像を右クリックして出るメニューから
「新しいタブで新しい画像を開く」で別タブに画像を開けば大きな画像で見られる。
目の悪い人ならば、右上の設定メニューでさらに画像を大きくできる。

FMは63.4Ωを273Ωに換えるだけで日本バンドになる。(抵抗の場所は1枚目の画像)
但し、抵抗はSMD(表面実装型)の上に一番小さいタイプなので半田付けが難しい。
写真を見ると抵抗が赤と黒のリード線よりも細いのが分かると思う。
半田付け初心者には無理かも?

<後日追記>
今日見たらデータシートには273Ωではなくて237Ωって書いてあるなぁ。
もうジーサンだから目まで悪くなってる?
でも動作しているからいいか。
結構いい加減でも動くんだなぁ。

AM(MW)はそのままでOK。
SWも使わない人はそのままで良いのだが、
ラジオNIKKEIがSW1の一番端っこなので使いにくい。
SWバンドが広すぎてボリュームをちょっとずらしただけで聞こえなくなる。
なので、僕は(どっちみち使わない)SW2を5.55~6.60MHzに変更した。
(ラジオNIKKEIは6.055MHzなのでダイヤルは中央付近になり、幅は広くなる。)
上の図で言えばSW47からSW7に変更したのである。
これならば十分広いし、周波数ステップが5kHzなのでシビアーに周波数を合わせられる。

ただ使う抵抗がかなり特殊で、愛天堂だけでなく秋月や千石及びマルツにも無い。
仕方ないのでアリエクで探したら、
273Ωは無かったけれども274Ωが有った。
仕様書には273Ω誤差1%と書いているので274Ωでも使えるかなと思い買ってみた。


その結果FMは76~108MHzを聞けるようになった。
おぉー!FM東京とFM横浜が聞こえる!
しかもこのラジオ感度が良いかもしれない。
市販の安物ラジオなんか足元にも及ばない感度だと思う。
FM放送は僕の電波環境の悪い部屋でも10局くらい聞こえる。
南側のベランダならば静岡や千葉の放送局も聞こえるので20局は入る。
しかも感度が良いので「スケルチ(雑音除去機能)」が効いて、
放送局の無い部分が無音になる。
AM(MW)放送も関東の放送局は全部入る。


ただ、周波数を表示する液晶やLEDが無いので、
自分で手書きで目盛を書かなくてはならないのがキズ。
上の写真は自作のSGもどき(実は単なるトランスミッター)で電波を飛ばして、
その受信周波数を頼りに手書きで周波数目盛を書き込んでいるところ。
細い油性マジックで書けば綺麗になるのだろうけれども、
僕はジーサンなので、細い字を書くのが苦手。汚いのは仕方ない。
まぁでも使えるならばいいか。

ただ残念なのはボリューム。
半固定ボリュームなので固定しているのと同じ。
とても使いにくい。
なので交換することにした。
愛天堂で新しいボリュームを買って、接着剤で付ける予定。
ただ、愛天堂に行くのが年末もしくは来年の年始になるので、
それまでは配線のみやっておき、とりあえず半固定ボリュームを付けておく。


ちなみに上の写真でも使っているけれど、
イヤホンではなくヘッドホンやハイレゾイヤホンをお勧めします。
音が全然違うから(特に低音と高音部)。
そんな感じでアリエクで買った4バンドDSPラジオの日本バンド化がうまくいった。

<後日追記>
ボリュームを付けてみた。
実は半固定抵抗は500Ωで、目いっぱい回しきった状態で、
ちょっとでも回すとすぐに音が消える。
ボリュームの機能をはたしていない。
じゃぁAKC社のデータシートの模範回路はどうなっているのか見ると、
模範回路図にはボリュームがついていない。

アリエクのこのラジオはどうやっているのかなと思ったら、
なんと音声出力をボリュームで分割しているだけだった。
まぁひどいもんである。
恐らく正解はこの音声出力をアンプにつないで、そこでボリュームを効かせるのだと思う。
でも面倒くさいので、愛天堂で買ってきた1個10円のボリュームを付けてみた。

で、どうなったかと言うと、
回路図を見ると分かるように本来10kΩを付ける部分に500Ωの半固定抵抗を付けていたのが、
愛天堂の1個10円のボリュームは5kΩなので、
多少は改善されて、少しは音量の変化が感じられるようになった。
でも僕の耳では回転角度100%から90%の間で変化が分かるだけで、
90%以下は聞こえない。
ただ100%から90%の間では変化しているので、耳の良い人には聞こえるのかもしれない。
恐らく最初の半固定抵抗の状態では、耳の良い人はうるさくて使えないと思うので、
100%から90%でも音量が変化するだけましになっていると思う。
回路図はこんな感じ。
(電源部分や選局部分は省略している。必要ならばデーターシートを見て欲しい。)


このラジオは実はSWは高周波増幅回路(トランジスター1石)が付いている。
でも非同調なのであまり役に立たないのかなと思うが、
一応ラジオNIKKEIは受信できた。
あとお隣や中華のラジオも聞こえた。
(聞きたくないけれど)
ちゃんとSWを聞くにはちゃんとしたアンテナとアースが必要だと思う。

完成品はこんな感じ。


FMバンドを87.5-108MHzから76.0-108MHzに変更したので、
周波数目盛をマジックで書いてある。
みっともない汚い字だけれど、無いよりはまし。
あとSW2もラジオNIKKEIが聞けるようにしたので、6.055(MHzは略)を書いている。
ボリュームは愛天堂の1個10円のボリュームは金属のツメが付いているので、
電池ケースに穴を開けてツメを差し込んで固定している。

まぁ値段からするとこんなものかな?
ケースの加工がうまい人ならばケースに入れるとカッコ良くなると思う。
でも僕はセンスが無いので無理。





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最終更新日  December 5, 2025 01:00:51 AM
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