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March 12, 2026
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孫が恐竜が好きなので、アリエクで電動の恐竜の組み立てキットを買ってあげました。
我家の孫は末恐ろしい奴で、
幼稚園の頃からレゴを本格的に作り始めて、
小1の今では相当に難しい宇宙船や未来都市のレゴを作ります。

その時にふと見ると、子供向けの組み立て式のFMラジオが有り、
RDA5807FPのスタンドアローンモードを使っているようなので、
買って研究してみる事にしました。
こんなのです。


今は送料も含めると1300円弱するようですが、

タバコ1箱程度の値段なので安いものです。

たださすがに中華で、しかも電気屋さんではなくおもちゃ屋さんなので、
ツッコミどころ満載でした。
スイッチはC-(周波数サーチダウン)とC+(周波数サーチアップ)が逆でしたし、
周波数範囲は本来87.5~108.0MHzのはずなのに、
FM東京(80.0MHz)が聞こえてびっくりしました。
でもまぁこれは良い方向に間違っていたので幸いです。
だってFM東京が聞こえないと山崎怜奈ちゃんのラジオが聞けないから。

ラジオのDSPラジオICはRDA5807FPで、
これをスタンドアローンモードで使っています。従ってマイコンは無し。
そのままでもイヤホン程度ならば聞こえるのですが、


このICは外付け部品が少ないのにちゃんと増幅回路ができる優れもので、
愛天堂などではこのICを使ったアンプ基板が安価で売られています。
ただ、このラジオはスピーカーが一つなので、このICをBTL接続してモノラルで使っています。

ラジオ基板は子供がねじ回し1本だけで組み立てられるように最初から半田付けしてあり、
もう電池とアンテナとスピーカーをねじ止めするだけです。

僕の場合は、我が家はマンションでスピーカーを鳴らすと奥さんに怒られるので、
イヤホン端子を付けてヘッドホンで聞けるようにしました。
内部はこんな感じです。


基板に付いた2つの接続端子のうち、左がスピーカーに行き、右が電池につながります。
僕はスピーカーに行く配線をイヤホン端子(写真ではヘッドホン端子)につなぎ、
そこからスピーカーに新たに配線を伸ばしています。
なお、組立説明書が有るのでちゃんと読めば大丈夫ですが、
読まないで感覚で組み立てると、
スピーカーの取り付け方向を間違えると配線が短くて届かなくなるので注意が必要です。

完成するとこんな感じです。


最初に書きましたが、このラジオはRDA5807FPをスタンドアローンモードで使っており、
制御用のマイコンは有りません。

RDA5807FPはRDA5807MPなどと違い、GPIO端子があり、
このGPIO端子を使って色々な工夫ができます。その為にピン数が多くなっています。

RDA5807FPは、本来はPIC等マイコンで制御して使うDSPラジオICなのですが、
スタンドアローンモードとはこれをDSPラジオIC単独で使うモードで、
安価なラジオ等ではよく使われるモードです。
AI検索で探してみるとこう書いてあります。
<AI検索>
RDA5807FPは、スタンドアローンモードでマイコンなしに利用できます。
スタンドアローンモードの詳細
・別途マイコン不要
・RDS/RBDS対応
・受信周波数範囲:50〜115MHz
・自動選局機能付き
(回路図)今回作ったラジオとは少し違うが、AI検索で見つかった他社製のラジオ。参考に!


つまりRDA5807FPは6番PIN(データシートではGND)をVDD(電源)につなぐと、
内部の制御回路が働くようになり、
元のSDAとSCLK端子(マイコンとの通信用端子)は使わないのでスイッチ用として使え、
GPIO2及びGPIO3の入出力端子をスイッチ用端子として使えるようになり、
これら4つの端子をボリュームの増減用と、
周波数サーチのアップとダウン用のスイッチ用として使えるのです。
なおこのラジオではイヤホンアンテナではなくテレスコピックアンテナにしているので、
4番ピン(FMIN=アンテナ)はイヤホンではなくテレスコピックアンテナにつながっており、
しかも上の回路図とは0.1µHと24pFのBPFの構成が違っているので、
多少感度が上がっているようです。

BPFの構成が違うと言うのは、
AI検索で出てくる上の回路図ではBPFが変な感じがする回路になっていますが、
感度のことを考えるならば、
このラジオや愛天堂の同タイプのモジュールの方が正しいと思います。
愛天堂の回路はこんな感じです。

この愛天堂のDSPラジオモジュールは同じようにRDA5807Fpを使ったモジュールですが、
J1部分とJ2部分のどちらをジャンパーするかだけで、
I2Cモードとスタンドアローンモードが切り替わります。
愛天堂って賢いと思う。
中華ってある意味すごいと思います。
だってこのRDA5807FPって、
スタンドアローンモードで使えば安価なラジオに使えるし、
I2Cモードで使えばデジタル表示の高級ラジオにも使えるものすごいDSPラジオICを、
同じ値段で作っているのが信じられない。
営業戦略として、
インテルのCPUのように性能の違いで値段を変えて売ればもうかると思うんだけれど。
まぁ貧乏人の僕達低レベルアマチュアにとっては良い事なのかな?






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最終更新日  March 13, 2026 03:54:34 PM
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Re:アリエクの子供用FMラジオを作りました。(RDA5807FPのスタンドアローンモードの研究)(03/12)  
やまさん さん
RDA5807FPはなかなか良いですね。ただaitendoにある物は、ヘッドホンレベルなので、スピーカーが搭載はいいですね。確か、これって筐体はダンボールだった気がしましたが、好きなイラストを描いてオリジナルにできるかなと。
なお、私のところ、同じ動作のものが一台壊れました。 (March 13, 2026 04:36:59 AM)

Re[1]:アリエクの子供用FMラジオを作りました。(RDA5807FPのスタンドアローンモードの研究)(03/12)  
やまさんさんへ
筐体は薄い木製合板です。RDA5807単独ではデーターシートによれば消費電流そのものが20mA(3V時)程度であり、DACの出力直接なのでイヤホンでもギリギリだと思います。私では聞こえません。なので、愛天堂の物だけではなくどこの物でもスピーカーを鳴らすにはアンプが必要だと思います。製品として売られているものはたいてい8002Aや2822等のアンプで増幅しているようです。周波数範囲は上の記事の中では76~108.0MHzと書きましたが、本当は50~108.0MHzかもしれません。販売店の説明では87~108.0MHzと書いてあったのに日本のFMバンドが聞こえたのは不思議でした。もしかしたら日本向けのRDA5807だったのかもしれません。周波数バンドは内部のレジスターに記憶されており、デフォルトが87~108.0MHzなのですが、一度76~108.0MHzで書き込むとそれがそのまま残るので、日本向けに書き込んだものだったのかも? (March 13, 2026 05:18:50 AM)

Re[1]:アリエクの子供用FMラジオを作りました。(RDA5807FPのスタンドアローンモードの研究)(03/12)  
やまさんさんへ
気になったのでRDA5807FPはスピーカーを鳴らせないのかと言うのを調べてみました。無理をすれば可能かもしれませんがメーカーはその使い方を想定していないようです。データーシートを詳しく読むとLOUTとROUTの出力を見ると360mVと電圧出力しか書かれていません。これはこの出力がDAC(デジタル信号をアナログ信号に変換する箇所)の生の出力であって、後にアンプをつなぐことを想定しているのでしょう。データシートの推奨回路図を見ると負荷は32Ωのヘッドホンと書かれています。オーディオアンプを内蔵しているならば出力は電力をmW表示しているはずです。後にアンプをつなぐことを想定したIC設計なんだと思います。ちなみに同じ愛天堂のDSPラジオICでもKT09〇〇シリーズのデーターシートにはブロックダイヤグラムにはDACの後ろにAB級のアンプが書かれており、またDSP69〇〇シリーズには本文にオーディオアンプ内蔵と書いてあります。なので直接スピーカーにつなぐにはそれらのDSPラジオICを使う方が良いのだと思います。御参考に。 (March 13, 2026 07:58:50 AM)

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