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2010.01.05
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カテゴリ: books




11人のなかの1人増補新装版

故 長沼健さん の書きました 「11人のなかの1人」 読みました。

サッカーにある程度の知識のある方であればよく知る長沼健さんです。
1968年のメキシコオリンピックで日本サッカー代表の監督を務め、
みごと銅メダルとフェアプレー賞を獲得した実績の持ち主です。
もちろんJリーグの発足にも、さらに日韓W杯の開催にも、

残念ながら2008年6月2日、帰らぬ人となりました。

そんな長沼さんが1975年に書きました一冊がこれです。

「11人のなかの1人  サッカーに学ぶ集団の論理」
                      2008年 増補新装版発行
第1章:戦いの前に
      私たちは、勝ち残るための第一条に「その世界を知る」ことをあげている。
第2章:戦いにのぞんだら
      「サッカーは、一人の王様と十人のドアボーイでやるスポーツだ」
第3章:逆境のなかの勇者
      「足はダメでも手は使えるヨ」重症のキャプテンが
       若い仲間のユニフォームを・・。
第4章:グラウンドの外での戦い

      みごとに成功。
第5章:モラルとサッカー
      ルールは体で覚えてこそ、本物になる。
第6章:フォア・ザ・チーム
      「ペレのパスは、ペレの心をのせてとぶ」

星

実に35年も前に書かれた一冊です。
それにこれほどの力があふれているとは思いませんでした。

自我は殺して欲しいものだが、自己は活かさねばならないと考えている。

「仲間を孤立させるな」と言うのはサッカーの世界では鉄則だ。

「敵は今なにをしているか」世の中がどう変ろうと、
   勝負の世界では忘れてはならない鉄則である。


個人が作り出したチャンスもチームのものなら、
   個人がやってしまったミスもチームのものだ。


 まさにどのページを開いてもためになる言葉のオンパレードなのである。
しかもそれはサッカーにおけることだけでなく、
一般の社会生活やあらゆる企業での業務においても、
指標となるべく言葉の数々が綴られています。

これはバイブルといってもよいのではないでしょうか。
ワールドカップイヤーの早々にこんな素晴らしい一冊に出逢えるとは、
なんとも喜ばしい限りです。





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Last updated  2010.01.05 21:14:48
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