クリスタルのかけらに眠る勇者の心

クリスタルのかけらに眠る勇者の心

PR

×

カレンダー

バックナンバー

May , 2026
Apr , 2026
Mar , 2026
Feb , 2026
Jan , 2026

プロフィール

かけらに眠る

かけらに眠る

Jan 12, 2007
XML
「再起」ディック・フランシス



上院議員の依頼を受け、競馬の八百長疑惑を追い始めた調査員シッド・ハレー。だが、疑いがある人物が次々と殺され、ついに魔の手はハレーの最大の弱点である恋人マリーナに伸び…。『大穴』『利腕』『敵手』に続き、不屈の男シッド・ハレー四たび登場!巨匠が六年の沈黙を破って放つ待望の競馬シリーズ最新作。

 断筆宣言していたフランシスの新作が読める、ということで当然、待たされ続けたファンとしてはうれしい限りだが、ずっと一手に訳していた菊池光さんが亡くなっていたことを知った。
 競馬シリーズ、スペンサーシリーズなど菊池訳による作品でフランシスやパーカーを知ったので、この独特の 「菊池節」 が読めなくなるのは淋しい。本書の訳者はどんな文体で訳すのか、と思いながら読み始めたが、違和感はないので良かった。
 さて、今回の主人公は、シッド・ハレーだ。毎回、主人公が変わるのがこのシリーズの特徴だが。フランシスはやたらシッドに愛着があるようで、今回が4回目の登場だ。その他に、いかにもうさんくさい奴、パパラッチ記者、恋人、前妻の父、前妻が脇を固める。
 やや人物造形が典型的すぎる気もするが、前妻との確執や敵役のパパラッチなども、後半、意外な形でストーリーにからんでくる。苦境を乗り越え、最後にはハッピーエンドで終わるのが期待できるため、恋人への襲撃などハラハラするシーンもあるが、安心して読めるのがこのシリーズのようところだ。
 まだまだ、このシリーズは続けて欲しい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Jan 12, 2007 08:47:55 AM
コメントを書く
[ミステリとファンタジイの館] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: