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2006年06月02日
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体調の不具合を訴えて病院に行ったAさんのご主人は、なんと肺がんでした。

まさに事実は小説より奇なりなのでした。

Aさんのご主人ですから、まだ若いはずです。でもAさんのご主人の事を聞いた私たちは、あんまり同情できませんでした。それは多分、自分が妻にと望みながら母親に虐待されるままに何一つかばってやらなかったAさんのご主人に対して、あまりいい感情が持てなかったからかもしれませんが、それ以上にご主人が亡くなったからこそ、Aさんは修羅の家から逃れられたのだと思ったからかもしれません。

ともかくAさんのご主人は亡くなりました。

そしてあのお義母様ですから、自分の息子の死は息子をたぶらかした女のせいでした。
お義母様は子供を置いて、Aさんに出て行くようにいったのでした。

自分ひとりの不幸なら耐えていたAさんでしたが、母は強しで、こんな義母の下に大事な息子を置いていくつもりはありませんでした。

「息子を連れて家を出よう…」


そしてさあ出て行こうとした時、なんとAさんの元にお義父様がいらっしゃいました。
妻にいいなりだったお義父様でしたが、出て行こうとするAさんの意志はわかっていたのでした。

お義父様は言いました。
「わしも連れていってくれ。もうあんな女と暮らすのは嫌だ」

おいおい…。お義父様は妻である鬼婆が恐かったのです。
そして通帳と判子まで出し、「金ならある。3人で一緒に暮らそう」
そう思いつめた顔で言うと、Aさんににじりよってきたのです。

Aさんは決して美人ではありませんでしたが、どこか幼い顔ながら色香のある、一言で言うと大変男好きのしそうなタイプでした。
もしかすると、お義母様は自分の夫がひそかによからぬ目で嫁を見ているのに気がついて、嫉妬のあまりよけいひどい仕打ちをしていたのかもしれません。

それはともかく、Aさんにはこれ以上厄介をしょいこむ気はありません。
そこはうまく誤魔化すと、Aさんはできるだけ早く家出同様に息子を連れて、家を出ました。

跡取り息子を返せとひと悶着あったようですが、父親が生きているならともかく、祖父母の親権が実の母親に勝るはずもなく、Aさんは無事息子とふたりで暮らしていく事になりました。






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最終更新日  2006年06月02日 23時07分50秒
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