気軽にねこごはん♪

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March 24, 2007
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カテゴリ: 猫の健康
みなさま、本当お久しぶりです。


これだけ放置してしまったのだから、何かためになる情報を、
と思い今日はペットフードの話を少し。

これから書くことは、私が調べた範囲のことですので、
もし違ってるよ、などご意見ありましたらどんどんコメントしてください。

メニューフーズ社のリコール騒ぎ、原因が解明しましたね。
同社製品にねずみ駆除用の毒物が入っていたとのことです。
ペットフードから猫いらず=大回収で飼い主はパニック-米
日本に輸入されている商品は大丈夫だ、と言われていますが、気になる方
は調べてみた方がいいかもしれませんね。

回収商品の一覧が載っているサイトです。
メニューフーズ

■フードラベルの落とし穴
フードを選ぶ際に、原材料の一番最初に動物性たんぱく質がきてるものがいい、
という思いで選んでいませんか?

例えば、<原材料>鶏肉、コーングルテンミール、とうもろこし、チキンミール・・・
なんてフードがあったとしましょう。
加工品を作る上で原材料表示は多い順なので、「なんだ鶏肉が一番多いから
いいじゃん」と思うのはちと早い。

鶏肉には水分も脂肪も含まれています。鶏肉を100g使っているとしたら

としたら、たんぱく質はほぼ50gで、コーングルテンミールのたんぱく質量
の方が多い計算になります。


コーングルテンミールとはとうもろこしのグルテンのミールです。
グルテンとは、植物性のたんぱく質のことです。グルテンだけを集めたら
ほぼ100%たんぱく質ですよね。


原材料の一番最初は動物性たんぱく質がいい、っていうのは結構
広まってきてるので、どうにかして動物性たんぱく質を一番に表示したい!

本当はとうもろこしを一番多く使っているんだけど、そう見せない表示の仕方。
例 <原材料>鶏肉、コーングルテンミール、挽き割りとうもろこし、
とうもろこし粉・・

こうやって同じとうもろこしなのに、いろいろ分けて表示すればいいんですよ

あと、ペットフードには基本的に犬猫が体内で合成できるビタミンCは
入っていません。酸化防止剤として入っているものはありますし、
独自に必要だと思って入れているメーカーもあるかもしれませんが。

現代の環境では体内で合成できる分では足りない、と言われています。
フードをあげていても、たくさん散歩をした日や動物病院に行って
ストレスがかかった日とかには別にビタミンCが必要な状況もあると思います。

手作りでなくても、細かいケアができるといいですね。
ドッグスポーツをした日には、活性酸素が多く発生しているので、
ビタミンCやE、その他の抗酸化物質をあげる。
抗生物質を与えている時には、死滅してしまう腸内細菌を補充、腸内細菌
が通常作ってくれる、ビタミンB群、Kを補充しましょう、とか。

各種セミナーでいろいろな方とお話して思ったのですが、手作りご飯を
あげてても栄養のことを知らない人が結構いました。
これからは、いろんなことを少しでも分かりやすく説明できたら、と
思います。

それでは。次は2ヶ月もあけないようにしますね~










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最終更新日  March 24, 2007 09:50:41 PM
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