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2007年10月10日
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カテゴリ: 蒼鬼
 文徳帝は何かをふっと思い出したように顔を上げ、震える小さな声でこう言ったのである。

「そう言えば……昨夜、私の夢に神がお立ちなされた」

「は?」

「手に光り輝く大きな鏡を持っておられて、それが眩しくてお顔はよく見えなかったが、美しい姫神のようであった。そして、私にこう仰せられた。我は汝の祖神である……」

「まさか、伊勢の」

「ああ、そうだ。あの鏡は八咫の鏡に良く似ておった」

「天照大神は何と?」

「この度の立太子のことには、我も思うところあり。よって、それを競馬(くらべうま)の神託で示そう、と」

「競馬?」



 文徳帝は次第にはっきりと夢の中の天照大神のお姿を思い出したのか、俄かに勇気づけられたように良房に向き直った。良房はとっさに文徳帝に言い返す言葉も見つからず、こう言うのが精一杯だった。

「そんな馬鹿な」

「いや、これは天照大神の御託宣である。それとも、そなたは恐れ多くも大神の御託宣を無視せよと言うのか」

 さすがの良房も、天照大神の御託宣と言われては、無碍には出来ない。黙り込む良房に勢いづいたのか、文徳帝は膝先の良房を振りきって座を立った。そして、殿上の間まで聞こえるような大きな声を振り絞って言った。

「明日、右近の馬場において、惟喬、惟仁両方による競馬を行う。その勝者を次の東宮とする。これは、天照大神の御託宣だ。」



↓今まで撮り溜めてきた資料写真の中から、伊勢神宮の写真を探したのですが、神社っぽい雰囲気のものはこんなのしかありませんでした。実は、伊勢神宮は普通の神社と違っていて、拝殿に向かってポンポンと柏手を打つ…という形式ではなく、お社の入口の門?みたいなところでお参りをするんです。しかも、白い幕が下りていて中は全然見えない。狭い上に参拝者も多いので、そこでは結局写真は撮らなかったんですね。でも、私はここでちょっと不思議な体験をしました。その話は、またいずれ……。





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最終更新日  2007年10月10日 11時40分06秒
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