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2012年10月05日
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カテゴリ: きりぎりす
「私もうろ覚えだが、大たいこんな話だった。まず、死人の骨を拾い集めて、五体の骨を骨格通りに並べる。それに砒霜(ひそう)という薬を塗り、苺と繁縷(はこべ)の葉を揉み合せてから、藤蔓や糸などで骨を互いに結び合わせて肉付けする。こうして一つの人型に作り上げたものを、水で何度も洗う。そして、頭には皀莢(さいかち)と木槿(むくげ)の葉を焼いたものを擦りつけて髪の毛を作る。ここまで出来たら、今度はこの人型を土の上に敷いた筵(むしろ)の上に寝かせ、あまり風が当たらないよう工夫して、二十七日間待つのだ。そうして、最後に、反魂(はんごん)の秘術を行う」

「反魂の秘術とは何ですか」

「死人の魂を呼び戻す術のことだ。その昔、漢の国の孝武帝が愛妃の李夫人を甦らせるために行ったという話を聞いたことがあるだろう。香を焚いて、死者の復活を心に深く念じながら、反魂の真言を千回唱えれば、その死者の魂が冥界から戻ってくるという」

「はい、話だけは。でも、本当にそうなるとは考えたこともありませんでした」

「いや、本当のことなのだ。師房殿は書物を開き、そこに書いてある通りに人を造った。すると、恐ろしいことに、全く本物そっくりの人間が出来たのだそうだ。師房殿はもう大喜びでな。この方法を使えば、思い通りの美女を作り出したり、死んだ人間を甦らせたり出来ると、有頂天になったとか......ところが、人造りをした翌晩のこと、師房殿の夢枕に怪異の人物が立った」


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最終更新日  2012年10月05日 13時45分54秒
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