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floatman @ Re[1]:鮎記録 北陸 8月上旬 5(09/20) Funkyさん 1合千円!そうなんですか... …
Funky@ Re:鮎記録 北陸 8月上旬 5(09/20) 天狗舞は25年位前、純米酒ブームの頃、新…
floatman @ Re[1]:鮎記録 北陸 8月上旬 4(09/19) Funkyさん ああ、そうなんですか あの人…
Funky@ Re:鮎記録 北陸 8月上旬 4(09/19) kさんの顔はなつかしいです。自分とチーム…
floatman @ Re[1]:鮎記録 北陸 8月上旬 2(09/05) Funkyさん ふふ、そうっすよw 金沢ナイ…
Funky@ Re:鮎記録 北陸 8月上旬 2(09/05) K君とは○○ちゃんですね? この後が楽しみ…
floatman @ Re[1]:鮎記録 河津川 7月中旬(08/17) Funkyさん こんちは! そうです、夏は…
Funky@ Re:鮎記録 河津川 7月中旬(08/17) 結構行ってますね。 道路の写真は休日の…
floatman @ Re:ご無沙汰です(06/28) Funkyさん こんにちは!ご無沙汰です! …
Funky@ ご無沙汰です 復活していたんですね。 鮎釣り結構やっ…
November 30, 2008
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カテゴリ: オーシャンライフ
今日のBGM Ben Folds Five - "Underground"

歳は60代後半位だろうか、体が大きく、穏やかな貫禄がある雰囲気は、映画「釣りバカ日誌」で鈴木一之助役を演じる三國連太郎に似ていると思った。
服装は、釣りやアウトドアのブランドではないが、防寒や機能を重視していて、良い素材のものだ。
色やデザインが、キャラよりも若干控えめな感じがする。
こういうのもまた、センスなのだと思った。
装備は小さいクーラーとロッド1本。
競技に使うようなモデルではないけれど、専用の投げ釣りタックルだ。
連太郎氏は、ゆっくりと仕度をして、そしてかなり長い時間を掛けて仕掛けに餌を付けた。

その時、私は、キス狙いの竿を置き竿にして、エギを引いていた。

私は、テトラの上から連太郎氏の釣りを横目で見ていた。
私が入れている仕掛けに干渉するのではないかという思いもあった。
私の予想に反して連太郎氏は、中々良いキャストをした。
しばらくさびいたり止めたりしたかと思うと、急に仕掛けを回収しだして大きく抜き上げた。
驚いたことに、3本の針全てにキスが付いている。
しかも大きいのは20cmを軽く超えていた。

私は、エギのタックルを置いた。
連太郎氏が餌を付けている時に、私は、キスの仕掛けを連太郎氏がヒットさせた少し左に投げ入れた。
同じ場所に入れるのは、流石にえげつないと思ったからだ。
さびくというよりも、訊き続けるといった感じで、ゆっくりと探っていくと、大きなアタリがあった。
本当なら、ここで少し待つべきなのだろうけど、その時点で私はまだキスを見ていないというのもあって回収にかかった。


連太郎氏は、その次の投入も、その次の投入もキスを釣った。
しかも、驚くことに、殆どが一荷でキャッチする。
これは、昔からの釣り用語で言うと「入れ食い」だ。

人は、圧倒的な実力の差を見せ付けられると、戦意を失うと何かの本で読んだことがある。
私は、連太郎氏に丁重に挨拶をした。


連太郎氏は、少ない言葉だけど、私が聞いたことの一つ一つを的確に答えた。
真剣な顔で、そして丁寧で少し謙遜した口調だった。

その後は、Fさんも交えて、3人で同じポイントを交互に狙った。
さっきまでの、堤防のまったりとした雰囲気は一変した。
喰わせること、そして追い喰いさせることに夢中になった。
時合いや状況が悪くなった時も、かろうじて連太郎氏がポツンと釣るので「まだ魚は喰う」と希望を持つことが出来る。
そして、それでまたやる気が出るのだ。
さびく時も、「喰う」と思うのと「喰うかな」と思うのでは全然違うものだ。
気持ちの問題だけではなくて「喰う」と思っていれば、自然と喰うと思われる場所でしつこく待つので、それが釣果に繋がっていく。

釣り中、連太郎氏は、私とFさんの話の中に直接は入ってこないのだが、会話は聞いているみたいで、たまに小さい声で笑った。
私は、人様が聞いているということで、一応言葉を選んだり、できるだけオリジナリティの高い話題にしようとそれとなく気を付けた。
うまく言えないが、Fさんと二人での会話より、内容がそこそこあって緊張感が出た。
しかも、しょうもないことでも連太郎氏が笑ってくれるので、気分が良くなってしまうのだった。

そういえば、驚いたというか流石だと思ったことがあった。
Fさんが車に荷物を取りに行って帰ってきた時、連太郎氏の分のお茶を買ってきてサラっと渡したのだ。
こういう気遣いは私には出来ないというか思いつかない。

そんなこんなで、連太郎氏が介入したお陰で、魚は釣れたし、技術的なことも喰うポイントも教えてもらったりして充実した時間を過ごすことができた。
片付けをして帰る時、私は連太郎氏に「今日はあなたのお陰でとても楽しい釣りになりました。ありがとうございました。」と礼を言った。
言われた連太郎氏はキョトンとした感じだったが、この気持ちは伝えずにはいられなかったのだ。





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Last updated  December 28, 2008 06:03:01 AM
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