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2020.01.29
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カテゴリ: 中国人家族


実家から車で1時間越えのドライブの末に
ようやく到着した。

そこでまた意見の食い違いが起きた。

(性格違いすぎ笑)


その時の論点とは
中国人の ”面子(メンツ)” についてである。


母親によると、
中国人は自分がお金がなかったとしても
家族や親せきがお金に困ったら
無理をしてでも
(借金をしてでも)
お金を用意する。


”親しき中にも礼儀あり”
”金の切れ目は縁の切れ目”

の日本人的感覚で見ると、
たとえお金に困っていても
家族親せきなどにお金をせびるなんて
とてもじゃないができない。

お金を貸すにしても、
あげるものだと思って貸す
くらいの覚悟で渡す。


また別のシーンでも、
中国人にとってのメンツが
日本人のそれより はるかに大事 であること
がうかがえる。


例えば、ある中国人女性ティエンさんには
月40万円を稼いでくれる旦那さんがいる。

5歳の男の子を育てているが、
未だに貯金がゼロ らしい。

何かあればコンビニで買い物をし、
基本的に自炊もしない。

そんな風に節約をしない生活であれば、
当然貯金などできない。

そんな状況でも、自分の母親を
中国から日本へ招待して
銀座でグッチのカバンを買ってあげる。
(決して安くないやつ)


何か欲しいと言わずとも
食べ物や飲み物を出先で買う。
(余分に買うことが基本)



青樹明子さん著書の
『中国人が上司になる日』に
さらに面白い事例があった。


今の時期は春節で
中国人は大体地元に帰省をする。

1年で最も重要なイベント
と言っても過言ではない。

中国全土、海外全土にまで
いきわたっている中国人たちが
この時期はみんな故郷の両親のもとへ帰る。


その楽しい時に行われるのが、
【メンツの競い合い】らしい。
(恐ろしい…)


親たちは、
・子供が以下にいい大学に行っているか
・どれだけ素晴らしい仕事についているのか
・親にいくら送金してくれているのか
​・どれだけ立派な配偶者がいるか​
などを競争する。


私が中国の復旦大学に留学したことも
当然家族親せき中が外部に自慢していた。

確かに復旦大学は最近
東大のレベルを超えたらしいけど、
私はただの留学生に過ぎない。

きっと厳しい審査をかいくぐって
ようやく入ることができた、
とでも言って回っているのだろう。
(恥ずかしい…)


また子供たちも同様に、
学校時代のクラス会で
・どこに就職したか
・どんな役職で仕事しているか
・給料はいくらか
・配偶者はどんな人か
​・家をいくらで買ったか​
などを一生懸命にアピールする。

(非常にくだらない笑)


かつての同級生に対して
どれだけ自慢できるか・メンツを保てるか
それだけのために1年頑張るケースも珍しくない。


これに適当な内容の映画を見つけた。
もしも興味があれば見てほしい。
映画​ 『余额不足』
中国のお金に関する価値観を面白おかしくまとめた映画。

中国人にとって当たり前だけど
日本人にとっては当たり前じゃない、
そんな部分をたくさん見れると思う。


この書籍によると、
中国人にとってメンツというものは
もはやアイデンティティでもあるらしい。


「名を捨てて実を取る」


なんて考え方は中国人には通用しないと
肝に銘じておかないと
中国人のコミュニティになじむのは
とても難しいだろう。


このメンツへの過度なる重視は、
近年中国人社会でも
懸念されている問題でもあるという。

メンツをあまりに重視してしまうと、
自分自身に損害を与えるばかりか
社会全体で見ても損失になることが多い。



2018年にバズった文章が紹介されていたので
それを共有しよう。

​①面子のための無意味な競争​

他人と比較して見栄を張るのは
自分に取ってるものは皆無。

②面子のために、上司に自分の能力を過剰にアピールする

職場には多くの同僚がいる。
自分に優れた能力がないとしても、
あらゆる手段を用いて
上司に自分をアピールすることがある。
すると、結果的に上司が要求した仕事を
こなすことができず、最終的に
同僚の前で恥をかく。

③面子のために、自分のミスを覆い隠す

どんなに能力のある人でも、
ミスを犯さずに仕事をすることはあり得ない。
面子にとらわれ過ぎてミスを覆い隠すと
結局はマイナスの影響が深刻になり、
収拾がつかないことになる。

④面子のために嘘をつく

多くに人は、ミスを犯すことで
面子を失うことを恐れ、うそをつく
という選択をしがちであるらしい。
しかしこの方法で有効なのは一瞬で、
ウソがばれ、真実が暴露されたとき、
失うのはメンツだけじゃない。
信用を失ってしまうのだ。


中国人だから
日本人だから
若いから
年寄りだから


そんな言葉で心のうちを
シャットアウトするんじゃなくて
少しでも相手を知ろうとすることで
お互いにより良い関係は築けるようになる。


私も母と散々ケンカしてきたが、
中国文化を学ぶうちに
彼女の言い分がおかしいわけではないことに気が付くことがある。


親と育ってきた環境が違うので、
ふたりの”常識”にははっきりとした差がある。

もう全く違うのだ。


時には「ああ、もう!」って
投げ出したくなるような気持ちになることもあるけど
粘り強く理解していきたい。

(本当は日本のことも知ってほしいなとこっそり思っているがそんなのは受け入れてもらえなそう笑)

​​​​​​​​





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最終更新日  2020.01.29 19:00:08
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