壮年の森 放浪日記

2005年08月19日
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カテゴリ: 随想
 只野の家では、毎月決まった日にお寺さんのお勤めがある。主に約十年ほど前に亡くした父の霊に対してである。その頃の話はいずれ明らかにするつもりである。

 他に訪れる客がほとんどない只野の家にとって、このお寺さんのお勤めはありがたい。否が応でも周辺を整然としなくてはならないことになる。お迎えする父とお寺さんをオモチャで閉所恐怖症にしてはいけない。

 お寺さんはろうそくを2本灯す。線香は1本である。只野は線香が正式には3本であると聞いたことがある。まぁお寺さんであるし、略式ならそれもありかとも思う。自分が位牌の立場なら線香は半分でもいいよと言いそうでもある。

 お経は多くの場合、般若心経から始まる。(宗派による)これにはさすがに多少馴染みを持ってお参りすることになる。この後は時期によって異なるようである。こういうとき、手を合わすタイミングが難しいが、只野は主文と主文の間及び最後を判断して手を合わせることにしている。失礼ではあるが「宴たけなわ」の頃、大体その頃に仏さんの戒名が語られることになる。

 仕事とは言え、お寺さんの長い時間の正座も尊敬に値する。昔から挑戦してきたが、痺れという敵は大きい。最近は立ち上がるときに膝へのストレスを感じる。腰にはいいのだが。それでも正座という修行はあるゆる意味で有効だと思っている。

 ところで新しい家は宗派をどうするかで惑うことになる。只野の家の場合、亡くなった父が、
「菩提寺は○○寺でいいか」
 と、只野に求めた。その時只野は、このようなことは家を建てた人(先祖)が決めるべきだと思ったので
「それでよい」


 それから約十年経った。額縁の父の写真は背景が劣化してきている。





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最終更新日  2005年08月19日 23時02分10秒
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