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2004年01月30日
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ブレア首相は、イラク大量破壊兵器の存在に関するBBC報道の問題は、何とか持ちこたえたようですね。

ブレア政権が、2003年のイラク戦争で、参戦を決定したいきさつに関しては、問題解決となっていません。そのいきさつに重要な関連のある報告書の作成/情報に関して、武器査察官ケリー博士の自殺を巡り、ハットン調査会が設置され、ケリー博士の自殺の背景を調査しました。

その目的は、イラク戦争の背景を調査するモノではありませんでした。

ハットン委員長は、イラクの脅威をブレア首相が誇張した事実は無かったと報告書をまとめました。つまり、首相の誇張という点については、BBCの報道に根拠がないとしました。

これにより、BBCの会長Gavyn Daviesが引責辞任をして、更に役員(chief executive, Greg Dyke)の辞任(VOA)が続き、BBC 81年の歴史で最大の危機に直面と言われています。本来調査団は、ケリー博士の自殺問題の背景調査が目的で、大量破壊兵器がイラクに於いて一向に見つからない問題そのものは、ブレア首相が参戦を決めた経緯に大きな影を落としたままです。

BBCの報道は、重要な点で大筋正しかったのに、政府はウソの情報を流したととられかねないような報道の仕方自体を問題にされ、大きな事実関係が背後に隠れた感じです。

一方、日本の首相は、未だ「将来大量破壊兵器がイラクで見つかるかもしれない。」と言っています。米国など、路線転換をあっけらかんとしているのに、と言う感じですね。れっきとした米国調査団の元団長 Kai 氏が議会で「無かった。」と証言をしているのに、イラクで自ら調査をしたわけでもない首相が、その証言内容を採用しない根拠は、どこにあるのでしょう。

こうなると、調査結果を良く聞いて、自衛隊の派遣を決めます、なんて日本国民に説明する際の調査結果というのはどの程度の調査を指しているのか疑問が湧きます。





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最終更新日  2004年01月30日 05時58分39秒
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