FROM  NEW  YORK

Jan 22, 2006
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カテゴリ: NY発信
春の陽気のようだった土曜日から、また気温の下がった日曜日の午後、今年初めてセントラル・パークへ走りに行った。その間、日本から遊びに来ている母は家でお留守番。

気温が下がったと言っても例年のこの時期に比べてとても暖かい。着いたセントラル・パークでは多くの人が走ったり、散歩したり冬のひとときを楽しんでいた。今年のNYCマラソンを走る決意をした親友と私は前より頻繁にジム通いを一緒にするようになった。走る事の目的の一つは減量すること。そして昨年の冬から蓄えこんでしまった脂肪を無くす事、そしてジムでウェイト・トレーニングすることで筋肉をつけて贅肉を削ぎ落とそうと試みているのだ。

とは言ってもなかなか思うように減量出来ない。20代の頃は食事をちょっと減らすだけですぐに2-3キロ痩せることが出来たのに、やはり30代になるとそうはいかない。それは親友も同じ様だった。ほんの2年前は私も彼女もヘソ出しルックで出歩いていたのに、今では隠す事ばかり気に掛けている。これではボーイフレンドも出来ないハズ、と一ヶ月前ぐらいから気を入れ直したのだ。

ジムのランニングマシーンで走るのと、アスファルトの路上を走るのでは全く違う。特にセントラル・パークは意外と起伏が激しい。いつもジムで30分から45分走っているけれども、路上は久しぶりになるのでゆっくりと走り始めた。

私は彼女と走るのが好きだ。それはペースが一緒だから。走り始めの平坦な道を走っている時はお喋りしながら走る。もちろん、話題はオトコ関係のことが多い。最近レポートすることの何も無い私は、彼女の話を聞いていた。すると彼女がこう言った。

「喜んでいいわよ。私、元カレAのこと、スッキリ、スッパリ吹っ切ったわよ。」

息を吐きながら、チャンピオンみたいに両手をあげてポーズまで見せてくれた。元カレと言っても、くっついたり離れたりを繰り返していた。でもその期間が約10年近くになる。私も似たような経験をしているので良くわかるのだ。

「よかったね。これで新しい恋も始まるよ!」

「あ~、アイツのせいで私の20代は台無しだった!くやしい~~!」



そんな勢いだったせいか、いつもちょっと苦しくなる上り坂をいとも簡単に駆け抜けてしまった。きっとひとりで走っていたら意思が挫けて歩いていたかもしれないと思うと走るパートナーがいることがとても有難かった。

一昨年前までは彼女の妹と一緒に走っていたのだけれど、妹の方が背が高く、つまり足が長くてペースが速い。その反対に親友は私と同じ位の身長、体重も似たり寄ったりで、ペースが同じ。だからレースの時は妹と走ると良い記録が出るのだと二人に言ったたことがある。それを聞いた姉妹は笑っていた。でもこれからは時間ではなく、完走する事を目的にしようと思っている。

約30分のランニングを終えて帰路に着いた。今はまだ裸の木々たちも、走りこみするようになる頃にはきっと緑の葉を大きく精一杯に広げて雄々しく風になびいていることだろう。

せっかちな私は春の訪れが待ち遠しくてたまらない。





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Last updated  Jan 24, 2006 04:40:24 AM
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