砂上楼閣

2007/11/03
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カテゴリ: 小説日記




ほんの少しのことに腹を立てた貴女は近くにあったガラスのコップを私に向かって投げつけた。
コップは腕にあたり床に叩きつけられ、カシャンッと音を立てて割れていった。
そのことにまたイラついたように私の体を押して殴りつけようとする。

私はこれ以上されると殺されてしまうと感じ急いで起き上がり逃げようとした。
凶変した貴女が私を追いかけてくる。


逃げないと殺される!!!


その時頭に激痛を感じた。貴女は私の髪を鷲掴み、引き寄せた。

「ひっ!」
小さく声をあげて腕で顔を覆う私を面白がるかのように貴女は殴りつけていた。

「あんたが悪いんだからね!私をこんな思いにさせるあんたが!!」

ひときわ大きく腕を振り上げた瞬間、私の中で「殺せ」とつぶやかれた。
次の瞬間私は貴女を押し、起き上がり、両手で首を絞めた。
必死の抵抗があるが、私は意地でも首を締める手を緩めることはなかった。
ギチギチと締め付ける力が大きくなるたび小さく悲鳴をあげる貴女を私は少し笑いながら見ていた。

見てよ、これが今の貴女よ?貴女が私を殴っているときの顔よ?
見て見て見て見て見て見て見て見て見て見て見て見て見て見てみて見て見て見て見て見て見て見て見て見て見て見て見て見て・・・。
これが貴女よ?


いきなり腕が重くなった。
死んだ?

「あははははははっ!勝った!私が勝った!!あははははは!!!!!」







何これ?







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最終更新日  2007/11/03 06:11:12 PM
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