「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
295617
ホーム
|
日記
|
プロフィール
【フォローする】
【ログイン】
フリーページ
< 新しい記事
新着記事一覧(全805件)
過去の記事 >
2006年08月09日
"野分"(のわき)立ちて
カテゴリ:
カテゴリ未分類
以下"源氏物語"(桐壺の巻)yori
第二段
靫負命婦の弔問
"野分"立ちて、
にはかに肌寒き夕暮のほど、常よりも思し出づること多くて、靫負命婦といふを遣はす。
夕月夜のをかしきほどに出だし立てさせたまひて、やがて眺めおはします。
かうやうの折は、御遊びなどせさせたまひしに、心ことなる物の音を掻き鳴らし、
はかなく聞こえ出づる言の葉も、人よりはことなりしけはひ容貌の、面影につと添ひて思さるるにも、闇の現にはなほ劣りけり。
命婦、かしこに参で着きて、門引き入るるより、けはひあはれなり。
"野分"にいとど荒れたる心地して、月影ばかりぞ八重葎にも障はらず差し入りたる。
南面に下ろして、母君も、とみにえものものたまはず。
「今までとまりはべるがいと憂きを、かかる御使の蓬生の露分け入りたまふにつけても、いと恥づかしうなむ」とて、げにえ堪ふまじく泣いたまふ。
「『参りては、いとど心苦しう、心肝も尽くるやうになむ』と、典侍の奏したまひしを、もの思ひたまへ知らぬ心地にも、げにこそいと忍びがたうはべりけれ」
とて、ややためらひて、仰せ言伝へきこゆ。
「『しばしは夢かとのみたどられしを、やうやう思ひ静まるにしも、覚むべき方なく堪へがたきは、いかにすべきわざにかとも、問ひあはすべき人だになきを、忍びては参りたまひなむや。
若宮のいとおぼつかなく、露けき中に過ぐしたまふも、心苦しう思さるるを、とく参りたまへ』
など、はかばかしうものたまはせやらず、むせかへらせたまひつつ、かつは人も心弱く見たてまつるらむと、思しつつまぬにしもあらぬ御気色の心苦しさに、承り果てぬやうにてなむ、まかではべりぬる」とて、御文奉る。
「目も見えはべらぬに、かくかしこき仰せ言を光にてなむ」とて、見たまふ。
「ほど経ばすこしうち紛るることもやと、待ち過ぐす月日に添へて、いと忍びがたきはわりなきわざになむ。いはけなき人をいかにと思ひやりつつ、もろともに育まぬおぼつかなさを。
今は、なほ昔のかたみになずらへて、ものしたまへ」
「宮城野の露吹きむすぶ風の音に小萩がもとを思ひこそやれ」
とあれど、え見たまひ果てず。
「命長さの、いとつらう思ひたまへ知らるるに、松の思はむことだに、恥づかしう思ひたまへはべれば、百敷に行きかひはべらむことは、ましていと憚り多くなむ。
かしこき仰せ言をたびたび承りながら、みづからはえなむ思ひたまへたつまじき。
若宮は、いかに思ほし知るにか、参りたまはむことをのみなむ思し急ぐめれば、ことわりに悲しう見たてまつりはべるなど、うちうちに思ひたまふるさまを奏したまへ。ゆゆしき身にはべれば、かくておはしますも、忌ま忌ましうかたじけなくなむ」
宮は大殿籠もりにけり。
「見たてまつりて、くはしう御ありさまも奏しはべらまほしきを、待ちおはしますらむに、夜更けはべりぬべし」とて急ぐ。
「暮れまどふ心の闇も堪へがたき片端をだに、はるくばかりに聞こえまほしうはべるを、私にも心のどかにまかでたまへ。
年ごろ、うれしく面だたしきついでにて立ち寄りたまひしものを、かかる御消息にて見たてまつる、返す返すつれなき命にもはべるかな。
生まれし時より、思ふ心ありし人にて、故大納言、いまはとなるまで、
『ただ、この人の宮仕への本意、かならず遂げさせたてまつれ。
我れ亡くなりぬとて、口惜しう思ひくづほるな』と、
返す返す諌めおかれはべりしかば、はかばかしう後見思ふ人もなき交じらひは、なかなかなるべきことと思ひたまへながら、ただかの遺言を違へじとばかりに、出だし立てはべりしを、
身に余るまでの御心ざしの、よろづにかたじけなきに、
人げなき恥を隠しつつ、交じらひたまふめりつるを、人の嫉み深く積もり、安からぬこと多くなり添ひはべりつるに、
横様なるやうにて、つひにかくなりはべりぬれば、
かへりてはつらくなむ、かしこき御心ざしを思ひたまへられはべる。
これもわりなき心の闇になむ」
と、言ひもやらずむせかへりたまふほどに、夜も更けぬ。
「主上もしかなむ。
『我が御心ながら、あながちに人目おどろくばかり思されしも、長かるまじきなりけりと、今はつらかりける人の契りになむ。
世にいささかも人の心を曲げたることはあらじと思ふを、
ただこの人のゆゑにて、あまたさるまじき人の恨みを負ひし果て果ては、かううち捨てられて、
心をさめむ方なきに、いとど人悪ろうかたくなになり果つるも、前の世ゆかしうなむ』
とうち返しつつ、御しほたれがちにのみおはします」
と語りて尽きせず。
泣く泣く、
「夜いたう更けぬれば、今宵過ぐさず、御返り奏せむ」と急ぎ参る。
月は入り方の、空清う澄みわたれるに、風いと涼しくなりて、
草むらの虫の声ごゑもよほし顔なるも、いと立ち離れにくき草のもとなり。
「鈴虫の声の限りを尽くしても長き夜あかずふる涙かな」
えも乗りやらず。
「いとどしく虫の音しげき 浅茅生に露置き添ふる雲の上人 かごとも聞こえつべくなむ」
と言はせたまふ。
をかしき御贈り物などあるべき折にもあらねば、ただかの御形見にとて、
かかる用もやと残したまへりける御装束一領、御髪上げの調度めく物添へたまふ。
若き人びと、悲しきことはさらにも言はず、内裏わたりを朝夕にならひて、いとさうざうしく、
主上の御ありさまなど思ひ出できこゆれば、とく参りたまはむことをそそのかしきこゆれど、
「かく忌ま忌ましき身の添ひたてまつらむも、いと人聞き憂かるべし、
また、見たてまつらでしばしもあらむは、いとうしろめたう」
思ひきこえたまひて、すがすがともえ参らせたてまつりたまはぬなりけり。
日本では、台風について
「はやち」とか「野分(のわき)」という。
********************
ABOUT"野分き"
野の草を吹き分ける風、の意
(1)二百十日、二百二十日前後に吹く暴風。台風。あるいはその余波の風。
また、秋から初冬にかけて吹く強い風。のわけ。のわきのかぜ。[季]秋。
《吹飛ばす石は浅間の―かな/芭蕉》
(2)源氏物語の巻名。第二八帖。
以下"源氏物語"(野分の巻)yori
野分
第一段
"八月野分の襲来"
中宮の御前に、秋の花を 植ゑさせたまへること、常の年よりも見所多く、
色種を尽くして、よしある黒木赤木の籬を結ひまぜつつ、
同じき花の枝ざし、姿、 朝夕露の光も世の常ならず、玉かとかかやきて
作りわたせる野辺の色を見るに、はた、春の山も忘られて、涼しうおもしろく、
心もあくがるるやうなり。
春秋の争ひに、昔より秋に心寄する人は数まさりけるを、
名立たる 春の御前の花園に心寄せし人びと、また引きかへし 移ろふけしき、
世のありさまに似たり。
これを御覧じつきて、里居したまふほど、御遊びなどもあらまほしけれど、
八月は 故前坊の御忌月なれば、心もとなく思しつつ明け暮るるに、
この花の色まさるけしきどもを御覧ずるに、
"野分"、例の年よりもおどろおどろしく、空の色変りて吹き出づ。
花どものしをるるを、いとさしも思ひしまぬ人だに、あなわりなと思ひ騒がるるを、
まして、草むらの 露の玉の緒乱るるままに、御心惑ひもしぬべく思したり。
おほふばかりの袖は、秋の空にしもこそ欲しげなりけれ。
暮れゆくままに、ものも見えず吹きまよはして、いとむくつけければ、御格子など参りぬるに、
うしろめたくいみじと、花の上を思し嘆く。
第二段
夕霧、紫の上を垣間見る
南の御殿にも、前栽つくろはせたまひける折にしも、かく吹き出でて、
もとあらの小萩、はしたなく待ちえたる風のけしきなり。
折れ返り、露もとまるまじく吹き散らすを、すこし端近くて見たまふ。
大臣は、 姫君の御方におはしますほどに、中将の君参りたまひて、
東の渡殿の小障子の上より、妻戸の開きたる隙を、何心もなく見入れたまへるに、
女房のあまた見ゆれば、立ちとまりて、音もせで見る。
御屏風も、風のいたく吹きければ、押し畳み寄せたるに、
見通しあらはなる 廂の御座にゐたまへる人、ものに紛るべくもあらず、
気高くきよらに、さとにほふ心地して、
春の曙の霞の間より、おもしろき樺桜の咲き乱れたるを見る心地す。
あぢきなく、見たてまつるわが顔にも移り来るやうに、
愛敬はにほひ散りて、またなくめづらしき人の御さまなり。
御簾の吹き上げらるるを、人びと押へて、
いかにしたるにかあらむ、うち笑ひたまへる、いといみじく見ゆ。
花どもを心苦しがりて、え見捨てて入りたまはず。
御前なる人びとも、さまざまにものきよげなる姿どもは見わたさるれど、目移るべくもあらず。
「 大臣のいと気遠くはるかにもてなしたまへるは、かく見る人ただにはえ思ふまじき御ありさまを、いたり深き御心にて、もし、かかることもやと思すなりけり」
と思ふに、
けはひ恐ろしうて、立ち去るにぞ、 西の御方より、内の御障子引き開けて渡りたまふ。
「いとうたて、あわたたしき風なめり。
御格子下ろしてよ。
男どもあるらむを、あらはにもこそあれ」
と聞こえたまふを、
また寄りて見れば、もの聞こえて、大臣もほほ笑みて見たてまつりたまふ。
親ともおぼえず、若くきよげになまめきて、いみじき御容貌の盛りなり。
女もねびととのひ、飽かぬことなき御さまどもなるを、身にしむばかりおぼゆれど、
この渡殿の格子も吹き放ちて、立てる所のあらはになれば、恐ろしうて立ち退きぬ。
今参れるやうにうち声づくりて、簀子の方に歩み出でたまへれば
「さればよ。あらはなりつらむ」とて、
「かの妻戸の開きたりけるよ」と、今ぞ見咎めたまふ。
「年ごろかかることのつゆなかりつるを。風こそ、げに巌も吹き上げつべきものなりけれ。
さばかりの御心どもを騒がして。めづらしくうれしき目を見つるかな」とおぼゆ。
以下 略
How was about "typhoon"???
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
いいね!
0
シェアする
最終更新日 2006年08月09日 05時15分07秒
コメントを書く
< 新しい記事
新着記事一覧(全805件)
過去の記事 >
【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね!
--
/
--
次の日記を探す
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
広告を見てポイントを獲得する
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
ログインする
x
X
PR
×
キーワードサーチ
▼キーワード検索
楽天ブログ内
このブログ内
ウェブサイト
プロフィール
さんとうか7722
吾輩は牛である
フォローする
お気に入りブログ
一日一冊:読書日記…
本のソムリエさん
30歳で結婚したOL…
美恵子12385さん
ザ・支離滅裂
山下 洋之輔さん
Margin
tempogiustoさん
遙かなる悠久の古典…
美歩鈴さん
コメント新着
乗らない騎手@
ちょっとは木馬隠せw
あのー、三 角 木 馬が家にあるってどん…
開放感@
最近の大学生は凄いんですね。。
竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
まさーしー@
なんぞコレなんぞぉ!!
ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
バーサーカー@
ヌォォオオ!!!!!!
http://bite.bnpnstore.com/m9n4wb0/ お…
ニキビ侍@
ありがとう!!!!!!!
顔見てるだけでもギンギンでミルク発射し…
© Rakuten Group, Inc.
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: