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最近、人間の「欲」について考えていました。
以前旅をしたとき、
ネパールからインドに飛行機で渡れば40分程度で行けるところ、
だまされて陸路で国境を越えることになりました。
もうすぐインドとの国境というところで休憩しようと思い
小さな道の駅のようなところでごはんを注文しようとした瞬間、
銃声がタンタン!と鳴り、商店はみんなシャッターを一斉に閉めて
悲鳴を上げながらみんな逃げて行きます。
銃声なんて聞いたこともなかったけど、みんなのあわてっぷりに
ただ事ではない様子を感じてすぐに車に戻りました。
聞くと、テロでした。
インドとの国境がふさがれたので、ネパールに戻るか
収まるのはいつになるか分からないけど待つか。
という選択を強いられました。
丸1日かけてきた道をまた戻る?ありえないけど命あってこその旅・・・
1日様子を見ることに。
その日の夜、大雨。しかもガソリンスタンドで野宿!?
国境を渡れない人たちであふれかえり、車の渋滞は先が見えない。
肩には大ゴキブリが落ちてくるし、トイレはもちろんその辺の草むら。
運がよく、たまたま数時間後近くのゲストハウスが1部屋だけ
空いたので、そこに泊まれることになり、
次の日国境が開いたので、急いで一路インドへ
また運がよく、私たちの乗った車が小さい車だったので
何十キロと続く渋滞の路肩を走り無事国境越えできました。

そこからまた1日、町へ向かうバスに乗ると、
インド人のチンピラにカツアゲに3回も遭い(計3000円も盗られた)
「お金を出さなかったら、ここで降りろ!」と脅され
みんな見てみぬふりだし、生きた心地がまったくしませんでした。
そのときは、
「どんなかたちでもいいから生きてインドに着けるだけでいい・・・!」
なんて思っていたのに、慣れてくると
「バスに窓がほしい」とか「ハエのたかってこないバスがいい」とか
さっきの気持ちはどこへやら・・・
そのときに、目の前で起こっていることにはまったく目も向けない
食べるものがある、寝るところがあることを「ありがたい!」
と思った1日前のことも忘れている自分に気づきました。
今起こっていることはすべて意味があるのだし、
そして乗り越えられるということも。
日本で普通に暮らしていると水も食べ物も安全も確保されている。
それを当たり前のように感じている。
でも、決してそうじゃない。
戦後、一生懸命頑張った方たちのおかげで今の私たちの暮らしがある。と思う。
久々にGWキャンプに行って、普段とは違う生活をし思い出しました。
「あれがほしい、これがほしい」
そのために頑張るのもいいと思う。
でも、今の環境を当たり前と思わず、感謝したいと改めて感じました。
さすが、悟りの国india!

ガンジス川