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7月20日、家族で健診に行きましたv
【小夜子による保健体育の時間^^】
興味ない方には世界で一番興味ないであろう「胎児」についての話題です。
実は私も自分の子供が生まれる前までは、「妊娠」やら「育児」のカテゴリーについては、まったく無関心でした。とくに妊娠に関しては、大人になってからしばらく経っても、「危険日」とは「セイリの最後の日から数えて14日目前後」だとばかり思っていたわけで、なにかの折にみんなで(まじめに)そういう話をしていたら、ヒロに「えっ! 危険日ってセイリが始まった日から数えて14日目あたりのことをいうんだよ!」と指摘されて、「えええーっ!!! そんな大事なコト早く言えよーっ!!!」とヒロの胸ぐらをつかんでしまったことがありました。ヒロにとっては、とんだとばっちりだったわけですが(笑)。そういえば、以前どこかで松丸が「中坊のとき、たっちゃんが危険日について聞きまわっているとなりで、ヒロはかなりの知識人だった」みたいなことを書いていましたっけ^^
「危険日」のお話はともかくとして、「妊娠」「育児」については、皆様の将来にご自分の身やパートナーの身に高い確率で起こり得る出来事といえるでしょう。そこで、私のささやかな体験をこの場を借りてお話しさせていただければ、とても嬉しいです☆ また、これからご紹介させていただく出生の過程は、実は私たち誰もが通ってきた姿でもあります。私たちの最期の時の姿は、それぞれ皆違っていることでしょう。けれども、発生の時の姿は誰もが等しく同じです。私たちは皆、1mmの受精卵から発生し、一週間かけて卵管を通って子宮に着床し、8mmになり、2cmになり──10ヶ月後には50cmにもなって生まれてきたのです。
さて、はじめに、もしかして妊娠!?と思ったら、なぜ早めに産科を受診したほうがいいのでしょうか。今は簡単に調べられる妊娠検査薬が薬局で売られています。検査の結果、陽性の場合は100%妊娠していると確定できます。けれども、子宮に着床せずに卵管で着床してしまう子宮外妊娠の場合や、受精はしたけれど受精卵が育たなくて流産をしている場合も、同様に検査薬のみの判定では陽性として出てきてしまいます。子宮外妊娠も流産も、時間が経てば経つほど母体に大きなダメージを与えることになってしまうので、検査薬で陽性が出た場合はすぐにでも産科に行ったほうがいいのです。
さて、妊娠週数は最終月経の開始日を0週0日として数え、0~3週が妊娠一ヶ月、4~7週が妊娠二ヶ月です。最終月経初日から約二週間目に排卵、受精が起こり、この時にはすでに妊娠二週と考えます。ゆえに、妊娠0週と妊娠一週は妊娠していない期間なのです。妊娠二週目の受精後、さらに一週間をかけて受精卵は無事に子宮内膜に着床し、妊娠が成立します。これが妊娠三週目ということになります。つまり、予定月経が一週間ほど来なくて、妊娠に気づいたときには早くて妊娠5週、妊娠二ヶ月になっています。受精から266日の期間を経て、赤ちゃんは誕生します。今、私は8月1日現在で11週0日となっているので、妊娠三ヶ月の最終週を迎えたことになります。来週は12週になり、四ヶ月目に入ります。
これは6月29日、初診の際の画面です。妊娠6週2日目の様子です。
子宮に2cmほどの穴があいています。これが受精卵を包んでいる袋(胎嚢)です。これが映像で見えれば子宮外妊娠の心配はありません。赤ちゃんの原型である胎芽も、よく見るとうっすら映っているのがわかります。胎芽はまだ8mmほどの大きさしかありませんが、この影が見えることで流産の危険も回避されていることがわかります。胎嚢は見えても、胎芽がいつまでたっても見えないことがあります。そのときは、赤ちゃんの姿が見えるまで少し心配ということになります。

これは一週間後の7月6日の映像です。7週1日目です。
胎嚢もひとまわり大きくなり、胎芽もはっきりと写るようになりました。頭と胴体が離れているようにも見えますが、上の小さな○は卵黄嚢といって、いわゆる「たまごの黄身」に当たるものです。俗に「天使の輪」とも呼ばれています。そして下に写っている落花生のようなかたちが、胎芽ちゃんです。胎芽は胎盤やへその緒から栄養を受けるまでは、この卵黄嚢から栄養をもらいます。
胎芽は2cmに成長しています。一週間で二倍になったのです。
超音波検査では、落花生のくびれのような部分が、うっすらとパコパコしているのがわかります。心臓の拍動です。拍動が見えれば、また一安心ということになります。拍動が確認されれば、検診は一週間に一度から、二週に一度のペースになります。
4~7週では、脳や脊髄の神経細胞のおよそ80%がこの時期に作られ、目や耳の視神経、聴神経、脳が急速に発達します。心臓、肝臓、腎臓、胃などの臓器の分化も始まります。4~7週は器官形成期といい、最も重要な時期なのです。
子宮はふだんの鶏卵大からレモン大の大きさになりますが、外見上、おなかの大きさに変化はありません。胎児の爆発的な成長エネルギーによるものなのか、7週頃から「つわり」が始まります。12週以降、胎盤の完成とともに、次第につわりの状態はおさまっていきます。

そして、冒頭にもあげたこちらの映像は7月20日のものです。9週1日になりました。
妊娠8週から、いよいよ「胎児」と呼ばれるようになります。妊娠7週目までに人間としての姿を整え、大半の体の機能を整えた赤ちゃんの様子です。たった二週間で、手から足から生やしてきたのが見て取れます。これからの毎日は、8ヶ月後に母体から離れてひとりで生きていくための訓練期間です。
胎児ちゃんの下方から、細い線状のものが上がってきているのがご覧になれますでしょうか。
これがへその緒になる血管束です。
血液循環が始まり、心臓の拍動はかなりしっかりしてきて、超音波に乗せると一分間に140回もドックドックと打っているのが聞こえます。
子宮は握りこぶしくらい、オレンジ大になっています。下腹部に手を当てると、なんとなくふっくらと感じるようになります。胎児ちゃんの身長は二週間前の二倍、4cmになりました。映像では、ちょこちょこ身体を動かしている元気な様子が見えました。
皆様の応援が胸にしみます。きっと元気な子を産んで、ご恩に報いたいと思います。
いつかヒロのように「武勇伝」としてこの状況を綴れる日がくるのだろうか(笑)。
◆ 応援ありがとうございます!
次回更新は8月15日(日)です。
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