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人類は40~25万年前にアフリカでホモサピエンスとして、サルの仲間から誕生したようです。
そして長い時間をかけて進化してきました。他の生き物にない言語、文字を使った高いコミュニケーション能力。火を扱う能力、
そして様々な便利な道具を発明してきました。
しかしどうでしょうか?こんなに便利な物が満ち溢れているのに、私達は本当に幸せなのでしょうか?
皆さんは「進化は退化なり」という言葉をご存知でしょうか?「進化」と「退化」は全く逆の言葉なのになぜ「進化は退化なり」なのでしょうか?
では「電気の発見・発明」で説明していきます。電気が利用できるようになったのは200年ほど前の事だそうです。
しかし、その頃は今ほどにたくさんの電化製品はなく、もちろん洗濯機も電話機もありませんでした。
洗濯機の第1号が作られたのは100年ほど前のアメリカで、90年前くらいから日本に輸入されるようになったそうです。
しかし、それまでの人達は洗濯をする時、近所のきれいな小川や井戸の水を利用して手で洗っていました。
また電話がなくても手紙がありました。
多分その頃の洗濯機や電話機を知らない人達にとっては、それが無いのが当たり前で、不自由を感じていなかったのだと思います。
では、今ではどうでしょうか?
駅前で待ち合わせをしていて、携帯を忘れてしまい、そんな時に相手が来ない。
そんな時、そこで連絡を取らなくても、ずっと待っていられますか?
携帯電話がなかった頃は、駅の入り口に「伝言板」という誰でも書き込める黒板の様なものがありました。
それに「太郎君、先に店に言って買い物をしています」と、書き込めば遅れてきた太郎君はそれを見て後からお店に向かいます。
携帯電話などなかった頃は、それはそれなりに、無くても不便はしなかったのです。
私は人間がいろいろな便利な物を手に入れた半面、人間の生き物としての本当の底力を段々と失っているように思えてなりません。これが「進化は退化なり」なのだと思います。
私達人類は大昔から便利な生活をするために地球上の資源をたくさん使ってきました。
多くの化石化燃料を使って、大気汚染や海洋汚染、土壌汚染等を繰り返してきました。
でも、どうでしょうか?
私たちが今の便利さを追求する生活をこのまま続けて行ったら・・・。
このシリーズの第1話「空気・大気汚染」でお話したように、将来地球は人も動物も植物も住むことのできない、命の無い星になってしまうかもしれません。
だから今、地球は怒っているのではないのでしょうか!?
私達人類が、好き勝手に地球の資源を無尽蔵に利用して、もしかしたらその事にあまり感謝もしないで、自分たちだけのために生きている事に対して・・・・。
そのために地球は私達に「新型コロナウイルス」を与えたのだと思います。
このウイルスで、多くの人を殺し、人口を減らし、地球の負担を減らすために・・・。
地球は人類がいなくても存在します。しかし人類は地球がなくては存在する事ができません。
人類は存在する限り進化し続けるでしょう。それでは今の地球上で生き残った私達はどのように進化していかなければいけないのでしょうか?
それは、地球を長生きさせる事に喜びを感じられる人間に進化する事なのだと私は思います。
例えば、資源の無駄遣いはしない。なるべく車は利用しない自転車で行けるところは自転車で、歩いて行けるとこは歩いていく。そして、すべての物事に感謝する。
他にも地球を長生きさせる方法は、まだまだたくさんあると思います。皆さんもぜひいろいろ考えて、話し合い、実行していってみてください!
おしまい