全21件 (21件中 1-21件目)
1
2024.04.06
コメント(0)
しんまいがおじぎしているあきのいろ 風子 この間まで青田だったのにもう早生稲だろう稲穂が頭をたれている借り入れまで血風の被害がんければいいがと祈る
2022.08.23
コメント(0)
いくせだいひきつぎきたりくろあげは 風子 どれほど引き継いで来たのだろうか生命の神秘、自然への畏敬を覚えずにはいられないみなさんの祝意に感謝いたします
2022.07.02
コメント(0)
ジャスミンのかおりはわかきひのまんま 風子 ジャスミンの可憐な白い花が咲き甘いかおりが辺りに漂い始めると遠いあの頃にもどる記憶のおおかたが薄れても匂いが当時を思い出させるのは五感のうちでも嗅覚による情報だけがしっかり脳に植え付けられていたとみえるジャスミンが笑っている
2022.05.13
コメント(0)
またしてもちじょうのほしおつさつきやみ 風子湿っぽい話はなしにしようぜ、とうしろから声が聞こえそうだ歳は取りたくないものだと自分でも思うでもどうしようもなく悲しいo(>_<)o
2022.05.10
コメント(0)
2021.12.04
コメント(0)
みにしむやじごくごくらくむすぶいと 風子 家蜘蛛が這っていたりすると女子供はヒエ~とか言って大騒ぎする「毒蜘蛛やないゴキブリなどを食べてくれるええ蜘蛛や」とはいうものの気持ちのいい生きものではない朝方軒下に張られた蜘蛛の巣が首筋に引っかかったりするのも鬱陶しいそんな蜘蛛の話といえば大抵の人が知っている「蜘蛛の糸」芥川龍之介作の子供向け物語で一言で言えば利己心は破滅を招くという教訓の話だが読む人によって感想もちがったり疑問が語られたりしている元ネタもあるし(※)作者の真意に思いをはせながら読むと実に興味深い名作だたとえばお釈迦様は地獄で苦しむ多くの亡者たちの中からなぜカンダタ一人を助けようとなさったのかなぜ丈夫なロープでなく蜘蛛の糸だったのかカンダタは他の亡者たちも蜘蛛の糸にすがってくることを予想できなかったのかなぜお釈迦様は半日も蓮池のほとりで一部始終を見ていて途中から再び地獄へ落ちていくカンダタの様子を悲しそうに見ただけであとはのんびりと帰ってしまわれたのか?などなど近代仏教に批判的だったといわれる作者のしかも芥川らしい描写に感心したりする名作で巣ごもりの日々改めて読めば味わい深い一篇だ※ 時間があって興味のある方はこちらをどうぞ↓https://originalnews.nico/285232
2021.09.02
コメント(0)
おすたかのかなしみいえぬあきのよい 風子 天気が不安定で梅雨末期のようだという各地で大雨、災害の危険性が迫っているろくなことがない36年前の今日乗員乗客524名を載せた東京発大阪行の日航機が群馬県の御巣鷹山に墜落520名が死亡した 航空機事故史上最大と言われた日航機の墜落事故は公式には修理ミスによる機体破損によるとされている年月とともに悲しみの記憶は薄れ悲劇は風化しがちだがこの件にはあまりに多くの謎があり多くの証言や状況証拠類から墜落事故ではなく墜落させられた事件だとする声も多いそれは多くの疑惑がありながら関係者が情報公開しないからだお上の隠蔽体質は今に始まったことではなさそうだ二度と不幸を起こさないためには真相究明はしてもらいたいと亡くなった人たちは浮かばれないよ
2021.08.12
コメント(0)
あきたつやいのちをきざむときのおと 風子 勤めの仕事をやめてからは時計が必要でなくなった起きる、寝る、出かける、帰る飯を食う送る、迎える人と会う乗り物にのる、降りる天気がおかしい 仰ぎ見る会議会議に参加する聞いてる、しゃべる etc.…大げさに言えば日常という空間は時間との勝負だっただから時計が要った時代が変わって 今どきはスマホがあるから時計は要らぬという声も聞くが僕らの時代は時計は必需品だったIWCだのロレックスだのロンジンだのは高嶺の花どころか流れる雲みたいなものだがセイコーファイブを初めいくつ手にしたことかサンデー毎日となりながらく時計はどこかにしまったままだったがふとした気の迷いで時計を身につけたくなりスマホでは嫌で安価だがリーズナブルでブランド価値は十分にあると思えるノーブランドのアナログ時計を買った笑われそうだが時がいのちを刻む音が妙に気になり出したからだ若いうちは不確定の未来に目が向くから時間の感覚は鈍いが老いて来ると時間の感覚が若いときとはまるで違う過去に向かって流れる時の速さが日に日にめっちゃ気になる時がいのちを刻む音を確かなものにしたくて時計を見るしかもレトロ感覚の懐中時計の針を
2021.08.07
コメント(0)
いきるとはあいみたがいとせんにんしょう 風子 サボテンの花が咲きだした明日にはピンクの花も咲きそうだトゲトゲのずんぐりした茎からよくもこんな美しい花を咲かせるものだといつも感心する開花するといろんな虫が蜜を求めてやってくる同時に受粉のお手伝いをする生きるってことは相身互いってことだ花言葉もたくさんある枯れない愛、秘めた思い、燃えるこころ、温かい心、熱情 etc.なんとも微笑ましいことばたち…
2021.05.26
コメント(0)
しゅうとうにつられほろびるむしのよる 風子今日は松阪の講座の日いっとき かなりの大雨だった南部では1時間に120㍉を超える雨だったとか教室のあるショッピングセンター駐車場があちこち冠水買い物客がスペース探しで大変な様子だった雨はやんだがなんだかむしむしする大雨の中を車で往来したらさすがに疲れた
2020.09.25
コメント(0)
やまぬあめいきつめてせみあすがない 風子
2020.07.26
コメント(0)
コロナかとあめであじさいはやくちぬ 風子まだしばらくは咲いてるはずの額紫陽花がはやくも朽ちて哀れな姿に…長雨とコロナの鬱陶しさに耐えられなかったのか
2020.07.20
コメント(0)
みをよせていきるちぎりやはすのはな 風子今日からは雨がつづくようだ気分がすぐれぬ東京のコロナも気になる九州の豪雨が大変なようだ無事をいのるのみ
2020.07.04
コメント(0)
クチナシのしろあまりにもかなしくて 風子クチナシの花が咲きだした和名クチナシ (梔子)秋実が熟しても開かないことがクチナシの名の由来だとか白い一重の六弁花や八重咲きもある甘い香りと白い花が特徴香りだけを残して花はすぐ錆色になって枯れる儚い花だ渡哲也が歌ってヒットした「くちなしの花」前にも書いたが いい歌だけどこの歌詞とは全く違う哀しみの意味合いがまるで違う意外なことが制作のきっかけだった詳しくは二木紘三のうた物語 くちなしの花 をご覧ください
2020.06.07
コメント(0)
はなのまちいきひそめきくあめのおと 風子
2020.03.28
コメント(0)
わらうことわすれたまちのはるひかげ 風子
2020.02.17
コメント(0)
さえかえるもののひとつにきゅうきゅうしゃ 風子
2020.02.07
コメント(0)
とおくないぜつめつのききほうかぶり 風子頬かぶり(冬の季語)激しい風が吹いて寒かったりおかしいくらい暖かかったり暖かいのはありがたいが温暖化による異常気象というのはやはり気になる今日はちょっとおかたい話大人たちは何をしてるの?と16歳の少女グレタさんが叫んで共感と嘲笑で話題にはなったが対策は遅々として進まない政治家たちを動かすのは民なのだが…たとえば年末年始の海外旅行者は昨年比4%増の76万人越えだという大型ジェット機のガス排出増大が懸念されているが…目先の愉悦に酔い痴れていてそこまで考えがおよばないのかなあ殺戮の連鎖、一触即発の危機災害や経済活動にも影響が生じている地球温暖化など人類絶滅の危機が迫っているともいわれるがまるで他人事のようだしどうにもならないのかなあ、なんとかせねばとは思わないのだろうかこの現実ネガティブな年寄りの繰り言と一笑されればそれまでのことだけど輪回転生かな
2020.01.13
コメント(1)
くろかみのむくろいたぶるふゆのなみ 風子世情は悲しいことが多くなっている身近にも多くある生きるってことはこのような悲しみとどう向き合って乗り越えていくか、のように思う悲しみは薄れることはあっても消えることはないときには非情にも鮮やかに蘇るあの日から4年が過ぎた冬の波に向かうと生を奪いしものに無性に腹立たしく胸が痛む
2019.11.24
コメント(4)
あいらくをひとつぶにひめあさのつゆ 風子朝露ほど美しいものはないまるで有機物であるかのような生命力を感じるから不思議でもあり神秘的な魅力がある守拙という言葉がある東洋芸術の根本思想でもあるっといわれるがもともとは老荘思想だ私流に解釈すると愚直な己に正直に生きよ欲をだし見えをはり要らぬ知恵を出すなという戒めのようだ自然界は見事なバランサーであることに感心する朝の露だって見事に守拙を守っているだから美しい私もいつもそう有りたいと言い聞かせている
2019.09.06
コメント(4)
全21件 (21件中 1-21件目)
1