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ブルグミュラー25番練習曲といえば、小学生の頃にお世話になった、実に懐かしい曲集。実家の父に、「ブルグミュラー25番とツェルニー100番を練習するので、お手本として各曲を録音してくれないか」と依頼され、今再びブルグミュラー25番の楽譜をわざわざ購入したのである。何故、昔使った楽譜を使わないかって?私がぼろぼろになるまで使った懐かしき楽譜は、実家で父が使っていて、私の手元になかったからだ。そうしていざ購入した楽譜を開いてみると、「おや?」各曲のタイトル欄をみて、首を傾げる。記憶に残っている曲名(邦題)とは何かが違っているのだ。特に好きであった12番「さようなら」も、今、手元にある新しい楽譜には「別れ」と書かれているではないか。原題の和訳が、今と昔で異なっているのか、それとも監修が変わって邦題まで変わってしまいのか、それは分からないのだが、ちょっと気になったので、曲名いまむかしなんぞを調べてみた。ブルグミュラー25番練習曲(全音版) タイトルが異なっているもののみ掲載昭和50年前後使用 → 平成16年購入版3.牧歌 → パストラル(牧歌)4.こどもの集会 → 小さなつどい7.清い流れ → 清らかな小川8.優美 → 優しく美しく9.狩猟 → 狩 (かり)12.さようなら → 別れ13.なぐさめ → コンソレーション(なぐさめ)14.スティリアの女 → シュタイヤー舞曲16.小さな嘆き → ちょっとした悲しみ17.おしゃべり → おしゃべりさん18.心配 → 気がかり21.天使の声 → 天使の合唱22.舟歌 → バルカローレ(舟歌)23.帰り道 → 再会25.貴婦人の乗馬 → 乗馬基本的には類似しているが、23番の「帰り道」と「再会」はどうみても意味が違うような?ちなみに原題はLe retour。25番の「貴婦人の乗馬」は、ただの「乗馬」に。貴婦人はどこへいってしまったのか?私が小学生の頃は、この「貴婦人の乗馬」を発表会で弾く人も多くいたのだが、今はブルグミュラーを発表会の曲として選択する人も少ないのだろうか。で、12番「さようなら」、これは今弾いても、なんだかせつない気持ちにさせられる。というわけで、しばしノスタルジックな気分にさせられたのであった。----------------------------------------------------本日の練習メモ●ハノン #24~30各2回ずつ。●ツェルニー40番 #01~06テンポ75でノーミス・・・これはなかなか難しい。よし、やるぞ、と気合いをいれればいれるほど、何処かで必ず1箇所はミスしてしまう。一度でもミスする限りは次には進めない。●ツェルニー30番 #01~06指定テンポで挑戦。あと1日程度練習すれば勘も取り戻せるか?●ドビュッシー「グラドゥスアドパルナッスム博士」「パスピエ」昨日に引き続き、曲の仕上げに取組中。●チャイコフスキー「舟歌」中間部の盛り上がり部分を中心に練習。他の部分はゆったりと歌い上げられるように気をつけながら弾く。●メンデルスゾーン無言歌集「狩の歌」「ベニスの舟歌」ここまで練習したところで左手に疲れがみえてきたため、2回ほど通しで弾いてストップ。●ブルグミュラー25番 #01~25小学生の時点で全て弾いた訳ではないが、弾いた記憶がない曲もとりあえず所見で弾いてみる。左手の負担を考慮すると、たまにはこのような曲集を弾くのも良いか。
Sep 29, 2004
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10月の日記で「3指押さえたままの4-5指トリルに泣く」話を掲載したが、あれから約1ヶ月、少しはそれも改善されたものの、まだまだ納得がいくレベルには達していない。つまり、まだまだ4-5指には頑張って貰わなければならない、という訳だが、何か効率的な練習方法はないだろうか、模索中である。割とメジャーな練習方法といえば、1-3指で鍵盤を押さえたまま、4-5指トリルを繰り返し練習する、といったものだが、これも練習し過ぎは腱鞘炎のもと。やりすぎに注意だ。単純に4-5指のトリル練習ならば、現在練習メニューに取り入れているハノンの#29-#30の往復でも良いのだが、今日、久々にスケールを弾いてみて、まだまだ左手における4-5指のパワーは戻ってきていないことを実感させられた。ここのところ、テレビ等を観ながらでも、ついついテーブルの上で3指押さえ4-5指トリルをカタカタカタカタッと繰り返してしまうため、家族の者からは鬱陶しがられている。まずい、そのうち「ピアノなんてやめちまえっ」なんて言われないだろうか。さて、日曜の昼下がり、ポカポカ陽気で本来ならば紅葉でも見に行きたいところだが、家族はなんとまだ睡眠中、私はここぞとばかりにピアノに向かう訳だが、数十分後、鍵盤に血の筋を発見。「ど、どうした?鍵盤」って、血が出ているのは私の指から。冬近し乾燥の季節、ゆえに私の指の各所が割れ、そこから血が噴き出すことがあるのだ。皮膚科で薬を貰うものの、その時は効果があるのだが、完全に治ることがない。そう、この症状のせいで、長らくピアノを弾こうにも弾けなかった、いや、弾く気力がでなかった、という寂しい理由があったりする。結局、皮膚が割れて血が出た部分を、薬を塗ったガーゼでおさえ、そのままピアノを引き続けたわけだが、いかんせん、右手の中指先と親指先ゆえ、弾きづらい。指はピアノを弾く者にとっての命なのに、あぁ、どうしてくれよう。しかし、こんなことで負けるものか。ショパンのエチュードをものにするまでは!・・・と、一応目標を掲げておこう。皆さんもどうか手は大切に!----------------------------------------------------本日の練習メモ(定例)●ハノン #29~#39#29-30を続けて繰り返し4回。#32の1-2指運動、更に#33の1-2-3指運動、#34の1-2-3-4指運動、#35の1-5指くぐらせ運動、#36 1指移動、#37 和音を押さえたままの1指移動、#38の1オクターブスケールを数回繰り返す。#39ハ長調,イ短調,ヘ長調,ニ短調のスケール本日からスケール開始。ところが右手に比べ、左手は指の動きにムラがある。結局、左手のみテンポ変更、リズム変更等の練習を実施する。うぅ、当分はスケールに泣かされる日々か。●ツェルニー30番 #01~#21の偶数番曲練習、及び#22#01~21の偶数番曲は、ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は繰り返し弾いて指慣らし。ハノンのスケールの後だからだろうか、妙に指が快調に動いてくれるのは気のせいではないらしい。ハノンに時間がかかった分、ノーミス1回コースはサクッと終了(いや、#18は除く)。#22、両手トリルは少しずつ改善の兆しがみえている。この調子でもう少し練習しよう。●クラーマー=ビューロー60 #01本日から正式に練習仲間入り#01、運指に気をつけながらゆっくり。その後テンポ四分音符92で繰り返し練習。1音1音が凛とした音で弾けるよう、丁寧に。後半部は右・左が別の進行をするため、バッハを弾く感覚で頭を働かして弾かねば!●バッハインヴェンション #01~#10#01~#07はノーミスで弾ければ1回ずつ。#08、本日からノーミス1回コース・・・と思ったのだが、やはり左手の進行をもっと綺麗な音で弾きたいのでもう少し要練習。#09、昨日から改善は見られず、再現性の無い音ミスを起こすので、練習逆戻りで片手ずつ頭にたたき込む。#10、曲の前半部の両手モルデント後の進行でつまずくため、ここを中心に練習。モルデントに気をとられすぎ!●ドビュッシー ベルガマスク組曲から「プレリュード」「メヌエット」プレリュード、まとめ段階メヌエット、本日も18-21小節の左手進行を部分練習してから通しで数回練習。●ショパン エチュード Op.10-4指の痛みと集中力が切れたせいで、テンポ四分音符105にて各所で音はずし発生。とほほと半べそ状態でテンポを100に落とし、繰り返し練習。あとはとにかく指が覚えてくれるまでひたすら弾き続けるしかないのか。こんながむしゃらな練習で・・・いいのか?●ショパン エチュード Op.25-2前日はつい、さらり弾きをやってしまったため、これではいけないと心を入れ替え、本日は1ページ目、つまり1~19小節目までを繰り返し練習。テンポは二分音符67にて。このページさえマスターすればこの曲の半分以上が弾けたことになる(ほぼ同一部分が他ページに存在するため)ので、まずはここがきちんと弾けるまで部分練習を続けよう。
Nov 21, 2004
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ここ数ヶ月ほど、楽器店に行くこともなかった私であるが、商品券2000円分をゲットしたのでついヘラヘラと楽器店に足を運んでしまった。既に買う気まんまんである。でも、「何を」?実はここのところ、楽譜購入欲がすっかりなくなってしまい、現在手元にある楽譜も消化不良状態。だから、今日は CDでも買おうかと思ってやってきたのだ。ところが・・・つい反射的に向かってしまった楽譜コーナーで私は手にとってしまった。それが高木幸三氏校訂の「バッハ演奏へのアプローチ・平均律クラヴィーア曲集第1巻」である。ふぅ・・・・・・・・・また版違い楽譜を・・・いままさに買おうとしている瞬間である。どうせならば、全く異なる作曲家の、まだ手にしたことのない曲集を買えばいいのに。しかし、高木氏のバッハ楽譜をパラパラとめくってしまったら、もうとまらない。「へぇー、これって面白い。」なにがって、各エディション別のテンポ一覧表がドーンと掲載されているのだ。更には、演奏家別テンポ一覧表もなかなか興味深い。そういえば、以前平均律の練習を始めた際にコメントを頂いたなかに高木幸三氏校訂の話題が含まれていた。そうか、これだったのか・・・と、思わずフムフムと口に出して頷いてしまう私は、どこからどう見ても怪しい奴である。また、巻頭には高木氏のよる各曲の解説が掲載されているが、非常に参考になるのが、フーガにおける各声の流れが表に描かれているということ。これまで数冊の平均律解釈板を手にしてきたが、これはかなりステキな情報ではないか。はい、買ってしまいました。商品券よ、ありがとう。おかげで助かった。で、帰って早速平均律1巻第2番にのぞむ。これまでお世話になってきた園田高弘版と見比べてみよう。園田版もかなり細かな解釈が楽譜上に記載されているが、指使い面では高木版のほうがなお一層細かく書かれている。テンポ面、強弱については、予想はしていたがやはり解釈が少し異なる。まぁそれは良い。しかし、スラー解釈が異なるのは、辛い。うーん、どっちにしよう・・・更に、2番フーガ園田版では冒頭テーマのリズム、(ウン) タラタッタッ タッタラ タッタッと一部スラー(上記で"タラ"の部分)を用いて解釈しているが、高木版においては(ウン) タタタッタッ タッタタ タッタッこれじゃわからないか。つまり、全てスタッカート表記。それでいて一部テヌートがつけられていて、これがまた慣れないとなかなか弾きづらい。それにしても、高木版はデュナーミクの点では充実しているものの、やはり決してペダリング表記はしていない。ということは、やはりペダルをふんだんに記載した園田版は異色ともいえるのか。私自身、折角園田版を使用しているにもかかわらず、いまだ指示どおりのペダルが踏めていない。なかなか固定観念から抜け出せない私である。バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第2巻▲何故か楽天内には高木版平均律クラヴィーア曲集第1巻が見あたらなかったのでとりあえず第2巻を・・・
Oct 27, 2006
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3月1日からショパン ノクターン第16番 Op.55-2を譜読みしている。3月1日といえばショパンの誕生日、それに合わせてという訳ではないのだが、今、無性にショパンに飢えている。飢えてるくらいならば練習するしかないだろう。実はここのところ、ポロネーズ第6番 Op.53(英雄)もほんの少しかじりはじめていたのだが、いかんせんこの曲、熱くなりすぎて、自宅で仕事をしているオットに迷惑をかけてしまうのではないかという恐怖から、しばらく練習をひかえようかと自主規制をかけてしまった。(我が家の防音室、家の外にはほとんど音が漏れないのに、家の中にはかなりの音漏れが生じている)その点、穏やかな流れが多いノクターンならば、初期の譜読み段階でもそれほど騒音にはならないだろう。一応、私なりの配慮である。ノクターン第16番は、以前ヤマハ所沢店のサロンコンサートで清塚信也さんが演奏されたのをきっかけに、すっかりそのトリコになってしまった曲。決してド派手な展開はなく終始穏やかなフレーズで構成されるノクターン第16番、聴けば聴くほど、どことなくそのはかなさが実に心に染みるのだ。ある種、舟歌的な感じもしなくもない。更に、ところどころ対位法なごとく、フレーズが2声化するところは、それこそゾクゾクッとする。しかし普段から練習不足気味ゆえ、ある程度譜読みが進んだ現在も装飾音や連符が美しくきまらない。幸い、技術的に難儀する曲ではないため、最終的にはいかに美しく歌い上げるか、そちらに重点を置くことになりそう。とはいえ、以前ピアノ友ともブログ上で談義したのだが、古い電子ピアノでノクターンを弾くのは非常に辛いところがある。ペダルと余韻の美を追求することが非常に困難だから。まぁ、ないものねだりをするわけにはいかない。ノクターン第3番(Op.9-3)は、いまだへたれな状態だが、どうやら第16番のほうが自分にとっては仕上げやすい曲であることに、今ごろ気付いた私である。もうちょっと頑張って練習してみよう。そんなわけで、オットがあかりを連れて散歩に行ける時は、いつもではないにしても家に残って家事をしつつ、少しピアノに向き合い時間を作るようにした。あかりとの時間もとても大切、しかし、「自分が自分であるため」に何かひとつくらいは持っておかなくてはならないような、そんな気もしている。まぁそんなことを言いながら、やっぱりあかりが最優先であることには変わりない。読んでくれてありがとうございマス。本日はほとんどイヌ話題ではありませんでしたがあかりのピアノ模様姿で勘弁を。にほんブログ村 ゴールデンレトリバー
Mar 5, 2009
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バッハインヴェンションの復習の次に待っていたのが、シンフォニアである。インヴェンションは右手で上声、左手で下声を担当するいわゆる2声だったのだが、シンフォニアは上声・中声・下声から構成された3声である。つまり、左手と右手を駆使して真ん中のパートである中声を弾かねばならなくなり、インヴェンションよりは難易度がグッとアップする。シンフォニアも確かに学生時代に弾いた記憶はあるのだが、どうしても「弾いた実感」が無い。楽譜には各声を丸印でくくったり、暗譜マークや合格丸印が付けられているというのに、シンフォニアを練習しはじめて3日目、いまだ、昔弾いた記憶はよみがえらないままである。「うぅ、おかしい。この楽譜は私以外の人は使わないしなぁ」と過去にすがっても今更仕方がない、1から新鮮な気持ちでシンフォニアに向かうことにしよう。というわけで、今日はシンフォニアまるごと試し弾き!と勝手に称し、#01から#15まで全15曲をぽつぽつと楽譜をおいながら弾いてみた。これはかなりのパワーを要し、結局その日の練習はこれがメインとなってしまったのは言うまでもないが、少しでも各曲の取り組みやすさを判断しておこうと思ったからである。そして、当然ながら初見ですんなりと弾けるはずもないので、全ての曲について指定テンポの雰囲気を全く無視した(苦笑)、ゆっくりテンポで譜面をおってしまった。というわけで、多分、実際に練習しはじめれば、今日感じた印象とはまたがらっと異なる可能性もあるだろう。簡単そうで実は難しい、難しそうで実は弾きやすい、バッハにはそんな罠がたっぷり含まれているのだ。(自分的取り組み易さ:★☆☆(苦手) ★★☆(普通) ★★★(取り組み易い))▼#01ハ長調自分的取り組み易さ:★★★ ただいま練習して既に慣れてしまったので1st印象にはならないのだが、3声の響きをたっぷり活かした明るい曲で、個人的に好き度も高い。▼#02ハ短調自分的取り組み易さ:★☆☆ 一見弾きやすいかと思いきや、いざ弾いてみると、トリルを弾きながら別の声を弾いたりと少々厄介な箇所が潜んでいる。各所で登場する16分音符のスケール的進行も慣れるまではちょっと大変。▼#03ニ長調自分的取り組み易さ:★★☆ 3声は運指が悩ましい。全音版においてはこの曲でもスライドと呼ばれる同じ指で他の鍵盤へとずらす方法が出てくるが、無意識ではこんな運指もしてしまうこともあるものの、意識してやれ、といわれるとなかなか難しい。曲自体は割と進行がわかりやすい曲ではあるのだが・・・▼#04ニ短調自分的取り組み易さ:★★☆ 中声に16分音符進行が多く、音を綺麗につなげて弾くためにある程度の練習は必要そう。しかし、他のシンフォニア曲を練習していくうちに慣れてくれるか。▼#05変ホ長調自分的取り組み易さ:★☆☆ この曲、装飾稿と自筆譜で難易度が大きく異なる。春秋社版は装飾稿しか掲載されていなかったため、当時、曲のほとんどを占める装飾音に悩まされながら弾いたであろう、楽譜にその苦労の後が残されていた。もし、装飾音をいっさい含まない版で弾いたならば非常に楽だが、この曲は装飾にこそ魅力があるように思えるので、やっぱりこちらで練習しよう。▼#06ホ長調自分的取り組み易さ:★★★ 譜面をみてもわかるが、実にとっつきやすい曲。だが、各声の音符の長さを十分に注意しながら弾かねばならないので、その点だけ気をつけたい。▼#07ホ短調自分的取り組み易さ:★☆☆ 非常に素人的な言い方だが、譜面が黒い。前ページの#06がさっぱりしていたせいか、余計に音符がやたら踊っているように思える時点で、ちょっと心配に。各所で転調はするわ、重音をいかに綺麗に弾くか等、課題が多そうな曲。▼#08ヘ長調自分的取り組み易さ:★★★ ある程度シンフォニアに慣れてきたら特に苦しむことなく弾けそうな・・・予感。譜面をおって弾く限りは、とっつきにくさも無い。▼#09ヘ短調自分的取り組み易さ:★☆☆ 私にとって全15曲のなかで最も苦手であるのが、この曲。なんだ?この不安に満ち満ちた音の進行は?と言いたくなるほど不思議な音色を奏でる曲である。臨時記号と次が予測できない進行に、譜読みの時点でギブアップ寸前だった。しかし、譜面に合格丸印がついている、ということは、昔はこんな曲もすんなり弾けていたのか、と思えば思う程、自分に腹が立つのだ。▼#10ト長調自分的取り組み易さ:★★☆ 全音の解説にも書かれていたが、#01と進行がよく似たタイプの曲。主題部が上声、中声、下声に次々と現れ、それをいかにわかりやすく明るく弾くかがポイントになりそう。▼#11ト短調自分的取り組み易さ:★★★ ただ譜面を追うという形ならば割と取り組みやすい部類の曲だが、主題部を頭に入れて練習を進めていくとなると、それなりの課題が出てきそう。それはまだ自分にもわからない。▼#12イ長調自分的取り組み易さ:★☆☆ インヴェンションの#12も快活な曲であったが、こちらも負けずと明るく軽快な展開。私的に難儀だと感じたのが、下声の16分音符の進行が、弾き方によってはただやかましい存在にならないかという点。いかに全開をカラっと弾けるか、かなり苦しみそうである。▼#13イ短調自分的取り組み易さ:★★★ ゆっくり譜面をおいながら練習すれば割と早く仕上がる類の曲。▼#14変ロ長調自分的取り組み易さ:★☆☆ どこがどう難しいと表現すること自体が難しいのだが、初めて弾く限り、非常にとっつきにくさを感じた。多分、上・中・下声が非常に絡み合っている点のような気もするのだが。▼#15変ロ短調自分的取り組み易さ:★★☆ ゆっくり弾く分には弾きやすい類の曲だと思うのだが、指定テンポを考慮すると、少々自信がない。特に両手で32分音符進行をピッタリ合わせて弾かねばならない箇所が多く、左指の独立性も求められそうなのだ。っと、ざっとこんな感じであった。弾き手によっては随分異なる印象をもたれると思うので、あまり参考にはならないかもしれないが、ざっと読み流して貰えれば幸いである。それにしても、あぁ、弾く前から苦手曲を決定してどうする!、苦手意識が生まれて一層ひきづらくなるではないか。そしてしみじみと弾きながらもうひとつ感じたことはといえば、今更だが「バッハって長調の曲も良いね」ということだ。普段、短調好きな私なので、割と短調寄りな曲を選択してしまうことが多いのだが、シンフォニアの響きには、長調がよく似合う。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例)●ハノン #01-20,#39#01-10,(各指の独立訓練)、まずは指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120#41全長短調アルペジオは本日おやすみ●ブラームス51練習 #9ab,#05,#07,07ab#09ab:各指を広げる運動、2回往復#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。07bはテンポを落として2回往復#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回。●ツェルニー30番 #30#30:めでたい!本日で終了!さてこれからどうしよう。クラーマー1本に絞るか、それともツェルニー40番へと進むか。●クラーマー=ビューロー60練習 #04,#07#04:まとめ段階、あぁ、このまま本日のおさらいコーナーへと移動させるかどうか悩ましい。#07:少しずつ慣れてきたものの、10~16小節がつまずき気味。まだまだ余裕が無い状態である。●バッハシンフォニア #01~#03#01:13小節、左手の進行をミスしがち。流れはつかんだのだが、テンポはまだまだゆっくり。安定して弾けるまで指を慣らし、その後は抑揚を付けながら曲として仕上げていこう。#02:本日から練習開始。各所に現れる16分音符の流れ、特に左手から右手へのバトンタッチが自然にいくように。19,20小節目、左手進行ミスしがち。#03:本日から練習開始。#02よりは割と弾きやすいのだが、各声にて音をのばす箇所はきちんと鍵盤を押さえて。●カスキ 「秋の朝」29~32小節部分練習後、通して数回。大々的な進歩はみられない。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハインヴェンション #01~#15----------------------------------------------------本日の試し弾き●バッハシンフォニア #04~#15本練習の#01~03に加え、残り#04~#15の感じだけでもつかんでおこうと試し弾き。本日はほとんどこれで終わってしまった、といった方が良いかもしれない。
Jan 26, 2005
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4月になってから毎週火曜日がやたら待ち遠しい。そう、NHK教育テレビで「スーパーピアノレッスン」が始まって以来、火曜日だけは何故か規則正しい生活をしているような気がする。番組が始まり、今週で第3回を迎え、アントルモン氏はどんな演奏アドヴァイスをしてくれるのだろう、この曲をどんな表現で演奏するのだろう、私自身、必死に該当のレッスン曲を予習しながら楽しみにしているのだ。しかしながら、今週のモーツァルト「ピアノソナタ K.311」第3楽章は、予習にもとことん苦労した。曲は長いわ、16分音符進行が一部どうしても指に馴染んでくれず、悲鳴を上げる日々。やはり1週間で1楽章をある程度マスターするのは、非常に、非常に難儀であることを、今更思い知った私である。さて、19時25分、番組が始まった。今週のレッスン曲は、タイトルのとおり「モーツァルトピアノソナタ K.311」第3楽章、つまり今週でK.311はおしまいである。この第3楽章、アントルモン氏はこう語る。「はつらつとした楽しい楽章」「快活な舞曲」だと。確かにこの曲は全3楽章のなかでももっとも快活で明るく、またどこかコミカル、でもやっぱりモーツァルトらしい心に響く美しいメロディが楽しめる曲だったりする。それだけに、各音にもかなり気を遣わねばならない。さて、今回も実際のレッスン風景をみて、生徒さんのクセとアントルモン氏の注意から、自分の実演奏にも照らし合わせて注意すべき点を見つけていこう。全体的にわたって言えることは以下のとおり。「軽やかに愉快に!!」「とにかくテンポに気をつけて」「(フォルテの箇所など特に)乱暴な音を出さない」特に装飾音で始まる主題部あたりは軽やかに、それでいて楽しく弾きたい。だからといって元気よく弾けばよいってものでもない。このあたりの兼ね合いがなかなか難しいのだ。そして、第2楽章の回でも言われていたことだが、どうしてもテンポが揺れがちなのは、生徒さんのクセのようだが、はっ・・・私もだ。フォルテで華々しく弾いた後にふっとピアノ(注:強弱の弱)で奏でる時、ついテンポを揺らし気味になってしまうのは、私も同様のクセを持っている。気を付かねば・・・さて、ここからは実際に譜面を見ながら小節毎に細かく注意事項をあげていこう。先週同様、特に前もって予習した自分自身の演奏にとって必要と思われた箇所を中心に掲載しているため、レッスン内容以外の自分勝手な注意点・一言が含まれている点(括弧内)はご了承頂きたい。楽譜をお持ちの方は参考にどうぞ。・1,2小節及び3,4小節:左手進行はなるべくレガートで。ぶちぶち切らない (私も歌うように弾かねば)・16~18小節:テキストの注釈にも書かれているがここは乱暴な音にならないように。 (短音でフォルテだとつい・・・)・21小節,23小節:右手進行はレガートで。 (余談だがアントルモン氏と生徒さんの装飾音の奏法が若干異なっていた。) (やはりこの辺りは個人の好みに任せる?)・24,25小節:和音進行、もっと歌うように・33~39小節:右手16分音符連続のパッセージは音楽的に流れるように弾くこと。 (生徒さんは左進行を切るように弾いているが、アントルモン氏は左進行流れるように弾いている) (全体的に流れるように弾くのであれば、左手も1音1音を切らずに弾いた方が良いのだろうか)・41~44小節:ここから曲調が変わるのだが、だからといってテンポを落とさないで。 (テキスト注釈には非常に厳粛にと書かれている。) (高速パッセージから一転、一気に音数が減るのでテンポも変動しやすいのでは)・56~60小節:右手16分音符下り進行は慌てずはっきりとした音で。フォルテはあまり強すぎないで (私自身は左手の分散和音をやかましく弾いてしまいがちなので合わせて注意していきたい)・103小節:右手16分音符F#-A-C音は2-3-5指で。 アントルモン氏、指使いの指摘の際いきなり大声で「見たぞ」と。ちょっとビックリ。 (16分音符上り、黒鍵から始まる場合は2指で、と覚えておけばよいのだろうか。)・119~138小節:ノンペダルで弾くこと。主旋律側の16分音符はもっと優しく丁寧に。 (私がこの曲のなかで最も好きな箇所でありながら最も苦手箇所でもある。)・139小節:右手進行、優しく軽やかに (個人的には緊張から解き放たれたような箇所にも思える。優しいがまったりししてはだめ)・158小節:1音目は3指で。指使いひとつで曲が流れるように弾けるのだと語る・168~172小節:ピアノッシモ且つ、ソフトなタッチで始め段階的にクレッシェンド。 (ここは主題に戻る手前の箇所。ピアニッシモだがへなへなな音にならないようにしたい)・168~172小節:左手は2音連打の音が変化するごとに軽くアクセントを付け気味で弾くと良い (上記同様小節の注意点だが、あくまでも正確なリズムを保たなければ)・173小節:ここはペダル無しで弾くこと (右手のみで歌う箇所。ついついペダルでごまかしがちなところだが、私も要練習)・205小節:次小節との間、きちんと息継ぎの間をとること。 (和音で締める箇所。ついついせっかちになりがち。40小節も同様に)・244~248小節:各フレーズを歌うように・266~267小節:左手オクターブ連打、右16分音符箇所、勢いづいてテンポをアップさせないで (あくまでも冷静に。個人的には最後の盛り上がりゆえ多少アップテンポでも良いと思ったのだが)いかんせんページ数にして9ページ(小節数にして269小節)と曲が長いため、レッスン風景だけでもかなりのボリューム。そのせいだろうか、なんと最後に登場するアントルモン氏によるソナタ第3楽章の実演奏が、時間切れによって途中でフェードアウトされてしまったではないか。「ど、どうして最後まで聴かせてくれないの???」呆然としたのは言うまでもない。ただ、少々気になったのは、アントルモン氏の演奏。レッスン中に聴かせてくれる時よりも、最後に通しての演奏の方が、ペダリング含めて若干大雑把に感じられたりも。はて、気のせいだろうか。まぁ何はともあれ、今週でピアノソナタニ長調K.311は終わりとなったのであった。・・・って私はまだまだ終わりにはほど遠い状態ではないか。このまま次週のレッスン曲ピアノソナタK.331に突入して良いものかどうか、悩んでしまいそうだ。幸い、ソナタK.331について以前自分自身もレッスンは受けているのだが、いかんせん、その記憶はあまりに古い。とりあえず、ピアノソナタK.311に出逢えたことだし、ある程度までは仕上げていきたいので、K.331の予習をしつつ、ぼちぼちとK.311の練習も続けていくことにしよう(うぅ、K.311だK.331だと番号が似ているだけにちょっとややこしい)。さぁ、このレッスン番組を見た翌日の練習では、少しは進歩するだろうか。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(リハビリ期間限定練習)●ピアノのテクニック #04~06各番において適当なリズム変奏が掲載されており、あらためて有用性を感じる今日このごろ●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10#10:11小節から20小節は今日も左手を中心に部分練習。右・左手交互に進行するあたりは、特にごまかしがきかない(ってもともとごまかしてはならぬのだが)ため、特に音の粒に気をつけて。最後の左手の付点箇所、リズムを崩さないで。●バッハシンフォニア #01~03#01:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:通して数回。ようやく余裕をもって弾けるところまで回復。#03:やはりテンポが走り気味になるのは、手の負傷前と変わらない。頭のなかできちんとリズムを刻んで。後半、各声がぐちゃぐちゃ・・・。もっと整理して。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」1楽章:テンポをあげて弾くと、8小節の3,4拍左手の16分音符進行が崩れがち。もっと流れるように。時々、トリルが焦り気味になるのも気をつけて。後は更なる弾きこみを。2楽章:仕上げに向けて通して数回。3楽章:昨日からあまり進歩無し。昨日注意したところを注意して(33小節から39小節の右手、ごつごつし過ぎ。もっとなめらかに。75~79小節の左手16分音符進行、うるさすぎないように)。119小節から137小節、少しずつ弾けてきているが、特に127小節以降の左手でとる旋律部分、たまに迷い指状態に陥る。もっと練習。●シューマン「アラベスク」通して数回。形になってきたので更なる弾きこみを。●シューマン 子供の情景から「知らない国ぐに」「珍しいお話」「トロイメライ」01知らない国ぐに:仕上げに向けて通して数回02珍しいお話:仕上げに向けて通して数回。07トロイメライ:主旋律以外の流れもきちんと把握しながら弾くこと。音を濁らせないよう、ペダリングも要注意。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から「インテルメッツォ」テンポゆっくりではあるが、ようやく曲に慣れてきた。この曲におけるシューマンの音使いは、「ここでこんな音を?」といったある種独特であったりするため、なかなか最初はつかめないのだが、弾けば弾くほどそのドラマチックな展開にハマッていく。バス 中間 主旋律、これを綺麗に整頓しながら弾いていこう。
Apr 19, 2005
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毎週水曜日、夜9時からテレビ朝日で放映しているドラマ「相棒」、1話完結話がほとんどなので時間が合えばたまに観ているのだが、なんと2/23観た内容はサブタイトル「殺しのピアノ」なる、ピアノ弾きをドキッとさせるものであった。(実は2/23の日記にすぐ掲載しようと思っていたのだが、御覧のとおり、別の話題で日記が埋まってしまったため、1日ずれての掲載となる。)ちなみに「相棒」は水谷豊と寺脇康文が演じる刑事ドラマ。「殺しのピアノ」のストーリーは、ピアノ調律師がホールでピアニストを殺害することから始まる。いち早く、水谷豊が演ずる刑事がそれに気づき、調律師を追いつめていくというストーリーなのだが、なんとドラマのなかで水谷豊がショパンの「英雄ポロネーズ」を弾いたではないか。ドラマでよく主人公がピアノを弾くシーンがあるが、だいたいは別人が弾いていたりするものなのだが、水谷豊は実際に弾いているのである。これにはビックリ。水谷豊といえば、1970年代に放映したドラマ「赤い激流」でもピアノを弾く青年として主人公を演じている。その時にコンクールで弾いた曲がショパン「英雄ポロネーズ」なのである(ベートーヴェンの「テンペスト」もこのドラマで一般的にメジャーになったのではないだろうか)。ドラマ「相棒」のスタッフもニクイ演出をしてくれるものだ。それとも、水谷豊自らの希望だったのだろうか?更にドラマ後半、調律師の回想シーンのなかで、殺されたピアニストの少年時代を演じていたのは、2004年のピティナピアノコンペで賞をとった中2の男の子だったりするから、あらまぁビックリ。あの男の子が弾いていた曲はなんだったのだろう。(ドラマを観ていた人のなかでご存じの人がいたら、是非教えて欲しい。)◆ ◆ ◆ ◆ ◆ドラマなどで影響されてピアノが弾きたくなる、ということはよくあるのだが、私も1970年代のあの「赤い激流」を観て、ベートーヴェンのソナタ「テンペスト」の楽譜を買いに走ったひとりだったりする。当時はとてもショパンの英雄ポロネーズには手は出せないと自分なりに思ったのだろう、随分先まで英雄ポロネーズの楽譜を買おうとはしなかったことを覚えている。現在だったら、弾ける弾けないに関わらず、興味がある曲の楽譜はとことん入手してしまうのだが、やはり学生時代は自由になるお金もそんなに持ち合わせてはいなかったのだ。ドラマひとつで、いきなり遠い過去に引き戻されたような感覚に陥った、そんな1時間であった。「テンペスト」といえば、第3楽章こそ一時期ずいぶん必死に練習したのだが、第1楽章は少しかじったのみ、第2楽章は弾いた記憶が全くない。こんなことではベートーヴェンマニアに怒られそうである。しかし、ドラマがきっかけでこの曲に挑む場合、第3楽章からついつい弾いてしまう・・・なんてことはなかっただろうか。たまには楽譜を引っ張り出してきて弾きたいものである。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例本練習)家族が寝込んでいたので本日は練習控えめ●ハノン #01-20,#39,#41#01-20,(各指の独立訓練)、まずは指慣らし。#39全長短調の4オクターブ音階を1回ずつ弾く(リピート有り)テンポ120#41全長短調アルペジオ、テンポ108●ブラームス51練習 #9ab,#07,07ab,#08ab,#17#09ab:各指を広げる運動、2回往復#07ab:3度を4-1,5-1指で弾く運動、2回往復。#08ab:aの運動で指を慣らし、bでアルペジオの練習。aからbへと続けて弾くこと2回●クラーマー=ビューロー60練習 #08,#09#08:まだ若干つまずく箇所がある。ある程度テンポを上げた方が弾きやすいというのは、いわゆるごまかしの証拠かもしれない。というわけで、ゆっくりテンポとアップテンポ両方で練習。#09:18~20小節のミスは改善されてきた。この調子で仕上げよう。●シューマン 「クライスレリアーナ」第1曲7,8小節の右手でミスしがち。ここを中心に部分練習をしつこく。更に中間部の静寂な部分でリズムが崩れがちな点を注意すること。特に中間部はまだ進行が慣れた訳ではなく、ミスタッチが頻繁に発生するので、ここもじっくり練習を重ねよう。本日の練習のなかでは最も時間をとってしまった、●バッハシンフォニア #01~#03#01:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#02:25小節目の3拍~4拍の左・右手弾き繋ぎについて、昨日全音版に置き換えて練習。今日はかなり進行に慣れてくれたものの、該当の小節が近くなると緊張して失敗するという間抜けな状態に陥ることがあり。#03:12小節、4拍目の上・中声において、5指押さえながら3-1-2指と指示してあった春秋社版だが、かなり弾きづらかったため、5指押さえながら2-1-2に切り替える(全音版)。こちらの方が弾きやすい。これで指を慣らそう。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミス1回コース・復習)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #04,#07----------------------------------------------------本日の試し弾き(あくまで体験弾き)●なし
Feb 24, 2005
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私にとって、ピアノ再開後の初シューマンの曲は「クライスレリアーナ」Op.16だったはずなのだが、指の負傷をきっかけに「アラベスク」Op.18を優先的に練習してきた。が、ある程度弾けるようになってくると、今度は表現面で試行錯誤する羽目となってしまった。というわけで、今日はプロの演奏家が弾くアラベスクをじっくり聴きながら、様々な解釈を勉強することにしてみた。現在、手持ちのCDのなかでシューマンの「アラベスク」が収録されているものは4枚。私自身、シューマン・ファン歴はまだまだ短いゆえ、そんなに多くのCDは所有していないのだが、それでも4人それぞれの演奏家のアラベスクを楽しめるのは嬉しいのだ。おまけに、各演奏を聴き比べてみると皆、それぞれに独自の解釈をもっているうえに、演奏時間にもかなりの差がみられる。■アンドラーシュ・シフが弾く「アラベスク」演奏タイム:5分54秒主題部:主題は「軽く優しく」の部分。シフは実に軽くさらっと弾き流している。主題の展開部のritもそれほどテンポの揺れはみられず、あっさり気味Minore I:テンポ的には主題とそれほど変わらず。表現はかなり豊かなうえに後半の盛り上がり部はテンポ的にもかなりエキサイティング、情熱的ともいえる。Ruhiger:静かだが旋律が際だつ。テンポ的にもそれほどもたれ気味になっていない。(再び主題登場)Minore II:旋律際だち、中声、下声は割と流れ気味に弾いている。途中、長調的な展開部ではかなりアップテンポに。(再び主題登場)Coda:Lento部分であるが、割とあっさり気味に。しかし最後4小節のritはたっぷりとゆっくり。■ウラディミール・ホロヴィッツが弾く「アラベスク」演奏タイム:6分38秒主題部:ホロヴィッツは上声つまり主旋律と下声(バス)の進行を際だたせ、中声の分散進行は割と控えめに弾いている。軽く、それでいて優しさがにじみでている演奏だ。Minore I:楽譜の指定どおりテンポをやや遅く、そしてあくまでも演奏は穏やかで。しかしながら起伏はかなりある方だ。といっても盛り上がり箇所でも急激にテンポを変えることなく強弱のみでメリハリを出している。Ruhiger:ここでグッとテンポを落として1音1音丁寧に奏でている(再び主題登場)冒頭の主題よりややあっさり気味に流しているうえ、中声の分散進行の流れも耳に残る。Minore II:楽譜の指定どおりテンポはやや遅め。バスの進行、及び中声の付点音符進行はペダルでにじむことなく割とくっきり。長調的進行部分はやはりテンポがアップしたりも(シフほどではないが)。(再び主題登場)Coda:Lento部分は全体的にじっくりゆっくり。最後4小節のritも事実上は最後3小節途中から更にゆっくり。■舘野泉が弾く「アラベスク」演奏タイム:7分13秒主題部:舘野氏の主題部は上・中・下声それぞれが割と自己主張をしているようにも思えるが、それでも上声の旋律は綺麗に響いている。他の演奏家より全体的なテンポはゆっくり目。Minore I:テンポはここでぐっと落ちる。楽譜には細かなクレッシェンドとデクレッシェンドが記載されているが、特にMinore Iの前半はオーバーに表現することなく、割と平坦な感じである。フォルテもフォルテシモもそれほど圧迫感がなく、穏やかにそれでいて厚みを感じるフォルテ表現だ。Ruhiger:更にテンポはゆっくり。1音1音を確実に奏でる弾き方が印象的。(再び主題登場)Minore II:他の演奏家はここでかなり曲の性格を変えてくるのだが、舘野氏はキリリとしたなかにとても穏やかな味を出している。中声・下声の進行は流れるように叙情的に弾いているのが印象に残る。(再び主題登場)Coda:主題からCodaへ進むその「間」が長め。各所のritも実にたっぷりとため気味。■仲道郁代が弾く「アラベスク」演奏タイム:5分58秒主題部:4者のなかでは主題部におけるテンポの揺れはかなり多い方ではないだろうか。弾き方はあっさりだがテンポ的には叙情的といった感じである。16小節目の左手10度和音はアルペジオで対処しているようだ。Minore I:主題部からほとんどテンポ変化は無し。主題に引き続き、あっさり感を特に感じさせたのは左手アルペジオ指定されている箇所を何故かアルペジオではなく和音で弾いている点だろうか。極端な起伏は無し。Ruhiger:弾き方によってはだらけがちなこの場所を実にサラッと弾き流している感じ。(再び主題登場)Minore II:主題より更にテンポはアップ気味。実に独自の解釈で演奏され、ここも流れるような弾き方が特徴。(再び主題登場)Coda:このアラベスクのなかでは最も穏やかで静かな部分であったが、決して粘っこくはなくサラリと終曲であった。と、あれこれ聴いてみたものの、同じ曲であるはずの曲が、演奏家によってここまで変わるのか、と思うと、それはそれで面白い・・・(といって良いのだろうか)。結局、譜面に書かれた解釈を更に超越して自分なりにその曲のイメージで演奏される人も多いということだろうか。どれが良く、どれが悪いなんていうことは決して無く、皆、それぞれのアラベスクを表現しているといった方が良いのかもしれない。しかし、アマチュアでしかもまだまだ勉強不足な私がそれをマネするのは100年早い。うむ、早すぎる。今は、やはり楽譜に記載された解釈をかみ砕いて、その範囲内で自分なりの演奏を模索するほうが良いのだろう、そんなことをぼんやりと考えながら、今日もアラベスクを弾くのであった。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #07~09●全調(長・短調)4オクターブスケール(両手・左手のみ)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#11#08:テンポを落として確実に左手進行をモノにする。くれぐれも指を滑らせないこと#11:教則CDの解説に沿って5-4指スタカート及びリズム変奏練習。●バッハシンフォニア #01~05#01~04:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#05:曲の進行に慣れると同時に装飾音符を丁寧に弾くこと。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:各楽章の荒削りな部分を丁寧にさらって。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:感情入れすぎてテンポが揺れないように。アレグロ:88~90小節の右進行をもっとスムーズに。更に左手の指使い要検討。アンダンティーノ:譜読み中。左手同音連打はムラなく。右手の重音進行もバラバラにならないように。●シューマン「アラベスク」通して数回。暗譜をターゲットに頑張れ!●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:通して数回。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#04,#0504インテルメッツォ:昨日同様、中声の流れを手を抜かないように。上声は旋律の流れを更に音楽的に。05終曲:ゆっくり通して譜読み。その後、リピートまでを中心に進行に慣れること。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●バッハインヴェンション #01~05
May 19, 2005
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あいかわらず、加藤一郎氏著の「ショパンのピアニスム」の各章を読んではまた戻って、と繰り返しながら、なかなか読み進めない自分が情けない。しかし、そんななか、私は今更、本当に今更なのだが、ショパンの装飾法について「あぁ、なるほど」と実感した文面がある。それが、前打音についての記載だ。「ショパンの前打音奏法の基本的な特徴として、前打音は常に拍と同時に弾く」ということ。まずい、それまでかなり無意識に前打音をちりばめてしまってはいなかったか。過去のレッスンにおいて、ショパンの装飾法をきちんと聞いていなかった自分が悪いのだ。多分、先生はその都度、私に指導していたはずなのだが、すっかり頭から抜けきっていた。「前打音が和声音の場合は和声を補強、そして、非和声音の場合は前打音が和声の解決を遅らせるため、テンポを変化させずにルバート効果となる」ほほぉ・・・思わず「へぇ」ボタンを押したくなってしまった。身体ではその効果を十分感じていたはずだが、こうしていざ文章として読むと、なるほどと思わざるを得ない。そして、更に「言われてみると確かにそうだ」といった内容がターンについて。「ショパンはターンを用いるのを好んだが、記号表記ではなく実音符か装飾音符で記譜していた」ということである。確かにショパンの曲に触れていても、あのターン記号に遭遇することがほとんどない。ショパンはより演奏の正確さを求めて、あえて実音符で書いてくれていたのだろう。弾く方としても、そのほうがありがたい。以前、モーツァルトのソナタを弾いていた際、「ここのターンやトリルはどのように弾けば良いのだろう」と巻末の奏法例をその都度チェックしていたことを、ふと思い出した。しかも、楽譜の版によって装飾音の奏法例も異なっていたり。その点、ショパンの楽譜は非常に細かい指示があり、一見、豆粒のような装飾音が多数並んでいると「うわっ、難しそう」と思ってしまうものの、実は実は親切丁寧なだけである、というわけだ。あの装飾音符の記載をすべて記号で表していたとしたら、譜面は簡素化するだろうが、返って難しくなることは間違いないだろう。といっても、ショパンはターンの前後にあれこれと装飾することが多々あったため、これらを記号で表すのはかなり困難、つまり、この点においても実音符で書かざるを得なかったのかもしれない。◆ ◆ ◆ ◆ ◆って一生懸命読んでいるのだから、もっとそれを自分の演奏に活かさなければ意味がない。明日は、装飾音にもっと着目してあげよう。しかし、ショパンの装飾音が、どうも演歌の「こぶし」のようになってしまう自分が悲しい。濃厚過ぎるのか。◆ ◆ ◆ ◆ ◆夜になって、町田のヨドバシカメラへ買い物に。本日のお目当ては「無線LAN設備」である。世間に遅れをとりながらも、ようやく我が家もワイヤレス化に手を出すことになるのだが、まぁその話はまた後日にでも。これで、ちょっぴり快適ピアノライフにも結びつくのか??◆ ◆ ◆ ◆ ◆そうそう、折角ショパンに取り組んでいるついでに、おまけ的な話題をひとつ。以前、ショパンを聴きながら(弾きながら)このお菓子を食べよう!と紹介したチョコレート菓子「ショパン」、これに引き続いて今回は「ワイン」である。そろそろ断酒から解放されたい、とネット上のワインショップを徘徊していたところ、面白いワインを見つけた。それが、以下のフランスワイン。CHAUVENET-CHOPINショーヴネ・ショパン/コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ【2002】生産者の名前がショパンである。私たちが慣れ親しんだあのショパンとは異なるものの、やっぱりショパンという名に惹かれてしまうのは宿命か。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #21#21:右手明確な指さばき練習 テンポアップするとミスが増えるため、テンポ控え目にして復習。ミスはグッと減るため、これ以上のテンポアップが現在のところ望めないのか、弾きこみが足りないのか。ここにきて壁にぶち当たってる。●バッハ シンフォニア #01~#14#01~13:おさらい(久々に1番から通して復習。若干怪しい箇所もあるものの、完全に指の記憶から消えてなくてほっと安心)#14:苦手箇所であった21小節についてはようやくクリア。あとは全体的に曲のバランスを整えていこう。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #05,#16#05:弾きこみ段階。停滞が続くため、再びスタカート練習で各音がはっきりと明瞭な響きで弾けるように解放してあげる・・・・これが吉とでるか。しばらくスタカート練習も続けよう。#16:練習段階。10小節の3拍1-5-2-3、及び34小節(同様)の苦手意識を克服せよ(何故か右手のみだと問題無しなのに、左の伴奏を合わせると途端に崩れるのは、左の跳躍によって体勢がやや崩れることが影響しているのか)。リズムパターンを替えて練習。更に37小節の2拍目の1音目を5指でなく4指で弾いていたのを修正・・・だがどうも一筋縄でいかない。5指が黒鍵というのはどうも苦手だ。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1弾きこみ段階。進展見られず・・・----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,7----------------------------------------------------本日のおためし~ライフワーク的取り組み●ショパン 幻想曲 Op.49
Nov 16, 2005
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秋川渓谷の川遊びスポットも様々。私たちはなるべく上流を選んで場所を探してみたところ、手頃な遊び場を発見。しかもちょっと離れたところでダックスと飼い主さんが遊んでいるだけ。上流ということもあって、岸辺には大きめな岩がゴロゴロしているため、歩きづらくて人気がないポイントなのだろうか。しかし、私たちはこのポイントがすぐに気に入ってしまい、早速川遊びの準備を始めた。スニーカーからサンダルに履き替え、あかりにはロングリードをつけて・・・って、あかりの心は既に川にあり、早く早く!と私たちを急かしている。■秋川渓谷の魅力にハマッてしまった川に足を踏み入れてみると、浅い部分が多いものの川の端はぐっと深くなっている。しかも、すぐ側は流れの強い箇所があって近づきにくかったり、流れに逆らって泳ごうとすればウォーキングマシンのごとくいつまで経ってもその場から脱出できなかったり。あかりったら、楽しくてたまらないのか、一旦陸に上がらせてもすぐにまた川にドボンと飛び込んでしまう。適度な流れが面白いのかもしれない。しかし、オモチャを投げても取りに行かないことがあって、私たちはヒヤヒヤする一幕もあったり。遊んでいる途中、ゴールデンレトリーバーを連れたファミリーがやってきた。聞けば、ここにはよく遊びにくるらしい。泳ぎ慣れた様子ですぐにとびこんだゴルの名はアイビー君。しばらくあかりと遊んでもらい、彼らは更に上流を目指して別の場所へ歩いていった。名残惜しそうなあかりだったが、すぐにまたマイペースに川の流れと戯れはじめ、レトリーブに飽きればのほほん気ままに泳ぐ泳ぐ。そんな様子をみていると、あかりは本当に水遊びが好きなのだな、と改めて感じてしまう。そうして2時間ほど泳いでいると、いつの間にか昼過ぎになってしまった。気が付けば、人も少しずつ増えてきたので、ランチタイムといこうか。■いっぷく亭「遊」でいっぷく!いっぷく亭「遊」は、テラス席がワンコOKという食事処。看板にワンコの絵が描かれているうえ、看板犬もいるのだ(ビーグルのララちゃん。実は川遊びで既に初対面済みだったり)。ただ、お昼時ということもあってお客さんが多く、しかも1組オンリーなテラス席は既に先客あり。さて、どうしようかと思ったら、店の駐車場前にパラソル席があり、ペット連れはここでもOKとのことだ。ほっとひといきつきながら、注文した料理を待つ時間、外は暑いはずなのに風がとても気持ちよい。ここの人気メニューはなんといってもボリュームたっぷり辛口なビーフカレー。じゃがいもがゴロゴロッと転がるように入っているのがこれまた良い。オットがフーフー言いながら食べているそのそばからチョコッと味見させてもらうと、確かにこれは辛ウマッ!。私は つけとろそばセットを頂いてみた。手打ちそばは実にコシが強く、とろろにつけて食べると一層美味い。個人的にはもう少しお蕎麦を食べたかったり・・・ってこれは我が儘か?■檜原とうふ ちとせ屋は大人気美味い豆腐が大好きなオットが、「檜原とうふをどうしても買いたい!」というものだから、食後に少し歩いてとうふ屋さんの前に行ったら、あらまぁ大盛況である。豆腐が人気なのは勿論のこと、なんといっても注目なのは卯の花ドーナツ。今回は、おぼろ豆腐と卯の花ドーナツを買ってみたが、他の人がどんなものを注文しているのかな、と耳をすまして聞いていると、なにやら「枝豆豆腐」が多そう。気になる気になる、これも美味なのか。次回は買ってみたいものだ。本当はこれからコーギーのチョビちゃんファミリーのお薦めなカフェ「里舎」へ寄ってみたかったのだが、昼ご飯からずっとあかりを足もとで待たせてしまっていたので、カフェでこれ以上待たせるのは可哀相かと思い、断念。これも次回行くことにしよう!というわけで、秋川渓谷の川遊びは満足度100パーセントで幕を閉じた。さて、これからあかり好物のクッキーを買いにラビリンスへ行くことにしよう。まさかそこで素敵な偶然が待っているとは、まだ私たちは知るよしもなく・・・(まだまだつづく)どうぞ応援ヨロシクお願いします!にほんブログ村 ゴールデンレトリバー
Aug 3, 2008
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ここ数週間の日記のなかで、一体何度登場したことか、今更ながら「バッハの装飾符に戸惑う」苦悩の叫び。昨日の日記にも掲載したのだが、私は学生の頃、春秋社版にてバッハのインヴェンションとシンフォニアを学んできた。だから、ピアノを再開しても、結局同じ楽譜を使用してインヴェンションとシンフォニア全曲の復習をしてきたのである。ご存じの方も多いと思うが、春秋社の井口版の場合、譜面の下部に難解な解釈と思える装飾符については、細かく奏法が指示されていた。だから、他の解釈版のようにその都度別ページの解説を読まなくとも、はたまた、原典版で1から装飾符について考えなくとも、その奏法に従って弾いてあれば、装飾符なんて怖くない!といった状態であった。私はそれで良いと思っていた。しかし、時が経ち、改めてバッハに関する文献などを読んだり、各所で情報を入手していると、やはり原典版はきちんと見たうえで校訂版を使用する方が良い、しかも春秋社版の解釈は既に古い、という意見が多いことに気付いてしまった。更に、私は校訂版に書かれた装飾符の奏法を頼りにするあまり、「自分で考えて弾く」という重要な行為を放棄してしまっていたともいえる。これはまずい、まずいぞ、ということで、昨年末からとりかかっている「フランス組曲」においては、できるだけ自分で装飾符に取り組んでいこうと奮起している。ところで、春秋社版のバッハ楽譜においては掲載されていなかったがため、長らく知らなかった基本事項があった。それが、「ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハのためのクラヴィーア小曲集」に掲載された装飾音一覧表である。この装飾音表は、全音の市田儀一郎版のバッハ楽譜やウィーン原典版のバッハ楽譜にも掲載されている、まさしくバッハを弾くための基本内容だったりする。今一度、頭を整理するために、自分の手で書いてみることにした。そして、いちいち「えっと、なんだっけ」なんていうことがないように頭に叩き込もう、複合形などの応用もきくようにしよう、と心に誓ったわけだが・・・トリルやモルデント、上・下各音開始音付きトリルなどは、インヴェンションやシンフォニアで何度も出てきた他、既に他の楽曲を弾くうえで勿論把握はしていたのだが、私は「フランス組曲」を弾くにあたり、初めて「前打音を弧線のようなもので表現する」(上記表の4段目)ことを知るところとなった。いやはや、これまでバッハを長々と弾いていたつもりになっていたのに、まだまだ「バッハ」の「バ」の字も学んでいなかったことになるではないか。ただ、この括弧(フックというらしい)における前打音、春秋社版のフランス組曲には登場しない。少なくとも私が現在練習している第1番においては全舞曲、フック表示は全て未掲載である。ところが、全音の市田版(つまりベーレンライター版)、そしてウィーン原典版、ヘンレ版においては、譜面の各所にちょこちょことフック表示が登場し、これがなかなか弾きづらさをアップさせているのだ。あぁ、これも慣れるしかないのだろうか。頼みの綱である全音の市田版のフランス組曲楽譜においては、珍しく各楽曲の解説ページが少ない。つまり、解説なんて読まなくともある程度弾けて当たり前・・・ということか。でもフランス組曲は、装飾符の問題だけ除けばそこそこ弾きやすい。しかも音楽的にもとっても魅力的。ただ、いまひとつ、どの声を浮きだたせて弾けば良いものやら、ちょっとお悩み気味でもある。どなたかが、確かバッハの独習は難しい、といった意味が、今、ようやく分かったような気がする。まぁもうちょっとあがいてみることにしよう。弾くこと自体はとても楽しいから。バッハのお悩み解決のような解説本やWebサイトって無いものだろうか。あれこれ探しているものの、なかなか見つからない。ショパンなどを熱く語るサイトは多数あるのに、バッハはどうして少ないのかしら。◆ ◆ ◆ ◆ ◆この日は家族がちょっと体調を崩して会社をお休みした。私も、少々腹痛気味で寝たり起きたりの1日だったが、それでもなんとかピアノには向かい、結局力尽きたような状態になってしまった。それでも、冬にしては陽気が良かったのか、指の調子だけはすこぶる良い。体調最悪なのに指だけ元気って、これどういうこと?と思いつつも、いつもよりもちょっぴりクラーマー=ビューローの8番が快調に弾けたことに気分を良くしていたのであった。私にとって、天候に最も左右されるのが、このクラーマー=ビューロー8番の左手のための練習曲だから。また、逆に体調が悪いほうが、このクラーマー=ビューロー8番はすんなり弾けることも多い。な、何故だ。鬼気迫る勢いで弾くからだろうか??p.s 先日の日記のコメントが遅れてしまい、ごめんなさい。1晩寝たら体調も回復したので、これからウキウキコメント返信の時間デス!----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #24#24:音型に合った腕と手首を使う練習2。強弱を意識して練習。しかし14小節後半のpからクレシェンドで15小節にフォルテにもっていくのがなかなかスムーズにいかず、クレシェンド忘れていきなり巨大な音になる始末。オリジナルクラーマーとはだいぶ強弱の解釈が異なる点も気になるところだ。ビューローさんはどうしてこんなふうに変えてしまったのだろう。ミスも少しずつ減っていき、とにかく弾きこめ!段階へ。●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラントアルマンド:弾きこみ段階。クーラント:実際にピアノに向かう前に冒頭の解説を読みながら装飾符の検討。無理に装飾符を入れることで流れが崩れる箇所は少し端折ることにし、少しずつ装飾符付きの流れに慣れていくことにした。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16#16:テンポ120→126→130の3パターンで通して練習。ようやく少しだけテンポアップを図れるところまでやってきた。今日は気候も良かったせいか、指の動きもそこそこ良いから130でも弾けたのか???●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,5,7----------------------------------------------------
Jan 11, 2006
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先日、鈴木弘尚さんの演奏する「交響的練習曲」に浸ったことがきっかけで、気持ちだけはシューマン熱を取り戻した私であるが、なかなか日々の練習にはそれが反映されるにまでは至っていない。時々、復習として「アラベスク」と「ウィーンの謝肉祭の道化~インテルメッツォ」を練習の最後に弾くくらいにとどまっているのだが、シューベルト=リストの「水車屋と小川」が一段落したら、再びシューマンの曲から1,2曲は練習してみたい、という意欲がわいてきている。ところで、シューマンの「交響的練習曲」といえば主題と12曲からなる変奏形式の練習曲、そして遺作である変奏曲が5曲から構成されている。私は、鈴木氏のデビューCD「Etudes symphoniques」のライナーノーツを読んで、その時初めて「遺作である変奏曲5曲は、曲の間に自由に入れることができる」ということを知った。つまり、この遺作たちが曲の何処に入るかによって、全体構成も大きく変わってくる、ということだ。これはとても興味深い。交響的練習曲の演奏順序については、以前CD視聴レポートの時にもサラリと語っているはずなのだが、いかんせん既に膨大な数の日記量となってしまっているため、どこかに埋もれてしまったままだったりする。ということで、今回はきちんと日記の「タイトル」にわかりやすく明記して各演奏家による「演奏順序」について考えてみたい。■鈴木弘尚氏の演奏鈴木氏は、練習曲の合間に遺作変奏曲をふんだんに挿入しているパターンである。そして最後には華麗な練習曲XII(フィナーレ)で終わっている。123456主題練習曲I練習曲II練習曲III変奏曲I(遺作)練習曲IV789101112練習曲V変奏曲IV(遺作)変奏曲II(遺作)変奏曲V(遺作)練習曲VI練習曲VII131415161718練習曲VIII練習曲IX練習曲X変奏曲III(遺作)練習曲XI練習曲XII(Fin)■アンドラーシュ・シフ氏,イョルク・デムス氏の演奏シフとデムスの演奏では、遺作とそうでないものを分けて考えている。というわけで、演奏順序も楽譜どおりといって良い。実は初めて交響的練習曲を聴いたのはシフの演奏だったため、この順序に耳が慣れてしまったせいか、鈴木氏の演奏順序を耳にした時、非常に驚いてしまった記憶がある。123456主題練習曲I練習曲II練習曲III練習曲IV練習曲V789101112練習曲VI練習曲VII練習曲VIII練習曲IX練習曲XI練習曲XI131415161718練習曲XII(Fin)変奏曲I(遺作)変奏曲II(遺作)変奏曲III(遺作)変奏曲IV(遺作)変奏曲V(遺作)■舘野泉氏の演奏舘野氏の演奏では、練習曲I~Vのあとに、遺作である変奏曲を5曲挿入、そして残りの練習曲VI~XIIまで、といった構成になっている。やはり最後に練習曲XIIをもって華々しく終わる、というパターンを好むのか。123456主題練習曲I練習曲II練習曲III練習曲IV練習曲V789101112変奏曲I(遺作)変奏曲II(遺作)変奏曲III(遺作)変奏曲IV(遺作)変奏曲V(遺作)練習曲VI131415161718練習曲VII練習曲VIII練習曲IX練習曲X練習曲XI練習曲XII(Fin)ちなみに楽譜ではどう掲載されているのだろうか、とチェックしてみたら、春秋社版では主題→練習曲12曲→遺作5曲の順番で掲載されており、ブライトコップ社ライセンス版では、なんと遺作は掲載されていなかった。遺作含めた練習をしたい人は要注意である。シューマン集3(春秋社)いやはや、演奏者によって曲の順序が異なる曲というのもなんとも面白い。演奏者自らがシューマンの世界を利用して自分のドラマを形成できるのだから。今回はサンプル数が4人分の演奏とかなり少なかったのだが、実際にはどのような順序で弾かれていることが多いのだろうか。(私自身、もう少し音源を多数持っているつもりになっていたのだが、シューマン熱にうなされていた時分はクライスレリアーナばかり集めていたもので・・・)----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】●ブラームス51練習曲 #07~#10,#16abc#07(3度を4-1,5-1指で)#08(アルペジオ)#09(指広げ)#10(5指押さえ指均一)#16a(4指押さえ指均一),#16b(3指押さえ指均一),#16c(2指押さえ指均一)●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #26,#27#26:手首の上下運動。進行に慣れてきたため、そろそろ強弱を意識して弾くこと。13~16小節についてはもう少し要練習を。#27:両手レガート練習。6小節の左手進行1拍目4-2指遣いであるところを勘違いしていたため、修正。●バッハ フランス組曲第1番 メヌエットI,II,ジーグメヌエットI:弾きこみ段階。メヌエットII:弾きこみ段階。トリルが潰れ気味なので要注意。ジーグ:3月中旬にしてようやく曲に慣れ始めた。あとはじっくり弾きこんでいこう。3月中にある程度形になるところまでもっていけるだろうか。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #16,#17#16:またしても左跳躍が聴くにたえない状況に。手の移動に問題ありか。#17:弾きこみ段階。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」今日も29~83小節までを重点的に練習。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,5----------------------------------------------------本日の不意な練習●ダカン「かっこう」
Mar 13, 2006
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シューマンのアラベスクOp.18を練習していて、当初とても悩まされることがあった。実は、シューマンの曲は平気で10度の和音が登場する率がなんとも高いのである。10度の和音の場合、2音であればまだなんとかギリギリ押さえられるものの、3音の場合はかなり辛い。こんな時、普通はどのように対処していくものなのだろう。アラベスクの場合、主題の終わりの小節には左手10度の和音が存在する。練習はじめの頃は、3音となるとどうしても押さえられなかったため、アルペジオで弾いていたのだが、どうにも曲の雰囲気に合わない。しかも、プロの演奏家の演奏を聴いてみると、その部分を誰ひとりとしてアルペジオで弾く者はいないのだ。やはりここでアルペジオはだめなのか・・・と、無い知恵を絞って考えた末、左手の和音の一部を右手で弾くことにした。あぁ、やはり邪道???しかし、その後も各所で10度の和音は容赦なく登場、しかも指使いの指定を見る限り、どうみても片手のみで押さえろと訴えている。シューマンの曲というのは、小さな手の者には向かないのか。先日、日記のコメントで某a嬢が語っていた「小さな手を大きく使う奏法」について知りたくなってきた。それにしても、どうしても届かない和音に遭遇した場合、1.とりあえずアルペジオで弾いてしまう2.和音の響きにこだわり、もう片方の手を駆使する3.いっそ、音を間引きして弾いてしまうどれが一般的なのだろう、と考えてしまった。まぁ、2の場合は片方の手の位置によっては物理的に困難な場合も多々あるだろう。それよりも、スーパーピアノレッスンのアントルモン氏がドーンと頭のなかに登場し、「そんなところを別の手で弾かない!」って怒られそうな気がしてきた。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●新しいピアノのテクニック(上) #03~04●全調(長・短調)4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#10#08:どうも苦手意識がある箇所をさっさと通過してしまおうと気持ちが走り、テンポが勝手に走るのか。もっともっと丁寧に。しかし、当初より随分と左手が動き始めている。これならばショパンの革命にそろそろ戻れるか。#10:通して数回●バッハシンフォニア #01~04#01~03:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#04:後半の指使いを見直し。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」全楽章:たっぷりと弾きこむこと。後はとにかく経験を積もう。本日も1楽章の66小節~74小節を集中的に練習。ここさえクリア出来ればそこそこ形になる・・・はず?いや、まだ第3楽章が大きな壁となっている。頑張れ!●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章:主題及び各変奏は通して数回ずつ。細かな部分がまだまだ荒削りだが昔練習していただけあって弾きやすい。2楽章:TRIO部分まだ両手交差でミス有り。12~16小節、42~46小節はかなり指慣れてきた。3楽章:中間部は指使い含めて集中練習。●モーツァルト「幻想曲」ハ短調 K.475アダージョ:まだまだ譜面にかじりついて音をひろう状態。●シューマン「アラベスク」通して数回。Minore II集中練習。左手のタッカタッカのリズムをもっと自然に。●シューマン 子供の情景から#01,02,07.0901知らない国ぐに:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。02珍しいお話:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。07トロイメライ:ノーミスで弾ければ1回。ミスした場合は再復習。09木馬の騎士:木馬というよりブルトーザーのような状態。もっと軽やかにいこう。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から「インテルメッツォ」曲最後付近の進行で音ミスしがちだが、かなり曲には慣れてきた。あとは旋律の流れをもっと美しくきこえるように表現面を検討していこう。----------------------------------------------------本日のおさらい●バッハインヴェンション #01~04
May 12, 2005
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先日までシューマンな話題が続いていたが、ここでロマン派つながりということで再びショパンの話に戻ってみる。って、最近すっかりショパンの前奏曲を練習メニューからはずしてしまったままであるが、ま、まさか既に弾けなくなっているのではなかろうか、という恐れからか、更に近づけない状態に。これぞ魔の悪循環というやつだ。っと、いきなり話がそれてしまったが、先日の日記にて音楽家同士での曲の献呈の話をチラリとしたことが発端となり、それではショパンはどうだったのだろうか?と気になりだしたら、もうとまらなくなってしまった。しかし、いざショパンの各曲の献呈について調べてみたら、××伯爵やら◎◎男爵、△△伯爵夫人、令嬢~といったものが多い。当時、ショパンが出入りしていた家の主やサロンつながり、ピアノを教えていた令嬢に曲を献呈した、というパターンも多いに違いない。そのなかで、今回は特に「音楽関係者」に献呈した曲にはどんなものがあったのだろうか、ということに着目してみることにした。●ノクターン第1~3番 Op.9-1,2,3 (カミーユ・プレイエル夫人に献呈)プレイエルピアノの二代目社長の妻であり、また、女流ピアニストとしても有名であった。●エチュード Op.10 (フランツ・リストに献呈)自信家リストがこのエチュード集を所見で弾けずに焦った、という話をPTNAサイトでの連載「ショパン物語」で読んで思わず苦笑(そんな裏話があったのか)。しかし、リストが演奏する自分のエチュードをえらく喜んで、献呈となったらしい。●エチュード Op.25 (マリー・ダグーに献呈)マリー・ダグー伯爵夫人といえば、当時リストの愛人であった。駆け落ち、更には子供ももうけたものの破局。後は女流作家となった。●2つのポロネーズ Op.26 (ヨーゼフ・デッサウアーに献呈)プラハの作曲家であったデッサウアーは主に歌曲の分野で活躍。ショパンの友人でもあった(曲には、「我が友」という文字が添えられて献呈された)●プレリュード Op.28 (カミーユ・プレイエルに献呈)プレイエルといえば、言わずと知れたあのショパンが愛したピアノがすぐに頭に浮かんでくるが、このカミーユ・プレイエルはその二代目経営者であり、また、作曲家でもある。●バラード第2番 ヘ長調 Op.38 (ロベルト・シューマンに献呈)シューマンからクライスレリアーナOp.16を献呈されたお返しとして、ショパンはバラード第2番をシューマンに献呈。しかもこの曲、献呈用に作った曲の残り物だったという話も?●スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39 (アドルフ・グートマンに献呈)ショパンの弟子であったグートマン(ピアニスト/作曲家)のことを、ショパンは非常に評価していた。●2つのポロネーズ OP.40 (ユリアン・フォンタナに献呈)ショパンの学生時代からの親友であり、ショパンに対して何かと世話をやいてくれた人。●ポロネーズ第13番 変イ長調(遺作) (ヴォイチェフ・ジヴニーに献呈)ショパンにとっての初めての音楽教師がチェコスロバキア出身のジヴニー。ショパンは少年時代にこのジヴニーから徹底的に古典音楽をたたきこまれた。●4つのマズルカ Op.41 (ステファン・ヴィトフィツキに献呈)ヴィトフィツキは詩人であり、ショパンとはパリ時代に知り合う。また、彼の詩にいくつかの曲を作っている。●マズルカ イ短調エミール・ガイヤールに (エミール・ガイヤールに献呈)ガイヤールはショパンの弟子であり、銀行家であったという。詳しいことはこれ以上分からず●ワルツ第9番 変イ長調 Op.69-1(遺作)「別れ」(正式な献呈ではないがマリア・ヴォジンスカに)マリア・ヴォジンスカは、ポーランドの貴族ヴォジンスキ伯爵の令嬢。彼女とは結婚寸前までいきながら結局別れることとなってしまったが、若きショパンにとっては生涯忘れることが出来ない恋だったのではないだろうか。何のとりとめもなく徒然なるままに各曲をあげてみたが、ショパンの献呈のなかにちょっとした人間関係図をみたような気がしてならない。そういえば、これまでショパンの楽曲解説についてはいくつかの文献を読んできたものの、いまだ、ショパンの人物史に関する文献をしっかり読めていないままである。バルバラ・スモレンスカ・ジェリンスカ 著 決定版「ショパンの生涯」音楽之友社からでている「決定版ショパンの生涯」、以前からこれを読んでみようかと思っているのだが、なかなか読めずじまい。こうして、中途半端に読みかけの本がどんどん増えていくばかりな、そんな今日このごろである。◆ ◆ ◆ ◆ ◆余談であるが、東京都国立市には「サロン・ド・ノアン」なる店があり、1階フロアにはプレイエルピアノギャラリーがあるらしい。ショパンに関する書籍などもおいてあるとのことなので、今度時間の都合がついたら訪れてみたいと思っている。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】(基礎練習省略)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #27,#28#27:両手レガート練習。とにかく回数をこなして。#28:3度の練習。本日もまだまだ曲慣れに時間を費やす。とにかく焦って弾かずに音ミスを減らすことを念頭に置いて。●バッハ フランス組曲第1番 ジーグジーグ:交互に登場するテーマと軽やかな流れがいまだ出せず。特に後半はバタバタ感がとれず。●シューベルト=リスト「水車屋と小川」今日は練習というよりも、息抜きのようなひとときでこの曲に取り組む。●シューマン 花の曲 Op.19昨日と変わらず、III、V曲中心。そして最後II曲クライマックスの進行に慣れる段階が続く。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8,#22(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)●バッハ フランス組曲第1番 アルマンド,クーラント,サラバンド,メヌエットI/II
Apr 12, 2006
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ヒロックドッグランの側を流れる秋川で、川デビューを果たしたあかり。あれから、川の楽しさに目覚めてしまった我が家は、自宅からそこそこ気軽に行けそうな距離で川遊びができそうなところを探すことにした。勿論、西湖で水遊びも楽しいのだが、さすがに毎週西湖に行く財力はない。となれば、もう少々近場で遊べる場所を開拓するしかないわけである。さて、何処に行こう?個人的には道志川が好きなのだが、上流となるとそれなりに遠い。だったら、最近ちまたでよく耳にする秋川渓谷はどうだろう。■払沢の滝で森林散策折角秋川渓谷に行くならば、日本の滝百選にも選ばれている「払沢の滝」も行ってみようか。この滝は檜原村の代表的観光スポットでもあるので訪れる人も多そうだが、なるべく早い時間に滝周辺を散策したうえで、川遊びもしてしまおう。いや、あかりにとっては川遊びのほうがメインイベントか。駐車場から徒歩15分ほどのところに滝があるので、まずはそれを目指して歩き出すと、しばらくして浅めな沢を発見。しばし、あかりに水浴びをさせていると、散策中の人たちがみんなであかりのはしゃぎっぷりを見守ってくれたり、遊んでくれたり。沢からあがり、更に奥へと歩いていくと、ある看板を発見。「此処より上流は飲料水につき水遊を固く禁ず」つまり、滝の水は周辺地域の飲料水となっているということだ。ここの水がいかに綺麗かということをしみじみと実感しながら、滝へと歩いていく。そして見えてきた払沢の滝、東京にこのような滝があると思うと、それだけでも感慨深い。そんな感動をよそに、あかりは「ここは遊べないの?だめなの?」とチラチラと私たちのほうをみる。「ここはダメ!」と制して、滝の流れと音を楽しむだけ楽しんで、その場を後にした。さて、あかりにとってはメインイベントである川遊び、何処にいこうかとしばしウロウロ。そして、川へと降りられる道をみつけると、急な下り道をせっせと歩きながら、いざ川へ。さぁ、2度目の川遊び、あかりは楽しんでくれるだろうか。つづく!どうぞ応援ヨロシクお願いします!にほんブログ村 ゴールデンレトリバー
Aug 3, 2008
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さて、今週のNHK教育テレビ「スーパーピアノレッスン」から3週にわたってモーツァルト ピアノソナタ イ長調 K.331「トルコ行進曲付き」のレッスンである。番組中で講師のアントルモン氏も言われているように、このソナタはモーツァルトの作品のなかでも有名な曲のひとつだ。私自身、「トルコ行進曲」のみ、小学生の頃のピアノ発表会で弾いたうえ、中学生になってから改めてこのピアノソナタ K.331を練習した懐かしい曲でもあるので、大人になってから改めて練習できることを非常に喜ばしく思っているのだ。早速、テレビの前で疑似レッスンとばかりに、楽譜を片手にじーっと番組に見入る。今週はピアノソナタ K.331の第1楽章がレッスン対象だ。まずアントルモン氏はこの曲についてこう語る。「美しい第1楽章は主題と変奏曲からなる。」「気品に満ちていて、とても演奏しがいのある曲、聴いても弾いても魅了されてしまう」と。確かにこの曲、穏やかな主題が幾つもの性格を変えて登場する曲であり、ある時はとてもロマンティックに、またある時は明るく快活にと、なんとも贅沢な楽章なのだ。というわけで、第1楽章の各小節における注意点をあげていこう。この第1楽章は知ってのとおり、主題は6つの変奏曲から構成されているが、小節数はテキストどおり通し番号(つまり各変奏ごとに小節番号を分けない)で掲載するのでその点ご了承頂きたい。青字の文章が番組中のレッスン注意事項、(括弧)内の文は自分なりの注意点だ。ただ、レッスン中の注意事項にて、一部解釈が困難な内容があったため、あやふやな書き方をしている箇所があるが、その点もお許し頂きたい。【主題】・全体:バルカローレ(舟歌)のように弾いて。急ぎすぎず優雅に。 (曲がシンプルゆえ、ついついテンポアップしてしまいがちなので注意したい)・4,7小節:スフォルツァンドはあまり強くする必要なし。前後関係からみて表現上、軽くアクセントにとどめる。 (曲全体のバランスを考慮するとなると、確かにスフォルツァンドはあまり目立たない方が良さそう)・17小節:6拍目の右手進行、丁寧に・18小節:曲の終わりは、ふっと息を抜くような感じで【Var.I】・全体:平坦過ぎず、弾き方にもっと抑揚をつけて・19~22小節:スラーをきちんと意識して弾くこと。22小節はレガートで (細かなスラーを意識することで曲に抑揚がつきそうだが、つい上下の流れといった大きな流れで弾いてしまいがち)・23~26小節:左手の同音連打は同じ指で弾かず、1-2-1-2指で。 (ヘンレ版には指使い指示無し。全音版ではアントルモン氏がいわれた1-2-1-2指の掲載有り)・35~36小節:左右それぞれの手が独立していなければならない。(左手はあくまでも低音を刻み続け、それに対して右手は別のことをする、といった意味合いらしいが) (右の流れを意識することなく左手はあくまで冷静に弾くということを言ってるのだろうか)・35小節:6拍目右手進行、丁寧に。細部のひとつひとつまできちんと弾けば、苦もなく弾いているように自然な感じに聞こえるのだから。 (Var.I最終小節のひとつ手前、右手16分音符32分音符(F#-G#A)の部分。) (つい次小節の和音を意識するあまり、曖昧に弾きがちになったりする。私も要注意な箇所だ)【Var.II】・41~42小節:左手装飾音を含む進行、休符をきちんと考慮して。装飾音含む2拍,4拍に変な力を入れないで (テキストにも書かれているが左手装飾音は16分音符でなく32分音符のように軽くタラッと)・45小節:指のコントロールが失われないように (これは少々意味不明だったが、ようは指先まで神経を行き渡らせて弾けということか??)・49~52小節:左手3連音符進行、コインがのるくらい静かに弾き、手首をロールさせないで。 (この曲のポイントはなんといってもこの左手3連音符。手をばたつかせないことで安定した音で弾けそうだ)【Var.III】・55小節:Var.IIからVar.IIIに進むにあたり、ここから曲調がガラリと変わることを十分に意識して。・全体:モルトレガート、穏やかに急がずに弾くこと (多少ペダルを使用してしっとりと弾きたい。それにしてもオクターブでレガートはやはり難しい) (ちなみに生徒さん、手が非常に大きいのか、難なくオクターブで見事なレガートを弾いていた)【Var.IV】・83小節:ここのスフォルツァンドははっきりと! (主題ではスフォルツァンドは軽いアクセント気味だったが、ここではもっと強めに!)・90小節:曲の終わりは、ふっと息を抜くような感じで (基本的に曲の終わりはこれが基本か?)【Var.V】・94小節:細かくフレージングせず、大きな流れを感じながら弾くこと・98小節:装飾音もひとつひとつ丁寧に弾くこと (これは装飾音全般にいえること。ついつい曖昧に弾いてしまいがちな音もきちんと奏でてあげたい)・101小節:1拍目と3拍目の1音目は5指ではなく4指から (気が付けば私も5指から弾いていた。1指を軸にする弾き方を頭に叩き込んで)【Var.VI】・109小節:Var.VからVIへと進む時、慌てすぎることなく普通のアレグロで (Var.Vの優しい余韻から一転、軽やかにパッと明るく弾きたい。でも慌ててはダメということだ)・113~116小節:右手16分音符進行、焦って弾かないで。(ここでアントルモン氏、いきなり「帰りの電車の時間が気になる?」といった茶目っ気ある注意の仕方をしたではないか。生徒さん爆笑。テレビの前の私は苦笑) (16分音符進行が続くとどうしても焦りがちになることがあるので、私も肝に銘じなければ)・119~120小節:左手アルペジオは乱暴に弾かず同じテンポで (アントルモン氏、そして生徒さんが弾くような切れの良いアルペジオを弾きたい!!ザッザッザッと)・142~143小節:142小節3,4拍から143小節、右手進行はっきりと弾くこと (注意事項とは異なる箇所ではあるが、生徒さんは最後の和音をアルペジオ気味に弾いていた?)と、上記でもわかるように曲自体がそこそこ長いため、また今回もボリュームいっぱいなレッスンとなり、アントルモン氏の模範演奏はVar.Vの途中から最後まで・・・という状態となってしまった。やはり30分弱の番組ではレッスン風景に加えて模範演奏までを全放映するのは困難なのか。だったら、レッスン番組が40分間になればこれも解決できるだろうに。きっと、収録自体は全曲弾いているのだろうし、放映しないのは勿体ないと思ってしまうのは私だけだろうか。それはさておき、今週から曲が変わったことでレッスンを受ける生徒さんも変わったのだが、彼もかなり特徴的な弾き方をしている。実は私もついついやってしまうクセのひとつなのだが、やたら上を仰ぐのだ。しかも視線が明らかに上を見上げているのがわかる。仰ぐ回数も多いので、少々やりすぎな感もあったり。また、肘を上下左右に動かし、身体は大きく揺れるのも特徴的だったりする。いやはや、どの生徒さんも皆感情豊か・・・ということだろう。ただ、今回のアントルモン氏は「Good!!Very Good!」を各所で連発し、結構ご機嫌だったように思える。実はアントルモン氏は誉め上手だったりするのかもしれない。それにしても以前練習したはずの曲だというのに、いざ練習し直してみると、情けない程に弾けていない。トリルの解釈やペダリングひとつにしても、どうしても思い出せないのだ。レッスン内では指使いについては毎度かなり厳しく指導されているのだが、ペダリングについてはほとんど指摘が無いのが残念。ペダリングについては、自分なりに研究するしかないのだろうか。(ちなみに全音版の楽譜にはペダル指示が掲載されているが、ヘンレ版には未掲載だったりする)◆ ◆ ◆ ◆ ◆さて、もうすぐゴールデンウィーク。なにかと出かける機会も多いこの期間、ピアノの練習時間もかなり減らされることは間違いなさそうだ。これまで無理矢理予習してきたスーパーピアノレッスンの曲たちも、ゴールデンウィーク中で脱落な予感濃厚である。まぁそれについてはまた後日の日記で語るとしよう。ゴールデンウィークは、外出派?それとものんびり派?どちらが多いのだろうか。また、ここのところ多忙で日記が遅れ気味になってしまっている。この日記ももっと早い時期に掲載する予定だったのだが、放映から1日以上が経過してしまった。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ピアノのテクニック #10~12●クラーマー=ビューロー60練習曲 #09,#10#09:左手の指使い各所間違いが多いため、譜読みし直し。あぁ、どうしたことか。#10:テンポ125ではつまずき度が一気にあがるため、今日はテンポ123で細かく練習。中間部の左右別の動きながらピシッと合わせないとみっともないので気をつけて。●バッハシンフォニア #01~03#01~02:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#03:通して数回。16分音符進行、相変わらずまだ音ムラが多い。●モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.311」1楽章:テンポ120で通し練習。各所のミスタッチがなくなるよう、確実に。今日も86小節の左オクターブ進行を部分練習。昔はオクターブ奏法は決して苦手でなかったはずなのに、現在は無惨・・・2楽章:仕上げに向けて通して数回。3楽章:テンポ80で練習。133~126小節左手の音ミス若干有り。正確に。33~39小節、196~204小節の右手進行、もっとスムーズに弾けるようにしつこく部分練習(今日だけではクリア出来ず)。●モーツァルト「ピアノソナタ イ長調 K.331」1楽章主題:通して数回。Var.I:昨日同様、左手の同音連打、ムラなく優しく。Var.II:左手3連音符、リズム崩れないように。トリルは綺麗に入れて。Var.III:本日もオクターブ奏法が課題。レガートでなかなか弾けない。Var.IV:右手を交差から戻す瞬間、バタバタしない。Var.V:64分音符部分、慌てないように。Var.VI:115,116小節右手進行つまずき気味。指使い含めてゆっくり練習すること。125,126小節、両手16分音符進行うるさくしないで。
Apr 26, 2005
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私は、これまで教則本の類といったら、ハノンやらピアノのテクニック、そしてブラームス51練習曲をあれこれ弾き散らかしてきた。しかし、ハノンやピアノのテクニックはどうしても弾いていて飽きてくる(おいおい)ため、いつの間にか私の練習メニューから消えてしまい、現在はブラームスの51練習曲だけが残っている。ブラームスの51の練習曲?、あまり聞き慣れない練習曲集だと思うが、ツェルニーやクラーマー等といった練習曲とは異なり、あくまでも指訓練のための私的練習曲集(楽譜の解説の言葉を借りていうならば)である。以前、ハノンのちょっと難易版と紹介してしまったが、これをブラームス自身のテクニックの維持、そして弟子的にも使用していたのだとか。この曲集は、特に左手の訓練にも良く、また、指を広げたり、逆に半音階的な動きを学んだりと、実際のレパートリーに応用できるものが幾つも盛り込まれており、なかにはかなり難儀なものもあるものの、私も実に重宝している1冊の本だ。ところがこのブラームスの練習曲、行儀良く1番からいざ始めようとすると、いきなり挫折への扉を開いてしまう。それは校訂者(青山三郎氏)自らも解説で語っていることであり、そのためか、比較的とっつきやすい曲順を指定してくれているのはかなり親切である。しかし、しかしだ・・・私は久々にこの解説を読み直していて、思った。この練習曲の練習のしかたについてであるが、解説を抜粋すると「一気に長時間することは肉体的にも精神的にも非常に危険をともなってきますので、辛抱強く、毎日短時間(1~3時間くらい)練習をして、決してむりをしないようにしてください。そうすることによって、指、手首、腕は大いに発達し(以下省略)」この曲集だけを1~3時間弾けと?それも1時間はまだしも、3時間を「短時間」を言い切られてしまうと、これはもはや素人相手に語られているものではないのでは?と、ふっと気後れしてしまった。す、すみません、30分で勘弁してください・・・えっ、そんなことだからなかなか進歩しないのだって??だいたい日々の練習で「3時間」を捻出するのも結構大変だというのに。しかし、全24調スケールをやり出すとそれだけでも30分近く経過してしまう。つまり、私のスケール速度が遅いということか。まぁ無理な早弾きは手を痛めるだけ、と自覚しているため、これも仕方がない。まだまだ、ひよっこなのである。自覚せよ、自分よ。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ブラームス51練習曲 #07~#10#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #16#16:3-4-5指トリル練習。楽譜見開き2ページ目は課題が多く、21~24小節は指使いで戸惑い気味。音ミスもまだ多し。更に25~30小節は5,6拍目の右16分音符の音が貧弱。31~35小節の左右交差についてはパターンさえ身体で覚えてしまえばOKなのか、昨日のような戸惑いが消えていた。●バッハシンフォニア #01~#08#01~07:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#08:弾きこみ段階。ここ数日様子をみて安定して弾けるようになったら次へ。●モーツァルト「ピアノソナタ ハ短調」K.457は本日お休み●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化から#0404インテルメッツォ:弾きこみ段階。しかし今日は何故か腕に不要な力が入り気味で音ミスも多し。疲れ気味か。----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08●バッハインヴェンション #01~08----------------------------------------------------本日の試し弾き●ラフマニノフ 前奏曲 Op.23-5ゆっくりテンポで冒頭~中間部のアルペジオ部分までを中心に練習。テンポはぐっと落として丁寧に。その甲斐あってか、冒頭部についてはかなり勘を取り戻し気味。しかし中間部のアルペジオはまだまだ指慣れしていない状況。楽譜をみながらオロオロ弾いている状態だ。とにかく進行に慣れることが先決。(試し弾きといいながらここ数日、この曲にかなりの時間をさいているような気がするのは・・・気のせいではないだろう)
Jul 29, 2005
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あぁ、既に2週分遅れをとってしまったNHK教育テレビの「スーパーピアノレッスン」視聴。本当ならば、この日は「幻想曲Op.49」のレッスン風景をここで紹介するはずだったのだが、今回この場で紹介するのは10月18日放映の第12回「ノクターン ロ長調」Op.62-1である。ノクターン Op.62-1といえば、通し番号でいえば「ノクターン第17番」。ショパンコンクールの第1次予選でも14人の若きピアニストたちが演奏していた曲ゆえ、今でも強く耳に残っている。おまけに最近ではポリーニとルービンシュタイン演奏のノクターンを交互に聴く機会が非常に増えているので、すっかりノクターン漬けである。さて、レッスンではこのノクターンを、第12回・13回と2週にわたって放映、今回紹介するのはそのうちの第1週目であり、テキスト128~129ページと2ページのみ(かなり少なめ?)であり、残り4ページは次回に続く。まず講師のルイサダ先生はこの曲について以下のように語っている。「ショパンが晩年に作曲したノクターンであり、深遠な内容を持つ重要な作品。構成は他のノクターン同様、美しい主題→展開部と続くのだが、この展開部は常に始めよりも速くことがポイントである」と。そして実際に生徒さんの演奏を一通り聴いたのち、総評として「ソステヌートで重要なのは響き。音量を上げてもっと動きを出すこと。その後、トリルと共に思い出の彼方へ昇華していくが決して速くなりすぎないように(曲の後半で右トリルの連続が出てくる)。この素晴らしい転調の一瞬一瞬を味わう余裕をつくること(要約)」と語っている。今回のレッスンでは、後半部は含まれていないため、トリルの件については次週分の解説の際、頭の隅にでもおいておくと良いかもしれない。転調のその一瞬を味わう余裕をもつ、この言葉はなかなか心に響いてくれた。ノクターンを弾く際には大いなる鍵ではないだろうか。というわけで、早速曲中での細かな注意点についてあげてみよう。(以下、各小節の注意点は青字はルイサダ先生の注意点、括弧内の黒字はそれに対する補足(私なりにかみ砕いて)である)ちなみに、今回の生徒さん、譜面通りに弾いていない箇所が数カ所あり、ルイサダ先生からその指摘もあったのだが、それについては割愛させて頂く。・3~10小節:メロディの最初と最後がわかるように弾かないと混迷する(補足事項として、この部分はショパンが書いたメロディのなかで最も長いとか。永遠に続くようなメロディゆえ、演奏者自らが最初とその最後がきちんと把握出来ていないと、曲の構成がはっきりしなくなってしまう。また、この部分は自然に歌うように弾いて欲しいとのことだ)・10小節:1音目の右手レ音で一呼吸・一段落を念頭に置いて(ちょうどここで旋律の一区切りの部分である)・10小節:クレシェンドは急激にせず曲に調和した感じで・11~14小節:もっと歌うように。決して速くならずに(気持ちを高ぶらせても冷静さは失わないように)・12小節:中声(アルト)の3連音符は苦しみのため息を感じさせて(ここの補足はたっぷりあるのだが、まずは中声の1,2拍目は3連符であることをきちんと意識して弾くこと。そして、3連符それぞれ1音から2音目にかけてディミヌエンド気味に弾くと良い(これはテキスト参照のこと)。指使いも3連符の1,2音目はそれぞれ3-1指で手を傾けるようにして弾くと自然な呼吸になる。)・13~14小節:中声部をもう少し強調して。上声はゆったりと。(11小節からも含まれる内容だと思うが、ここは上声と中声がそれぞれ美しい旋律を奏でている箇所。つまり各声ともに横の流れをきちんと把握して弾かねばならない。)・14~20小節:ここからは少し勢いをつけて脈うつ感じで(ここから一旦短調に変わる箇所。それまでの表現とも変えることが望ましい。補足として右の親指は柔らかめに弾いて)・21小節:2音目の右手ラ音は舞台から客席へと語りかけるように。(語りかけるといっても囁く感じではなく、舞台から客席の後席まで響かせるような感覚で。)・21~27小節:左手はつきまとう悩み・鼓動を表現して・23小節:3拍目の右手2音目であるシは苦しみの音色。ルバートで(テキストにこのシ音を中心とした小さな強弱が示されている。参考に)・23小節:4拍目の右手5連符は5つの音を均等に。歌手が歌っているように・25小節:3,4拍目~次小節にかけての右16分音符の指使いは4-3-2-1-5-2-3(これによって響きが良くなる)・27小節:左のアルペジオでもっと激情を表現して・27~28小節:ペダルは指示通りに踏んだままで(譜面の指示では27~28小節の3拍手前まで踏む指定となっている。生徒さんが27小節の4拍目付近で外してしまったため、ルイサダ先生が指導した箇所である。ここでルイサダ先生、ショパンがいかにピアノを活かす作曲家であったかということと、彼の表現には忠実に従って欲しいと力説していた)と第12回のレッスンはここまで。◆ ◆ ◆ ◆ ◆この日の「ショパンの風景」は「サンドとの出逢い」。1836年秋、招待されたサロンでショパンはあるひとりの女性を紹介された。その人こそ、あのジョルジュ・サンド。ショパンにとって彼女の第1印象は「あれが女性か??、感じ悪い・・・」とまぁあまり良いものではなかった。なにしろ、当時のサンドといったらサロンには度々男装して現れ、葉巻も吹かしていたというのだから。サンドは常日頃から「私は女性という意識はもたない」と言いきっていたらしい。さてさて、サンドのほうはショパンをかなり気に入ったご様子、何度かアプローチしているようだが、丁度その頃、マリアとの一件があった時期・・・ショパンもようやくサンドの視線が気になりだしたか、彼女からのショパンにあてたメッセージ文「あなたを熱愛する人がいます」、これがきっかけとなって急接近となったようだ。ショパンとサンドの関係はほどなく噂になり、そんななか、二人はマヨルカ島へ旅に出る・・・とここまで。この回のBGMは前奏曲変イ長調 Op.28-17。前奏曲といったらだいたい1836~1839年頃にかけて作られた曲、ショパンの様々な思いがこめられた曲揃いだが、この前奏曲17番を聴いて、ふと思い出してしまったことがある。それはコルトーがこの曲(前奏曲17番)に対して語った印象。それは・・・「彼女は私に言った「あなたを好きです」」今回のショパンの風景にふさわしい選曲に思えてならない。◆ ◆ ◆ ◆ ◆若い頃は、恋するあの人のことを想いながらピアノに向かったり、別れた悲しみを曲にぶつけたりしていたけれど、ある程度の年齢が進むと、そういう点に非常に不器用になってしまっている自分がいる。勿論、愛情って決して男女に対するものだけではないと思う。親子の間、友人、一緒に暮らす動物、自分の大切にしているモノに対して、様々なものに愛情は存在する。ピアノが好きで好きでしかたがない、という気持ちはとても大きいのに、最近、何かが欠けているような気がしてならない。好きな音楽を聴きながら、あぁ、私もこんなふうに弾いてみたいと思うのに、技量だなんだかんだいう前に、何かが不足している。ふぅ・・・秋から冬にかけて空気は乾燥するものだが、心まで乾燥してどうする。良い音楽を奏でるためには、自分の心の潤いを保つ努力も怠ってはいけないのね。勿論、肉体の健康もしかり。でも己の苦しみまでをも音楽に変えてしまう多くの作曲家たちを見習って、私も日頃のストレスを音楽に変換してみようか。うわっ、聴きたくない。◆ ◆ ◆ ◆ ◆「乾燥」で思い出したのだが、そういえばここ1ヶ月ほど、アルコールを摂取していないことに気がついた、実は私、無類の酒好き(笑)。若い頃はそれで幾つかの笑い?話もあるのだが、風邪をひいてもアルコール消毒だ、だなんていって飲んでいたり。はたまた、病気で入院した時も、手術後に「退院したらすぐにビールを飲んでもいいですか」と聞くほどの、とんでもない奴だった。そんな私が最近、全く飲まないのは、アルコールにかける費用がそのままCDや楽譜に化けているから。このまま断酒できてしまうのではないか・・・と思ってしまっている。って、心の潤い不足は実はそこにも原因あり?でもやっぱり冬は誘惑の季節。ワインや日本酒、ビールがそろそろ恋しい。な、なんでこんな話になってしまったのやら。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●全24調4オクターブスケール●クラーマー=ビューロー60練習曲 #21#21:右手明確な指さばき練習 中間部(長調になる9から20小節)の凡ミスを見逃すな。途中、指使いに間違いがあり、凡ミスを引き起こしていることを発見。気をつけて。●バッハ シンフォニア #10~#13#10~12:おさらい#13:弾きこみ段階。主旋律を意識し過ぎてフレーズ感を見失うな。●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #05,#16#05:弾きこみ段階。・・・だが練習レベルを脱せないまま。#16:練習段階。テンポ96にて。左のオクターブ跳躍で音ミス率高い。意識を右ばかりに集中させないで●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1弾きこみ段階。後半、両手共に焦らないで。右の和音連打箇所は上声を際だたせる努力をして。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10(両手),#8(左手),#16(3-4-5指強化),#19(右分散音型),#20(左分散音型)(どうしたことか#20の左分散音型が崩れ気味。たった2日開けただけで無様・・・)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1,4,20(#20は葬送の意味もこめて初見にて)----------------------------------------------------本日のおためし~ライフワーク的取り組み●ショパン 幻想曲 Op.49冒頭から179小節まで通して練習後、今日も155~179小節を特に重点的に。まだ進行そのものに慣れていない状態が続く。また、左手の同音1-5指置き換え箇所、なんとか指示どおりの指使いで弾こうと思うものの、1から5指に替える際に、一瞬1指が浮いてしまうがために押さえっぱなしな箇所を同音連打してしまう羽目に・・・。要検討か。
Nov 8, 2005
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楽天の日記にて「れ」さんが紹介されていた「シャンドール・ピアノ教本」、この本に書かれている内容に非常に興味をもった私は早速注文・・・しようと思ったら、既に、楽天ブックスでは品切れ。もしかして既にピアノ弾きの皆さんはお持ちの方もかなり多いのか。といわけで、別の大手通販サイトで在庫を確認し、早速注文。この手の本は、どうしても地元の本屋さんでは手に入らないうえ、注文しても1週間以上はかかってしまうのだ。そうして今日、無事に「シャンドール・ピアノ教本」が届いたのである。本書の著者、ジョルジ・シャンドール氏は1912年ハンガリー生まれのピアニスト。リスト音楽院でバルトークとコダーイにピアノと作曲をそれぞれ学び、現在も活躍中である。そのピアニストが書いた教本、それは指を鍛えるという従来の練習法に疑問を投げかけ、「鍛える」のではなく指を含めた全身の動きを「コーディネート」し、ピアノ演奏へ応用する手法を説いている。うむ、1度読んだだけではなかなか頭のなかを整理できそうにない。というよりも、本の類は、かなり早い速度で読み切ってしまう私が、数時間かけて1章を読み終えるか終えないか、なのである。というわけで、この本の感想を書こうにも、すぐには書けそうにない。というわけで、本の感想代わりに各章でどのような内容を語っているのかだけでも紹介しておこう。■第1部:ピアノ技術における基本要素 第01章:音楽・動作・感情 第02章:ピアノ 第03章:演奏する身体のメカニズム■第2部:五つの基本動作 第04章:自由落下 第05章:五指運動と音階と分散和音 第06章:回転 第07章:スタッカート 第08章:突き 第09章:五つの基本動作のまとめ■第3部:技術は音楽になる 第10章:五つの基本動作の確認と応用 第11章:独立と相互作用 第12章:ペダル 第13章:歌う音 第14章:練習について 第15章:暗譜 第16章:音楽の句読法 第17章:公開演奏 第18章:舞台マナー/癖と有り余るエネルギー私が特に着目したのは、第3部第14章における、その練習法。といっても、それをすぐに自分に応用できるかは自信がないのだが、それにしても、自分にとって衝撃的な内容であったことは確かである。というのも、特定の技術パターンを繰り返すような練習曲、つまり、本書にあげられているものをそのままあげるとするならば、ハノンやピシュナ、ツェルニーなど、これらの勉強は出来るだけ省いたほうがよいというのだ。ピアノを弾くうえでの基本動作(本書における第2部)を純粋な形で習得し、それを実際の曲で応用するほうが早道だという。私、個人的にはその基本動作を学ぶためにツェルニーやハノンという存在があると思っていたのだが、本を読み進めていくと、「動きそのものを学び、それを応用できるレパートリーを探す」ということだ。確かに基本動作を応用できそうな曲は、探せばあれやこれやと出てくるだろう。彼曰く、練習というのは「機械的でなく意識的にするものである」というのが大前提であり、そのなかで、ツェルニーやハノンは機械的な練習におちいりがちだから、とも語っている。(多分、これで機械的な練習の癖がついてしまってはまずい、ということも言いたいのではないだろうか、と私は解釈する)確かにハノンやツェルニーなどの教本においては、ただやみくもに機械的に指を動かすばかり、そして無心に弾いて、練習した気になっている人もいるのではないか。スケールをただ弾いているだけでも、自分が奏でる1音1音が、いま、どんな音なのか、他の音と比べてバランスが悪かったりしてないだろうか、変な体勢で弾いていないだろうか、等と常に気を配る必要がある。そう、それは、私も昔から自覚している。◆ ◆ ◆ ◆ ◆結局のところ、私が導き出した、私なりの結論と今後の練習法は、普段のピアノ練習は常に意識的をもってのぞむこと、ただボーっと弾いていても時間の無駄、ということである(まぁ、わざわざここに書かなくても、当たり前の話だ)。ただ、ツェルニーやハノンは重視しないというシャンドール氏の意見から多少ズレるかもしれないが、当面はそういった練習曲のお世話になろうと思っている。私にとって、ピアノの基本動作の応用には、やはりクラーマーやツェルニーはてっとり早い存在であるし、本書にあげられていた基本動作の応用曲はその多くがかなりの難曲揃い(ショパンのエチュードやリストの曲がうようよ・・・)であり、恥ずかしながらとてもとても基本動作の応用としてサラッと弾けるものではなさそう。まぁ、今後の練習の参考にはしていきたい。自分なりの基本動作の応用レパートリーを探すのもまた楽しいかもしれない。そして、練習曲の類はあくまでも技術パターンを習得することに割り切り、それを実際にレパートリーとしたい曲たちに応用するという形にとどめるようにしていこうか、ということは考えてみた。(どうも今の私は、練習曲にこだわりすぎて、なかなか先に進めていない感がある。それだけまだまだ技術的に未熟であるということも言えるが)◆ ◆ ◆ ◆ ◆更にもう一つ、練習法のなかで己の練習をくつがえされたのが、「リズム変化練習」。シャンドール氏はこれに否定的である。機械的な練習に陥りやすいという点と、付点リズムの場合、短音符側に注意が払われなくなるから、という理由からであり、あくまでも譜面どおりに練習することが望ましいと思われているようである。うぅ、リズム変化練習でそこそこ効果をあげている(と思っている)自分にとっては、ショックである。とまぁ、まだまだじっくりと読みきれていないシャンドール・ピアノ教本であるが、この本には、手や筋肉の関係などについても書かれており、過去、どうして自分が手を故障させてしまったかの理由をこの本に見たような気がする。今日の日記はまとまりが悪く、一部読みづらい点があることをお詫びしたい。自分でも完璧に気持ちがまとまっていないのだ。申し訳ない。いろいろな意味で若干混乱気味だったり・・・やはり私に真面目な文章は似合わないか。シャンドールピアノ教本(残念ながら楽天ブックスでは現在品切状態。amazonも同様。セブンアンドワイでは購入可能)----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ブラームス51練習曲 #07~#10#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #15#15:1-2指及び5-4指トリル練習。#14と違って早い段階で通して弾ける段階にきたものの、よくよく考えてみれば実テンポの半分程度でしか弾いていないではないか。おまけに旋律よりもトリルが目立ってどうする・・・。旋律の後ろで流れるようなトリルを展開したい。24小節目の4拍目の指使い、まだ若干戸惑うことも昨日よりは改善されてきた。●バッハシンフォニア #01~#08#01~07:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#08:今日から開始。いきなり両手で弾いたら流れが全くつかめず。慌てて、各声ごとに分かれて弾く。次に上声と中声を合わせて、更に下声を加えて、という具合に。今日はまだ譜面どおりに弾く段階。●モーツァルト「ピアノソナタ ハ短調」K.4571楽章:弾きこみ段階。ほぼまとめ状態へ。2楽章:弾きこみ段階。凡ミスが発生しがちだが、とにかく弾いて弾いて慣れて。3楽章:弾きこみ段階。テンポを上げすぎず「落ち着いて弾く」ことを心がけること。●シューマン「アラベスク」Op.18通して数回。及びMinore IIの弾き方再検討。今日はウィーンの謝肉祭の道化はお休み----------------------------------------------------本日のおさらい(ノーミスで弾ければ1回)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08(左手練習用)●バッハインヴェンション #01~08
Jul 22, 2005
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NHK教育テレビの「スーパーピアノレッスン」ショパン編の第3回のレッスン曲は、「スケルツォ第2番」変ロ短調 Op.31。これを2週間にわたって学習していく。あまりに有名すぎるこのスケルツォ、それだけにこの曲のレッスンに期待している人もいつも以上に多いのではないだろうか。私はといったら、学生時代に自主的に練習したものの、結局仕上げには至らずそのまま放置状態になってしまった曲でもある。このレッスンがきっかけで、また近いうちに練習しようという意欲がよみがえってくるであろうか。というわけで、早速レッスンの話題へと話を進めよう。今週はテキスト34~37ページ目まで。ルイサダ氏はいつものようにまず生徒さんに弾かせ、生徒さんの良いところをしっかり誉める。そしてこの曲全体における課題について幾つかあげられた。特に印象的なポイントが以下のとおり。・繰り返し(反復)が何度かある部分については、その都度違う表現で演奏する必要がある。ショパンは生徒達に対し、「常に独創的で多彩な音を奏でる必要がある」と指導していたとか。ショパンの曲には特に反復箇所がよく見られるため、そういった箇所は要チェックだ。・(頭のなかできちんと)拍子をとること。このスケルツォは特に冒頭部分は休符が多く、それだけに拍子をきちんと把握していないとなんともしまりのない曲になってしまう。ルイサダ氏いわく「この曲のドラマ性が薄まってしまう」とか。・前のめり過ぎる姿勢は自分の音をきちんと聴けないので要注意ピアノを演奏するにあたって姿勢は重要なポイント。姿勢ひとつで奏でる音もガラリと変わってしまうのだ。実は今回の生徒さん、鍵盤に対してかなり前のめり姿勢で演奏されていたため、ルイサダ氏がこれについて指摘。頭がピアノに近すぎるときちんと音を聴くことが出来ないため、もう少しまっすぐ座り、その響きをきちんと聴くことが必要だ。さて、実際に曲中での細かな注意点についてあげてみよう。(以下、各小節の注意点は青字は先生の注意点、括弧内の黒字はそれに対する補足と、加えて私なりのコメントである)・1~3小節:柔軟過ぎるのもダメ。手を橋のごとく形にし、腕を自然におろす(ルイサダ氏が生徒さんに対し、猫のようなしなやかさ、という褒め方をされていたが、逆にしなやかすぎると音がフニャとした状態になってしまうことがあるため、指摘したと思われる。指先には適度な緊張感をもち、腕を必要以上に柔らかく動かす必要は無いと思われる)・8小節:もっと悲劇的に!3拍目で痛みを表現するように。(つまり、3拍目でアクセントをつけるような感じで。楽観的な音でなく悲痛な叫びといった感じだろうか。ここでルイサダ氏がフランス語のなかにいきなり「痛い」と日本語を混ぜて表現したので、あらまぁちょっとビックリ。)・13小節:フォルテシモはもっと豊かな音で響かせて。フニャフニャはだめ(杭を打ち込む感じでは音の響きも悪い。かといって意識しすぎてフニャフニャな音になってもだめ、というニュアンスで注意されていたものと思われる)・18~19小節:腕をばたつかせず気高く弾くこと。自然に腕をおとして(和音で1オクターブずつ下行する箇所。前腕と手首がバタバタしがちな生徒さんに「扇風機みたいだ」と指摘。先生、笑いながら実はかなりキツイ指摘をしていたりするのだ。)・20~21小節:左オクターブ音はもっと力強く響かせて。(補足として、小手先で弾くのではなく身体全体を使うことが大切だという。一例として腰を浮かすようにして弾くと良いとか。ただ、これって自然に出来ないと逆にわざとらしくなりそう(私感)。ここで重要なことは、小手先だけで弾いても音の響きが悪いため、もっともっと全身を有効に使えということだ。)・23小節:2拍目のスフォルツァンドは左のみのオクターブでなく両手で(これはテキストにも注釈があるが、ここは両手を使ったほうがスフォルツァンドを表現しやすいものと思われる)・29小節:フォルテシモを弾くその手はもっと自分側に引き寄せる感じで(音をつかみとってグイッと自分のなかに引き寄せるといったイメージ)・32小節:クレシェンド気味で、そしてロマン派っぽく弾いて(譜面に指示こそないものの、3拍目に向かってウワッと盛り上がるように表現すること)・37小節:肩から上腕をもっと使って大きな空間で弾くこと(ルイサダ氏、生徒さんの柔軟すぎる弾き方を修正するのに一苦労している様子が伺える。)・49~51小節:左進行はもっと躍動感をもって弾くこと(確かに、ここの進行を平坦に弾くのはつまらない。特に左進行は、飛び跳ねるような感覚で弾くことで曲が一層表情豊かになる、と思われる)・53小節:ダイナミックさを残したまま弾くこと(49小節からの流れは、あくまでも火山のようなダイナミックな表現を必要とし、それは53小節のようなピアノ(弱音)箇所であってもその流れはかわらず。いきなり柔らかく可愛らしく弾いてしまうと、ストーリーがそこで変わってしまう?)・54,56小節:左の和音進行は54,56小節を同じ調子で弾かず変化をつけて(楽譜をみるとわかるであろうが、54小節と56小節の左和音は、問いかけと応答のような対になっている。というわけで、ここを同じ調子で弾き流してしまうのは、面白みがない、ということかもしれない。)・65~117小節:歌姫が歌っているような状態を思い描きながら弾くこと(このスケルツォのなかで最も美しく、そして十分に歌いながら弾かねばならない箇所。ここでルイサダ氏はショパンがオペラ好きであり、生徒たちにもオペラ歌手を思い描きながら弾くように指導していたことをたっぷりと語っている。ちなみに、ルイサダ氏はここでマリア・カラスを思い描くらしい。そして、旋律も重要だが、その下の伴奏部も繊細な音を奏でるオーケストラを思い描くように)・79小節:手をあげて腕で弾くこと(これは生徒さん特有のものであるが、手首が鍵盤位置より下がった状態で指先をコネコネしながら弾いていたため、もっと手首をあげて腕を使って弾きなさい、とルイサダ氏が指導する。手の形が悪いと、音も響かないのだ)・94小節:装飾音は拍子の頭に合わせて(トリルにはその時代によって奏法が異なったりもするが、ショパンの場合、拍子の頭に合わせて開始。)・95小節:もっと音に透明感をもって・97小節:アルペジオは上から。しかしこれは個人の好みによる(ルイサダ氏個人の好みゆえ、もし、それが気に入らなければ通常の下から上に、の奏法で良いということである)・108~113小節:最初は弱くもっとソステヌートで、そして徐々に盛り上がる(譜面のクレシェンド指定とルイサダ氏の解釈が若干異なるが、ルイサダ氏としては108小節から徐々にクレシェンドを意識して弾くように指導していた。ちなみに元となる楽譜では前小節の107小節からクレシェンド指定あり)・117,119,121,123,125小節:1拍目の左音は響きを出すため1指で(小指を使う生徒さんに対し、「小指を使うとはビックリしました」とルイサダ氏。えっ、私も小指を使っていたような・・・。つまり、そのくらい、この1音目の響きは重要である、という訳である。小指で響かせるのは難しい)・127~129小節:左手・右手の弾き繋ぎを工夫してみよう(8分音符進行で下行してくる主題手前箇所。127小節の前半3音は右手、後半3音は左手。続いて128小節の1音目まで左手、残り5音は右手、そして129小節オクターブは左手でドーン。運指についてはテキスト参照して)◆ ◆ ◆ ◆ ◆というわけで、ルイサダ氏の指導を私なりにかみ砕いて復習してみたものの、やはり演奏する姿勢というのは、良い音を奏でるためにも実に重要であることを感じさせられる今回のレッスンであった。前のめりに関する姿勢については、今回のルイサダ氏のみならず、モーツァルト編でアントルモン氏も注意していた事項である。しかも、その理由は全く同じであり、「自分の音がきちんと聴けない」からである。演奏にのめりこむあまり、ついつい鍵盤に顔が吸い付くような弾き方をしてしまう、そんな演奏光景を時々観たりもするが、やはりここは冷静に自分の音を聴く体勢を忘れてはならないのではないだろうか、そんなことを思いながら己の演奏体勢を振り返ってみるのであった。おっと、これは余談ではあるが、ルイサダ氏がレッスン中にひょっこり日本語が飛び出していたことに気付いていた人も多いのではないだろうか。最初に飛び出したルイサダ氏の「痛い!」なる声を聞いて、「えっ、日本語に聞こえるフランス語?これって空耳?」と馬鹿な反応をした私であったが、字幕にもしっかり「痛い」の文字が・・・「スコシ、ディミヌエンド~」やら「イタイ・ミミ(痛い耳)」やら、うむ、茶目っ気たっぷりである。でも相変わらず笑いながらもかなり手厳しく細かな指導がバシバシととんでくるのには、テレビを通して観ている側も、ミミがイタイ。◆ ◆ ◆ ◆ ◆更に、野球延長の関係で番組を見逃してしまった人・番組開始に気付かなかった人に朗報!スーパーピアノレッスンのショパン編の再放送が早速放映される。もしかしたら、NHKに早期の再放送を願う声が多く寄せられたのではないだろうか。・ショパン編第1,2回(華麗なる大円舞曲) 9月10日(土曜) 25:05~ (つまり9/11 01:05~)・ショパン編第3,4回(スケルツォ第2番) 9月17日(土曜) 25:05~ (つまり9/18 01:05~)モーツァルト編の再放送はずっと土曜日の午後に放映されていたのだが、ショパン編は何故か深夜放映だったりするのは、やはり視聴層を考慮してのことだろうか??。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●クラーマー=ビューロー60練習曲 #17#17:両手で分散和音練習。あいかわらず進歩がないまま。やはり後半部で単純な音ミスを発生しがち。リズム感も悪い。●バッハシンフォニア #01~#09#01~08:ノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#09:弾きこみ段階。あと数日間弾きこんで安定して弾けたところで次に進もう。●ラフマニノフ 前奏曲 Op.23-5本日は中間部のアルペジオ部分のみ練習。特に左手のアルペジオを中心に手の重心などを考慮しながら。●シューマン ウィーンの謝肉祭の道化 #04#04インテルメッツォ:通して数回。上声の旋律を意識しながら弾いていると、ここのところ右手の薬指に軽い痛みが発生することがある。久々に練習したものの、軽くとどめておいた方が良さそうか。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #08,#16(指強化メニュー)●バッハインヴェンション #08----------------------------------------------------本日の試し弾きまたは期間限定練習●ハッピーバースデー変奏曲ようやく弾きこみ段階。とにかく回数をこなして。
Aug 16, 2005
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次なる目的地は、以前にも一度訪れた「苗名滝」。右端にみえますは苗名滝・・・ではありません!・・・とその前に昼ゴハンを食べたいね。ありがたいことに、苗名滝には2箇所ほどテラス席付きの食事処があるとの情報を入手。今回は旅直前にネットでチェックしていた「苗名滝苑」さんにお邪魔することにした。こちら苗名滝苑さんの人気定番メニューはなんといっても「流しそうめん」。案内された席も電動流しそうめん機付きでも箸使いが下手なカーチャンと、冷たい麺類が苦手なトーチャン、どう考えても流しそうめんの選択はないわけで。とはいえ、湧き水で育てている「滝ます」(にじます)の料理も提供しているとのこと、これは是非食べてみたいよね。というわけで・・・トーチャンは滝ますの塩焼きと山菜きのこそば、カーチャンは滝ますのカルパッチョと少なめごはんを選択。ほどなく、お通しで2種の山菜皿がやってきたのだけれど、これがなかなかのボリューム。いやぁ、山菜好きなカーチャンがほとんど食べ尽くしましたよ。トーチャンが注文した「山菜きのこそば」、これまたボリューム満点、「滝ますの塩焼き、完食できるかな」と心配してしまうほど。カーチャンらしい選択の「滝ますのカルパッチョ」。盛りつけられたお姿をみるとのっぺりしているけれど・・・実はこれがまた肉厚でぷりぷりっとした食感がたまらない。ビールが欲しくなっちゃうけれどここはグッと我慢ね。最近、白飯はあまり頼まないカーチャンが珍しく注文したのは、このカルパッチョと一緒に頬張りたかったから。ご飯も進んじゃいますな。滝ますの塩焼きはトーチャンがあれよあれよという間に完食。カーチャンの口にはひとつも入らなかったけれど、キュッとひきしまった身が美味だった模様。残念ながらあかりさんが食べられるものはないけれども、滝さんぽの後でソフトクリームを食べようねと約束し、その場を後にしたのであった。(実はあかりさんだって豚耳頬張ってたよね)それじゃぁ苗名滝に行ってみますかね。つづく今日も読んでくれてありがとうございマス。どうぞ応援ヨロシクお願いします!(下のバナーにあるあかりサンのお顔を優しくつついていってね)にほんブログ村 ゴールデンレトリバー
May 27, 2015
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一昨日から突如始まったショパン ノクターン13番(ハ短調 Op.48-1)の練習は、今日になって更に熱を上げていた。木枯らしが吹く季節になる前までには、ある程度弾けるようになっておきたい、そんな思いがいつまで続くかは本人にも分からないが、とにかくやってみたいと、いつになく真剣。いや、いつでも真剣なのだが、移り気なのがたまにきず。このノクターン第13番は一見とっつきやすい。それこそテーマ部分は初見で弾けるほどのシンプルな進行であるが、それゆえに表現力を非常に要する部分でもある。そして中間部の和音進行、コラールのような響きをいかに美しく、それでいて静寂に満ち満ちて弾くか、更に途中から盛り上がっていくオクターブ連打、これはかなり厄介である。最後に主題の旋律が3連符の伴奏の上で歌う雄大な部分、これは特に右手の和音の一部に旋律が含まれるため、旋律だけを浮き上がらせるには、指のコントロールが十分必要となる。で、ここ数日私が練習したなかでクリアしなければならない問題点は以下のとおりだ。1.広音域アルペジオをいかに自然に美しく弾くかこれまで9度程度のアルペジオについてはごく普通に弾いてきたものの、更にそれを超える広音域のアルペジオでは、1指(親指)を軸にして回転させてアルペジオを弾く、という方法をとらなければならないのだ。しかし、そういった曲にあまり触れてこなかった私は、親指を軸とするアルペジオにどうにも慣れておらず、どうしても回転後の音だけを強く打鍵してしまったりとムラだらけ。まずはここをクリアしなければならない。2.オクターブ連打をばたつかずに弾くことその昔、オクターブ連打は結構好きであった。ショパンのバラード1番だって弾けない中間部をすっとばして、最後のオクターブ連打だけ弾いて満足していたような状態だった。しかし、ピアノを再開してから、好きであったはずのオクターブ連打がどうにもうまくいかない。まだ手首に力が入っているのだろうか。1オクターブ音をきちんとつかみきれていないこともある。非常に悔しい。予備練習を、とハノンの50番あたりのオクターブ練習をしてみたものの、長すぎてギブアップ気味。オクターブ連打をスムーズに弾けるコツ、これを早急になんとかせねばならない。3.右4,5指で奏でる旋律を、さも旋律だけを弾いているように浮き上がらせるかこれについては、シューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」のインテルメッツォでそこそこ苦労させられてきた内容であるが、今回の場合、更に難しく感じるのが、和音の1部に旋律が含まれる箇所が多いこと。インテルメッツォのように、4,5指で旋律を弾いて別指で分散和音を弾くほうがコントロールはしやすいのだが、一気に和音をつかみ、そのなかの1音だけを浮き上がらせるのが、自分にとっては苦手とみた。だから私が弾くと、折角の旋律が伴奏側の和音に埋もれてしまっているのだ。いかに4,5指をコントロールし、まるで別の人が旋律だけを弾いているような弾き方が出来るか、大いなる課題となりそうである。◆ ◆ ◆ ◆ ◆・・・と、まぁ他の人からみれば、些細なことなのかもしれないが、私にはこれらが結構重くのしかかっている。つくづく、自分の技量ってまだまだなのだな、と思い知らされること多々であるが、ひとつひとつクリアして、仕上げていければ良い、と考えている。すっかり独り言風な日記であるが、こんな練習をすると良いよ、なんて意見があったら是非聞かせてほしい。えっ、自分で考えろ??問題点までは発掘できるのだが、なかなかその先に進めないのが毎度毎度の現状である。でも、この曲は練習すればするほど、ちょっとずつ光がさし込んできて、練習するのが楽しい。それにひきかえ、私のクラーマー19番(分散音型)は惨憺たるもの。1ヶ月ほど練習しても、どうにも納得がいくところまでは達せない。ここは潔く諦めて先に進み、ほとぼりが冷めた頃に、また戻ってくることにしようか。って、そうやって、またしても1曲「ねかし」状態な曲が増えるのか。まぁ、私のワインセラー、いや、ピアノ曲セラーのなかは山のような「ねかし曲」がじっくりじっくり熟成の時を待っている・・・と思いたい。ねかせすぎて存在そのものが消えていたりして。笑うに笑えない話だ。お読みのみなさん、ねかせたまま放置されている曲、その存在すら忘れてしまっていないだろうか。----------------------------------------------------【本日のピアノ練習メモ】本日のメイン練習●ブラームス51練習曲 #07~#10,#15#07:3度を4-1,5-1指で弾く運動。#08:アルペジオ練習。#09:各指を広げる運動#10:5指押さえながら他指の均一運動。#15:3指押さえながら他指の均一運動。●ハノン #22,23,25(3-4-5指を元気に)●クラーマー=ビューロー60練習曲 #19#19:分散音型練習。もう、きりがない。メトロノームオフで。あと1日ほど練習して一旦終了、次へ進むことにしよう。(納得はいっていないのだが足踏みし過ぎである)●ショパン 24の前奏曲 Op.28 #05#05:表情面における検討中。まだ技術面でも一部、指をすべらせているような状態で弾いていることがあるため、気をつけて。それにしてもこの曲、跳躍(または手首の使い方)の良い練習曲代わりにもなりそうか。●ショパン ノクターン第13番 Op.48-1今日は最後までじっくり譜読み。テーマ再現部に入る手前のオクターブ連打は激情に任せすぎないように。後半の3連伴奏のなかからいかにメロディをくっきり出すか、これは大きな課題となりそう・・・ってその前にとりあえず譜面どおりに弾けるレベルに達するのが先決か。----------------------------------------------------本日のおさらい●クラーマー=ビューロー60練習曲 #10,#08,#16(指強化)●ショパン 24の前奏曲 Op.28-1
Oct 7, 2005
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土曜日の昼下がり、私はひとり、ピアノの前で奇声をあげていた。そう、ショパンエチュードと格闘している時には、ピアノの鍵盤の音以上にうるさいのが私の悲鳴にも似た情けない声である。そして現在、最も悔しい思いを肩に背負いながら練習しているのが、ショパンエチュードOp.10-12、通称「革命のエチュード」。どうもこの曲、最近関東地方でもお菓子のCM「ショパン」で使われており、一般的な露出度も更に上昇中。そういえば、テレビドラマでも使われていたため(小泉今日子主演の音大舞台のTBS系ドラマ「少女に何が起こったか」(昭和60年放映)などなど)、クラシック音楽好き以外の人でもこの曲を知っている人は少なくないのではないだろうか。そういう私自身も学生時代、この曲に魅せられてせっせと練習した記憶「だけ」が残っている。つまり、練習したという記憶だけで、その成果は記憶として全く残っていなかったのである。久々に弾いた「革命」は、悲惨きわまりないものであった。そもそも、この「革命」はとにかく左手を酷使する「左手のための」練習曲、だから左手の指が柔軟性をもち、且つ、独立してきちんと動かない限り、この曲はまともには弾けない。エチュードOp.10-4の練習効果で随分左手は動くようになってきたと思っていたのに、それは幻想だったのか。ちなみにショパンは、祖国ポーランドを離れ、パリへと向かうなか、ワルシャワがロシア軍に占拠されたことを知り、祖国を想いながら怒りと悲しみをこの曲にこめた、という話はよく聞く話であるが、私の場合は、うまく弾けない怒りをこの曲にぶつけざるを得ないのか。(これでは、完全にやつあたりである)さて、他のエチュードでも苦手箇所を洗い出しているように、この「革命」でも現時点(12/18)における自分の克服すべき箇所をあげてみよう。▼15~16小節(55~56小節も同様)【第一部まっただ中】音域の広い左手の動きのなかでも、この2小節は特に手の柔軟性を求められる。2拍のなかで2オクターブ以上の音域を上って下って、の連続である。しかもテンポがあがればあがるほど、各音が曖昧になってしまう。とにかく予備練習が必要そうな2小節である。なお、後半に主題に戻ると同パターンが再現(55~56小節)されるのだが、右手の和音は冒頭主題よりやや複雑。これを綺麗に決めることも課題。特に55小節の1拍目の右分散和音、かなり音域広いため辛い。おまけにテンポアップするとどうしても乱暴になりがちなので要注意。▼25~26小節【第二部へと結ぶ部分】この2小節は学生時代から苦手だった箇所。勿論ここも手の柔軟性が必要だが、それ以上に各指の独立性が必要。運指も悩ましい。25小節目の1,2拍目、D-B♭-C♭-B♭ B♭(↑)-B♭-C♭-B♭この運指は、どの版の楽譜においても5-3-2-4 1-4-2-3 なのだが、毎度もつれ気味。山崎版で5-2-1-3 1-3-1-2の運指例があり、こちらを採用しようかと楽譜にも書き込んでみたが、こちらでもまだまだ指が慣れてくれていない。特に2拍目の1指への跳躍が難儀だったり。▼28~32小節【第二部冒頭から】私にとって最も厄介なのがこれらの小節。どうもこの部分を弾くときは、口が毎度への字に曲がってしまうほど。各小節の1拍目1音目の音をはずしがちであること、そして、それ以降の左手進行が粒揃わず、ガタガタ状態。これはもう何度も繰り返して練習し、指に覚え込ませるしかないのか。▼37~40小節【第二部終盤】37小節4拍目から38小節1拍目の各16分音符の運指が曖昧で、いつも進行がとまりがち。楽譜にも運指の掲載はなく、自分で考えなければならないのだが、現在検討中。▼65~70小節【第三部クライマックスへ】広い音域での左手上下進行は、15-16小節同様、柔軟性を養うための訓練だ。▼73~76小節【第三部クライマックス】そしてここが最期の苦手箇所。左手の半音進行、これは運指さえ慣れてしまえば問題ない部分なのだが、いつまで経っても慣れてくれないのがこの4小節。全体を通して、ペダルの使用方法もまだ未検討のままである。特に、譜面にペダル指定が一切ないため、踏まずに弾け、ということなのだろうか。まだまだ「革命」とのつきあいは先が長そうである。こうして、また、未仕上がりな曲たちがどんどんと増えていくのである。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(定例)●ハノン #21-22,#29-30,#39,#40#21-22(3-4-5指の訓練)を続けて繰り返し2回#29-30を続けて繰り返し2回。#39全長短調の4オクターブ音階をリズム変えて(ハノン教本によるリズムその4))2往復ずつ弾く#40半音階(オクターブと短3度,長6度)●ブラームス51練習 #17,18ab,#9a(4-5指強化の為,指を広げる)#17、3回繰り返し#18ab、16分音符4音の間に3連音符、3回繰り返し#09ab、各指を広げる運動、3回往復●ツェルニー30番 #25#25、昨日よりはミスタッチも減ったものの、まだまだ曲としては成り立っていない。分散和音が粒良く進行するよう努めるのだ。●クラーマー=ビューロー60練習 #01~#04#01~02、おさらい#03、OK#04、テンポ四分音符96で繰り返し練習。10-11小節の下り進行、途中で音を間違えたまま下っていくな!!●バッハインヴェンション #01~#13#01~#11はノーミスで弾ければ1回ずつ。ミスした場合は再復習。#12、テンポをアップしていくと9小節あたりを適当な運指で弾いてはダメ!(音がぶち切れている)#13、ミスタッチしがちな19小節を中心に練習後、通して数回。●ショパン エチュード Op.10,25Op.10-01、リズムを変えて跳躍練習。その後、通して繰り返し数回。Op.10-04、テンポ四分音符110/120で通して数回。Op.10-12、ようやく昔弾いていた感覚を少しずつ思い出してきているものの、その途端に無理なテンポで弾くのは禁物。まずはじっくり確実に左手が弾けるよう、ゆっくり弾くこと。Op.25-02、64-65小節でどうしてもつまずく箇所があるため、ここを部分練習後、通して数回。----------------------------------------------------本日のピアノ練習メモ(期間限定?)●シベリウス 「樅の木」ちょうど流れるようなアルペジオの途中で譜めくりをしなければならないため、集中できない。というわけで、最終ページのみコピーして譜面の隣に置き、再び練習。この曲を弾いていると、どことなくJazzのバラードを弾いているような自由でゆったりとした気分になるのは、私だけ?●シベリウス 「ピヒラヤの花咲く時」やはり前半部分の進行がなかなか頭に入ってくれない。譜面自身は決して難しくないのに、何故?。というわけで前半部を中心に練習。
Dec 18, 2004
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