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おはようございます、ひなこです。今日は、オーストラリア編全4回の2回目です。放送日は、1997年2月5日です。先週からの続きで、ベリー・スプリングスへ行ったところからです。ダーウィンから100キロのあたり。ところが、2日前にサイクロン(台風のことをオーストラリアはタイフーンじゃなくてサイクロンと言います)がきたばかりで増水して閉鎖中でした。その後、ダーウィンから300キロのところにあるキャサリン渓谷へ行きます。すると、蝙蝠の大群が木からぶら下がっていて、「もう帰りたい!」と叫ぶ洋ちゃん。北海道じゃあ見ないものね。途中でオオトカゲも見たしね。カメラには映ってなかったけど。初日の宿泊地は、ダーウィンから320キロのところにあるキャサリンのホテルです。そして、2日目。早朝4時出発です。昨日遅かったから。大雨降ってます。嵐ですよ。「借りられるだけの予算を前借りして借りてきたオーストラリア旅行なのに」と藤やん。今日の目標は、1200キロ走って、アリス・スプリングスまで行くことです。途中で、エリマキトカゲを見たり、蠅の大群に襲われたり、カンガルーの死骸を見たりして、動物園のようなオーストラリアです。すれ違う車もそんなにいないので、「あ、車!」と手を振ったら軍の車(ジープ)だったり。お昼ご飯は、テナント・クリークで休憩。41度。車内で食べればいいだけの話なのに、わざわざ外に出て、蠅と戦います。蠅避けの網付きの帽子をかぶって食べると、網の中に蠅が入ってきて逃げないという。ボンネットの上で卵を割って目玉焼きを作ろうとすると、卵はただ流れて地面に落ちました・・・。小さな竜巻に遭遇したりもしました。映っていない藤やんの声のリアクションが一番良いということで、洋ちゃんが悔しがります。「出演者の自分はそれ以上のリアクションをしなければ!」と。このあたりの運転は、鈴井さんがしています。デヴィルズ・マーブルと言われるところには、お稲荷さん(洋ちゃんの言葉)のような岩がたくさんあります。気温は、40.5度。午後の6時半に、目的地、アリス・スプリングスへ到着。14時間半で1200キロ走破です。途中休憩もしてるでしょうが。日本だと稚内から千葉、札幌から静岡くらいの距離らしいです。そして3日目の朝。この日も朝4時半出発です。というのも、エアーズ・ロックに寄り道することに前の日の夜決まったからです。往復500キロの寄り道ですが、「視聴者の皆さんに見てもらいたいとかじゃないよ。んなもん、皆テレビでいつも見てるでしょ。ただ俺たちがここまで来たんだから、見たいんだよ!」ということで。毎日、睡眠時間3,4時間でしょうね。藤やんは、2人にエアーズ・ロックを登らせようとしていたのですが、鈴井さんが「見るだけでいい!」と拒否。洋ちゃんは、「え、車で登れるの?」という無邪気なコメントを残していました。この日は、4人で現地調達のかわいいカンガルーのTシャツをお揃いで着ています。藤やんが買って、マジックでSTAFF1からSTAFF4まで手書きで袖に書いてあります。(藤やん着用のSTAFF4は視聴者プレゼントにもなった)途中で牛さん(すっごい角のはえている雄牛)が道路に出てきたりしてるのに遭遇したりして、スチュワート・ハイウェイのエアーズ・ロックへの分岐点に着いたのが朝の6時40分。気温は24.5度でした。第2回の放送はここまでです。続く。
2017年06月02日
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おはようございます、ひなこです。第3回です。「やっと来た」父が立ち上がった。「キクコが着いた」年は離れていたが、妹と僕はいつも仲が良かった。僕との再会に妹は大変興奮しており、しばらくの間、そわそわと落ち着かず、くすくすと笑うことしかしなかった。しかし、父が、大阪のことや大学について質問始めると、多少落ち着きを取り戻した。妹は、父の質問に、短い形式的な答えを返した。それから妹は僕に幾つかの質問をしたが、自分の質問がまずい話題につながるのではないかという恐れに緊張しているように見えた。しばらくすると、キクコが来る前以上に会話は続かなくなっていた。そんな時、父が立ち上がり言った。「夕食の用意をしないとな。そんなことで席を外してすまんな。キクコがお前の相手をするから」 父が部屋からいなくなると直ぐに、目に見えて妹が緊張から解放された。数分のうちに、妹は大阪での友達のことや、大学の授業について抑制なく話し出した。そして、唐突に庭を散歩しようと言い出し、縁側から外に出ようとした。我々は、縁側に置いてあった藁草履を履き、庭に出た。日の光は、ほとんど沈みかけていた。「この30分くらい煙草が吸いたくて死にそうだったの」妹はそう言って、煙草に火を点けた。「だったらなんで吸わなかったんだよ」 妹は家の方に向かって意味ありげな仕草をちょっとしてみせ、それから茶目っ気のある笑顔を見せた。「ああ、そうか」と僕は言った。「ねえ、実はね、私、恋人がいるのよ」「そうなのかい」「でも、どうしようか迷っているんだけど。まだ決心がつかないの」「よくわかるよ」「実はね、彼、アメリカへ行く予定を立てているの。私が大学を卒業したら直ぐ、私にも一緒に来てもらいたいのよ」「そうなんだ。お前はアメリカに行きたいの?」「もし行くとしたら、私達、ヒッチハイクするのよ」キクコは、僕の顔の前で親指を立ててひらひらさせた。「皆、危ないって言うの。でも私、大阪でやったけど大丈夫だったわよ」「そうか。だったら何が問題なのかな」 僕達は植え込みの間を抜け、古い井戸まで続く細い道を辿って歩いていた。歩きながら、キクコは必要以上にわざとらしく煙草をふかし続けていた。「そうねえ、私、大阪で友達が沢山できたのよ。あそこにいるのが好きなの。皆を後に残してまで行きたいのか、まだよくわからないの。そして、シュウイチ。彼のことは好きよ。でも、彼とそんなに長い時間を一緒に過ごしたいのかどうかわからないの。意味わかるかしら」「ああ、とっても」 彼女は再び笑顔を見せた。そして僕を追い越し、井戸に達するまで一人で行ってしまった。「ねえ、覚えてる?」僕が追いつくと妹は言った。「お兄ちゃん、昔この井戸が呪われているって言ってたの」「ああ、覚えてるよ」 僕達二人は井戸の縁から中を覗き込んだ。「お母さんは、あの晩お兄ちゃんが見たのは、八百屋のお婆さんだっていつも言ってたわ」と妹は言った。「でも私は、そんなの絶対信じなかったし、それ以来ここに一人で来なくなったのよ」「それなら母さんは僕にも言ってたよ。一度なんかそのお婆さんが自分が幽霊の正体だと白状したとまで言ってたな。あのお婆さんは、うちの庭を近道として利用してたって言うんだ。塀をよじ登るのが大変だったと思うけどねえ」 キクコはくすくす笑った。それから井戸に背を向けて庭を見渡した。「お母さんは、一度もお兄ちゃんのことを責めたりしなかったのよ。知ってた?」妹は、今までとは違う声でそう言った。僕は黙っていた。「お母さんは、いつも私に言ってたわ。、あれは自分達二人のせいだって。つまり、お母さんとお父さんね。お兄ちゃんを正しく育てられなかったからって。だから、私のことはすごく気を付けたっていつも言ってたわ、お母さん。だから私はとても良い子だって」妹が顔を上げると、茶目っ気のある笑顔が顔に戻っていた。「可哀そうなお母さん」と妹は言った。「そうだね。可哀そうな母さん」「お兄ちゃんは、カリフォルニアに戻るの?」「わからないな。成り行きを見て決めなければならないかな」「彼女はどうしたの?ほら、ヴィッキー」「あれはもう、みんな終わったよ」と僕は言った。「カリフォルニアには、もうほとんど何も残っていないんだ」「私は、あっちへ行くべきだと思う?」「何故、だめなんだろう。僕にはよくわからないけど。お前は多分気に入ると思うよ」僕は家の方を眺めた。「そろそろ家に戻った方がいい。父さんが夕食を作るのに手助けがいるかもしれない」 しかし妹は、又井戸の底を覗いた。「お化けは見えないわ」と妹は言った。妹の声が少し反響していた。続く。
2018年10月24日
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おはようございます、ひなこです。ほんの少し前まで、なんか寒いなとヒーター(トルコ語ではソバ。私は耳にする度毎回蕎麦を連想する)を点けていたのに、6月に入って、ここのところ連日の30℃超えで、私は暑くて寝られません。去年は温泉巡りでしたが、今年は病院ばっかり行ってますねぇ。まぁ、私は付添人で、病人は夫なんですが。今回は、イスタンブールA病院に2泊しました。夫が腹痛で、胃カメラ、大腸内視鏡検査をしましたら、極初期のステージ1のレンズ豆ほどの大きさの直腸がんが見つかりました。直腸がんを見つけて下さった先生は、大学病院での手術を勧めてくれました。(料金お安め。しかし、紹介されたお医者様は高め料金の別待遇を選択することも可能な先生でした)それで最初は、大学病院に予約を入れたんですが、そこは例の私が結膜炎を拾ってきた病院だったんですけど、「いやいや、お金が払えるなら、一流のイスタンブールの名医にかかった方が後悔しませんよ!」という忠告も多々あり、結局大学病院はキャンセルして、イスタンブールの国一番の直腸がんの権威として有名な専門医の所に行きました。「よくこんな初期に見つけましたねぇ。こんな人いないですよ、とっても稀なケース」と言われました。でも、念のためにPET検査を癌専門病院で受けるよう、そして血液検査も別の所で受けるよう言われ、その結果が出たら又来てね、ということでその先生のクリニックから一旦帰宅。(日本と違って分業です)で、PET検査をして、その結果のリポートが来たので専門医に連絡をしたら、明日の午後に来てくださいと言われて、翌日伺うと、転移はないので血液検査はしなくてよし、これからA病院に行けるなら、明日の朝手術できますよと言われて、急遽入院しました。手術は無事に終了し、手術翌日の昼前に退院でした。早っ。手術当日から、「廊下を歩いて!」と歩かされましたし。結局、夫の腹痛は、ピロリ菌により十二指腸潰瘍になっているかららしいのですが、胃カメラをしてくれたM病院の先生が、「腎臓が悪いから、ピロリ菌除去の抗生物質を飲まない方が良い」と勧めてくれなかったんですよねぇ。潰瘍に効く薬は、副作用が起きたし、どうするのかしら。まぁ、癌が見つかったのは幸運だったんですが。A病院は、5つ星ホテルのようだったM病院とほぼ同じだけど、ちょっとゴージャス感を少なくした感じというか、もっと地に足がついている感じ。で、看護師さん達の質は、こっちの圧勝でした!なんと言っても、これが一番の肝ですよね。だから、印象がとても良かったです。夫も同意見でした。あと、コーヒーや紅茶、ホットチョコレートの自動販売機があちこちにあったのと、熱湯や冷水を補給できる場所もあちこちに完備されていました。(部屋の中にも電気ケトルありました)ご機嫌よう!
2024年06月06日
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こんにちは、ひなこです。ピコ太郎さんの海外特派員協会の会見動画を見ていたら、昼を過ぎました。I have a pen の人です。インド・ヴァージョン、私も見てみたいわ。昨日言い忘れましたが、来週のスマスマには、ユーミンが出るそうです。SMAPもすごいけど、ユーミンもすごいです。私が小学生の時から活躍してますからね。「あの日に帰りたい」「翳りゆく部屋」、私が小学生の時ベスト10に入っていましたもの。北海道の同年代の人なら皆知っていると思いますが、HBCラジオで月ー金の夕方デーブマンがやっていた”ベスト10北海道”、毎日聞いてたんですよ、小学生の中高学年の頃。6年生の時は、親の目を盗んで、札幌までリクエスト電話をかけていたな。ベイシティーローラーズの曲で!それから、干しシイタケができるってことは、切り干し大根もできるんですよね。どこへいく、ふゆのひなこ。今日のお題は「ホルン」です。ここからは、『夜のくもざる』からの作品です。ここからは、村上さんいわく、”ひょひょいのひょい”と呼ばれる超短編が続きます。ショート・ショートというと(星新一みたいな?)付随するイメージがあるので、村上さんは、ひょひょいのひょいと呼んでいるそうです。『夜のくもざる』は、文庫で持っていました。1995年6月に単行本が出ていて、文庫(新潮文庫)は1998年3月に出ています。「ホルン」コンサートホールの椅子の上で、一体人はどのようにしてホルン吹きを専門的職業とするよになったのかということを、考えてしまうという話。私、十代の制服着てた頃、ホルン吹きの男子を好きだったので(というか好きになった人がたまたま深い森の奥でホルンに出会っていた人だった)、ちょっと、この”ひょひょいのひょい”は、お気に入りです。一度、マウスピースっていうんですか?らっぱの口のところ。(←全くよくわかっていない人)あれを吹かせてもらったことがあるんですよ。ひなこがどんなにがんばっても、全く音は出ませんでしたけど。私は今でもそのことをはっきりと覚えているけど、きっと彼は何も覚えていないんだろうな。とほほ。そういえば、ドラムも1分くらい、プロになった既出のQ君に教えてもらったことあったな。ドラマーが女って今なら珍しくもなんともないけど、(ゲスの極み乙女とか、マキシマムザホルモンとかそうですよね)15歳のひなこ、女がドラマーってかっこよくない?と思って、教えてもらったんだけど、1分で「お前、素質ないわ」と言われました・・・。両手両足、それぞれ別の動きをするっていうのが、鈍くてできなかったので!では、ご機嫌よう!(『夜のくもざる』は、短いですしねえ、書くことないですよ)
2016年10月29日
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おはようございます、ひなこです。カズオイシグロ氏の”A FAMILY SUPPER”を訳してみました。こういうのは著作権の関係が云々とかあるのかな~と思わなくもなかったのですが、実際に訳して自分のブログに載せている方を見かけたので、ひなこも載せちゃいます。シャーロック・ホームズはもう著作権が切れているので、そういうことは気にしなくていいなあと思って、じゃあ頑張ってホームズひなこ版に挑戦しようかとも試案中ですが、全部で1400ぺージ以上あるので、老体に鞭打って1日1ページ(無理だろ)訳しても4年がかり?じゃあ、現実的に一日半ページにしたら、終わる頃には還暦過ぎちゃうしなあ。とほほ。この短編は、既に『夕餉』というタイトルで日本語に訳されていて、『イギリスIX 集英社ギャラリー、世界の文学(5)』に収められているようです。5076円!読んでみた、リンク。https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20181022&d_seq=0しかし、漢字の読めないひなこは、まずこのタイトルが読めず、グーグル先生にお伺いを立てて「ゆうげ」だと知りました。しかし、ゆうげといったら、インスタントの味噌汁しか浮かんでこなかったという。なので、タイトルも変えました。『ア・ファミリー・サパー ~家族の夕食~』カズオ・イシグロ 河豚は、日本の太平洋沿岸で捕れる魚だ。僕の母が河豚を食べて亡くなってからというものこの魚は、僕にとって特別な意味を持つものとなった。その毒は、この魚の生殖腺の2つの脆い袋の中に潜んでいる。この魚を調理する時、これらの袋は注意深く取り除かなければならない。なぜなら、ちょっとした手抜きによって毒が静脈に漏れる原因となるからだ。残念ながら、この過程が成功したのか否かを判別することは難しい。いわば、食べてみること、それがその立証となる。 河豚中毒は、ぞっとするほど苦しく、そしてそのほとんどの場合が致命的である。もし夕方に食べたなら、被害者は大体就寝中に痛みに襲われる。数時間に渡り断末魔の苦しみにのたうち回り、朝までには死んでいる。戦後、この魚は日本で非常に人気が出た。厳しい規制が課せられるまで、各家庭の台所でこの危険な内蔵処理をすることがごく一般的に行われていた。そして、隣近所の人やら友人やらを宴に招いたわけだ。 母が亡くなった時、僕はカリフォルニアに住んでいた。当時の僕と両親の関係は、幾分不自然なものであった。そのせいで、僕はその2年後東京に戻るまで、母の死にまつわる詳細についてよく知らなかった。常々母は、河豚を食べることを拒んでいたものだった。だが、この時に限り母は例外を設けた。女学校時代の昔からの友人に招かれ、その友人の気を悪くすることを心配したわけだ。この詳しい説明を僕にしてくれたのは父であった。空港から鎌倉の実家までの車内でのことだった。やっと実家に着いた頃には、もう晴れた秋の一日も暮れかかろうとしていた。はい、今日はここまで!なんとなくアメリカ帰りということで成田空港を思い描きましたが、成田空港なんてない時代ですよね。一周回って今は羽田も国際線がバンバン飛んでますけどもね。続く。
2018年10月22日
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おはようございます、ひなこです。 我々が食事を終えると、父は満足げに両腕を伸ばし欠伸をした。そして、「キクコ、お茶を入れてくれ」と言った。 妹は父を見て、それから何も言わずに部屋を出た。父は立ち上がった。「あっちの部屋へ移ろう。ここは暑すぎる」 僕も立ち上がり、父の後ろをついて茶の間へ行った。大きな障子窓が開いていて、庭からのそよ風が部屋の中に入ってきた。しばらくの間、二人は黙って座っていたが、遂に僕は言った。「父さん」「何だ」「キクコが、ワタナベさんは家族を皆道連れにしたと教えてくれました」 父は目を伏せ、頷いた。、少しの間、父は何かを深く考えているようだった。「ワタナベは、とても仕事熱心だった」とその後で父は口を開いた。「会社が倒産したのは、大打撃だった、判断能力も鈍ったんじゃないかと思う」「父さんは、ワタナベさんのしたことを、つまり、それが間違っていると思いますか」「何だ、勿論だ。お前はそう思わんのか」「勿論そう思います」「仕事以外にも、他のことがある」「はい」 我々は、また黙った。窓の外からはコオロギの声が聞こえてきた。僕は暗闇を眺めた。井戸はもう見えなかった。「これからどうするつもりだ?」と父が尋ねた。「しばらくは日本にいるのか」「正直言って、そこまで考えてないんです」「もしここに、つまり、この家に住みたいなら迎い入れる用意はある。年寄り爺と同居することを気にかけないならだがな」「ありがとうございます。考えてみます」 僕はもう一度、暗闇を見つめた。「だが」と父が言った。「この家は今はとても静かで辛気臭いから、すぐアメリカに帰るんだろうな」「そうかもしれません。まだわかりません」「絶対そうなる」 それから父は自分の手の甲をじっと観察していたようだった。それから頭を上げ、ため息をついた。「キクコは来年の春、大学を卒業する」父は言った。「きっとキクコが家に戻って来るだろう。あの娘は良い子だ」「帰って来るかもしれませんね」「そうすれば物事も良くなる」「そうですね。そう思います」 我々は又もや沈黙し、そして、キクコがお茶を持って来るのを待っていた。了。いかがだったでしょうか。菊子とか渡辺さんにしないで「キクコ」「ワタナベさん」とカタカナにしたのは、カズオ・イシグロさんの小説はやっぱり日本を舞台に日本人が登場しても、普通の日本の小説とは違う感じがするので、あえてカタカナにしました。カズオ・イシグロさんだって、石黒一雄って書くと別人みたいになるじゃないですか。ひなこの変なこだわりでした。訳すと、そうか、ここに情景描写を入れて、なるほど、こんな風に小説って書くんだなーと気づいたりしました。読む方は、するするっと読んじゃいますけど、書く方は色々考えているんだなって。翻訳するの楽しかったです。私こういうことするの好きなんだなあって改めて思いました。では、ご機嫌よう!
2018年10月29日
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おはようございます、ひなこです。応答せよシリーズ三部作の最後、「応答せよ1988」。ネットフリックスでは、全部で20話あるのですが、半分の10話まで見ました。15日から、「ザ・クラウン シーズン4」が始まるので、焦って見てます。これから、毎日2話ずつ見ても、15日に終了か~。終わるかなー。1988年と言ったら、ソウルオリンピックのあった年です。韓国では、ひとつの記念すべき金字塔を成し遂げた年なのではないでしょうか。韓国発展の象徴みたいな感じで。日本の1964年の東京オリンピックも同じ役割をしてるかも。今回のドラマは、そんな1988年から始まります。未だ、ハンコも漢字も使っています。主人公の両親は、安定の例のお二人。ただ、お父さんは銀行員になってました。貧乏で、お母さんも沢山料理作ってなかったし。(今のところ)笑ったのが、映画「パラサイト」の家族のように、半地下に住む主人公の家の上階に住むニューリッチな家庭のお父さんが、「応答せよ1994」で、下宿人のサムチョンボ役だったこと!確かに、1994でも、老けてる、老けてる言われてましたけど、まさかの父親役とは!違和感ないけど!あと、彼の奥さんが、「アメリカの食べ物のスパゲッティを作ったから、皆食べて!」とご近所さんを招くのですが、でっかいボウルにスパゲッティを入れて、トマトソースを上からかけて、手でわさわさ混ぜるんです。その手つきが、キムチを混ぜる手つきだった!ハンバーグ・ステーキを作った時も、ご近所さんを招くのですが、大根のキムチと一緒に食べてた、ハンバーグ。私も、和風ハンバーグ好きだから、人の事言えませんけど。醤油かけて食べるの定番だし、お互い様か。80年代に、韓国人がオーストラリアに来て、一番最初にまずやることは、バナナを買って食べることって聞いたことあるのですが、まさに、この時代ですね。ドラマの中でも、黒くなったバナナが1本2000ウォンなんて売られてました。1997年、1994年よりも、自分の世代に一番近いせいか、しっくりきます。股上の深いジーンズとか、ファッションも、わかる~って感じだし、携帯もポケベルもないので、皆、本を読むかテレビを見るか、ラジオを聞くか、カセットテープを聞くかって感じです。2020年の今見ると、若者が本を読んでいるのが、新鮮というか、今なら全員、携帯いじってるよなーって思いました。日本の1988年に比べると、韓国の1988年はまだ貧しい感じがしますが、とにかく食事シーンが多くて、お腹が空きます。おかずの品数が多くて、美味しそう。まあ、目玉焼きがおかずだったりもするんだけど。親子の絆、ご近所の絆などが描かれ、ウルウル涙腺が緩みます。肝心のこのドラマの謎解きは、主人公の夫は誰?なんですが、1997,1994と違うのは、未来の2015年の二人を別の俳優さん達が演じているところです。主人公の女の子の大人役の女優さんが出てきた時は、「この人、誰?」と私はわかりませんでした。尾野真千子さんにでも演じてもらいたかったですね。似てると思うんですけど。ただ、旦那さん役の俳優さんは、見た感じで、「あ、あの子が旦那さんなんだ」ってわかっちゃいましたけど!あ、そうだ。「梨泰院クラス」の長家の会長役だった人が、高校教師役で出演しています。が、コミカル演技で全くの別人です!後半も頑張ってみます。ご機嫌よう!
2020年11月11日
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おはようございます、ひなこです。放送日は、1998年、12月9日。年の瀬、師走です。前説、雪の中、鈴井さんはバスガイドの扮装で膝小僧を出している。神経痛になりそう。洋ちゃんは、観光客のいやらしいおじさん役。「いやー、バスに酔った」とガイドのお尻を触るセクハラ親父。ひと昔前は、日本はこういうのは公然と許されていたんですよね。ムッ!1998年11月13日の金曜日。午後4時5分、HTB第1会議室。ホワイトボートの前にいる2人。ボードには『新企画』の文字が。いかにも、新企画の会議をしていた感を醸し出してみた、という雰囲気。鈴井さん「視聴者の皆さんに美しい風景を見てもらいたい。どうでしょうの欠陥を正し、今秋から本来の旅番組になる!綺麗な風景が映っているものといえば絵ハガキです」47都道府県の絵ハガキを全国から取り寄せたそうです。その絵ハガキの場所を探して、同じアングルで2人に入ってもらって映す!まずは、東京に行って、まずは第1回目の行先を絵ハガキの束の中から1枚引いて決める。洋「変わってねえじゃねえかよ!」翌朝午前5時32分、羽田空港前。前日夜に東京には着いていて、昨晩は東京泊だったそうです。行き先抽選。アクリルの透明な箱に50枚の絵ハガキが入っています。洋ちゃんが引きます。「これ、引きづらいよ。混ざってない」藤やん「だって、212市町村と同じになっちゃうだろ」出たのは、群馬県沼田市上発知(かみほっち)、しだれ桜。羽田空港にいる意味がありません。見ごろは4月下旬だし・・・。目印は地蔵。モノレールで浜松町に出て、山手線で東京駅に出ました。そして、午前6時36分発の上越新幹線あさひ403号に乗りました。洋「うれしーがさ、この絵ハガキは薬味だったって言うんだよ。京都とか有名どころを周って、薬味としてこういう所にも行くっていうさ。いきなり出ちゃったもの。幕の内弁当を開けて、いきなり金魚の醤油を飲むようなもんだよ。次はミスターが引こう」藤やん「皆、次のこと考えすぎだよ。景色を楽しむ旅なんだから!」洋「地蔵がなかったら、俺、彫るから。カン、カン、カーンって」朝食の弁当を食べる。高崎観音。上毛高原駅午前7時58分着。ちょっと肌寒いそうです。高地だからだね、とのこと。鈴井さんがどうでしょうの旗を手に、添乗員役。「こちらでございます」洋ちゃんはセクハラ親父化。「危なくサイコロ振るところだったよ」レンタカーを借りました。沼田市内を行きます。桜町、発知。洋「ほっち側?」洋「お地蔵さんあるよ!」なんだか一杯ありますよ。洋「もし探している地蔵がなかったら、鈴井さんに赤い帽子でも被せて撮りゃあいいよ」藤やん「そういう茶番はアラスカでもう止めにしようよ!」地元のばあちゃんに尋ねてみる。ガラス屋さんのどうたらということでガラス屋に行く。午前9時45分、桑原ガラス、ここにもおばあちゃん。道案内してくれました。「私達もこの前、ここで写真撮ったんさー」おお、群馬弁。高崎の人は、沼田は訛っていると言うでしょうが、私にしたら違いはよくわかりませんから。新入社員の時、研修でちょっと高崎行ったことあるんさー、わたし。そうなん?と一人懐かしがってみる。あ!あった、あった!皆、大笑い。あったよ~!午前9時56分、発見。同じアングルを探します。洋ちゃんと鈴井さんが地蔵さんと並んで、撮りました。パチッ。BGM 朧月夜。♪菜の花畠(ばたけ)に 入り日薄れ 見わたす山の端(は) 霞(かすみ)ふかし 春風そよふく 空を見れば 夕月(ゆうづき)かかりて におい淡(あわ)し里わの火影(ほかげ)も 森の色も 田中の小路(こみち)を たどる人も 蛙(かわず)のなくねも かねの音も さながら霞(かす)める 朧(おぼろ)月夜良い歌だねえ。外国で思わぬところで、「ふるさと」とか「赤とんぼ」とか聞くと、結構ぐっとくるんですよ。ホームシック、みたいなね。次、鈴井さんが絵ハガキを引きます。というところで、終了。後説、今回はあんまり似てませんでした。(季節が違うし)でも来週は似てますよ!だそうです。続く。
2017年08月25日
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おはようございます、ひなこです。なんとなく、子守歌の話~!定番のねんねんころりよ おころりよを一番歌ったかな。竹田の子守唄は私が好きなので、これもよく歌ってたなあ。♪守りも嫌がる盆から先にゃあ~ってやつです。 みんなのうたではなくて、教育テレビでやっていた歌。♪象さんの赤ちゃん ねんねの時に ママの抱っこはどんな風長いお鼻をゆりかごにして ねんねんころり 子守歌象さんの赤ちゃん ねんねの時に ママのお話どんな風長いお鼻でおでこをなぜて ねんねんころり 子守歌象さんの赤ちゃん ねんねの時に ママのお歌はどんな風長いお鼻でリズムを取って ねんねんころり 子守歌動画↓https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20190205&d_seq=0もう一つ教育テレビでやっていた歌。♪ママの歌った子守歌 こっそり聞いてたお月様流れ星に歌ってあげた 覚えて歌ってあげた流れ星は海に落ちて 魚に歌ってあげた魚は 銀色波や貝に歌ってあげただからみんなみんなおんなじ歌でおんなじ様に眠る夜みんなみんなおんなじ夢で おんなじように笑ってる2番はお話なんですけど、よく覚えてない。ママが話したお話 窓辺で聞いてたそよ風以後同じ展開。だからみんなみんな同じ話で おんなじように眠る夜みんなみんな同じ話で おんなじように笑ってる動画↓https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20190205&d_seq=0洋ちゃんは今子育て中なので、今のおかあさんといっしょ(今おとうさんといっしょもあるんですね)でやっているあの歌良いよねとか言いますけど、私は全く知りません。私が、おかあさんといっしょを見てたのは、じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりの時代です。ご機嫌よう!
2019年02月05日
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おはようございます、ひなこです。昨日、日本女子アイスホッケー、スウェーデンに2-1で負けちゃいました。ホッケーの試合を見たのは、中1の冬以来。40年前だわ、丁度!自分の中学のホッケー部の試合を見に行ったんですが(その後プロになった先輩もいた)、当時、アイスホッケーというのは、男子のスポーツで、まさか女子がやるようになるなんて、当時は考えてもいませんでした。何年か前に母が「最近の男の子はホッケーなんてやらないのよ。女の子がやるのよ、今は」なんて言っていましたが、私も、世代的に、女子がやるようになるなんてねーと思う世代です。そして、もう一つ、ジェネレーションギャップを感じたのが、日本チーム、負けてるのに、へらへら笑ってプレイしてましてねえ。「馬鹿野郎、真面目にやれ!」とおばさんは思いましたよ。何なの、あれをゆとり世代と言うのですか?!原付日本列島制覇、第3夜です。放送日は、2011年3月16日でした。前枠。弥太郎役のミスター、舞台の役者出身だから、声でるなー。腹から声を出せってやつですね。大根に追加されて、ネギも持ってる。鳥かごも大根もネギもなーんも売れん。それに対して龍馬が忠告。「黒船に乗って、スピードを出して進むんじゃ」あ、またソリだ。本編。2010年7月28日(水)、午前7時35分、神奈川県箱根湯本。洋「胸が痛い。肺とか欠陥がある、医者に行きたい」藤やん「だったら俺も行かないと手形ついてますから」本日の目的地、浜名湖。180キロ先。2日目スタート。いきなり箱根の峠越え。ミスターは出前機を乗せているので、登りません。出前機の重量は14キロであることが藤やんから明かされる。うれしー「箱根の山は天下の剣なんて言いますから」どうでしょう班、昨日は10時間寝た。疲れてるなんて言ったら、文久張り手が飛んできますよ、と。本日は、出前機にカメラを積んでみた。水平に保つという機能を生かして、大泉さんの姿をとらえるカメラ。ここから1.2キロの間、7曲がり登り勾配10度という場所にやって来た。ミスターが飛んだ!ギアチェンジする度、ミスターが少し浮く。ミスター、自転車を抜かした。下りに入った。マルシン出前機初の箱根超え!と盛り上がっていたら、道がまだ登ってる。ぬか喜びだった。ミスターのエンジン、凄い音立ててますけど大丈夫?ミスター、ウィリー。芦ノ湖。静岡県に入った。風当たりが強い。そして、寒い。雲の中に入る。昨日は暑かったけど、今日は寒い。汚れた英雄をかけてもらいたい洋ちゃんは、カーブのところで恰好を付けるも、曲流れず。絶景。洋「ヨーロッパっぽい」三島。大泉さん、どうでしょうの古巣に戻って云々と言われ、洋ちゃん「巣というか、トラの穴」。そして、もっと一般人に気づかれると思っていたのに、誰も気が付かないので、「ブログにここを通る、ここに行くと書いちゃおうかな」。柿田川。湧き水がぼっこぼっこ湧いている。綺麗。カワセミ。柳生さんのナレーション。しかし、いつもの「百万円!」の前に、藤やんが「お前、カワセミ逃げるから百万円!って言うなよ!」と言ったので今回は、「百万円!ハンターチャンスワン!」はなし。沼津市。今日泊まるのは、館山寺温泉。午前10時、もう少し行くと海。それから海外沿いを行く。すごい風。千本松原。富士川。左に太平洋が見える。静岡市に入った。桜エビが名物なんですね。桜エビって書いてあった。駿河湾。昼食。桜エビのかき揚げ。美味しそう!洋ちゃんもミスターも「美味い!」午後0時50分、目的地まで約100キロ。清水。どうでしょうファンが多い所。洋「隠密の視察に来てみたら、思いのほか静か。若干マイナスポイント。DVD出荷制限にする」そんなことを話していたら、隣で信号待ちしていた日本郵便のトラックの運転手さんが「水曜どでしょう!」と気づいてくれた。洋「出荷制限解除!バレちゃったなあ。清水は熱いなあ!」と嬉しそう。後枠。龍馬「弥太郎さん、お願いします!」そりが滑り出した。鳥かご落ちた。洋ちゃんが足で止める。洋「ノーブレーキじゃったなあ」続く。
2018年02月11日
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おはようございます、ひなこです。「父さんは、会社が潰れたことをすごく怒っていたのかい?」「わからないわ。お父さんが何を考えているかなんてわからないもの」それから妹は突然体を真っすぐに伸ばし、僕の方を向いた。「お父さんは古臭いワタナベさんについてお兄ちゃんに話した?何をしたかって」「自殺したって聞いたよ」「それがね、それだけじゃないのよ。自分と一緒に家族全員連れて行っちゃったのよ。奥さんも小さな女の子達も」「え、そうなの?」「あの可愛いい二人の女の子達。皆が寝ている時にガスを開けたの。そして自分は、肉切り包丁で切腹したんだって」「ああ、それでか。父さんは僕に、ワタナベさんは高潔な男だったとだけ言ってたよ」「気持ち悪い。吐きそうだわ」妹は井戸の方に向き直った。「気をつけろよ。落ちちゃうぞ」「お化けは見えないわ」と妹は言った。「お兄ちゃん、私にずっと嘘をついていたのね」「でも僕は、それが井戸の底に住んでいるとは一度も言ってないよ」「じゃあ、どこにいるのよ」 僕達二人は、木々や植え込みを見渡した。庭の中はとても暗くなってきていた。そして僕は、9メートルほど離れた少しばかり開けた場所を指さした。「あそこにいるのを見たんだよ。あそこだ」 僕達は、その場所を凝視した。「どんな風に見えた?」「よく見えなかったんだ。暗かったし」「でも何か見たんでしょ?」「年取った女の人だった。ただそこに立って僕を見ていた」 僕達二人は、まるで催眠術にでもかけられたみたいに、その場所を凝視し続けていた。「白い着物を着ていた」と僕は言った。「髪が少しほつれていた。風に吹かれて、ちょっとなびいていた」 キクコは、肘で僕の腕をつついた。「もう黙ってよ。また私を怖がらせようとして」 妹は、煙草の吸殻を踏みつけ、それからちょっとの間それについて気を取られ、困った表情で立ち尽くしていた。松ぼっくりを幾つかその上に蹴っ飛ばし、それからまた笑顔を見せた。「夕食ができたか、見に行きましょう」と彼女は言った。続く。
2018年10月25日
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おはようございます、ひなこです。これは、ドイツ語ですよね?調べたら”過去”という意味だそう。1945年。Thuringiaの森。ジープ数台に乗るアメリカ兵達。その中に一人ドイツ人がいて、彼が森の中のある場所を示唆します。掘り出す米兵。出て来たのは、箱に入った手紙や書類。8ミリフィルム。ロンドン外務省が8ミリフィルムをチェック中。ウィンザー公の名が。チャーチルに報告。チャーチルから王様へ。(エリザベス女王の父)その場にクイーンマザーも同席してますね。フィリップより影響力あった感。時は現在に戻り、テレビを見るクイーンマザーと女王。アメリカの伝道師、ビリー・グラハムの演説。クイーンマザー「やれやれ、全くこの国は一体どうなっちゃたんでしょうね」一方女王は、共感している様子で熱心に聞いています。パリ。ウィンザー公が飼い犬の誕生日を祝っています。暇なんだろうな。それから、狩りをしたり、カード遊びをしたり、昼寝をしたり、コスプレしたり、仮装パーティーに出席したりしてます。パーティーで王冠かぶってますが、それがとっても落ちぶれた感じを演出してます。ブラックジョーク感も漂ってます。マイケルと打ち合わせする女王。同じ部屋で新聞を読むフィリップ。彼の意見は通りませんけど。女王「ビリー・グラハムに会えるかしら」マイケル「プライヴェイト・ランチなら行えるかと。しかし、気を付けて下さいね。英国国教会の長としての立場がありますから」バッキンガムシャー、ワッドンホール、没収したドイツの戦争書類を出版する部署。出版禁止書類を発見した女性。ウィンザー公がらみの書類ですね。この部署の長は、出版は禁止されていると言うのですが、アメリカが出版することは止められていないと迫る部下たち。退屈しているウィンザー公は、ロンドンへ戻り母国で就活。妻への手紙は誇張気味。ビリー・グラハムがやって来た。チャペルで説教。クイーンマザーが、あー、やれやれという顔で女王の方を向くと、女王はすっかり感銘を受けている様子。その後彼と二人で話をする女王。女王「あなたは昔からそんな風に演説するのが上手かったのかしら」グラハム「いいえ、私は子供の頃はとっても恥ずかしがり屋でした」窓からグラハム夫妻が帰るのを見つめる女王。フィリップはちょっと心配してます。マクミランの元に例のファイルを持ってユニットの長がやって来ました。ウィンザー公はディナーパーティーで皆に何か自分に適した公務がないか口を利いてくれとお願いする。妻への手紙に、女王のことを未だシャーリー・テンプルと書いてますが。マクミラン、女王に会う。「チャーチルとあなたのお父様である元国王が隠したものを、出版せざるを得ません」例のファイルをクイーンマザーに見せる。クイーンマザーの説明は、固有名詞なんかがいい加減で間違っているので、マイケルが説明。「ドイツのある将校が、書類を焼く任務の時、最も貴重な書類をこっそり焼かずに埋めた。自分の身の安全と自由のために」外務省にやって来たウィンザー公。在仏英国大使の職はどうでしょうかというオファーがある。時を同じく、例のファイルを読む女王。バッキンガムにやって来たウィンザー公。王様だった頃は、ここに住んでいたんだなあ。「仕事のことで。3つオファーがあってねえ」「あなたなら、3つどれでも上手くできるでしょうね。でもあなたのナチとの交流や、1940年のテレグラムが問題になっています」聖書を読む女王。フィリップに赦しについて尋ねる。「もうおじ様を許す時じゃないかしら」フィリップ「駄目だよ!トミーに尋ねてみろよ。あの冷血漢が何て言うか」トミー宅を訪ねる女王。小さい男の子のように兵士の人形を配置させて遊ぶトミー。スケールはでかいですが。その中の一部の兵士は「これは女王様のおじい様に仕えていた時、頂戴したものです」と。女王が触って位置が変わった兵士をしっかり元の定位置に戻すトミー。こだわりがあるんですね。トミー「(許すのは)間違いだと思います!あなた様がお聞きになったのはほんの一部です」と女王のしらない真実を話しだすトミー。なんとウィンザー公は、ドイツと「またイギリスの王に戻してもらう」約束をしていたそうです。トミー「続けますか?」無言で頷く女王。ウィンザー公の母国を貶めるスパイ的行為によりフランスもドイツの手に落ちた。英国の空爆もウィンザー公のせいで長引いた。女王は庭を散歩しながら考える。テレビでグラハムの演説を聞く女王。ウィンザー公と会う。「お助けすることはできません」ウィンザー公「クイーンマザー?それともトミーの入れ知恵?」女王「いいえ。私自身の決断です」ウィンザー公「私と君、どちらが国に損害を与えたかね」女王「一体どうしてあなたがご自身のことを許せるのか、私には理解できませんわ」泣きそうな顔でフランスへ帰るウィンザー公。機密書類扱いだったウィンザー公関連の書類の出版許可が下りました。再びグラハムが女王に会う。女王「赦しについてお聞きしたいのです。私は英国国教会の長ですから、誰にも尋ねる相手がいないのです。私の上には神しかいませんから」グラハム「自分自身への赦しを乞うこと、許せなかった相手のために祈ることです」チャペルで祈る女王。窓から外の庭を見て落ち込むウィンザー公。寝る前のお祈りをベッドの横でする女王。そこへ、酔っ払ってフィリップが帰って来た。まったくこいつは・・・。祈る女王をおちょくる。そして、女王に襲い掛かる・・・・。まったくこいつは・・・。カードをするウィンザー公。キングのカードを全部捨ててます。おいおい。最後は、実際のウィンザー公の白黒写真が何枚も出てきました。ヒットラーとも並んで映ってますけどー!続く。
2019年05月04日
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おはようございます、ひなこです。昨日コロナワクチンの二回目を打ちました。全く、副反応はありません。ちょっと腕が痛いかも?くらいです。表紙から分かると思いますが、ビーという名前の猫の話です。群さんの飼い猫ではありません。1999年7月に単行本が発行され、私が読んだ文庫は2001年12月に発行されています。巻末に鼎談(ていだん: 三人が向かい合いで話をすること。またその話)が載っていて、初めてエッセイの登場人物が誰かが分かります。先ず、安藤由紀子さんという方が、動物を飼うつもりなんてなかったのに、成り行きで子猫を貰うことに。それが、雄のビーです。私は違いがよく分かりませんが、シャム猫?トンキニーズ?ところが、彼女が喘息になり、もたいまさこさんが、部屋ごと猫を引き受けることに。つまり、安藤さんがお引っ越しして出ていった部屋にもたいまさこさんが引っ越してきて、猫は引っ越さずそのままの場所で、飼い主だけが変わったというわけです。で、このマンション、ベランダが隣と繋がっていて、人間は行き来できなくとも、体の小さな猫のビーちゃんは隙間から隣の家に勝手に入ったりしたこともあったそうで、隣が空いたのでそこに群ようこさんが引っ越してきて、ビーちゃんは2つの部屋を自由に行き来しているのでした。あとは、近所の野良猫の話とか、友達の猫の話とか、とにかく全部猫の話です。2021年の今読むと、避妊手術の徹底とか飼い猫を外に出さないとか、今の常識とされていることとは結構違い、時代の流れを感じました。この本を読み終わって、ふと窓から外を見たら、黒猫がいました!ビックリしました。どうやら怪我をいているようでしたが、走っていったので何もできず。元気にサヴァイヴできればいいのですが。ご機嫌よう!
2021年09月15日
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おはようございます、ひなこです。マンリー:「うーむ」マンリーは再び、床の上の見えない何かをじっくり調べるために屈みこんでいる。明らかに何かに満足できない様子。マンリーは立ち上がり、床から目を離さずに、デイヴィッドに向かって手で合図する。マンリー:「君のジャケット、うん、それだな」デイヴィッド:「何だって?」マンリー:(もっとイライラして手で合図する。視線は床の上のまま)「君のジャケットをよこしたまえ」デイヴィッドは、まだジャケットを体の前でぎゅっと合わせたまま。デイヴィッド:「もしあんたさえ良ければ、貸したくないね。俺、このジャケット要るもの」マンリー:(イライラして)「後でちゃんと返すんだよ。さあ、これは重要なんだ。ジャケットを」マンリーは床を調べ出し、ジャケットを受け取ることを完全に予期して手を伸ばしている。デイヴィッドは、マンリーをじっと見てから、諦めたようにジャケットを脱ぎ始める。ある時点で一度脱ぐのを止めそうになるが、やはり脱ぐことにする。脱ぐのをためらった理由は、デイヴィッドのシャツに大きな穴が開いているからである。今までは、ジャケットに隠れて見えなかった。デイヴィッドは、腕の下に穴を隠してより目立たないようにする。マンリーはデイヴィッドを見ることなく、ジャケットを受け取る。そして素早く動いて査定している。自分の前にジャケットを開いて持っている。デイヴィッド:「おい、あー、俺、そのジャケット要るんだからな。それは着れなくなるようにはならない・・・」マンリー:(遮って)「ちゃんと返す。申し訳ないが、しばらくの間、私のために静かにしていてくれないか。ここでは最も重要な計算が必要となってくるんだ」デイヴィッドは、自分のジャケットを心配しながら見続ける。シーン64.聖具室。少し後。クローズアップ:デイヴィッドのシャツのほころび。デイヴィッドは、それを気にして指で触っている。しかしうまい具合に折って見えないようにしてある。カメラが引き、画面が広くなり、マンリーとデイヴィッドが壁に背を向け、暗い入口を向いて床に座っているのが見える。続く。
2018年12月06日
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おはようございます、ひなこです。入口を映し続ける:暗闇の中で何かわからないが動きがある。それから、一人の浮浪者が入口に現れる。彼のコート、身体、そして顔が現れる。ボロボロの大きなコートを着た昔ながらの浮浪者である。中年、小柄、人懐っこいが生意気な顔。不気味なところは全くない。浮浪者は今目が覚めたところとであるかのように目を擦る。それから気弱そうにニタっと笑う。浮浪者:「今晩は」マンリーとデイヴィッドにオンカメ:二人は困惑気味に浮浪者をじっと見ている。マンリーの網は、片手に握られている。浮浪者:「ここで何が起こってるんだ?こりゃ何だ?(足で床の粉を突く)ここに何かこぼしたな」マンリー:「それに触れるな!」浮浪者:(気を悪くした様子)「あんた達のことは誰か知らんがね、お仲間さん、そんなもんではここで何も捕まらないよ。蝶々を捕まえたいなら、ハムステッド・ヒースに戻りなよ」マンリー:(網を下げて。侮辱を受けた様子)「君はここで何をしているのかね」浮浪者:「何してるかって?そりゃあ、こっちのセリフだよ、変り者のお二人さんよ。俺はいつもここで寝るんだ。年取った牧師さんのために床を掃除する代わりに、ここに住まわさせてもらってるのさ。あっちはいびきがうるさくって眠れやしないやね。他にも何やってんのか、神のみぞ知るってとこだね。それにしても、変人のお二人さんがどうやってここに来たのかわかんねえなあ」マンリー:「我々は、ここで非常に重要なイヴェントを待っているところでね。そこへ君が、邪魔しにやって来たっていうわけだ」浮浪者:(肩をすくめて)「そりゃあ悪かったな、お二人さん。でもここには何もないぞ。もしあるにしても、俺は気づかなかったな」こう言いながら浮浪者は、振り返って暗い入口を見る。浮浪者を映し続ける。浮浪者の背中がカメラに向いている。マンリー:「まあ、ものによっては具現化するのが難しいものもあるのでね。というわけで、君には聖具室から出て行ってもらいたいんだ、申し訳ないがね」浮浪者は応えない。向きを変えて以降、浮浪者はずっと背中を向けたままで、背中は動かない。胃バラク背中を映しているが、浮浪者がカメラに振り向くのに素早くズームイン。ほんの少しの間、変わり果てた浮浪者の顔を我々は垣間見る。それは死者の顔。じっと睨みつけていて、ゾッとする顔で、唇には血が付いている。我々はこれを一瞬だけ見る。何故なら、すぐマンリーとデイヴィッドのカットに移るため。二人は完全にショック状態。マンリーが先に我に返る。マンリー:「火事だ!急げ!おい、急ぐんだ!」続く。
2018年12月09日
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おはようございます、ひなこです。去年の今頃も登場してますが、この花、今年も咲きました。トルコ語では、雪の花という名前のようです。余談ですが、トルコでは、金の玉という苗字があるみたいです。いいのか!?と思ってしまったのは、日本人だからですね。スミマセン。ご機嫌よう!
2024年05月01日
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おはようございます、ひなこです。先日、ビーフストロガノフを作ったんですよ。ひなこ、好きなんです。ところが、夫に「俺はこんなもん食わん」と言われました。「一体、それ何語やねん?」などと突っ込まれました。まあバシャメルソースも嫌いな人なので。(ひなこ、ホワイトソース大好き。クリームシチューはたまに自分用に作ります)「ロシア語かなー」と答えたひなこ、結局一人でこれを片付けることに。つるとんたん(うどん屋)に、”クリームのおうどん”なんてあるし、昨日は、うどんとからめて食べました。明日は、フェトチーネとからめるか・・・。2年ぶりのどうでしょうゼミナール開校です。放送日は、2002年1月6日。どうでしょうゼミナール直前必勝特別講座。司会は安田さん、そしてミスター。とってもテンション高い二人ですが、収録は朝の5時から始まったそうだ。そこへ、テンション低めの大泉校長先生が、「案ずるな受験生」と登場。どうでしょうゼミナール、略して”どうゼミ”第3弾の今回は、日本史だそうです。今回の講師は、校長先生。千歳空港へ向かう車内。安田さんとミスターがは、学生服に学生帽。今回はミスターも生徒。どこへ行くかも知らない。フリーなので、よく喋るミスター。一方緊張している校長先生。今回、洋ちゃんは行先を知っている。事前に「この本読め!」と大量の本も渡された。藤やん「実は大泉さんは教員免許を持っている。ご専門は?」洋「高校地理歴史です」藤やん「今となっては幻となってしまった大泉先生の授業を受けられる」ミスター「光栄です!」今回も、もう言う必要もないでしょうが、生徒二人が試験で満点を取れなければ、四国八十八箇所を周る。今回は、満点を取れなかった生徒も一緒に周る。満点取れた生徒は行かなくていい。校長「ちょっと待ってくれ。ただ私が四国に行く確率が上がっただけじゃないのか?」そうですね。前回の安田さんが生徒だった時は、四国行きの確率は2分の1でしたが、今回は生徒が二人になって、4分の3になりました。安田さん「僕はバカです。でも前回のあの悔しさは忘れていません。帰りの飛行機の中で、僕は泣きました」BGMは吉田拓郎さんの♪今日まで僕は生きてみました。今回の出題範囲。校長「歴史を勉強するうえで一番大事なのは興味を持つということ。やはり一番面白いのは戦国時代。織田信長!」織田信長の天下統一の足取りをたどりながら旅をして勉強するそうです。歴史好きのミスターは、わくわくしてます。織田信長のデビュー戦は桶狭間の戦い。名古屋へ行く。ミスター「(藤村さんの)お母さんには会えるんですか?」藤やん「そんな時間はありません」洋「V止めてくれよ。この本読まないとないんだ」と取り出したのは、漫画で読む・日本の歴史。ミスター「漫画じゃねえかよ!」午前8時50分千歳発のANA機で名古屋へ。名古屋到着。車で移動の車内。校長「満点を取りたいかあ?」生徒二人「おお」これはアメリカ横断クイズのコピー。ここから校長先生の講義が始まります。織田信長、鳴かぬなら殺してしまえホトトギスの人。1338年、足利尊氏が室町幕府を開き、室町時代が始まった。1338年とだけ言った後に、ミスターがすかさず、「早すぎませんか?」戦国時代はその室町幕府の力が弱った100年後になる。1467年の応仁の乱をきっかけに、戦国大名が台頭した。キーワード。『守護』1185年に武家社会の警察である守護を源頼朝が諸国に置いた。しかし、室町時代になると守護請の権利を持つようになり、守護が荘園や公領の経営を任され、毎年一定の年貢納入を請け負うようになった。そういう人たちが守護大名となった。守護領国制。あー、ひなこ、もう訳わかんない。有名なのは、敦賀の今川義元、信濃の武田信玄、薩摩の島津貴久。今川仮名目録”分国法が書かれている、これは、覚えて。さて、守護は京都に住み、代わりに守護代を地元に置くようになった。守護代で有名なのが、越後の上杉、越前の朝倉、そして尾張の織田。織田家は守護代出身。信長のお父さんの代。ミスター「お父さんの名前は?」校長「恒彦」ミスター「そりゃあ、あんたのお父さんでしょ」校長「受験生、試験に出ないことは覚えなくていい!」校長「安田君、もし君が北海道を治めようと思ったら、どこを押さえる?」安田「富良野」校長「へそだからね。違うだろ。札幌でしょ」戦国大名は、京都に出ようとした。当時一番勢力を誇っていたのは、今川義元。1560年の地図が出てくる。そして1560年5月12日に、今川義元は京都に向け出発した。織田信長は27歳。安田「今の私と同じ年」今川勢2万⑤千人、織田勢3千人。桶狭間の戦い前夜、信長は清洲城にいた。この後、藤やんと校長先生の小芝居。信長は籠城案を蹴り、戦うと宣言。5月19日の午前2時、今川が攻めてきたという伝令が届き、信長は敦盛を舞い、午前4時に7,8人の家来を従えて出て行った。そして勝っちゃった。ええ?!どうやって?!後枠。校長先生が話している後ろの坂道を生徒二人がソリで滑り降りてくる。校長に激突しそうになる。続く。
2017年12月10日
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おはようございます、ひなこです。秋田の吉田君が日ハムに行くことになったようだ。プロ野球は興味ないけど、でも北海道の球団なので、「ほお!」と思いました。そしてNHKのドラマ、『昭和元禄落語心中』見続けてます。いいなあー。 食卓の真ん中には、大きな土鍋が蓋を開けないまま残っていた。キクコがもう一度座った時、父が前の方に手を伸ばして、その土鍋の蓋を開けた。湯気が立ち上がり電灯に向かって弧を描いた。父は土鍋を少し僕の方に押して動かした。「腹が減っているだろう」と父は言った。父の顔の半分は、陰になっていた。「すみません」僕は、自分の箸を伸ばした。湯気はほとんど火傷しそうなほどだった。「これは何ですか」「魚だ」「とても良い匂いがします」 汁の中には、細長く切った魚が丸まってほとんど球状になっていた。僕は一つ取って、自分の取り鉢に入れた。「沢山あるんだから、一杯食べるといい」「ありがとうございます」僕はもうちょっと取って、それから鍋を父の方に押し戻した。僕は父が自分の小鉢に幾つか取り分けているのを見ていた。それから、僕と父はキクコが自分の分を取り分けるのを見た。 父は少し頭を下げお辞儀した。「腹が空いているだろう」父は、また同じことを言った。そして、魚を口に運び食べだした。それから僕も一つ取って口に入れた。柔らかく肉厚で、舌にその感触が感じられた。「とても美味しいです」と僕は言った。「何の魚ですか」「ただの魚だ」「すごく美味しいです」 我々三人は無言で食べた。そのように時が過ぎた。「もっと食べるか」「もっとあるんですか」「三人には多すぎるくらいだ」父はまた蓋を取り、再び湯気が上がった。我々は皆、前に手を伸ばし、各々自分の分をよそった。「ほら」と僕は父に言った。「この最後の一つは父さんが食べて下さい」「すまんな」続く。
2018年10月28日
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おはようございます、ひなこです。ボートに乗るフィリップ。手紙を書くマイク。奥さんに書くのかなと思わせておいて、実は常連のサーズデイ・クラブのお友達にあてて書いています。女王がフィリップに持たせた8ミリカメラは、マイクが撮影係になっています。ニューギニアでマイクはボクシングでノックアウトされましたが、クリケットはイギリスチームの勝ち。現地の女の人としけこんだり、男だけで楽しくやっている様子。一方ロンドンでは、スエズの戦争反対デモが繰り広げられています。フィリップのおじさんが車の中からそれを目撃。その後、女王とクイーンマザーとお食事を取りながら、「1939年以来最悪の状況だ」と言います。その時、執事が現れ「エディンバラ公からお電話でございます。ニューギニアからです」と。フィリップの声は女王に聞こえるのですが、女王の声はフィリップに聞こえず、会話にはなりませんでした。海軍の船で「政治家によって貶められた我が国の評判を我らが高めよう!」などとフィリップ演説。そのまま船で旅するのかと思いきや、フィリップは飛行機で新聞を読んでいます。マイクも一緒です。オーストラリアに到着したフィリップ。ディナーの席でスピーチをしながら、美人の記者に目が留まり、彼女に微笑みかけながら話します。その彼女からインタビューの申し出があり、本当は誰ともインタビューしないはずだったのに、「彼女は例外だよ」と承諾します。メルボルンオリンピックの開会宣言をする夫の姿を、エリザベスはテレビで見ます。クイーンマザー「(フィリップが)楽しそうじゃない?」女王「とってもね」クイーンマザー「彼が輝く場所も作ってあげなきゃ」女王(ムッとしながら)「そうね。(こういう機会を作ってくれて)ありがとう、お母さん」場面は一転、マイクの妻が弁護士の許を訪れ、「別居、あるいは離婚したい」と相談。理由を聞かれ、「ほったらかしにされているので」と答えます。「そんな理由では離婚できませんよ。浮気とかそういう理由じゃないと」「浮気はしてます」「証拠は?」「フィリップ殿下といつも一緒なんですよ。それが証拠です。でも、証拠を持って又来ます」と奥さん。弁護士はすぐ、どこかに電話。イーデンは医者にもっと強い薬を所望。しかし医者に「これ以上強い薬などありません」と言われる。女王は、宮殿でイーデン首相に強い口調で話す。スエズ侵攻の失敗からの経済危機などについても話す。マイクの妻は、サーズデイ・クラブでウェイトレスをする女の子を呼び止める。美人さんです。自分はマイク・パーカーの妻であること、離婚のために夫の浮気の証拠を探していることを告げる。でも彼女は「私は何も知りません」と言って、店の中に入ろうとしたので、「これが私の住所よ」と名刺を渡す奥さん。トミーが宮殿に呼び出されます。「パーカー夫人が離婚を希望しているそうじゃないか」「ええ」噂は既に広まってます。一方、オーストラリアでは、フィリップが例の美人記者のインタビューを受ける。鼻の下を長くするって感じです。でも、彼女、見かけと違って、鋭い質問をガンガンぶつけます。♪可愛い顔してババンバーン「祖国から追放されるというお気持ちはどんなものだったのでしょうか」「ご両親との関係も希薄なものとなりましたよね」「ドイツの学校に行かれていたことがありましたね。お姉さんはナチでしたよね」「世界一有名な女性と結婚したというのに、あなたについて誰も知りません」フィリップはトラウマな過去が脳裏に浮かび、軽くパニック発作状態。インタビューは中止です。船。大嵐で船は大揺れ。本や写真が床に散乱し、その中から自分の子供の頃の写真を拾い上げ、じっと見つめるフィリップ。ロンドンのマイクの家に電話がかかってきました。夫からかと思ったら、なんとあのウェイトレスからでした。弁護士事務所にて。「私はパーカーさんとお付き合いがありました。でも奥さんがいるとか子供がいるとか、知らなかったんです」しかし、弁護士が「正式な書類にしないと証拠にはならない」と言うと「それはできません」と。スキャンダルを気にする首席秘書官。「マイクがしたことは、エディンバラ公も同じことをしたと国民に思われるだろう。だから何としても離婚を阻止しなければ!」船上。マイクがフィリップに「クリスマスのスピーチをお願いします」と頼みます。バッキンガムでも、女王がクリスマススピーチの打ち合わせです。女王「フィリップのスピーチというのは、通常ないですよね」「ええ、お二人一緒のお姿を国民は長らく見ておりませんので、声だけでも一緒にと思いまして」船。スモール信号を受信。漁船に病人がいるということで、助けに行きます。フィリップが、元気になったその人を祖国まで送り届けてあげようと提案するのですが、海軍リーダーから断られます。「俺の言うことが聞けないというのか」という気分のフィリップですが、「私が命令を受けるお方は只お一人です」(女王のことでしょう)と言われ、「この船の上において、王家を代表するのはこの僕だ!」と命令執行!トンガに男を送り届け、トンガで大歓迎を受けます。フィリップは、祖国、家族に思いを馳せます。マイクが再度サーズデイ・クラブに手紙を書くのですが、現地の美人とほにゃらららみたいな男だけの間の話が書かれます。その手紙がサーズデイ・クラブで読まれ、あの例のウェイトレスがその手紙を盗みます。そして、奥さんに手紙を不貞の証拠として渡します。クリスマス。ロンドンは雪。マーガレットは姪のアンを抱っこ。フィリップはスピーチのアイディアが浮かばず、苦しんでいる。王族は、フィリップのスピーチを聞くためにラジオの前に集合。「アンタ―クティカって北極?」「違うわよ、南極でしょう?」などと言いながら。スピーチの途中でマーガレットが、「これ本当にフィリップなの?ちょっと変わった?」なんて言います。スピーチの中には女王へのメッセージも込められています。それを聞いて、女王も自分のスピーチ原稿を手直し。女王のスピーチを船の上で聞くフィリップ。彼女も夫へのメッセージを送ります。「あなたが世界中どこにいようと、私達家族はあなたを待っています」カバンの中に忍ばせてあった、女王の手紙を出して見るフィリップ。甲板の上で。フィリップもマイクも髭伸びた。ホームシックなフィリップなのであった。続く。
2019年04月30日
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おはようございます、ひなこです。新しいカテゴリーを作成しました。「飛んでイスタンブール」だと、あたかもイスタンブールにいるみたいなので、一応、イスタンブール空港行きのフライトには乗ったけど、あなた田舎暮らしでしょ!と言われそうなので、韻を踏んで、(村の暮らしはクール)を付け足しときました。🎵飛んでイスタンブール 村の暮らしはクール🎶 トルコの人は、イスタンブルと、イにアクセントがある感じで発音してますね。日本風に、イスタンブールとブにアクセントがあって伸ばして言っても、はっ?って顔されると思います。我々は、Lの発音も出来ないですし。メルボルンも発音難しいですけどもね。必ず常備の巨大ミネラルウォーター、19リットル!日本もオーストラリアも軟水ですが、トルコはどうやら硬水らしいです。ディッシュウォッシャーに、「塩」という赤ランプがついていて、ディッシュウォッシャー用の塩を入れる場所もついています。なんて、知ったかぶりしてますが、トルコ在住の方のブログに書いてあったので知りました。日本人ご夫婦の方なんですが、色々なことを学ばさせて頂きました。ありがたや!オーストラリアでディッシュウォッシャーを使っていましたが、オーストラリアのディッシュウォッシャーには、硬水対策はなされていませんので、全くの初耳で、半信半疑でスーパーから食洗機用の塩を購入し、投入すると、本当に、赤ランブが消えました!スゴーい。スチームアイロンを使う時も、水道水だと硬水だからダメで、ミネラルウォーター使わないとダメらしいです。アイロンには、硬水のせいでアイロンに付着した石灰分などを除去する付属品がついていましたが、最初から水道水を避けるほうが賢明なようです。各家庭には、巨大なミネラルウォーター(プシュプシュと押して出す。写真参照)が常備してあり、飲み水、お茶などこれを使用します。今までの60年近い人生、全部水道水を使っていたので、どこまで水道水を使うのか、よく分からず。多分、最初にご飯を炊いた時は、習慣で無意識に水道水で炊いたような気もするんですが、2回目からは、米をとぐのは水道水、炊く時の水加減はミネラルウォーターにしてみました。しかし、パスタ(トルコ語では、パスタはケーキなどのペイストリーのことで、マカロニはマカルナと言う。紛らわしい!街中でpastaneと見ると、パスタ食べた~いと思ってしまう私ですが、どっこい、甘味処です)を茹でる時に夫から「水道水で良いだろ?」と言われたので、それからは水道水でパスタを茹でています。どこで線を引いたらいいんだぁー!?と心の叫びを発したところで、ご機嫌よう!
2023年04月05日
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おはようございます、ひなこです。第2話です。ダイアナが、暴露本のインタビューに応じます。直接対面ではなくて、カセットテープに吹き込むという形で。しかし、極秘のハズなのに、噂はじわーっと広まります。盗聴されている、とダイアナは疑っているようです。電話や部屋の中など、調べさせたりしています。そこへダイアナ宅を訪問し、ダイアナに忠告というか、脅しというか、一言言いに来たのが、フィリップ殿下。この人、元々ギリシャの王族だし、王政を守るって意識は高かったんだなぁ。その話の中で、「波風立てるな」と日本語字幕が出ていましたが、英語では「ボートを揺らすな」と言っていて、確かに、波風立てるより、ボートを揺らすって表現、的を得ているなぁと思いました。ダイアナ役の女優さん、たしかオーズィー(オーストラリア人)だったと思いますが、なんかダイアナに見えてきました。慣れたんでしょうね、第2話にして。うちの旦那さんは、ダイアナの、あのジトッとした上目遣いが大の苦手なんですが、確かに、この女優さんも、常に、ジトッと上目遣いで演じています。うちの旦那さんは、このドラマは見れないだろうなぁ。まぁ、だから日本で一人で見てるんですが!ご機嫌よう!
2023年12月21日
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おはようございます、ひなこです。母が40年以上見ていたと思われるNHKの朝の連続テレビ小説。いわゆる朝ドラ。もう見ていないことが判明。『半分、青い。』が面白くなかったので、途中で見るのを止め、今の『まんぷく』も見ていないそう。ボケてくると、昨日の内容を忘れちゃうので、連続ドラマが見られなくなると聞いたことがありますが、母もついにそのカテゴリーに突入?まあ、耳も遠くなったみたいだし、テレビを見ても面白くないのかもしれません。また一段、ガクンと年寄りの階段を下りた感。昨日からの続きです。「飛行機の中で何か食べたのか」と父は尋ねた。我々は茶の間の畳の床の上に座っていた。「軽食を」「じゃあ、腹が空いているな。キクコが着いたらすぐ食事にする」 父は、大きな無情な顎と荒れ狂った真っ黒な眉毛を持つ、恐ろしい見かけの男だった。今、回顧していみると、周恩来に似ていたように思うが、なにせ自分の一族に流れる純潔な武士の血統を自慢に思っていた父であったから、父はそのような比較は喜ばなかっただろう。父の放つ存在感は、気楽な会話を促すようなものではなかった。また、全ての言葉を結論づけるように述べる父の奇妙な話し方もそれを助長した。実は、あの午後、僕が父の向かいに座っていた時、”婆さんのようにぺちゃくちゃ喋る”からと、僕の頭のあたりを父が何度か殴った少年時代の記憶が蘇りさえしたのだ。必然的に、僕が空港に到着してからの我々の会話は、長い間合いによって中断された。「会社のことは残念でしたね」二人共しばらく口を利かなかった後で僕は言った。父は真面目な顔で頷いた。「実は話はそこで終わらないのだ」と父は言った。「会社が倒産してからワタナベは自殺した。恥をさらして生きたくなかったのだ」「そうでしたか」「我々は17年間共同経営者だった。高潔で信義を重んじる男だった。とても尊敬していた」「また商売を始めるおつもりですか」と僕は尋ねた。「わしは、その、なんだ、隠居だ。何か新しい事業に携わるには年を取り過ぎた。近頃の商売は全く違うものになりおった。外人との取引。奴らのやりたい放題だ。一体どうして日本人がこんなことになったのか。わしにはわからんよ。ワタナベにもわからんかっただろう」父はため息をついた。「いい奴だった。高潔な男だった」 茶の間からは庭が見えた。僕が座っている所から、子供の頃に呪われていると信じていた古い井戸が見てとれた。今となっては、厚い雑草の向こうにちらっと見えるだけだった。太陽は低く傾き、庭のほとんどの場所は日陰になっていた。「とにかく、お前が帰って来ると決心してくれて良かった」と父は言った。「少しは長くいられるといいんだが」「まだ、どうするか決めてないんです」「少なくともわしの方では、もう水に流す用意はできている。お前の母さんだって、いつでもお前を迎え入れる用意はあったんだ。まあ、お前の行いに怒ってはいたが」「お二人のお気持ちには感謝します。さっきも言ったように、まだどうするか自分でもわからないんです」「今となっては、お前の方には悪い意思は全くなかったと信じるようになってな」と父は続けた。「お前は、そのなんだ、ある種の影響を受けて、それに感化されてしまった。ほかの多くの人々もそうだったが」「お父さんの仰るように、水に流してしまうのが良いんでしょうね、きっと」「お前の好きなようにしろ。もっとお茶を飲むか」 丁度その時、若い女の声が家の中に響き渡った。続く。朝ドラ『まんぷく』で、松坂慶子が「私は武士の娘です」が口癖の役をやってますけど、この小説のお父さんも「わしは武士の息子だ!」という感じのお父さんだったのでしょうかね。私の父がそんなでしたけどもね。
2018年10月23日
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おはようございます、ひなこです。1940年のウィンザー城。まだ子供のエリザベスがフランス語でマナーのお勉強をしています。妹のマーガレットも一緒ですが、妹はクスクス笑ったりして、あんまりやる気なしって感じ。それから、イートン校の中庭にぼつんと立つエリザベスの姿。同年代の男の子達も、高貴なお家の娘というのをわかっていてちゃんと会釈してます。ちょっとへらへらしてるけど。学校に女の子がいるのに慣れてないんでしょうね。イートンって男子校ですからね。一体ここで何してるの?と思ったら、ここで個人レッスンを受けていた!何故か、先生のペットはからす。からすに気を取られながらも、エリザベスは賢い女の子に描かれています。ここで場面一転、ソ連の水爆実験の様子。成長したエリザベス女王は、自分の教育不足を感じます。この場面の彼女のドレスの色が好き。ティールブルー?ティールグリーン?そんな感じの色。宮殿に住んでいるので、外に出なくても、バッキンガムの中を用事があって歩くだけでも結構な運動量。チャーチルとミーティング。イギリスの外務大臣がアメリカ・ワシントンへ行く飛行機の中で、痛みに苦しんでいます。カバンから注射器を取り出し「これを打て!」と側近に注射を打ってもらっている。首席秘書官トミーは、間もなく引退することになっています。女王は、王女時代の秘書官であるマーティン・チャータリスが後任として昇進することを求めます。本人にもその旨を伝えると、本人は大喜びで受託。その時女王が「私勉強したいので家庭教師を見つけて頂けないかしら」とマーティンに頼みます。さて、ワシントンの外相ですが、胆石でした。もう痛みに耐えられないということで、アメリカで手術をするそうです。電話でその旨を聞いたチャーチルが「君を頼りにしているんだよ!」と伝えると、満更でもなく「もう一回聞きたい」とチャーチルに繰り返させたりします。で、その電話を沢山の人が盗聴してますけど?家庭教師の教授がバッキンガム宮殿の前に停まった車の中で、銀のヒップフラスクを取り出しぐいっと飲みます。緊張してるんでしょうね。それから女王様のところへ向かいます。女王様の「オウ」って言うのが、かわいくてお上品で好き。高貴な方ですから「おーまいがー!」とか叫んだりしないんです。前回のマーガレット王女と話す場面でも「オウ」「オウ?」とか繰り返すから、マーガレットが「今度のオウはどういう意味ののオウよ」なんて言ってました。教授は、「最終学歴は?卒業証書はお持ちですか?」?なんて聞くのですが、答えられない女王。そこで母のところへ出向き、文句を言います。母はテレビを見て酒を飲んでいたところに娘が来て文句を言うので、「私はあなたにプリンセスになるための教育をちゃんとしましたよ。誰も私に娘に高等教育を受けさせろなんてアドヴァイスはしてくれなかったわ。あなた、何になるつもり?」と怒ってます。そうか。誰もエリザベスが女王になるなんて夢にも思ってなかったんだ。おじさんの子供が王位継承するもんだって思ってわけですものね。エリザベスもまあそれなりの人と結婚して、将来は家庭を持って、ぐらいにしか思われてなかったわけだ。さて、一方、時の首相チャーチルが、軽いストロークになりました。北海道風に言うと、軽く当たったという感じ。飛行機に乗ってアメリカに行くのは無理。ということで、急遽、アメリカのアイゼンハワー大統領をバッキンガム宮殿に招待することに。宮殿はその準備に大忙し。いつも廊下(と言ってもホールのように広い)の絨毯に掃除機をかけてるおばちゃんがいるんだけど、あの人も一応女優さんなのかなぁ。さて、女王から次期主席秘書官にと懇願されたマーティンは、庭の木を切るように命じ、トミーが怒ります。勝手なことすんなや!ってことです。そして女王は、教授に「アイゼンハワーについて学びたい」と言います。女王は、チャーチルはひどい風邪をひいたとしか聞いていません。いやいや、チャーチル、奥さんの言うこと聞かずにベッドから出たら倒れましたけど!トミーに呼び出されたマーティンは、その後女王の許へ向かい、お申し出はお断りします。マイケルが適任ですと伝えます。「トミーに言われたのね」と女王。大騒ぎしたんですが、結局アイゼンハワーは国内問題のため英国行きをキャンセル。せっかくセッティングしたテーブルも片づけられます。マーティンの件で、コーヴェルという人に相談しようと呼びつけます。ところがコーヴェルは勘違いして、「チャーチルは風邪なんかじゃないんですよ。隠したのはロード・ソーズベリーと首相、二人の企みです」とべらべら話し出します。教授に「何もしない、黙っているのが私の務めなのです」と女王。しかし教授は、「あなたが正しく向こうが間違っているんです。子供を叱りつけるようにびしっと言ってやりなさい。ああいう階級の英国男性には堪えますよ」と忠告。女王の子供時代、イートン校で学んだ時の赤いノートを召使い達が必死であちこち探しています。あ。見つけた!チャーチルとロード・ソーズベリーを宮殿に呼びつけます。まずはロード・ソーズベリーからびしっと叱ります。そして、チャーチル。赤いノートのTRUSTの下に線を引いたところがアップで映る。ここのチャーチルの演技が良いです。そして、女王が使う「わたくしの年齢と、わたくしの性別で」っていう表現が高貴なお方感が出てました。要は「若い女だと思ってなめんなよ」ってことなんですが、ひなこのような下品な言葉遣いではないわけです。その会見が終了し、お部屋に戻ると、夫・フィリップがちんたらしてます。でもどうやら女王様、教授との勉強会をキャンセルして、夫と過ごすことを選んだようです。女王様って、お風呂に入る時、横綱みたいに召使に洗ってもらうのかなー。まあそうだろうな。だって横綱よりえらいものね。ははは。続く。
2019年04月20日
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おはようございます、ひなこです。そういえば、チャーチル役の俳優さんはアメリカ人なんだそうです。つきっきりの発音の先生がついていたそうです。クイーンマザーが「私の娘を呼んで頂戴」と従者に頼みます。母娘3人で話し合います。マーガレットが「マミーが家長なんだから、マミーが決めて」と言うと、エリザベスが「ヘッドオブザファミリーはマミーじゃない。私です。スピーチは私がします!」と毅然とした態度で宣言。亡くなった父の銅像の除幕式です。エリザベスがスピーチをして除幕します。ここのクイーンマザーの演技が良いですねえ。高貴な家柄の人は人前で涙を見せないんですよね。チャーチルは、諸外国のイギリスからの独立運動デモの8ミリを見てます。「女王にお知らせした方が」と言われ、「いや」と否定するチャーチル。女王は宮殿で、なにこれ、ファッションショー?と思ったら、23週間の過酷な外国訪問に出かける時の衣装のお披露目でした。デザイナーいわく、ドレスは100着、靴は50足、帽子もすごい量。「その土地土地の地元の花などをあしらって、ほにゃらら」フィリップは、自分で着て、裾直しなどの調整をしているようです。「20年前に比べたら、現在英国の力が及ぶ地域は1/5(1/6だっけ)しかないんですよ。ビルマ、パキスタン、南アフリカ、イラク、ヨルダン、セイロン(スリランカ?)皆独立した。これは未だ終わらんのかね。もう4時間もコスチューム・フィッティングをやってるんだぞ!」と言うと、テイラーが「これはユニフォームでございます、サー」と答えます。そうだね、コスチュームって言うと、コスプレみたいだものね。クイーンマザーは、「女王がいない間、公務はマーガレットが代理を務めます。私はスコットランドへ行くわ」と言います。マーガレットは国際電話でタウンゼントと話しています。2年って若い人には長いわよねえ。今のひなこだと、あっという間に2年は過ぎますけどね。クイーンマザーは女王に「23週間の公務の後に会いましょう」とお別れを言います。女王は、マーガレットが公務の代理をするのを心配しています。しかし、母はマーガレットのことを心配しています。いつもマーガレットは長女のあなたの影にいた。あの娘が輝くようにしてあげたいみたいな感じで。マーガレットが剣をエリザベスの両肩にぽんぽんとして練習してます。剣を寝かせず立ててますけど!好き勝手に話すマーガレットに「誰の前にいるか忘れないでね。あなたの女王の前にいるのよ」とエリザベス。BOAC(BRITISH OVERSEAS AIRWAYS CORPORATION)に乗って出発です。よぼよぼチャーチルは機内までやって来て、女王にアドバイスします。「エターナルだけを見せるのです。私人としての姿ではなく!」絶対王者って感じでしょうか。母ちゃんはスコットランドへ。北海道みたいだなあ。高貴なお方は馬に乗れないとだめなんだな。お世話になるお家で、「大変だったでしょう」というような言葉をかけられ、クイーンマザー、つい感情的になり「夫を亡くしただけではなく、家庭を失くし、母親としての立場を失くし」と涙をみせます。エリザベスは超多忙。スピーチをし、ドレスを着替え(アクセサリーや帽子も)、分刻みのスケジュール。一般大衆に手を振り微笑む。ジャマイカに行った映像は、これ当時の物だと思います。それをテレビで見るマーガレット。マーガレットが行うスピーチの原稿が持ち込まれると、あら、この人、文面変える気だわ。テレビの姉を見ながら、首を横に振りにやっと笑う。マーティンを呼びつけ、「スピーチの言葉をちょっと変えていい?私らしさを出したいのよ」と告げます。しかし、マーティンにやんわり拒否されます。「あなたは、女王の代理なのです(だからあなたらしさは必要ない)」と。が、すっかりスピーチを変えてしまったマーガレット。ウケてはいますよ。でも、あんた、芸人やないからな。女王のことも、「マイ・シスター」と呼んでます。おそろしや~。タウンゼントと電話で話す。一方エリザベスは相変わらずの超多忙。そんな中、新聞でマーガレットのニュースを読みます。フィリップ「58日間で57のしけたオーストラリアの町をまわるなんて馬鹿げてる。キャンセルしちゃおうぜ。100度(華氏)以上もあるんだぞ」女王「ノー・キャンセル!」華氏100度は38度ぐらいみたいです。シドニー、アデレード、ホバート。マーガレットがテレビを見てます。母はスコットランドをエンジョイ中。不動産の下見に行きます。持ち主は「会ったことありますよね?ないですか?顔に見覚えがあるんだけど。じゃあ、有名な女優さん?歌手?」と相手が誰がわかっていません。エリザベスは医者から「微笑むのをやめてください。筋肉の使い過ぎです」と言われ「無理です」と答える。顔に注射打たれてますけど!!!この注射器の針にちょっと血がついているところが、女王といえども普通の人間って感じを表してました。ベルギーでタウンゼントが8ミリニュースを皆と見ているとマーガレットのニュースが。周りのみんなにも公認の仲という感じの反応です。マーガレットの隣には、マーティンがびったり張り付いてます。何をするかひやひやなんでしょう。「タウンゼントのことは恋しいわー、とっても。姉のことはそうでもないわね、ハハハ」なんて言ってます。おいおい。それが女王に対する態度かね。フィリップはオーストラリアにうんざりしています。夫婦喧嘩になって。女王が激怒して物を投げたのでフィリップが外へ逃げ、それを追いかける女王。すると一部始終を8ミリで撮影されてました。フィリップが「僕が行って話をつけてくる」と言うと、「いいえ、私が行きます!」と女王。先程とは違って、ちゃんときっちりした服を着て(バッグに手袋みたいな)、「ええっと、あなた達はどういうものを撮りたいのかしら」みたいなことを呟くと、「これはあなた様へのギフトでございます」と先ほどのフイルムを手渡されました。今のパパラッチとはえらい違いだ。チャーチルは、マーガレットを叱責します。女王代理はこれからは、クイーンマザーにやってもらいます!と、スコットランドへ使いを出します。女王には、ユア・マジェスティ―って言うけど、マーガレットは、ユア・ロイヤル・ハイネスなんだ。クイーンマザーは、100ポンドでスコットランドの古城を買いました。そこへ、チャーチルの使いがやって来た。「ユア・マジェスティー、首相の使いの者ですが、今すぐロンドンにお戻り下さいとのことです」ここで、城を売ったおじさん気がづきます。「オー・マイ・ガー!」と叫び、それから「マーム」と呼びます。「どうして教えて下さらなかったんです?」と聞かれ、「だって身分を明かしたら、あなた大騒ぎして、よそいき顔になって、値段も倍につりあげたでしょ」となんともウィットのある答えをするクイーンマザー。船の中。女王はスピーチの打ち合わせ。殺人予告があったから、次の訪問地はやめた方がいいいとフィリップ。「ノー!」とエリザベス。The Crown landed on my head.って言ってます。凄い責任感を感じてるんだろうなあ。モーリタニア。それをテレビで見るマーガレット、チャーチル。母、スコットランドから戻る。テレビでは「現在、時は大英帝国にとって危機的な状況である。しかし女王は、一つも日程をキャンセルすることなく、全てをこなした」と言っています。それを聞いて、母大満足。妹マーガレットはムッとします。女王様が帰ってきました。宮殿に入るなり、フィリップは子供達と犬たちと遊んでるけど、女王はすぐ仕事です。チャーチルと会談。そして、マーガレットが呼び出されます。案内する使用人に「私、行き方わかるわよ」というマーガレットはパンツルック。「王室はイエス、でも君主はノー。個性を見せてはいけないのよ」と女王。お互いに、お互いの立場が天国に見えるわと言い合う。女王はマーガレットは自由だと言い、マーガレットはあなたは統治者としての立場を楽しんでいると言います。「パパは言ったわね。エリザベスは私の誇り。そしてマーガレットは私の喜び」と女王が言うと、「しかしよ。しかしマーガレットは私の喜びよ」女王「謝罪の手紙か声明を書いてくれるんでしょうね」マーガレット「嫌よ」最後は、スコットランドの寒そうな強風の中、崖の上から荒れ狂う海を見るクイーンマザーの姿でおしまいです。続く。
2019年04月21日
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おはようございます、ひなこです。ユーコン川第4夜です。放送日は、2001年10月17日でした。前枠は、雨の中のポンチョ兄弟。傘をさして登場のミスター「ポンチョでダジャレ考えろって言われたけど、もうポンチョ時間頂戴」滑った。ミスター「アンブレーらァ」(危ねえなあ)洋「さすが」つづく。本編。3日目午前8時20分、スタート地点から25km地点で出発前の朝食。フレンチトーストに本場のメイプルシロップをかけて。妙に明るくハイテンションな洋ちゃん。「これは、甘えなあ」藤やん「どうしたんですか、大泉さん。カメラが回る前とはえらい違い様。疲れた、疲れたと仰っていたのに」今日も25km進むそうです。藤やん「ポイントがあればパイクを釣るよ。もうピートに言ってあるから。釣りでもしねーとやることないんだよ、俺」洋「リトルサーモンへ向けてGO!」朝からどつき合う洋ちゃんと藤やん。それを見て笑うミスター。午前10時28分、3日目スタート。洋「♪いい日旅立ち~らりらりらーららららら」私より9歳年下の洋ちゃん、歌詞はちょっとうろ覚え。いい日旅立ちが流行った頃、中学生だった私は当時から国際結婚を視野に入れていたのか、「日本のどこかに私を待ってる人がいる」という歌詞にクレームをつけて、”世界のどこかに”と勝手に替え歌してました。”宇宙のどこか”まで飛躍しなくて良かったわ。午前11時。ガイドの熊谷さん突然「左!左!左!」パイクのポイントがあったそう。全力で漕ぐ2人。逆走。出も流されてしまい釣り断念。洋「君たちモーターボートなんだから、自由自在でしょ。我々より前に行ってパイクのポイント見つけて、戻って来て教えてくれればいいんじゃないかい」と提案。そこでモーターボートが先に進むことに。すると画像がピートメインになってしまった。洋「ピート、オンカメかい?」うれしー「パイク見つかるまで、この画か?!」洋「そうだよ、視聴者の皆さんには、思いっきりピートで楽しんでもらうよ」熊谷さん「ランチにしましょうか。あのベンチのある所」カヌーを接岸。上手になりましたよ。洋「見なさいよ!いやー、上手くなったな」まあ、舵を取っているのはミスターですが。熊谷さんがいつも突然言うと洋ちゃんが苦情を言いますが、彼女は通訳ですからねえ。ピートさんが言ったことをその場で訳している訳で、彼女のせいという訳ではないでしょう。で、ピートさんだって、日本語がわからないから他の5人の日本人の話の内容を理解できないわけだから、しょうがないとひなこは思います。昼食はスモークサーモン。美味しいので買って帰りたい。どこで売っているのか、と洋ちゃんが尋ねると、ピートがこれは自家製だと。昨日、煙草で燻したとジョークを言い、洋ちゃんが「しゃらーっぷ!」と叫ぶ。そしたら、ピートが「ソーリー」と謝ってました。こういう受け答えも、単に映画の真似だと思うけど、洋ちゃんが阿吽の呼吸で上手。ここから、パイク釣り。洋ちゃんのために、仕掛けを作る藤やん。藤やん「大泉さんは何もできないからこうして私が」洋「うるせえんだ。早くやれ」藤やん「どうですか皆さん、最近は大泉さんも大きくなられたからね。昔はこうじゃなかったよね?」とミスターとうれしーに同意を求める。藤やん「こいつは、いやこいつじゃなかった、大泉さんは裏表のあるお方だから」と又もや二人で小競り合い。藤やん「それに比べてミスターさんなんていうのはね、この荷物だって全部ミスターが運んだんだぞ。それに引き換えお前が朝からやったことと言ったら、コーヒーを飲んで・・・」『鈴井貴之 世界を釣る パイク編』1時間後。ミスター「ヒット!」と叫ぶ。こだまが響いてる。しかし、キレた。逃げた魚は大きい。悔しがるミスター。午後4時、釣りに熱中したため、まだ本日の予定の半分にも来ていない。この後はじっくりカヌーを漕いでもらう。綺麗な風景。まだ一度も「楽しいなあ!」という声を聞いていないので、無理矢理言わせようとする藤やんですが、失敗。午後5時半。洋「♪どんな風に僕を癒してくれる~」ライオンハート歌ってます。藤やん「熊谷さん、ミスターはね、毎日ラジオをやっているんですよ。ですから、ミスターがDJで大泉さんが歌うという日本のラジオ番組のようなのも出来ますよ。ホームシックでしょ?」熊谷さん「ホームシックです!じゃあ、ユーコンのYOSHIさんからのリクエストでサザンのTUNAMIを!」などとやっていると、ピートが「レフト!」と言い、熊谷さんも「レフト、レフト!左!」と。キャンプ地があったそう。洋ちゃんがまたここで、「あんたねえ」と熊谷さんに突然言うなと文句を言う。午後7時10分、キャンプ地。スタートから50km地点。ビストロ大泉開店。今日は日本から持って来た色々な即席食品を使っての料理。洋ちゃんいわく、ピートはチキン料理を作るらしいが、あの2人が「絶対大泉にチキンを渡すな」とこそこそ話し合っていた。英語がわからないと思って。どうやら私にくれるのはブロッコリーだけらしい。ブロッコリーと五目御飯を使って六目ご飯にするか、ブロッコリーとビーフカレー&ライスを使ってのブロッコリービーフカレー&ライスしかできないだろう。ピートはハニーチキンを作った。ご飯も炊いた。デザートまで作ってくれた。でも、これは前菜。ここからがいよいよメインディッシュ。大泉シェフは、炒飯とスープを作るそうです。ミスター「卵スープ?」違いました。まずはスープの調理から。ブロッコリーを茹で、塩コショウ、レモン汁、見たこともないスパイス、インスタントシジミ汁、ワインとかウォッカとか投入。続いて炒飯。バターでブロッコリーを炒め、ピートの作ったごはんの残りを入れて、インスタントマーボー丼、牛丼、かつ丼の素みたいのを投入して、ウォッカでフランベ。ミスター食べてみた。まずはスープ。「味分かんねえなあ」燃えるような辛さだけど、意外と美味い、とディレクター陣。炒飯。ミスター「自分は好きな味ではないけど」藤やん「美味い!」熊谷さん「あ、美味しい!」ピートも親指立てて美味しいと。奇跡のビストロ大泉。後枠。洋「来週からはクイズ番組になります」ミスター「バンジョーを雨で濡らすなと言われたけど、もういいや。バンジョーイ!バンジョーイ!」と傘をさしているのに万歳する。続く。
2017年12月02日
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おはようございます、ひなこです。シーズン1の最終話です。1936年12月10日。ダンスをする元王とその妻。そこにエリザベス女王の両親が会いに来ます。「彼女には会わない。弟とだけ会う」弟が説得するも、元王は耳を貸さず。王位を捨ててこの女性と結婚すると意志は固い。場面は変わり、エリザベス女王の父が、娘二人を呼び約束させます。「君たちは姉妹だ。決してお互いを悲しませるようなことをしちゃだめだよ」マーガレット25歳の誕生日。これでタウンゼントと結婚できるはずだったのですが。実は、議会の承認がいることが女王には伏せられていたことが発覚。現在の主席秘書官のマイケルが前任のトミーと電話で話しています。トミー「クイーンマザーの考えだったんだよ。普通なら2年離れ離れにしておけば、諦めるってね。でもあの二人はそうじゃなかった。これでは、女王が嘘つき呼ばわりされるな」息子のチャールズと釣りをするフィリップ。ミミズ~。ピクニックに来ているようです。すっごい強風。サンドイッチか何かを作っている女王。女王「私、知らなかったんだけど、まだ手続きが必要なんですって。もう少し待って」マーガレット「もう2年も待ったのよ!」プイっと立ち去る。そこにクイーンマザーが来る。母「フィリップがあの可愛そうな坊やを服従させてるのを見るのにうんざりだわ。フィリップは自分のフラストレーションをあの子にぶつけてるのよ」女王「そんなことないわよ」宮殿でフィリップが「チャールズは女の子みたいだし、アンは男の子みたいだ」と言います。女王「フィリップ、あなた、一人でオーストラリアに行ってくれないかしら」フィリップ「だれの考えだ?」女王「そんなのどうでもいいでしょ」フィリップ「妻からも子供からも離れて、そんなの嫌だよ」"マーガレット王女は25歳になり~"という自分のニュースをテレビで見るマーガレット。外相、首相になってます。アメリカで胆石の手術をして元気になったはずだけど、まだ薬飲んでますねえ。カイロでナセル大統領に会いました。帰国後、すぐ女王に会いに行きます。エリザベス女王のの運転する車で二人で出かけます。女王「エジプトとナセルについて教えて下さい」イーデンはオックスフォードでアラビア語を学んだそうで、カイロ空港に着くなり、アラビア語でスピーチしたそうです。そして英国大使館でディナーパーティーがあったんだけども、ナセルは軍服でやって来た。まるで戦いに来たかのように。女王と首相は荒野にやって来ました。誰にも聞かれないからということでしょうか。ここで、マーガレットの結婚について話し合います。最終的には、首相が「まあ時代も変わってきていますし、人々の道徳観も変化していますから、ちょっと議会にお伺いを立ててみます」と答えてお茶を濁します。パーティー。ダンスをする皆さん。フィリップとクイーンマザーがパートナーになると、すかさず「(オーストラリア行きは)お母さんのアイディアですね」とフィリップ。クイーンマザー「トミーのアイディアよ」フィリップ「あなた達は瓜二つじゃないですか」メルボルンのオリンピックに行くようです。タウンゼントが英国に戻ってきました。空港には記者が沢山来ています。そのままマーガレットに会いに行き、ぶちゅぶちゅぶちゅーっとちっすのあらし。イーデン首相が、女王に会いに行き、「今朝アトニー・ジェネラルと話しました。教会の教えに反するくらいなら辞職するということでした」「外国で一般人として結婚してもらう。称号は捨ててタウンゼント夫人になって頂いて、国外に住んでもらうなら、まあなんとかなるかもしれません」その旨をマーガレットに伝える女王。マーガレット「私は称号だって、お金だって捨てるわよ!そんな昔の古臭い考え方を捨てて、未来に向かって進むのよ!」と粗ぶってます。でも、お金のない生活というのがどういうものか分かってないですから、所詮戯言。車で二人が移動すると、パパラッチの群れがすごい追っかけてる。どこかパーティーに行ったようです。パーティー三昧だな。マーガレットが他の男とダンスをしている間に、タウンゼントはパジャマを着てベッドで横になってました。ずっと年上だからねえ。若い奴とつきあうのは疲れるよねえ。新聞のクロスワードパズルを解きながら、テレビを見る女王。テレビではマーガレットのニュースをやっています。イーデン首相は、車の中で薬を飲みでバッキンガムに到着。女王「あらゆる人が私に、女王としてバツイチの男と妹を結婚させてはいけないと忠告した。でも私は彼女との約束を破ることになる」首相「議会だけではありません。教会も納得させねばなりませんぞ!」この人、チャーチルみたいに女王の前で立ってないな。一緒に椅子に座ってる。こういう風にして、世代が変わっていくんだなー。女王と英国教会の話し合い。まあ、当然、教会は認めません。タウンゼントが妻と死別だったら話は別だったようですが。新聞の見出しには、一般国民は、二人の結婚を望んでいると書いてあります。ウィンザー公はパリでパーティー。(他にすることないのかよ)英国のエリザベスと電話で話します。ウィンザー公「マーガレットは、僕と同じ運命をたどるのかねえ。いいかい、僕らは半分人間なんだ。でも半分は王位なんだ。君の苦悩は大変理解できるよ。でもね、それはずっと続くんだ。僕の半分は、息子であり夫であり、でも半分は王なんだ。僕には王国があった。今それは君の王国だ。君はそれを護らなくてはならないんだ!」一般人のひなこには、想像するしかできませんけど、大変ですね。このおじさんの忠告でエリザベスは決意します。マーガレットをバッキンガムに呼び出し、告げます。女王「姉として、あなたを支持してきた、でも」マーガレット「でも、何よ?」女王「でも、女王として気付いたの。選択の余地はないってことに。結婚はできません。王族としてはね」マーガレット「お父さんとした約束覚えてる?」女王「ええ。私のこと、許してくれる?」マーガレット「フィリップとの結婚を反対する人は誰もいなかったものね」女王「だって私達の結婚は何も非難されるべきことなんてなかったもの」マーガレット「私、強く見えるかもしれないけど、全然強くないのよ」とはらりと涙を流す。タウンゼントがマーガレットに会いに来ました。泣いているマーガレットを見て全てを察します。もうキスはしません。翌日、タウンゼントは声明を読み上げます。「結婚は致しません。離婚経験者のわたくしが王女と結婚するのは我々の宗教に反しています。わたくしは、ベルギーに戻り職務を全う致します」それはラジオ放送されていて、女王はラジオを聞いています。マーガレットが、その声明の翌日、公務をこなすニュースを、フィリップはテレビで見ています。女王はたすきの正装。身体にもパウダーはたかれてる。そこにやって来たフィリップ。うだうだ文句言ってます。ぷいっと部屋を出て、でも廊下で女王が追ってこないかちょっと待って振り向いたりしてます。結局誰も追っかけてこないんですけど!残念、フィリップ。女王は写真撮影。カメラマンが、栄光の女王!と称えます。ナセルの演説を8ミリで見るイーデン。タウンゼントはベルギーに戻り、自分の部屋で泣いてます。可哀そう。マーガレットも悲しそうです。イーデンは、自分で注射打ってます。胆石治ったんじゃないのか。フィリップは一人車を運転して、気ままにお出かけ。この人、護衛とかつかないんですか?!これでシーズン1終了です。ご機嫌よう!
2019年04月23日
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おはようございます、ひなこです。大きな地球儀を使って、子供達に父の行先を教える女王。「ここもここもここも、全部私達の領地なのよー。独立しようなんておバカなことを考えなければね」まだ明るいのに、もう子供の寝る時間なんだ。女王「子供達のベッドの横にエディンバラ公の写真を飾っておいて下さる?5か月というのは、子供には長い期間ですからね」さすが、女王様。人に命じる口調が板についている。パーカー夫妻の離婚手続きに入ることを知らせる手紙を読むマーティン。早速トミーに電話。トミーは引退してますから、銃の手入れなんかしてたんですけどね。機内で口ひげの手入れをするイーデン。3週間のジャマイカでの休暇から戻って来たところで、機内から出るとすぐ「体調は万全です!」と演説。宮殿では、うきうきムードで、フィリップから届いた手紙を朗読する女王。ファミリーメンバーが集まっています。同時に届いた8ミリ映像も上映されて、ペンギンさんも映ってます。マーガレットが「髭を伸ばしてるわー」と否定的に言うと、「その方が探検家っぽいじゃない」と女王。氷上テニスをやっているのを見て、「あらあら、テニスをやってるわよ。とってもおバカさんね」と楽し気に。そうか、ストューピッドよりスィリーの方がお上品なのね。映像を見る目つきから、女王のフィリップに対する愛情が感じられます。引退したはずのトミーがバッキンガムに戻ってきます。女王は、どこかに休暇で出かける所のようです。「ウィンザーですか?」「いいえ、ほにゃららよ」ひなこ、聞き取れず。(後にネットフリックスには日本語吹き替えとか日本語字幕とか選べる機能があることを知ったが、この時はまだそれを知らず)トミーは女王を見送ると、即マーティンと打ち合わせ。パーカー夫妻の離婚問題についてです。フィリップに手紙を書く女王。それを船上で皆に読み上げるフィリップ。イーデンを批判する新聞の見出しを見るイーデン。「政治家には、正義はないんだ」と同じ党の仲間に裏切られるイーデン。辞職することに。オーストラリア政府を思い出すひなこ。トミーがパーカー夫人に会いに行く。「これは奇遇ですな。隠居の身ですからな、暇なんです。ナポレオンの遠征についての本を読んでいたんです」なんて言ってますが、勿論偶然ではありません。「離婚手続きの告知を、少し遅らせてもらえませんか」とお願いに来たのです。奥さん、ムッとしてますねえ。イーデン首相は汽車に乗って、女王に会いに行きます。駅に到着すると、そこにいた人々から非難ごうごう浴びます。女王に「私は国家よりも自分の健康を優先することにしました」と辞職願いをし、あっさり受領されます。「あなたはスエズで戦争に急ぎ過ぎましたね。ウィンストン(チャーチル)のように、何もしないというのが一番の解決法なのです」と叱責。次期首相はマクミランです。汽車の中で、マーティンが、「実はパーカー夫人が離婚手続きを始めます」と女王に告げる。「実は、ランチクラブへの手紙がありまして。ロイヤルツアーについて書かれた手紙です」「どんな?」と女王は尋ねるのですが、マーティンの表情を見て、「それについては聞かない方が良いようね」と話を終わらせます。マクミランが女王に会いに来ました。スエズの責任を全部イーデンのせいにしようとしますが、女王に「あなたも賛成してたわよね」とその態度を批判するように言われます。マクミランは、ぐっとこらえてそのまま退場。船上のマイクが、妻の離婚手続きについての知らせを受け取ります。フィリップにそのことを言いに行くと、フィリップは絵を描いてました。女王がパーカー夫人宅の前で駐車した車の中で待っています。パーカー夫人が戻り、家の中へ移動。彼女も以前、女王の許で働いていた人のようです。「あなたの結婚生活が大変なようだと耳にしたのですけれど、私に何かお役に立てることはあるかしら」パーカー夫人「もう何年も前から私達の結婚は破綻していたんです。マーガレット女王のスキャンダルがありましたから、私我慢してたんです」夫がランチクラブに書いた手紙を女王に見せる。「お読み下さい」「王族のために自分を犠牲にする生活。それが私の人生の全てでした。でも、もううんざりです」新聞、大見出し。「アイリーン・パーカー、離婚手続きを発表」女王は朝食を食べる。これぞ、イングリッシュ・ブレックファースト?船上のマイクとフィリップ。フィリップ「辞職願いは今してもらおうかな」ここのシーンの二人の芝居も良かった。マイクが辞職を乞うと、1秒の間もなく、「アクセプティッド」と言うフィリップ。王家を護るのが一番大切なんだな、と。マイクが下船すると、記者が沢山待っていました。マイクの離婚騒ぎで、フィリップのスキャンダルや、前の王のスキャンダルなどが新聞に書き立てられます。クイーンマザー「今すぐフィリップを飛行機に乗せて、国に戻しなさい」引退したはずのトミーがすっかり仕事に復帰してます。事の重大さが伝わります。トミーの隣には、マーティンがいるんですが、主導権を握っているのは、トミーです。「それも良い案だとは思われますが」と別案がある様子。船上。前から船員(海軍の人)が二人歩いてきたら、フィリップの方が道を譲った。なんかこう、権威のない人だよね。船のコマンダーから、今後の予定が変更になったと命令があったと伝えられます。髭をそるフィリップ。王様なら自分で髭そらないんだろうな。ハート模様のネクタイを手渡され、「ハートのネクタイなんてしないよ」と言うフィリップに「そのように指示がありましたから」とお付きの人。「帽子は嫌いだ」「帽子もです」飛行機のタラップの下には、マイケルが立っています。(あれ、私マイケルとマーティンって名前を混同してないか?!)帽子をかぶったままのフィリップに、「お帽子を!」と脱ぐように促します。機内には女王がいて再会。フィリップは「ダーリン」なんて言うのですが、女王はムッとしてます。「後で話し合いましょう」とそっけないです。でも、記者たちの前ではニッコリ笑って、手を振るところがさすがの女王様。ここで、シーズン2の最初のシーンに戻ります。雨の中、男達が走っている。船が港に近づく。船の中、フィリップと女王の話し合い。フィリップ「僕は、恥をかかされてばかりだ」女王「それは私のセリフだわね。この数週間、私がどんな恥ずかしい思いをしているか。とにかく、私達の結婚生活はユニークな状況になっているわ」フィリップ「離婚かい?」女王「私達の辞書には離婚という言葉はないのよ。離婚は絶対ありえないオプションです。あと一つのスキャンダルで王家は終わりよ。フィリップ、落ち着いて大人になってちょうだい!」フィリップ「8歳の息子より僕の方が・・・」女王「当たり前じゃないの。あの子は王位を継ぐ身なのよ」フィリップ「俺はその子の父親だ!」とすったもんだの話し合いの結果、フィリップに「UK,GB,そして北アイルランドの王子」という称号を与えることになりました。女王から授与される時に、足をぶらぶらさせるところがフィリップらしい。演技が細かい。女王が冠をかぶせて、指輪をはめて、杖みたいのを渡して、ガウンを着せます。そして女王と並んで立つのですが、部屋にいる人が誰も嬉しそうじゃない、祝福してないという。フィリップだけがちょっと嬉しそうだけど、この人、なんかこう屈折してるよなあ。そして2019年現在、交通事故を起こしてまだ女王を悩ませる存在だったりするんだよなあ。写真撮影。女王が「マイケルちょっといいかしら」と呼び止め、その後マイケルは髭をそる。フィリップが宮殿の中で一番男らしい存在であってほしいということでしょうか。フィリップがマイケル宅に行きます。マイクが「母がいるオーストラリアにでも行こうかな」と言うと、「僕も一緒に行っていいかい」と言うフィリップ。フィリップ「もっと子供が欲しい?」否定するマイク。別れる時、マイクが「サー」と言うと「フィリップでいいよ」と言うので、私はてっきり「フィリップ」と呼ぶのかと思ったら、最後まで「サー」でした。イギリス人のこういうところは日本人みたいな感じですね。言われたことを額面通り受け取ってはダメみたいな。続く。
2019年05月01日
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おはようございます、ひなこです。日本は、令和に年号が変わって大騒ぎのようですが、海外にいると関係ないので、いたって普通の生活です。長男が平成元年生まれで、私、日本で里帰り出産したので、あの時の方が良く覚えているかも。Berylとは、緑柱石のことだそうです。あるいは、女性の名前。♪青空は~エメラルド~誰かの結婚式。マーガレットも参列しています。バイクに乗ってやって来たのはカメラマン。その後パーティーでマーガレットをくどく男。失敗した様子。女王とフィリップが同じベッドで隣り合って本を読んでます。女王「ママがこの前興味深いことを言っていたわ。結婚して10年後には危機を迎えるけど、それを乗り越えてこその本当の夫婦と言えるって」このお二人、結婚10周年を迎えます。そこへ、マーガレットから電話がかかってきます。今の人は別になんとも思わないでしょうが、この時代、こんな風に自由に電話を(それも海外まで)普通に使えるのも王族ならではです。マーガレット「私、結婚しようかと思って」(タウンゼントと破局させられて自暴自棄になっている?)女王「私達の結婚10周年のパーティーで婚約発表したらどうかしら」マーガレット「良いアイディアね」テレビでは、ロシアの衛星が映っていて、マクミラン夫妻と女王夫妻がそれを見ています。マクミランが興奮して「我が国はアメリカと協力して、断固ロシアに反する!」とまくしたてます。女王が何か言おうとしても、喋らせません!熱弁をふるう夫をマクミラン夫人もじとっと見つめます。女王がしまいに、「夫婦関係もそうですけど、聞くってことが大切よ」と言います。妻を他の男の家に送り届けるマクミラン。夫公認の浮気相手?!誕生日の写真を撮影するマーガレット。よそ行き顔の写真に、新しいお付きの女性が「リアリティーが必要」なんて言うと、クイーンマザーが「私達にリアリティーなんて、誰も求めていないのよ」と。パーティー会場。音楽が新しくなった感じだけど、まだビートルズじゃないんだな。ここで、執事が「マーガレット様、お電話がありまして○○様が重傷で来られません」と言付けをする。○○様は婚約するはずの相手の男です。パーティードレスのままそいつの家へ行くマーガレット。結局「あんたとなんて結婚したくないわ。なんであんたみたいな男とこのわたくしが!」と捨て台詞を残して、男が手にしていたグラスの中身をぶちまけてかけ去る。女王に「婚約はなしです、ご説明は後程マーガレット様からあると思います」と耳打ちする従者。女王が結婚についてのスピーチをする。マクミランの妻のショットが入る。マーガレットは涙を流す。クイーンに!と乾杯。女王は立たずに座ったままなんだ。マーガレットはその後席を外します。夜遅く、自分の部屋で荒ぶるマーガレット。大きな音で目覚めたメイドが様子を伺いに行くのですが、恐ろしくて干渉せずにそのまま引き返します。ラジオのニュース。アメリカ大統領のアイゼンハワーが、英米の友好協力関係について語っています。それを聞くマクミラン。奥さんは浮気相手と電話中。なんだかな。マーガレットはベッドの中で座って泣いてます。そこへやって来たクイーンマザー。何事もないかのように明るく、カーテンを開け、娘に「誕生日の写真、どれにするかあなたが決めて」と写真をベッドの上に何枚も広げます。そして、縁談の話。あーーーー、一昔前のお母さんだわ。私も経験あります。当然、お見合い話に乗ったりはしませんでしたが。私もマーガレット女王も。(同じにすんなという声が聞こえますが)マーガレットは「ノーマルピープル」しか来ない平民のパーティーに気晴らしに参加することに。まあ、平民と言っても、底辺の人じゃないでしょうが。そこに、あのカメラマンがいました。でもマーガレットは全く覚えていません。アンソニー「前にも会ったよね」マーガレット「覚えてないわ」みたいな。でも、「職業何?」「写真家だ」という会話で思い出し、「あ、あの時のカメラマン!」という流れから「私の写真を撮るっていうのはどうかしら」ということに。女王にトニー(カメラマン)について話すうきうきマーガレット。アンソニーのスタジオに着いたマーガレット。アンソニーは階上へ行ったまま、マーガレットを一人スタジオに残します。階上からは大きな音が聞こえます。ちょっとエキセントリックな芸術家肌ですね、この人。階下に降りてきて、靴を脱ぎ写真を撮り始めます。マーガレットが王族専属写真家の撮影した誕生日の写真を見せると、「これは屈辱的だ!なんでそんなに一族のことを気にする?そんなに大事?」と言うトニー。マーガレットのドレスの肩を出す。マーガレット王女、上半身はこれ下着姿なのかな。アンソニーの撮影した膨大な数の写真。「これは、首相の娘。30年前に生まれた私生児だ」部屋にある鏡?に沢山のサインがしてあります。そこにBerylとサインするマーガレット。まあ本名は書けないわよね。このカメラマンの命令口調な感じも彼女には新鮮なのかも。いつも自分の方が命令する立場だから。しかし二人共煙草吸いまくり。トニー「車で来たんだよね」マーガレット「外で待たせてるわ」トニー「じゃあ、ついてこれるよ」とバイクで二人乗りする二人。こういうのも新鮮なんでしょうねえ。女王とフィリップはバッキンガムに来賓があって公務中。マーガレットは外の世界をエンジョイ中。お家に着いてヘルメットを返そうとすると、「持ってなよ」と言われてマーガレットはヘルメットを持って帰ります。こういうの、女は弱いかも。私も、すっごく喜んじゃうなあ。やっと客が帰って「永遠に終わらないかと思ったわ」と疲労困憊で自室に戻りパジャマに着替える女王様。パジャマも自分で着ないんだ!ベッドの横に跪いてお祈りする女王。ベッドに入り日記を書く。フィリップは反対側のずーーーーーーーっと向こうのベッドに寝る。マーガレットもお家に帰って服を脱ぎますが、めっちゃハイになってます。トニーは現像室で現像中。新聞を読むマクミラン。新聞を読むウィンザー公。楽しそう。新聞を読むトミー。新聞を読むクイーンマザー。新聞を開いたフィリップ微笑んでる。女王はそれを見て、「裸よ!」新聞に載っているのは、トニーが撮影したマーガレット王女の誕生日写真。実際のマーガレット王女のこの写真をネットで見てみたんですが、この綺麗な女優さんより美しかったです。姉妹だから女王と似てるけど、エリザベス女王はもっとまじめな感じ、妹はもっとキュートな感じ。男にもてそうというか。続く。
2019年05月02日
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おはようございます、ひなこです。路上の新聞売り。大見出しは、「同胞が女王を批判」。一人の老紳士が新聞を買い、ITN(インディビジュアル・テレビジョン・ネットワーク)の前の人混みをかき分け進み、建物から出て来た若い紳士の顔を「この裏切り者!」と言いながらぶん殴る。つばも吐いてった。宮殿には、時計の針を合わせる係の老人がいて、せっせと仕事中。マイケルがやって来て女王に報告。「ロード・ALTRINCHAM(オルトリンハムって発音するのか?)が殴られました。それも顔を」9時から彼の出演するテレビ放送があります。9時になったら、そこいら中の時計が一斉に鳴り出した!テレビを見る皆さん。1か月前。新聞は当時2シリングだったんだ。ジャーナリストのミーティング中。遅れて来た女性が「トフィーでもどうぞ」と差し入れ。オルトリンハム卿は食べない。「味がどうこうじゃなくて、子供の頃、トフィーを食べてその後歯医者で恐ろしい経験があるんだよ。だから食べないんだ」と言いながら、誘惑に負けて食べると「あ!歯が!」又かよ!女王のスピーチ原稿の最終チェック。マイケルの原稿に、若いスタッフが「そのアヴェレージな男女という言葉は、働く男女の方がいいのでは?」と提案しますが、あっさり却下。この若いスタッフは、マーティンに自分の考えを伝えます。マーティンも若いですからね。それに同意するマーティンが、マイケルの部屋へ行きノックしてドアを開けると、大きな犬が2匹寝転んでます。これはトミーの犬。引退したはずのトミー、まだ宮殿で幅を利かせてます。マーティンが「ちょっと古臭いんですよ。スエズ動乱以後人々は変わったんです。新しい世代の時代なんです。こんなスピーチをしたら、新聞に批判されますよ」と言います。が、マイケルもトミーも(古い世代)全く耳を貸さず。マーティン「私がいらぬ心配をしたということですね」世代間の断絶というのを上手く表現しています。女王様は、自室でヘアカットとパーマ。そうか、美容室に行かないんだ。美容師が宮殿でやってくれるんだ。なんか、おばさんっぽくなった女王。汽車の旅。フィリップが新しい髪型のことをぶつくさ言ってます。あんまり気に入ってないのか?女王はプラクティカルでしょと言ってますが。ジャグアーの工場を視察します。ここで、例の労働者を見下したスピーチをします。この時、オルトリンハム卿は、歯医者に行き、待合室のラジオで女王の演説を聞きます。彼はこのスピーチにムッとしてます。若い兄ちゃんが、ラジオのダイヤルを回して、音楽番組に変えました!オルトリンハム卿は、仕事場に戻り、先ほどのスピーチに対する批判を書きます。秘書には残業してもらってタイプを打ってもらいます。この女性は、ちょっと彼に気がある様子。女王は、スコットランドへ。鹿撃ちしてますよ。可哀そうな鹿ちゃん。ある朝、マイケルが「あー今朝の新聞なんですがー」と言いかけると、フィリップが「またマーガレットが何かやったのか?」「いいえ、マーガレット王女様ではありません」なんてやりとりが。クイーンマザーが老眼鏡をかけて新聞を読んでる。オルトリンハム卿は、”インパクト””という番組名のテレビに出ることになりました。ここで彼の主張したことは、多くの人に受け入れられ大成功。特に若い世代ですね。「昔は、王家がルールで、我々国民は例外だった。しかし、今は、我々国民がルールで、王家が例外だ!」でも、あんたも称号持ってる貴族やん。あ、だから新聞の見出しが、”同胞が女王を批判””なのか。そして、この後、老紳士に殴られた、と。女王はまだスコットランド。外から車を運転して帰って来て、入口で長靴を脱ぐ。なんか板がありますね、長靴脱ぐため用の。そういえば、王室御用達レインブーツはHUNTERらしい。女王はマイケルに「今まであなたを信頼して、あなたの書いたスピーチをそのまま読んでいたけれど、これからは、もっと若い片足がリアルワールドにある人を雇った方がいいわね!」とプンプンしてます。撃たれて死んだ鹿をじっと見る。死んだ鹿と自分を重ねてますよね、これ。マクミラン「多くの大使から連絡がありました」外で遊ぶ子供を窓越しに見る女王。子供、大きくなったなー。歯医者の待合室。「実は、マーティン補佐秘書官に呼び出されてね」秘書の女性「行って下さい!絶対行くべきよ!手ぶらじゃだめですよ!」とけしかけられて、バッと待合室を飛び出すオルトリンハム卿。秘書の女性「今じゃなくて!歯はどうするんですかあああ?!」受付の女性にも謝って出て行きます。タクシーでバッキンガムへ。マーティンの部屋へ通されます。そうか。使用人はこんな変な片隅の小さな部屋なんだね。イートン校の写真が飾ってあります。それを見ていると人の気配がしたので、「どうやら私達には共通点があるようですね」と言うと、女性の声で「あら、どんな?」え?ッと見ると、女王本人がそこにいました。オルトリンハム卿は、自分は王家を抹消しようと批判したのではなく、反対に王家に存続してもらいたいから批判したのだと主張します。個人攻撃ではありません。王家は全てを変える必要があるのです!と。リコメンデーションリストも持ってきています。3つの始めるべきことと、3つの止めるべきこと。女王は、止める方から聞きます。お!この進言の中に、王族の周囲に離婚者がいるようにするというのがありました!女王は「私は英国国教会の長なんですよ!教会が禁止していることを、恐れ多くもどうやって!」なんて興奮して言いますが、この提言あってこその、チャールズ再婚やら、メーガンお輿入れがあったわけですね。「マーティンを呼んできてもらえます?」自分は部屋を出て外で待ち、マーティンに呼ばれて部屋に入ると、女王は消えていました。抜け道があるのか?忍者屋敷か?「女王は消えてたんだよ」と秘書に話して聞かせています。「で、補佐秘書官が僕の提案の1つ2つを受け入れて実行するって言ってくれたんだ!」明るいライトの中、女王のクリスマススピーチをBBCがテレビ放送。1957年のクリスマスのようです。6か月後。これはクイーンバースデイですね、きっと。一般人が宮殿に招かれています。マーガレットに「かわいいねえ」とフィリップ。やっぱりマーガレットって魅力的ですよね、男の人にとって。「その髪型もいいよ~」「スタイリストがやってくれるのよ」「なんだそれ。うちの奥さんにもつけてもらいたいね、それ」なんて。クイーンマザーは、「全く私達の威厳が!これじゃあただの一般人の操り人形じゃないの!」と悲しみ、怒っています。一般人の前に出る前に、それまで手に持っていた手袋について「さあ、手袋をして!」とちゃんとプロトコールのマナーを厳守するところも、昔の王族って感じの二人。最後に字幕が出て、「結局王家は、オルトリンハム卿が提案した案を全て受け入れることとなった。そして、後に宮殿は、オルトリンハム卿が20世紀において、最も王家を助けた人物であったと、渋々ながらも認めたのである」とのこと。そして、最後に男性の写真と、ジョン・グリッグ 1924 - 2001年没、と出てきた。誰、この人?と思ったら、オルトリンハム卿でした。この方、称号を捨てて、ジョン・グリッグという一般人になったんですね。なるほど~。続く。
2019年05月03日
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おはようございます、ひなこです。エピソード2です。2つの写真。1つは、イタリア人のカメラマンが盗撮したダイアナとドゥーディーの船上キス写真。(ドゥーディーの父が裏で依頼したもの)もう1つは、スコットランドの熱烈女王支持者カメラマン、奥さんより女王を愛しているダンカンさんがスコットランドで夏の休暇中のチャールズ、ウィリアム、ハリーを撮影した写真です。ダイアナって、なんか情緒不安定というか、問題抱えてたんだろうなぁ。ただ、理論的にものが考えられなかっただけ?オツム弱かった?すみません。言いたい放題してます。ご機嫌よう!
2023年12月26日
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おはようございます、ひなこです。カタール航空ビジネスクラスでは、なんとファーストクラス並みにパジャマを頂けます!THE WHITE COMPANY LONDONという日本には未だ店舗のないブランドです。旅行のモットーは「♪荷物は少ない方がいい~」(八代亜紀さんの舟唄のメロディー)のひなこは、「だったらパジャマは持って行かずに、往路の機内でもらったパジャマを旅行中着ればいいんでないの!荷物減る!」と喜んでいました。しかし、ネットで調べると「袖が異常に長い!」という意見が多く、身長170センチの女性がサイズMのズボンの丈がぴったりと書いてあったので、私のサイズに合うのは何サイズ?という疑問が沸きおこってきました。旦那さんが以前一人で仕事のためカタール航空ビジネスクラスを使ったことがあったので、彼のたんすの引き出しを漁ったら、LサイズとMサイズのホワイト・カンパニーのパジャマが入っていました。そこで、Mサイズを試着してみました。ちょっと大きめですが、パジャマはゆったりしているのが好きなので、まあこれでも大丈夫。しかし!皆さんの口コミ通り、袖の長さがハンパない!指先がちらっと見える程度の袖の長さ!イギリス人ってこんなに手が長いのか?日本人の手が短いのか?村上春樹氏の小説によく「手が長い」って表現が出てきますが、あれはメタファーですけど、それを文字通り目にしたような気分のひなこ。ズボンもちょっと長めで、これだと床をスリスリすることになります。「機内やホテルの部屋をスリスリして歩くのは汚いよなー」と思って、突如、袖を15センチ弱、ズボンの裾を10センチ弱切って、縫いました。右袖先端にはブランドロゴが入っていたのですが、それも切ってなくなってしまいました。でも、せっかくのロゴだからと思って、ちくちくズボンの裾に縫い付けたのが上の写真です。(貧乏性)そんなことをやっている間に、段々とずぼらな考えが浮かんで、「よし、行きはこのパジャマを家から服の下に着こんで、機内でジャケットとワイドパンツかなんかを脱いだらそのまま寝れる態勢で行ったらいいんでないの?そして、機内では試しにSサイズをもらってみよう。それで大丈夫だったら帰路もSサイズもらえばいいし、小さいと思ったらMサイズもらえばいいっしょや!」と名案(珍案?)がひらめきました。結果としては、選択の余地なく、行きはクルーの方がSサイズのパジャマを持ってきてくれ、帰りはMサイズをくれました。でも、夫が帰りの便で「もうワンサイズ上のが欲しい」と要求していたので、もし機内に希望サイズがあれば融通は利くのかもしれません。パジャマの色に揃えてなのか黒いスリッパも一緒にパジャマ袋に入ってました。Sサイズだと確かに袖の長さも裾の長さも丁度良かったです。が!今時のカットなので、昭和の人であるひなこは、もっと股上が深くないと気持ち悪いって感じでした。なので、ズボンはMの方が、あずましい(快適の北海道弁)。裾の長さを直す必要がありますが。以前、機内で見られる映画を事前にネットで調べて搭乗したら、夫に「そんな事前準備を万端に整える人はきっとお前くらいだ」と呆れられたことがありますが、旅行自体より事前準備が楽しかったりする私でした。ご機嫌よう!
2019年05月22日
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おはようございます、ひなこです。この便の搭乗口は、エコノミークラスと別れていて、ビジネスクラスはエスカレーターで上に行き、エコノミークラスの人々を見下ろしながら、上の階から(飛行機の2階の席なので)乗るという感じでした。こういう生活を続けていると、すごく高慢な他人を見下す嫌な人間になりそうでちょっと怖いですね。まあ、私は一時のことで、続かないから、そこまで弊害はないかしら。今回は、夫もビジネスクラスです。窓側の席に変更し、夫の後ろが私の席です。私達の担当は、ジョシュア君という若い男性でした。ウェルカムドリンクは、ノンアルコールのシャンパン、ソー・ジェニーをお願いしました。タオルはホットで。シドニーから乗った時は、ヘッドフォンどこにあるんですか~?状態でしたが、すっかり慣れた手つきで通路側の物入れを開けて取り出しました。人間は学習する生き物です。御飯は、ネットで注文したシーフードのグリルについて「注文承っておりますので」ときちんと対応してくれてました。その他に頂いたものですが、お通し(アミューズドブッシュとかなんとか言うんですか?)に、一口サイズにくるっと巻いて楊枝というかピックが刺してあった牛肉と、その下に敷いてあったごま油風味の中華麺が出ました。油そばみたいで美味しかったですが、麺が短くカットしてあって、日本人的には、麺は長くないとな~と思いましたけども、非アジア人の食べやすさを重視した結果でしょうか。前菜にあったスモークサーモン盛り合わせを食べ、そして、メインにミックスシーフードのグリルを食べました。もし、カタール航空が顧客情報をインプットして管理していたなら、私の欄には、シーフードがお好みと書いてあるかもしれません。何かクレーム言ってきたら、スモークサーモン盛り合わせ出しとけ、みたいな。デザートが入る隙間はなかったので、もう何も要りませんと断りましたが、ゴディバのチョコレートを頂きました。歯を磨きに洗面所に行った帰り、夫がデザートのアイスクリームを食べているのに遭遇。「スープ飲んだ?」と聞くと、飲んでいて、メニューには季節のスープという感じで何のスープか明記してなかったのですが、アスパラガスのスープだったそうです。「他に何食べた?」の問いには、茄子のトリティリー二とかいうやつ」とのことでした。「美味しかった?」と食い意地の張っている私はそこまで聞きましたが、美味しかったそうです。それから、自分の席に戻って、すぐベッドを作ってもらって寝ました。(私の席の上の荷物を置く所にシートに敷くパッドが入っていたので、自分でセットしようとしたら、「お客様!わたくしがセット致しますので!」とクルーの女性がつむじ風のように飛んできてやってくれました)酔い止めを飲んだ効果か、目が覚めてフライト情報を画面でチェックしたら、残りのフライト時間は5時間半くらいで、思ったより長い時間寝ていたようで驚きました。(14時間40分くらいのフライトでした)今回はいびきにも赤子の鳴き声にも遭遇しなかったからか。もしかしたら、私がグースカ他人に迷惑をかけていたかもしれないけど!後編に続く。
2019年06月02日
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おはようございます、ひなこです。これは、夫がリクエストして持ってきてもらったものです。カレー粉です。トルコじゃあ、カレーは食べないですけど、スーパーのスパイス売り場にKori(oの上に点々2つ)というのも売っています。辛いものが食べられない私には、辛くなくて丁度良いんですが、夫は、「こんなものカレーじゃない!」と拒否。まぁ、確かに本場の味感はないカレー粉です。そこで、夫はオーストラリアから来る人に、「カレー粉希望!」と伝えたのでした。オーストラリアはマルチカルチャーの国なので、インド系じゃなくても、インドやパキスタンの料理って、結構食べているので、うちの夫も、カレー食べたいという欲求が起きたんでしょうね。この↑カレー粉を使って、チキンとズッキーニと人参のカレーを作りました。ちょっと辛いけど、大変美味しかったです!コープさっぽろでたまに買って食べていたレトルト蠣🦪カレーのような感じだな。あー、私もオーストラリアから何か欲しいものあるかって聞かれた時、日本のカレールー頼めば良かったかな。S&Bやハウスのカレールーがオーストラリアのスーパーで売っているのです。日本と違うのは、植物性原材料しか使っていないところです。日本のカレーは、別ジャンルです。うちの夫は、「これはカレーじゃない」と食べません。私の方は、本場のカレーは苦手なので、日本のカレーこそ、「これがカレーだろ!」と思うので、日本のカレーから、日本風のカレーパンまで作ったことあります。というわけで、カレーを作って食べたお話でした。ご機嫌よう!
2023年06月29日
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おはようございます、ひなこです。サイコロの旅5、最終夜です。放送日は前回から3週間後の7月22日。鈴井さんも冒頭「お久しぶりです」と言ってます。7月だから、また相撲ダイジェストが2週間あったんでしょうね。洋ちゃんは、後ろから前に出てくるタイミングが早かった!1998年6月7日(日)、午前7時36分。奄美大島です。暑いそうです。朝の8時前なのに、既に30度近い気温だそうです。洋「この際、沖縄行ってみたいね!」とサイコロを振ると、"JASで一気に大阪"が出ました。鹿児島経由のようですが。鈴井さんは、ズーズー弁みたいに訛ってしゃべっています。北海道弁ではないですよ、あれ。ストレスマックスなんでしょうねえ。奄美大島に滞在したのは、4時間だったそうです。伊丹空港。ミスターがサイコロを振ると、のぞみ18号で東京が出ました。北に進んでいます。東京駅前、午後5時42分。洋ちゃん、ジャージになった。長袖じゃないと寒くなったのか。鈴井さんが札幌に帰らないとならないので、1から3は札幌行きです。確率は半分。しかし、洋ちゃんが振ったサイコロを鈴井さんがボードで叩き、出たのは、はかた号。道路に崩れ落ちる大泉洋さん。「嘘だろ?」これも、ヤラセかもな~。と、今見ると思う。洋「2日前に乗ったよ?」あんまり嫌なもんだから、洟が出て飛んだ。ここで鈴井さんが、「でも、はかた号、もう出ちゃってるよね」と鋭い指摘。ところが、2日前に乗ったのは京王のはかた号で、今日乗るのは7時45分発の西鉄のはかた号なんだそうです。ここで、洋ちゃんがカメラを手で覆い、「ここに道民はいない。撮りなおそう!」と言いますが、認められず、諦めて「はかた号の前でお会いしましょう」。新宿。洋「一度脱獄したのに、又監獄に戻ってきた囚人のような気持ちだね」洋「乗りたくないねえ」車内。空気が重苦しい。一番前の席なので、ひそひそ声。洋ちゃんが、通路に荷物を置いていたら注意された。午後8時52分。諏訪湖SA。デジャヴー。鈴井さんは眼鏡で、もみあげのところの髪はクルンと巻き、洋ちゃんに「浦見魔太郎みたくなってる」と言われる。誰だか知らないので、今ググったら、適格な表現でした。似てます。そして、また車内。まだ撮影してるのに、有無を言わせずカーテン閉められた!消灯。藤やん「がんばれよ~。大泉く~ん」とカーテンのこちらから声をかけると、「負けないぞぉ」と声が返って来た。そうしたら、プッとクラクションが鳴るのですが、これって注意されたの?午前零時。午前6時。カーテン開いた!洋ちゃんは病人のよう、ミスターは廃人、死人のようになってしまっています。6月8日(日)、午前6時40分。プーさんのTシャツを着ている鈴井さん。あまりの変貌ぶりに、2日前との比較が流れます。別人になっています。老化が進んだ。鈴井さんは、昨夜バスの中で、「ケツの肉が取れる夢をみた」そうです。洋ちゃんは、ハムスターのようになって寝たそうだ。一同、「西鉄は京王と違うね!!!」鈴井「送り出す側と向かえる側の違いじゃない?」一同「カーテン閉めたのは驚いたよなあ!」洋「うれしーなんか”どうしてですか”って、抵抗したけど、ダメだったよ。問答無用だよ」鈴井「でも休憩はたっぷり30分あって、良かった!」一同「うん、あれ、良かった、良かった!」鈴井「さっき運転手さんがミーティングしてるの聞いちゃたの。ちゃんと考えて計画立てて真面目に仕事してるんだなって思った」。午前10時、博多着。午前10時15分、お馴染みの博多駅前。1から4の目は千歳です。5は、羽田で、6は韓国は目の前、対馬です。鈴井さんが振ると、”1”が出たー!抱き合う二人。洋「対馬も覚悟してた」初めてじゃないですか、ちゃんと帰って終われるの?でも、これも飛行機予約入れてたんだろうな。鈴井さん、帰らないとだめだから。6000km以上の移動距離だったそうです。お疲れ様でした。視聴者プレゼントは、指宿セット、奄美大島セット、鈴井さんセット、つばめ号セット、めんたいこキーホルダー、サイコロのボード、サイコロセットなど。以上、サイコロの旅5でした。御機嫌よう!
2017年08月13日
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おはようございます、ひなこです。カタール航空のビジネスクラスに乗る人は、シドニー空港ではカンタスのビジネスラウンジが使えます。私も以前JALのプレミアムエコノミーを利用した時、入ったことがあります。利用したことがあると言っても、フルーツを食べ、お茶を飲んで、WIFIインターネットにつないでメールとかしたくらいですが。シドニー空港のイーティハードのラウンジは良かったですねえ。ファーストクラス仕様でした。レストラン形式で、テーブルに座っていると係の人がやってきて、メニューに載っているものをオーダーしてそれを持ってきてくれるという感じでお食事できました。と思ったら、3月22日から、シドニーとメルボルンの空港で、事前予約が必要らしいですが、80ドル支払うと、どの航空会社のどの席でも(エコノミーでも可ということです)イーティハードのラウンジだったところが使えるようになったらしいです。名前は、ザ・ハウス。オペレーターは英国のラウンジ会社のようです。(No1Lounges)さて、当日。搭乗手続きに時間がかかって、結局ラウンジに行く時間もなく、真っすぐゲートへ向かい、搭乗しました。次回は、何故時間がかかったのか、というお話に続く。
2019年05月24日
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おはようございます、ひなこです。先日、ジェイミー・オリヴァーを扱ったテレビ番組をやっていました。新しい料理番組のシリーズでも始まったのかな?と思って見始めたら、そうではなくてドキュメンタリータッチのものでした。最近、ジェイミーと言えば、日本ラグビーのコーチ、ジェイミー・ジョセフが頭に浮かびますが(コーチ継続することになりましたね!)、ちょっと前までは、ジェイミーと言ったらこの人でした。すっかりおじさんになっちゃって(44歳)、子供達もすっかり大きくなって、なんだか沢山いたので(3女2男)、ウィキペディアでジェイミーのことを読んだら、子供の名前が、英語版キラキラネームだった!ペタル・ブロッサム・レインボー、デイジー・ブー・パメラ、ポピー・ハニー・ロージー、バディー・ベア・モリス、リヴァー・ロケット・・・。彼はディスレクシアなんだそうだ。知らなかったなー。そして、番組の終わりには、新しい本は”VEG"って本で、新しいテレビシリーズもそれに伴い始まりますよって宣伝が。クリスマスにこの本も良かったら買って下さいねってことなのかな?そういえば、番組の中で、ジェイミーの本より売れたイギリスの本は、ハリーポッターしかないと言ってました。へえ。レストランが潰れたり(オーストラリアだけではなくて、イギリスもそうだったとこの番組を見て知りました)大変なようですが、初心に戻って、これからは料理本とテレビの料理番組に力を注ぐそうです。「コケたけど、また新しいことを始めるきっかけになるから!」と前向き発言もしてました。その後、その名もVEGの新シリーズのテレビ番組を見ました。お料理よりも気になったのが、すっかりおじさんになっちゃったなーってことでした。私なんかより、ずっと若いはずなのに、おでこに深いしわが刻まれていて、日本人ってやっぱり白人に比べると、年を取るのが遅いよねーなんて思いました。失礼しました。ご機嫌よう!
2019年12月08日
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おはようございます、ひなこです。すっかり見るのを中断してしまったこのドラマ。シーズン6のお知らせを見て、シーズン5すら見ていないことに初めて気付いた私です。シーズン5が始まった頃は、父の介護でアップアップしてたので、ザ•クラウンのニューシーズンのことなんて、全く知りませんでした。実は現在、日本に帰国しているため、ローソンからネットフリックスカード2000円を購入して、見ました。うーむ。シーズン4から、大きく出演者が変更になっていて、なんだか馴染めません。アン王女は本人より、可愛い、かもしれないけど。久々に聞いた、ザ•クラウンの高貴な人々の英語。スピーチの先生が俳優についているというのが、頷けます。声の出し方とか諸々、ブラヴォ!長いことトルコ語ばっかり聞いていたので、羽田空港でトルコ語を喋っていた人の横を通り過ぎ、その後、はっ!と振り返ってしまいました。そこからの、「ザ•クラウン」のクイーンズイングリッシュですからね。落差が大きいです。ご機嫌よう!
2023年12月20日
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おはようございます、ひなこです。オーストラリアの政治家で、ちょっと柳葉敏郎さん似の人がいて、ひなこが、ひそかに「オーストラリアのギバちゃん」と名付けている人がいます。昨日、そのギバちゃんがニュースに出ていました。一昨日の上院議会が滅茶苦茶になったようなのですが、どうやらギバちゃんはその場に不在だったらしく、「僕のせいで混乱を招き申し訳ありませんでした」と謝罪したようです。そして、彼の本当の名は、マイケル・キーナンさんでした!ミニスター・オブ・ジャスティス、日本語だとなんでしょう、法務大臣?もし、彼が将来、オーストラリアの総理大臣になったら(ならないか)、「あ、マイケル・ギバちゃん、首相になったんだ」と思ってくださいね。今日の読み返してみようは、「嘔吐1979」です。これは、若手のイラストレーターで、以前村上さんが一緒に仕事もしたことのある、古いレコードのコレクターの人がいて、同じ趣味を持つ村上さんとレコード交換などをしているんだけれど、その人から聞いた話という設定になっています。その人が、40日間、吐き続けたという話。その期間に、必ず電話がかかってきた、ということになっているので、イラストは電話にしてみました。1979年ですから、携帯電話ではありません。私が、最後に吐いたのは、5年生の時ですねえ。41年前です。2回、妊娠出産しましたが、つわりで吐いたことは、一度もありません。ムカムカする吐き気は経験しましたが。というと、すごく驚かれるけど、本当なんですよ。だから、もし次に吐くことがあったら、「ああ、私、もう駄目だ」と大げさに思いそうです。そういえば、NHK教育テレビ(今、Eテレって言うらしいですね、なんなんだか)で昔やっていた「ひとりでできるもん!」の初代の舞ちゃんが、33歳の若さで亡くなられたそうですね。うちの長男が大好きだったんですよ、舞ちゃん。だから、私も一緒に見てたものなんです、この舞ちゃんがお料理する番組。自分より若い人が亡くなるのは、ショックです。今日もまた、村上さんの作品と関係ない話ばかりですみません。えーっと、この話は、とても村上春樹さん的で、「で、結局真相はなんだったの?」というのは霧の中です。なので、そういうのをきちんと明らかに提示してくれないと嫌な方は、腹が立つかもしれません。理系の人はダメかも。(偏見でしょうか)では、ご機嫌よう!
2016年09月03日
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おはようございます、ひなこです。昨日から名古屋場所が始まったんですねえ。今、2横綱、3大関(全滅)、初日黒星★の記事を読みました。どうした、稀勢の里?高安?高安といえば、色黒で毛深いので、「この人、どこの人?」と思っていたら、日本人だけどお母さんがフィリピンの人なんだそうですね。お母さん、「すごく優しい子なんです」と言ってました。自慢の息子なんでしょうねえ。ここでおさらいです。今まで周った国々は、フランスとイギリス、ベルギー、オランダ、ドイツ、ルクセンブルグ、オーストリア、そしてリヒテンシュタインと8カ国です。8月26日(火)、午後10時。リヒテンシュタインの晩餐です。美味しさのあまり白目をむく洋ちゃん。「藤やんのそれフォアグラだよな」と人のお皿を一斉攻撃してフォアグラを食べる3名。洋「これは、美味い!」支配人が、なにやらとても強いお酒をサービスで出してくれて、すっかり上機嫌となり洋ちゃんはダジャレ王に。部屋に戻り、壁の絵を見て、「シャガールだねえ」と言うも、絵にミレーと署名が。「え?!落穂拾いのミレー!?」翌朝。支配人が、鈴井さんのプーさんの風船がしぼんじゃったから膨らませてあげると、洋ちゃんを近所のおもちゃ屋さんに連れて行きます。多分支配人の車に洋ちゃんとカメラのうれしーが乗って行ったんです。ヘリウムガスを入れてもらって、プーさん復活。待っていた藤やんと鈴井さんはちょっと心配だったみたい。やっぱり洋ちゃんが一番英会話ができる人なのかな?残った二人は事情が呑み込めていないようでした。8月27日(水)、午前9時半。ホテル前。「リヒテンシュタイン、良い国でしたねえ!」全ては、ホテル支配人、フリッツ氏の好印象のおかげです。ファドゥーツからスイスのマインエンフェルトに向かいます。ハイジの家があるそうです。私たち世代は、ハイジに思い入れすごくありますから、鈴井さん、ディレクター陣は楽しみなのでは。洋ちゃんも再放送で見たことあるようですが。ちなみに、鈴井さんは私の2歳年上で、藤やんことディレクターの藤村さんは私の1つ下、うれしーはいくつなのか?と今調べたら、私より5歳も年上だった!知らなかった!どおりで、洋ちゃんが「この度結婚することになりました」と報告した時、思わず出た言葉が「大丈夫なのかい?!」だったわけだ。洋ちゃんの14歳年上だから!うれしーは九州出身なのに、やはり北海道弁になっているのかね、感化されて。ちなみに、昔のどうでしょうで、藤やんのことをたまにデブと罵っていた大泉洋さんですが、彼はその後マラソンを走るようになって、現在はデブではありません。国境を目指す間、洋ちゃんの車内レポート。後部座席には地図やガイドブック(地球の歩き方)の山。そして、さらにその後ろには、洗濯物の下着の山が干してある。部屋で洗って乾かなかったのを、車の中で広げて乾かしているそうです。そして助手席はナビ係の指定席。洋ちゃんはバカなのをいいことに寝てばかりいる。彼の係は、自然と給油担当になっていたそうだ。スイス国境。ただ旗が立っているだけです。ここからスイスだよと。でも、道路の色が違うそうです。これで9カ国制覇。8月27日(水)、午前10時。マインエンフェルト到着。緑の道、ハイジの散歩道、ペーターの山小屋、ハイジの牧場などがあるそうです。山、高い!山に登ります。20分上ったところで、やまびこを試してみます。「俺は訴えるよ。ダメだよ~。ハイジなんて実在してないんだから、もっと低い所に作れば良かっただけの話だろ」とぶー垂れる洋ちゃんのやまびこの言葉は、「スイスを相手どるよ~!!!」ペーターの山小屋を過ぎ、1時間経過してハイジの家到着。ベルをつけた牛が沢山。地雷のように牛糞だらけだそうです。洋ちゃんは暑がって上半身裸です。ここで洋ちゃんが「ハイジー!こっちへおいでよ!」と叫ぶと、Tシャツを赤く塗る油性ペンでほっぺを赤く塗った鈴井さんがハイジに扮して走ってきます。牛糞、踏みました。撮影終了後、サングラスをかけた、オフィスCUE代表取締役社長(今は会長です)鈴井さんに対し、へこへこする面々。そして下山。ここでスイスのケーキを買います。「甘いね」というのが洋ちゃんのケーキを食べた感想。鈴井さんは顔を洗ってきたようです。ここで、ミスター生き地獄。ケーキを3個完食。車はアルプス山中へ。すると、走行中ドン!と音がした。何事?と車を停めます。トランクに入っていたプーさんが、標高2000km以上の高地のため気圧の関係で膨張して、破裂していました。プーさん、爆死。「9カ国、一緒に周ったけどね。残念だったね」「いい顔してるよ」「いつも同じ顔だろ」「日本の土を踏ませてやりたかった。まあ、いつも浮いてるから踏むことないけど」「いつも言ってたよね。マッターホルンが見たいって」サヨウナラ、プーさん。でも修理できるんじゃない、日本に持って帰ったら。次回に続く。
2017年07月10日
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おはようございます、ひなこです。村上春樹さんの短編を読み返してみようシリーズ第2回目は、『貧乏な叔母さんの話』です。これは、まあ、ずばり”貧乏な叔母さんの話”なわけですが。ご本人による「自作を語る」によると、これもタイトルから始まった話だそうです。それも、タイトルから書き始めるという執筆作業自体をモチーフにした小説で、二重構造になっています。「つまりこれは、『貧乏な叔母さん』という小説でありながら、同時に「メイキング・オブ・『貧乏な叔母さんの話』になっているわけだ。」「どうしてまた、『貧乏な叔母さんの話』なんていう奇妙な題の小説を書こうと思ったのか、僕自身にも思い出せない。たぶんそれはある日の午後に透明な弾丸のように飛来したのであろう。」この短編も、全集収録にあたって全体的にかなり手を入れてあるそうです。また、もっと年をとって、もう一度書き直すことになるかなという気もしないでもないそうです。物語冒頭に、一角獣の銅像が出てきます。一角獣と言ったら、『世界の終わり』を連想しますが、これは東京に実在する場所にあるものなんだそうですね。雑誌で読みました。それによると、東京メトロ外苑駅前から徒歩5分の外苑前の銀杏並木には、等間隔にベンチが並んでおり、その先の絵画館には、一角獣の姿が見えるそうです。この小説の中に、エーテルという言葉が出てくるのですが、私は意味が分かりませんでした。カテーテルは医療関係だよな、みたいな。ETHER:エーテルとは、かつて光の波を伝える媒質として仮想されていた物質。19世紀末、マイケル・モーリーの実験によって否定された。小説の終わりの方に、女の子の家に電話をかける場面が出てきますが、村上さんの小説はこのパターンで終わるのが多いような。パッと思い出せるだけでも、『ノルウェイの森』『田崎つくると彼の巡礼の年』とか、逆に女の子から電話がかかってくる『スプートニクの恋人』とか。では、今日はここまで。(あんたの終わり方もどうなの、人のこと言えないでしょ、みたいな)御機嫌よう!
2016年05月27日
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おはようございます、ひなこです。ひなこが10代の頃大好きだったザ・クラッシュですが、「ロンドン・コーリング」が世に出てから、もう41年になると知り、愕然としました。41年前か!どうりで年を取るはずだ。驚き。ところで、中国の外相が来日されてましたね。日本の外相が、今月中に中国とビジネストラック、レジデンストラックを開始すると発表してました。いやー、1週間前にオーストラリアの首相、スコーモが来日して、反中国のために軍事協定みたいの結んだばっかりのはずなんですが・・・。一体、何のために豪首相、来日したんだよ。「日本人は信用できない」って思ってそうだな。彼は、まだ自己隔離中で、リモートワークされてます。シーズン1&2のエリザベス女王が、回想シーンとして登場!若い!この演説がなされた時、サッチャー女史はオックスフォード大学の学生でした。まだまだ、女が大学で(それも理系で)学ぶということに偏見があった時代のようです。Michael Shea氏という、1978年から1987年まで女王のプレスセクレタリーを務めた人にも焦点が当てられています。多くの著作があるようです。そして、南アフリカのアパルトヘイトに対する女王とサッチャー首相の意見の食い違いがメインに描かれています。サッチャー役の女優さん、本当、凄いよなー。あ、次男のアンドリュー王子の結婚もあったんですが、この女二人の対決記事が新聞の一面を飾り、王子ご機嫌斜め。私、この時シドニーにいたな。アンドリュー王子が結婚した時。シーズン5のダイアナ役は、オーストラリアの女優さんらしいです。エリザベス・デビッキさん。では、ご機嫌よう!
2020年11月26日
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おはようございます、ひなこです。第3話です。いきなり、40年代のエジプト、アレキサンドリアから始まります。この回は、ダイアナと共に事故死したドゥーディーのお父さんがメインのお話です。実話に基づいているのか分かりませんが、ドラマの中ではダイアナと父ちゃんは気が合っていて、ドゥーディーとダイアナの出会いも描かれています。コカ・コーラ売りから、あそこまでのしあがったのかぁ。富と名声に対する執着の強い人だったのかな、モーモーお父さん。モーモーと呼ばれた男=ドゥーディーの父ちゃんです。「王家の谷」ジョークを飛ばし理解されず、「エジプトジョークだよ」って言うところがウケました。それから、映画「炎のランナー」にこの人達が関わっていたとは知りませんでした。私も見ましたよ、あの映画。たしか、札幌のスガイで。懐かしいなぁ。ご機嫌よう!
2023年12月22日
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おはようございます、ひなこです。1954年、ロンドン。街並みがそんなに変わってないなあ。地震がないからでしょうか。日本だったら昭和29年と今って全く違いますよね。日本ってどんどん壊して新築!文化ですよね。一人の女性が高級レストランへやって来ます。待ち合わせの相手は第7代カーナヴォン伯爵です。あだ名はポーチ―。ポーチ―は指輪をとり出し、彼女に結婚を申し込むのですが、「オウ、ポーチ―」と言われ、「それは限りなくノーの返事かな」。「とんでもない。ただ条件が一つあるわ。彼女のことよ」「彼女って誰だい?」女王のことでした。「僕らの一家は昔っから、親戚みたいに近しい関係にはあるけどね、彼女にはフィリップしかいないんだよ」とポーチ―が言うと、「あなたは、どうなの?」「君だけだよ」この会話のやり取りが、なんか気に入った私。間合いとか。このポーチーは、第7代カーナヴォン伯爵。2001年に亡くなっておられるようです。ちなみにツタンカーメンの墓を見つけたハワード・カーターのパトロンだったカーナヴォン卿の孫です。そして、ドラマ『ダウントン・アビー』のお屋敷の持ち主がこの一族だそうです。ひなこシーズン1のみ見ましたが、ダウントン・アビー。(英国お屋敷物好き)さて本題。宮殿。フィリップ相変わらず遊びまわってます。午前様って感じでご帰宅。女王は、実は寝ずに起きていて窓から帰って来た車もしっかり確認して見たんだけど、フィリップには寝たふりをしてます。場面変わって、外で写生しているチャーチル。絵を描くんですね。そこに電話がかかってきて、妻が伝言します。「80歳の誕生日についてジョック(だったかな)から電話があったわ。肖像画をプレゼントしてくれるそうよ」アメリアで胆石の手術を受けた外相、手術が成功して元気に戻ってきました。ポーチ―に電話をかける女王。競争馬の話です。ポーチ―と女王様は幼馴染であり、ポーチ―は競馬マネージャーだそうです。最初のプロポーズした女性かな、お風呂に入って鼻歌歌ってます。それを気にしながらも、電話で話すポーチ―。女性は風呂からあがり、じとっと睨んでます。「ぐっない」とあせってガチャンと電話を切るポーチ―。チャーチル宅。グラハム・サザーランドという肖像画家がやって来ました。『騎士団長殺し』思い出すなあ。チャーチルは、「そっくりそのまま写実的に描く必要はない。それにはカメラがあるからね。私も絵を描くんだよ」なんて言います。チャーチルの妻が「プロセスは?」と尋ねると、「まず、写真を撮ります。それからスケッチ。実際のペインティングは私のスタジオで行います」などと答える画家。チャーチル「ポーズは?」画家「座ってください」チャーチル「立っている方が威厳があって良いだろう」とポーズをとる。すると画家に「座っている方が良いですね。この絵を私が描く目的は、ある特定の年齢に達したことに対するお祝いだと聞いていますから」と言われてしまう。画家が帰ってから、チャーチルの奥さんは「ハンサムな人だったわねえ」と興奮気味。チャーチルは「ふん。あいつは全てをコントロールしたいタイプだな。社会主義者の匂いがしたぞ」と気に入らなかった様子。競馬場。女王の馬が勝ちました!大喜びの女王様とポーチ―とマーガレット。フィリップは、一人、後ろの方で面白くなさそうにしています。馬に興味ないんですね。女王とポーチ―の仲睦まじい姿にムッとして立ち去ります。それにマーガレットが気付きます。こういう細かい演技が上手く演出されてます。厩舎で話す女王とポーチ―。ポーチ―の口から婚約者という言葉が。まだ結婚はしてなかったのか。風呂に入っているシーンで私は既に結婚したんだと思っていた。女王「あの方、アメリカの方よね」女王いわく、ポーチ―とは共通の趣味・興味を持っているそういう関係。「あら、共通の情熱を持っているんじゃないの?それも夫が持たないものにね」って誰が言ったんだっけ。マーガレットかな。簡単なメモを取りながら見ていたのに、既に忘れている・・・。外相がチャーチル宅を訪問。辞任を迫ります。チャーチル「適切な時がくれば辞任する」外相「それは9年前だったんですよ!」肖像画家、今日は奥さんのキャサリンもお手伝いで来ています。今日はスケッチ。絵を描くチャーチルは「何を使って書いてるんだね。鉛筆なのは分かってるよ。4Bか、6Bかね。紙は?」と専門的なことを聞く。6Bの鉛筆を使っている、紙はどうたらこうたら(私はよくわからない)、奥さんにも質問。「そうですねえ、夫は1年に3枚から4枚くらいの作品を仕上げます。でも1枚につき60枚くらいは試行錯誤の絵があります」モデルのチャーチルは、老人らしくいびきをかいてぐーすか寝てます。目を覚まして、「君について少し調べたよ。ちょっと絵を見せてもらえないかね」画家「だめです」とぴしゃりと断った。バッキンガムにいる女王にポーチ―から電話がかかってきます。「やっとつながった。朝の9時に電話してつながったのは昼だよ」女王「大袈裟ねえ。いいわ、直通番号をお教えするわ」親密さが漂ってます。夫は馬には全く興味なしで、従者のマイケルとまた夜遊びに出かけました。肖像画家の絵の中の1枚(とっても暗い絵)をコピーして描くチャーチル。本日は画家一人で奥さんは一緒ではありません。今日は色付けしてます。チャーチル「君のある絵について聞きたいんだが」画家「あれは、息子ジョンが生後2か月で亡くなった時に描いた絵です。あなたは5人お子さんがいらっしゃるんですよね」チャーチル「いや、4人だ。2歳9か月で死んだ子がいてね」なんだかこのあたり、画家が精神科医の様な感じです。我が子を失くした共通項を見つけ、二人の関係がぐっと近くなって友情のようなものが芽生える感じが上手くじわっと描かれます。チャーチルの誕生日。ケーキの蝋燭も1本しか吹き消せない老いぼれチャーチル。肖像画のお披露目はテレビ放送されています。女王は首席秘書官のマイケルとテレビを見ています。女王は、チャーチルはもうダメだって感じの顔してますね。チャーチルは、肖像画の除幕をして初めて自分の肖像画を見て、老いぼれた姿にムッとしてます。後日、チャーチル宅に絵を取りに来た画家を「何だ、あの絵は?!」と怒鳴りつけます。しかし画家は「私はありのままを描きました。あなたは、それに対し目をつぶっているのです」と言います。チャーチル「・・・。帰ってくれないか」画家が手ぶらで帰ります。チャーチルは辞職を決意します。奥さんにそれを告げると一言、「グッド」という返事が。チャーチルが女王に報告とあいさつをするため、宮殿へ。今日はチャーチル、椅子に座ってます。友人として招かれているという感じで、二人でお茶を飲んでます。チャーチルがいなくなったら不安だと言う女王にチャーチルが言いました。「もう私があなた様にお教えすることはありません。だから辞めるのです」お別れの時は、女王のおでこにキスをして、「ユア・マジェスティ―」と言って去ります。女王様にとって、チャーチルって特別な存在だったんだなー。チャーチルが車で去ろうとすると、その後ろから外相を乗せた車が宮殿に到着。チャーチルが運転手に「止めてくれ」と命じます。なんだ、喧嘩か?と思いましたが、そこはジェントルマンらしく外相と握手します。お庭を歩きながら話す女王と母。母が「宮殿じゃなく、ダウニングストリートでディナーでも」と提案。あ、フィリップが珍しく馬を見に来てる。と思ったらいきなり交尾が始まった。フィリップ「これで二千ギニーかよ」とポーチ―に支払う額について厭味ったらしく言う。女王「ウェルダン、ポーチ―」二人の仲を疑うフィリップ。険悪ムード。車の中で大声で言い争うこととなります。宮殿で、「ポーチ―とは只の友達よ。隠すことは何もないわ。だけどポーチ―と結婚した方が落ち着いた生活ができたかもと思わないこともないの。でもこれだけは言える。私が愛したのはただ一人だけ。それはフィリップ、あなたよ。あなた、私の目を見て同じことを言える?!」ディナーで女王が挨拶。ドレスに青いたすき掛けの正装です。一同にこやかに穏やかにしているのですが、これと交互して、車の中で怒鳴り合って喧嘩する女王とフィリップ(Fワード言ってるよな)の映像やチャーチルが自画像を焼いている光景がインサートされて、人間の表と裏みたいのが上手い具合に演出されてます。スピーチをしながら、フィリップをにらむ女王にフィリップは「イッツOK」と声を出さず口だけ動かして言ったりしてます。最後は字幕で、チャーチルが焼いてしまったため肖像画は永久に失われた。チャーチルは、晩年はフランスのリヴィエラで過ごすことが多かった。池の絵を描くのはやめなかったとかなんとか出てきて終了。池っていうのもキーワードで画家とのやり取りで出てくるのですが、ひなこの英語力で適当なことを書くのも悪いので省略しました~。(その後、ネットフリックスでは、吹替言語を選べたり、日本語字幕が選べたりすることを知りましたが、この時はまだ知らず、ダンボの耳で必死でイギリス英語を聞いていたのでした)続く。
2019年04月22日
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おはようございます、ひなこです。マレーシアジャングル探検、第3夜です。本編前のご挨拶。札幌雪解けた。それでも、「寒い!」と仰ってます。そりゃ、寒いさー。風びゅうびゅう吹いてるも。「1,2回は前フリでした」と鈴井さん。さて、何が始まるのでしょうか。1998年3月6日(金)、午前10時半。あ、洋ちゃん、オーストラリアで買ったブルーのカンガルーのTシャツ着てる!本日の予定。まず本日はキャノピー・ウォークに行きます、とのこと。木々の間に張られた橋で、高さ30m長さ400mとのこと。動物を観察するためのものだそうです。その後で、一旦宿に戻り、食料などを調達して、ブンブンへ行く。が!行く予定だったブンブン・クンバンは数日先まで予約で一杯で泊まれないので、一番人気のないブンブン・バラウへ行く。ここはいつでも泊まれる。誰も行かない。大丈夫?!危ない動物が出るのか、あるいはなにも動物がいないのか、と訝しがる洋ちゃん。まずは、キャノピー・ウォークに出かけます。1,5km歩きます。二人の恰好を後ろから撮ると、ジャングル探検に行く人というより、ちょっと近所のコンビニに向かう人の恰好にしか見えません。途中で猿がいました。洋「あれはニホンザルだね」違うぞ。猿は交尾してるし。午前11時2分。キャノピー・ウォーク着きました。あれ?なんか予想していたのと違います。造りが原始的というか、ええ?!という感じです。これは細いし怖いでしょう。高さもあるし。私は無理だわ~。なんとか出演者の前からの映像をと思って、カメラを持ったディレクター陣が後ろ向きに進んでスタンバイしてみましたが、「無理、無理」ということで、大泉さんにカメラを持たせます。自撮りです。鈴井さんは高所恐怖症だそうですが、洋ちゃんは平気みたいで、落ちるフリとか靴を忘れたフリとかしてます。よくできるなー。途中で白黒の蝶に遭遇。「白と黒の喪服蝶。柳生博です。100万円!クイズハンター!」だの、「喪服蝶!!!」と久米明さんの真似などをする洋ちゃん。オーストラリアでもやってた。ホテルに戻り、庭でオオトカゲに遭遇。私、オーストラリアで見てるのであんまり驚きませんが、そりゃあ雪の札幌から来たら超ビビると思います。洋「体長10mはあった!」それは誇張ですが・・・。「今度遭ったら、俺は乗るよ、またがって」。木々の間に緑の鳥が。綺麗です。藤やん「名前がわからないけど、綺麗だねえ」洋「グリーン・ピースです!」(きっぱり)午後2時45分。未知のブンブン・バラウへ出発です。ガイドのようさんをお願いしました、と洋ちゃんがガイドの扮装をして登場。足、蚊に刺されてる。マラリアとか大丈夫なのかな。デング熱とかねえ。しかし、ここで妙に感心したのが、2日前の夜マレーシアに着いたばかりなのに、既に大泉さん、マレー語の真似で話せるんですよ。あと本当のガイドの楊さんの真似なんでしょうが、マレーシア人の話す日本語というのも習得している。さすがですね。特徴をとらえてそれをすぐ表現できるというのは、耳のよさ、観察力、演技力のたまものですね。こういう人は、語学の上達も早いと思う。ボートで川を渡ります。タハン川だそうです。川を渡った後は、ブンブン・ブラウまでは3,2km歩きます。ジャングル突入です。いきなりの登りです。一応ロープが張ってあります。先頭を歩く鈴井さんが、「気を付けて。この木にトゲあるよ~」でも、後ろの人刺さった。洋「これ壁じゃねーか!」すごく急です。誰もこんなの予想してなかったよね。で、気温は40度を超えているそうです。このあたりで、だから誰も来ないのかというのがわかってきた面々。道が下りになりました。鳥の声がします。でもスズメやカラスじゃないですよ。なんというかやはり、ジャングルの鳥の声です。標識がありました。ブンブン・ブラウまで2,4km。「まだ800mしか歩いてないってかい」次の標識。1,6km。半分来た。ここでガイドのようさん、殺気立った感じで、「伏せて!」と他の3名に命令。そして屁をこく。この後、すっごく怒られたらしい。お見苦しいのでそこはカットされた。洋「予想外にかなり怒られた。うれしーが一番怒って、カメラ持ってるのにどつきに来た」丸太を渡っている途中で蛇がでた。が、騒いでいるうちに逃げた。残り800m地点。何か出た。カメラにも収めたようだが、藤やん「見えねえって」。後100m。「これかよ?!」想像以上のボロさです。木の上に、男の子が作った秘密基地みたいな。垂直にはしご状階段を登ります。洋「開けるの怖いよ~。人死んでそうよ~」中に入ります。「あ、これはダメ」はい、確かに。二段ベッドみたいなのがある。「これ、ベッドかい?」鈴井「この中に、マットレスとか入ってるみたいだよ。ピローとか書いてあるよ」洋「開けるの怖い」はい、怖いマットレスが入っていました。穴が開いてるマットレス。うー、画面見てるだけで臭そう。でも、鈴井さんは、マットレスをセットして、それにシーツをかけて見栄えよくベッドメイキング。ああ、でも中身はボロマットレスだから。ダニか南京虫か蚤か蟻か、とにかく何かに喰われてえらい目に遭いそうな気がするマットレスであった。次週は猛獣が登場するそうです。命がけらしいですよ。そして最後に鈴井さんから大人のご挨拶。「番組内でこいつが”喪服蝶”だの”グリーンピース”だの言ってましたが、全部嘘ですから覚えないで下さい。そして、柳生博さんや久米明さんに出演して頂くだけの予算はこの番組にはありません。ご本人ではありません。お詫びいたします」と頭を下げる。洋ちゃんは、まあ大学生のアルバイト感覚であんまり責任問題とか自覚ないですよね、この頃はまだ。だから、東京ウォーカーでもフジテレビで結構物議を醸しだしたけど、本人は何が悪いのかよくわかってないと思う。続く。
2017年08月03日
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おはようございます、ひなこです。シェフ大泉夏野菜スペシャル、第3夜です。放送日は、1999年9月8日。今日はお皿づくりです。1999年7月22日、午前9時3分。札幌市中央区、ミヤビ工芸さん。国宝、半角斎先生の登場です。はんかくさい。これは道民じゃないと笑えないかもしれないですが、説明すると、北海道でバカという意味で「あんた、はんかくさいんでないの!」って言うんですよ。それにかけて、半 角斎。洋ちゃんは、子供の頃からずっと「そんなに、おだつんでない!はんかくさいんでないべか、この子」と言われ続けていたような子供だったんじゃないだろうかと想像。お兄さんは、札幌北高から早稲田に行った神童だったらしいですが。ミヤビ工芸の阿部さんという方は、辛気く斎(しんきくさい)と命名されました。阿部さん「今日は、半角斎先生の愛する備前土をご用意致しました」と、まるでタレントのような口ぶり。洋ちゃんも「あなた、テレビの人?」と途中で言ってました。onちゃんは、白斎(白菜)と命名されました。半角斎一門だそうです。それ以上は考えてないからもう聞くなと。まずは、菊練り。土に空気が入ったままだと、焼いたら割れるんだそうです。ほー、ためになるねえ。洋ちゃんの土が固い。手が、グキッとなって、痛そう。先生がやってみると、先生もグキッとなりました。面白い人だな。藤やんは、く斎(臭い)と命名され、「お前のパイ生地、菊練りしてやるぞ!」と怒る。ここでまた二人の言い合いが再燃し始める。焼き物の窯は1200度あるそうです。そんな高温で焼くんですね。洋「お前の家でパイを焼いてやる」だの藤やんが「お前のパイを備前焼と一緒に焼いてやる」だのと。洋「そんなもの、一瞬で真っ黒こげだろうよ」次の工程は、ろくろ。安田さん、自分が回る。ハナタレナックスでも実証されてますが、安田さんはちょっと不思議ちゃん。残った土で、藤やんonちゃんを作り(上手!)、洋ちゃんは藤村さんの顔を作った。似てる!藤村「胴体も作りなさいよ」数秒で作ったいい加減な太った胴体に頭を乗せる。この後、洋ちゃんが大皿を真剣に作る。阿部さん「こんなに静かでいいんですか?!」と番組のことを心配する。藤やん「いつも我々喋りまくっているわけじゃないんですよ」最後に渦巻きの柄を指でつけました。阿部さん「洗いにくくなっちゃいましたね」大泉命名、『世紀末大革命恋愛大皿』。渦巻きは、無限を表し、ノストラダムスへの抵抗、この世は終わらないというのを表しているとか適当なことを言う半角斎。普段は、略称の恋愛大皿左巻きと呼んでくれとかなんとか。鈴井さん「人間国宝の半角斎先生の作品ということで、この大皿おいくらくらいの価値のあるものなのでしょうか?」洋「んー。5万」と、真剣に答える大泉さん。そうだね。5万くらいなら、ファンの人で買う人いるかもしれないもんね。そして2週間後の8月8日、ロケ開始から69日目。朝の6時前に、HTBにパイ生地をわざわざ届けてくれた新見さんにお礼。パイ生地を手に登場したシェフ大泉。3個目のパイ生地です。本日はいよいよ本当に料理するそうです。安田さんは黄色タイツで登場。着ぐるみは石狩浜で営業があって、出ているので本日はないとのこと。普段の動きを披露してみる。備前焼きも出来てきました。ANAからもらった2万円の備前焼と比べてみる。洋「俺の方がよくないか?!」多分、この大皿、手伝ってもらってると思う。素人作品とは思えないんですが。夏野菜、収穫に向かいます。車内で「皿、割れないように気を付けろ」と言う洋ちゃん。来週の予告編が流れて終了。続く。
2017年09月24日
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おはようございます、ひなこです。今日からは、シェフ大泉夏野菜スペシャルです。全4回。第1夜は、1999年8月25日放送でした。オープニングは、いつもの平岸高台公園で、洋ちゃんが八百屋のおじさん、鈴井さんが買い物に来た奥さんの役で、鈴井さんが野菜を使ってダジャレを言う。まだ、コントで買い物かごを下げた専業主婦が普通に出てくるところに時代を感じますねえ。日本一長い料理番組のスタートです。1999年6月1日、午前4時半。HTB駐車場。もう明るいです。日本は夏時間を導入していないので、北海道の夏は日の出が早いのです!夏野菜が美味しい季節です。夏野菜の料理を作って頂くため、炎の料理人大泉シェフの登場です。そしてゲストのonちゃん。番組途中では、9月2日に放送されるという大泉さん主演のドラマ「大麦畑でつかまえて」の宣伝が時々入ります。ライ麦畑のパクリタイトルですが、「キャッチャー・イン・ザ・ライ」がどうしてライ麦畑で捕まえてになったのかもちょっと不明です。シェフ大泉本日のメニュー発表。前菜 3色のピーマン?(メニューに、はてなマークがついている)鯛と夏野菜のシンフォニー びっくりカルツォーネ風onちゃんが車に乗るところが見せ場だと頑張る安田さん。デカすぎて乗れない。車で移動します。段々と怪しむ洋ちゃん。「どこへ行く気だ?!」田舎へやって来て、道なき道を進み、現場到着。畑です。手書きの札が掛かっています。「どうでしょう農園開墾予定地」。新鮮な野菜をこれから植えます!素材にこだわるシェフですから、畑を開墾するところからやって頂く。文句を言う洋ちゃん。ですが、着替えされられました。作業着のつなぎです。でも、onちゃんと鈴井さんは私服です。土地は荒れ放題。ここでアドバイザーの土井さん登場。どうでしょうの土井プロデューサーのお父さんです。洋ちゃんは、プロデューサーが父親と電話で話していたのを聞き、お父さんは畑をやっていると聞いたことがあるので、道中、土井さんのお父さんの畑で野菜を収穫してそれから作るんだなと思っていたそうですが、実は肉体労働が待っていたのでした。激辛唐辛子、ピーマン、しし唐、トマト(桃太郎)、ミニトマト、ブロッコリー、小玉スイカ、長ナス、きゅうり、かぼちゃ、黒ナス、男爵いも、メークインの苗、そして種は、枝豆、とうきび、大根、えんどう豆、(あと一つはよく聞き取れなかった)など。その土地の隣には土井父の畑がありますが、ここまでするのに一人で5年かかったそう。まずは鍬入れの儀式ということで、「プレーボール!」の掛け声で大泉さんが最初の鍬を入れます。1R(第一ラウンド)午前6じから7時。まずは表面をきれいにします。木やらなんやらを撤去。ホクレンのCMが来るぞ!と言われ、洋「俺、もうやったもん」。洋ちゃんのおでこから血が出ています。洋「ヒルいんのか?!」と焦る洋ちゃん。畑の周りにロープが張ってあったのを、洋ちゃんとヤスケンが移動して農園を縮小。痒くなる草が大量にはえていた場所は農園の外になりました。鈴井さん「んー、見てないぞ」と黙認。10分休憩。洋ちゃんはイタリアレストランの店長にパイ生地を練ってもらって来ていて、それが腐ると怒っています。2R休憩すると元気が出るねえと仕事にかかります。(これが段々休んでも疲れがとれなくなってくる)鍬を入れます。頑張りすぎで、洋ちゃんの鍬の柄が抜けた。ミミズが出てきた。鈴井さん発見。10分休憩。暑い。洋ちゃんは上半身裸に。3RホクレンのCMを三人並んでやってみる。洋ちゃん、ムツゴロウ先生になる。土をふるいにかける。休憩。このあたりになると、もう無言です。3時間働くと人間はこうなるんだね、なんて言いながらお菓子を口に入れる遊びをしたりしてます。来週はこの1か月半後の様子になるそうです。続く。
2017年09月22日
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おはようございます、ひなこです。2年前に、パスポートの更新をするため、韓国人が経営する近所の写真屋さんに証明書写真を撮りに行きました。「あなた、オーストラリア人?オーストラリアのパスポート作るの?」と聞かれたので、「いいえ、私は日本人で、日本のパスポートを作ります」と答えると、「オーストラリアのパスポート写真は眼鏡着用が禁止なので聞いたんですよ」ということでした。はい、ひなこは遠近両用眼鏡を着用しています。眼鏡を取らずに、スタンバイしていると、「でも、やっぱり眼鏡とりましょう」と言われ、「いや、だから私外人なんです」と主張するも、向こうも主張するので、私が折れて眼鏡なしのパスポート写真となりました。今年になってから一時帰国した時、シドニー空港の出入国は、全て機械化されていました。ICチップのないパスポートだとできないと思いますが、日本のパスポートはオーストラリア人同様、機械で全部済みます。私は、すっかりテクノロジーについていけていないおばさんになってしまったので、まずは、シドニー空港での初めての機械による出国にドキドキです。緊張した面持ちで、そっとパスポートを機械に入れると、スーッと戻って出てきたので、「おお?!」と焦ると、後ろの人(息子ですが)に「パスポートの向きが逆」と指摘されました。あれえ~。そこで、気を取り直してパスポートを正しい向きにして機械に入れると、受理され、前に進んでカメラに向かって眼鏡を取って立ち、顔を認証してもらいます。そうか、このために眼鏡を取った証明写真が必要だったのか。私のパスポート写真は、BBクリームをたっぷり塗って若作りしてる写真なので、「どうしよう、このすっぴんの疲れた顔のおばさんと同一人物と見なされなかったら」と心配しましたが、どうやら顔色やらみかけ年齢で認証するのではないようで、なんとか同一人物と見なされ出国できました。ああ、良かった。そして、せっかく記入した出国カードは、設置してある透明な箱の中に入れました。ゴミになったのでしょうか。もう、出入国カード書かなくてよくなったのか?!2年前にパスポートを新しくした折、移民局のHPを見たら「新しいパスポート番号を知らせるように」と書いてあったので、用紙をダウンロードして郵送しました。そして、出国時に、古いパスポートと新しいパスポートを両方持って行きました。すると係の人に「新しいパスポートに情報は入力済みですから、これ以降は古いパスポートを持ってくる必要はないですから」と言われました。それまで、オーストラリアの永住ビザは、シールがパスポートに貼ってあったので、「移民局に行ってシールを貼ってもらわなくていいんですか」と聞いたら、「もうシールはいらないのよ」と言われてしまいました。新制度についていってないひなこです。そういえば、ある歯医者さんが、未だに出入国カードを書かせるオーストラリアの制度に抗議して、入国カードに「職業、配管工」と書いてみたんだそうです。そうしたら、係員に「あなた歯医者なのに、なんで配管工なんて嘘書くんですか?!」と言われ、「コンピュータに俺のデータが入っていてわかっているなら、なぜこんなカード書かせるんだ!時間の無駄だ!」と主張したそうです。いや、歯医者さんだからそれで問題なく入国させてくれたんだろうけど、あのカードに「ここに書かれていることは全て真実です。嘘が発覚したら罰金払います」と署名させられてたはずです。もし、私が「年齢、23歳」とか書いたら、有無をいわせず、即、罰金だったと思います・・・。一方、日本の出入国は、昔ながらの対面式でした。入国日のスタンプをポンと押されるというやつですね。日本の自動ゲートは、登録が必要のようですね。ひなこは登録してません。でも、外国人ブースはすごい人で大混雑していましたが、日本人ブースは閑散としていて、あっという間に入国できました。余談ですが、以前久々に日本に一時帰国した折、成田で、女性の係員の方にスタンプを押しながら、「お帰りなさい」と優しく言われたことがあります。不覚にも、涙が出そうになりました。「わーん、ただいまー!!(涙)」みたいな。他の人に言われたことはないですが、あの人、良い人だったなー。そして、オーストラリアに帰って来て、入国する時は、入国審査の場所に到達する前に、日本のパスポートを持っている人は、この機械を使えますよ、という表示がいくつもあって、係の人が横に立っていました。これも、私は初めて見ます。その機械にパスポートを入れると、日本語でいくつか質問が出てきて(どんな質問だったかよく覚えてませんが、所持金一万ドル以上持っていますか、とか入国カードで聞かれることのような質問だったはずです)(追記:結核にかかったことあるか。犯罪を犯したことあるか。ここ最近アフリカと南米に行ったかの3つでした)、それに画面上で答え、カードが機械から出てきて(出てきたはずです。寝不足で記憶が曖昧ですみません)、それを持って入国審査の場所へ進みます。入国審査のところでは、また機械の前に眼鏡を取って立ち、顔の認証をされ、入国となります。入国スタンプはなしです。なんらかの理由で、出入国のスタンプがいる人は、日本もオーストラリアも、係員に声をかけて押してもらえるようです。(2年後のボケたひなこの話はこちら。https://my.plaza.rakuten.co.jp/diary/update/public/?d_date=20160516&d_seq=0)そういえば、機内で、オーストラリアの検疫カードをクルーが配って、記入した記憶があります。あれは、検疫の人に渡しました。オーストラリアは食品の検疫にうるさい国なので、私は食べ物をほとんど持って帰らないのですが、最近、申告なしのレーンに並ぶと、するっと検査なしで出国できます。以前よりは緩くなってきているのかしら。では、今日はこのへんで、御機嫌よう!
2016年05月16日
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おはようございます、ひなこです。本日の読み返してみようは、「三つのドイツ幻想」です。これは、「1 冬の博物館としてのポルノグラフィー」「2 ヘルマン・ゲーリング要塞 1983」「3 ヘルWの空中庭園」という、3つの非常に短い話から成っています。ひなこは、20歳の頃読んでみて、はっきりいってなんだかよくわからないという感想しか持てませんでした。全作品を入手して、この作品について作者である村上さんが書かれているコメントを読んで初めて、そういうことであったかと納得しました。これは1984年に、雑誌『ブルータス』の「ドイツ特集号」のために書いたのだそうです。その前年に、ブルータスのスタッフと2週間、それから自分だけで2週間ほどドイツを回り、取材をされたそうです。村上さんに割り当てられた仕事は、ドイツに関連したエッセイと短い小説を書くことで、この短編はその小説部分に当たるそうです。そういうことだったんですね。それで、海外を舞台にしたいかにもそれ風の雰囲気の小説を書くのが嫌だったので、ドイツにインスパイアされた幻想を核にして小品を3つ書かれたのだそうです。そうだったのかー。最初の博物館の話なんて一体どこがドイツと関係があるのだと言われても困るそうです。私はドイツには行ったことがありませんが、寒い博物館の濃厚な感じはドイツ的といえば、ドイツ的な感じもします。書いた当時は気づかなかったということなんでしょうが、「今読み返してみると、世界の終わりに通じる雰囲気がうかがわれる部分もあるように思う」、とのことです。寒いところの話好きひなこには、開館前の寒々しい博物館で、小さなソースパンでミルクを温めビスケットをかじるところなんて妙に心に残ります。村上さんはクッキーと書かれていますが、オーストラリア在住の身としては、クッキーではなくビスケットですねえ。(変なこだわり)実は、私にとっての冬の博物館とでも言える場所があって、それは、高校の写真部の部室です。こっちの方が意味不明ですね、ははは。高1の終わり頃のある日、放課後に廊下で同じ学年のよそのクラスの男子とばったり会ってちょっと話したんですが(どうしてその人と知り合いになったのかは、今となっては全く思い出せません)、それから少しして、彼が私のクラスにやって来て、私を廊下に呼び出しました。「この前放課後話した時、俺の隣にいた先輩がお前のことを気に入って、生徒会に入らないかと言っているので前向きに検討してもらいたい」しかし、私はそんな先輩のことはまるで視界に入っていなかったらしく、全く覚えていませんでした。教室に戻ると友達が「どうした、どうした?話はなんだった?」と集まってきたので、伝えると、「絶対生徒会入りなさい!それは恋の予感!」などと言われ、困った私は「じゃあ、あんた達も入るなら入ってもいい」と友人を勧誘し、結局3人で生徒会に入りました。私のついた役職は、監査副委員長でした。私のことを気に入った先輩が監査委員長だったわけです。でも、その先輩が私を気に入ったのは、私が面白い女の子だったからだったため、恋の予感は訪れませんでした。ははは。普通そこは、可愛いと思ってくれないとダメですよね、とほほ。結局、恋の予感は私ではなく、友人の一人の方に訪れたというオチまでつきました。で、監査委員の仕事として、部活動の部室をまわって備品のチェックをするというものがあったのですが、他の部室はまるで記憶にないのですが、写真部の部室のことだけは今でもしっかり覚えています。そんなところに写真部の部室があったとは全く気づいていなかったのですが、鍵を開けて中に入ると、私達より1学年上の学年のマドンナとでも言いましょうか、すごく可愛いことで有名な女の先輩を隠し撮りした写真をパネルにしたものが沢山ありました。彼女のお家は、地元で知らない人のいない老舗のお商売をしているお家で、確か大学卒業後はスチュワーデスさんになられたというような噂も聞いたような気がします。隠し撮りなのに、どれもこれも超可愛くて、いやー、これが私だったら、写真を撮られているなんて知らないから、仏頂面してるか、とにかくどれもブサイク顔だろうなと思うと、そのかわいさに感動すらしましたが、あまりに何枚も何枚もあったので、内気な高校生男子の屈折した性欲みたいなものが感じられて、気持ち悪かったです。「写真撮ってあげようか」とか言って、正面から堂々と撮れよ、あほんだら、みたいな。というわけで、私にとっての冬の博物館は、高校の写真部の部室です。あの写真を撮った男子が、その後内気さを克服してまっとうな大人になったことを願います。ストーカーみたいになっていませんように!これで、短編集「蛍・納屋を焼く」からの作品が終了です。英訳されているものは、「蛍」、「納屋を焼く」、「踊る小人」の3作品のようです。では、御機嫌よう!
2016年07月11日
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おはようございます、ひなこです。ヨーロッパ21カ国完全制覇、2回目です。この回はイギリスで、UKメルヘン、そして美しい田舎コッツウォルズ地方とのことです。1997年8月23日(土)、午後1時。フランス、カレーでル・シャトルに車ごと乗り込みます。列車は二階建てだそうです。出発したのは午後1時6分。イギリスのフォークストンに向かいます。ユーロトンネル入る瞬間を見逃さない!と気合いを入れますが、最初のは違った。トンネル内で。鈴井さん「メルヘンといえば何を思い浮かべる?」洋「お花畑」鈴井さん「大ヒント。そこに貼ってあるユーロディズニーランドのポスターのティガー!」洋「ライオンキング?ミッキーマウス?小人?」鈴井さん「ヒント、熊」洋「わかった、プーさんだ」鈴井さん「プーさんは好きですか」洋「好きもなにもねえ、プーさんと共に育ちましたから、私。プーさんの好きな蜂蜜も私好きですよー」プーさんの故郷に行くそうです。そんなのあるんだ。私、オーストラリアに来てから、プーさんのアニメとか結構子供番組で見たけど、イギリスに行った時は、パディントン・ベアーの方が印象に残っているなあ。プーさんの故郷は、ハートフィールドという所で、地図にも載っていないらしい。どうやら鈴井さんの娘さんがプーさんが大好きのようで、鈴井さんがとても盛り上がっています。「プーさんの棒の投げ橋もあるんだよ。家でプーさんやってますからね、僕」洋「じゃあ、ミスター・プーですね。ただの働いてない奴みたいですけどね」鈴井さん「プーさんはどんな人?(熊だけど)」洋「良く知らない。黄色い」などと話していると、唐突にトンネルが終わります。「あ、出た!UK!」午後2時11分、フォークストン到着。35分で海外に行けるのかあ!外には羊さんがいます。「食いたいわー」という、道民発言。(ジンギスカンを思い浮かべていると思う)ここでディレクターが、「両替しないとね。現金持ってない。無一文だよ」サービスエリアでは、カードで地図を購入。M26→A22と進み、午後3時45分、イースト・グリンステッドに到着。ホテルがあったので、両替を試みるも出来ず。今日は土曜、明日は日曜ですから、銀行も閉まっています。こういうところが、藤やんが本当にいい加減です。この時点で、ハートフィールドまで約10kmという地点にいるのですが、この両替しようと行ったホテルに今夜宿泊しようということになります。そこでチェックイン。112号室。料金は115ポンド、当時のレートで2万4千円也。そして、午後4時20分、ハートフィールドへ向かい出発します。途中ATMマシーンを見つけ、キャッシング。「わあ!ポンド出てきた!」と喜ぶ藤やん。午後5時10分、プーブリッジ入り口到着。売店でプーさんの風船を買う鈴井さん。「娘をここに連れて来たら大変だろうなあ」鈴井さんが「ここをプーさんが歩いたんだね」と感慨深く言うと、洋ちゃんが「じゃあ、ここ、獣道ですね」。鈴井さんは楽しそうですが、洋ちゃんはつまらなさそう。トイレに行きたいけど、トイレない。その辺でいいかな、なんて言っています。鈴井さんはプーさんの物真似(日本語吹き替え版)をしています。「ねえねえ、蜂蜜持ってる?」私、英語版しか知らないなあ、声優さん。棒投げ遊びをしますが、棒は流れません・・・。この後、ホテルの部屋に戻って会議します。午後6時です。ホテルから北西150kmのコッツウォルズ地方に行く時間がない。どうしよう。カメラのうれしーは、「行きたい!」と主張。午後9時ぐらいまで明るいから、これから行こう!ということになります。鈴井さんがホテルの部屋で喫煙しているのが、2017年現在見ると、ちょっとびっくりします。今はどこも禁煙ですからねえ。じゃあ、晩御飯食べないで出発する?でも鈴井さん、昼飯食べてないんだよ。サービスエリアのごはん嫌いだって言って。この調子じゃ晩御飯もサービスエリアだよ。そこで鈴井さんが、「僕は強い人間だ!」と言い放ち、出発決定。まあ、洋ちゃんは車内で寝てるんですが。フランスでレンタカーを借りたから、イギリスでも左ハンドルです。鈴井さん「さっき、棒投げ遊びした時、とげが指に刺さって、そこが痺れている」大丈夫ですか?!ここで大渋滞に遭遇。原因は事故でした。洋ちゃんが寝てばかりいるので、ディレクターがブツブツ言い出します。ナビは大泉には頼めない。出演者の一人はバカときている。地図も読めないバカ。洋ちゃんも反撃。ディレクターもバカ。俺は寝てるんじゃない。イメージトレーニングしてるんだ。そんなことをやり合っていると、事故現場を通過。午後9時半、コッツウォルズ到着しましたが、真っ暗で何も見えません!洋「裏目、裏目のどうでしょうでございます。飯食わないと死んじゃうよ~」サービスエリアで夕食。感想。「美味しくない」「こりゃ、ひどい」「やられてるね、UKには」10時半、ホテルまで150km、トンボ帰りします。これを見て思ったのは、”オーストラリアって、やっぱり本当にイギリスの植民地だよなあ”ってことです。街並みとか同じ。まあ、こちらの方が土地が広いから、もっと解放感があるかもしれないけど、基本、同じようなもの。ひなこが行ったことのないイギリスの地域を行く第2回目でした。続く。
2017年07月05日
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おはようございます、ひなこです。甘いもの対決最終夜です。3か月も続いたこの企画、いよいよラスト。放送日は2001年9月5日でした。前枠。体操ブラザーズが、ポンポンを持ってミスターを応援しているのに、もリーダーだけが、びっくり人間チームを応援して、皆にポンポンを投げつけられ逃げるのを皆が追いかけます。本編。6日目、最終日。2001年5月26日(土)午前7時50分。宮崎県綾温泉。昨夜蛍を見た場所にて。今日は最終日。しかし、昨夜、既に1人で対決していた男がいた。大泉さん、寝言で「レディー・ゴー!」と手振りもつけて叫んだ。ミスターも安田さんも聞いたそうです。そして本人も、「声の大きさに自分も起きた」と。半笑いですぐまた寝たそうですが。洋「壊れる一歩手前です」そういえば、むかーしバイト先の人でそういう人がいた。友達のうちに泊まりに行って、寝言でオーダーを厨房に通していたらしい。仕事熱心ってことですよね。今日、午後12時、鹿児島発の飛行機に乗って札幌へ帰る予定。ここで説明が入る。最終決戦地は、西郷公園になった。まず、鹿児島空港へ行き、白熊を買う。そして、西郷公園で決戦をして、また空港に戻って来る。ということで、空港へ向かいます。時間がないので、近道作戦。いつもの通り、本当に近道なのか?と皆は疑問を投げかけますが、藤やんは絶対近道と譲りません。洋ちゃんが「今ここに、稲のようにベッて植えてやる!秋になったら刈ってやる!」と怒っています。午前9時18分、空港到着。藤やんが車を降りて、白熊を買いに行く。午前9時35分、緊急事態発生。空港では、750mlの白熊は夏季限定販売なので、現在売ってない。750mlの白熊を買うには、市内の天文館内のむじゃきというお店に行かないとならない。鹿児島空港から市内までは約40km。さあ、どうする。藤やんはよっぽど別のお菓子「かるかん」を買おうかとも思った。チェックインはしてあるから、飛行機にはすぐ乗れるんだけど、と藤やんがもにょもにょ言っていると、ここでミスターが「そりゃあ、市内に白熊を買いに急いで行きましょう。だってそれをやるという目的でここまで来たんですよ。かるかんなんかじゃ対決は受けません!」とビシーイッと言って、市内に向かうことになりました。飛行機が飛ぶまで、後2時間23分。市内に向けて出発。午前9時40分。洋ちゃんの愚痴。「どうだい、安田君。普通ディレクターというものはさ、こういうこと事前に確認しておくものじゃないかい。そうだろ。電話で確認しておけばだ、こんなドタバタを繰り広げる必要もなかったわけだ」なんてブツクサ。洋「本当に早食いしなきゃダメだぞ!」そうですね、飛行機の乗り遅れますからね。ここで、車内から安田さんが104に電話して、お店の住所と電話番号をゲットして、洋ちゃんがお店に電話。「場所確認したいんです」と洋ちゃんが言う”場所を”のアクセントが北海道風でいいねえ。”しょ”が上がって”を”で下がる。午前10時3分、高速下りました。・・・渋滞してる・・・。安田さんが道路交通情報センターに電話して渋滞具合のチェック。ここまではわかる。でも、ここから脱線していくのがどうでしょう班。天気を調べようと電話して、「波の高さは1メートル」って関係ないって。ミスターが「株価はどうなの?」と突っ込む。午前10時20分。市街地へ到着。アーケード内は車が入れないので、洋ちゃんが走って買いに行くことに。安田さんにカメラを持たせ、安田さんが後を追い、洋ちゃんの映像を撮ります。うれしーもお疲れなんでしょう。藤やん「後1時間半で、飛行機出る~」うれしー「1日1本しかないんでしょ」藤やん「そうなの」みたいな会話が車内で繰り広げられる中、洋ちゃんは天文館へ走ります。車を移動。予想外に、大泉先生は3分で車に戻ってきました!早い!しかも、店の前の白熊の像との2ショットやら、作っているおじさんとの2ショットも撮ってきました。10時28分、天文館出発。レンタカーも返却しないとならないから、11時25分には西郷公園出ないとダメ。午前11時12分、公園の西郷さんのでかい像が見えてきました。古館さん風に解説する洋ちゃん。離陸まで45分。10分で白熊を食べないとならない。バタバタで早食いスタート。ミスター、頭キンキン。藤やんはカシャカシャスプーンで崩しているうちに眼鏡が落ちた。安田さんと洋ちゃんで解説。藤やんがキンキンにならないので、聞いたら「我慢した」とのこと。しかし、遂に藤やんにもやってきた。頭キンキン。しかし、最後は「皆で川下りに行こう!」と宣言して、最後の一口を食べた藤やんの勝ち。川下り決定!そして、ミスターはなぜか負けても食べ続けている。藤やん「僕は今、本当に嬉しいよ!」すると、後ろの噴水がブワーっと吹き出して、皆「おおおお!」となります。フィナーレに合わせたようでした。最後にミスターと藤やんが握手をして、「あっぱれです、大魔人!」とミスター。飛行機には乗れたんでしょうね。でも、まあ、これも今の時刻は何時何分とどうでしょう班が申告しているのを私達は信じるしかないから、ハラハラするわけですが、実際にそうだったのかは、私達には分からないですよねー。と、カズオ・イシグロの小説愛読者ひなこは、これが事実と言われていることも、もしかしたら信用できないかもよ~ということも考えてしまうのであった。後枠。グランドフィナーレ。あれ?洋ちゃんも体操着になって体操ブラザーズになってしまっている。皆白だけど、洋ちゃんは赤いランニング。そして組体操をして、洋ちゃんが一番上に乗り、崩れました。そして最後は、テーマソングの小林旭さんの『自動車ショー歌』をBGMに、テロップが。先週から、出演者としてナックス全員の名前と写真が出ています。というわけで、次の企画はユーコン川川下りとなりました。ご機嫌よう!
2017年11月28日
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