
ついでに、五木寛之先生の「さかしまに」について書いておきます。
この本の解説に<昭和15年、新興俳句の自由主義的傾向に対し、特高警察が治安維持法を濫用して「京大俳句」のメンバーを集団検挙したものです。>とあるのですが、本当に、いろんな世界で、弾圧というものがあったのだなぁ~と、重たくなってしまいました。
さかしまには、「逆しまに」なのです。
<かの男子 新妻置きて 弾も見き>
<カノダンシ ニヒツマオキテ タマモミキ>
さかさまに読んでみたまえ、と、私は瑶子に言った。瑶子が声をあげて読んだ。
「きみもまた」
<君もまた 敵を待つ日に 死んだのか>
表紙に使っていただいた作品「初刷」は、すでに絶版なのですが、本を読むと、この作品が、なるほどって思えました。
「さかしまに」は、手に入ったら、読んでみるといいですよ。
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