
秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami
の町田珠実です。
一杯やりたい夕焼け空 山頭火
秋山巌「夕焼け空」1988年
昭和6年2月1日の句
行乞記 三八九日記より
二月一日 降つたり霽れたり、夜はおぼろ月がうつくしかつた。
三八九第一集を発送して、重荷を下ろしたやうに、ほつとしたことである、心も軽く身も軽くだ。
今日もまた苦味生さんの真情に触れた。
・笛を吹いても踊らない子供らだ
・あるだけの米を炊いて置く
競るほどに売るほどに暮れた
・逢ふまへのたんぽゝ咲いてゐる
一杯やりたい夕焼空
俳句は一生の道草とはおもしろい言葉かな
。
※「霽」「雨(あめかんむり)」の下に「齊」
※ 禅の言葉「三八九」
【三八九を明らめずんば、境に対して所思多し】 この三八九を、三八九は二十で、二十は念に通ずると説くものがあるが、ただこれ三八九(さんぱっく)で、少しでも念慮をいれてはいけない。・・・白田劫石老師
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