全て | 雑記 | 小説
2006.08.11
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カテゴリ: 小説
ここに見えますは一本の鎖。これをこちらの・・・
「ぁあんだてめぇ! 放せぇ! プチッと殺っちまうぞおいこら放しやがれ畜生がぁあ!」
・・凶暴で獰猛なサンプルに取り付けようと思います。
取り付け方は・・・そうですね、様々ですが、ここでは首に直接取り付ける方向で行きましょうか。

そう言ってから後は、凄まじい叫びが苦しみを交えて場内に響き渡った。
この広い会場にいる一万五千人は、全員がその声に耳をふさいだだろう。
・・いや、ひょっとしたら平然と見ることが出来た奴もいたかも知れない。だとするとそれはもう人間ではないのだろうけれど。
声が終わる。壇上には二人の男。どちらも若く見えるが、その顔は対照的なものだった。
向かって左側、タキシードを纏った男。右手にマイクを握り、空いた左手からは血の滴る鎖が握られている。

死んだように見える彼だが、まだ息はあった。
人間というのは、体内血液の三分の一を失うと死に至る。
体重が70キログラムならおよそ5.4キログラムの血液があるのだが、その三分の一、つまり1.8キログラムの血液を失うと死に至る可能性が高い。
鎖につながれた彼は、すでにその倍は失血している。もしこれが体内血液の三分の一以下だったとしても(それは有り得ないだろうが)、これだけ一気に失血していれば失血性ショックで死んでいるはずだった。
それでも彼に息があるのは、横にいる男か鎖によるものか、それともまた別の何かによるものなのか。
いずれにしろこの状況は信じがたかった。壇上の出来事もそうだが、それを見る人々が叫び声すらあげないのが何より信じられなかった。
息を呑む音や、口を押さえる仕草はいくつかあったが、誰一人として大声をあげようとはしなかった。
「ほら、立て」
タキシードが軽く鎖を引き、男に命令する。
言われたままに立ち上がる彼は、さっきあれほど食いかかっていた男と同一人物だとはとても思えなかった。
「回れ」

「まだ何の調整もしていませんからね。これぐらいなら三十分もあれば覚え込ませられますよ」
言って、鎖の先を蹴った。
タキシードをぶん殴ってやりたかったが、いかんせん距離が遠く、後の処理は出来そうになかった。
悔しさと、こらえきれない怒りが次から次へと湧いてきたが、無理矢理に噛み殺した。
静かに席を立ち、俺はステージに背を向けた。会場のかなり後方だった為、あまり目立ちはしなかった。

深夜の通販番組のような調子で競売を始めるタキシードの声を背に、俺はそこを出た。
必ず、腐った世界全部引っくるめて、お前らを地獄に叩き落としてやる。
今はただ酔いしれてろ。すぐだ。すぐに絶望ってのをぼけた頭にぶち込んでやるから。

クーヤは、右腕に少しだけ残る、血が染み込んだ鎖を全ての感情と共に手に握りしめた。






・・・暗い。なんでこんなに暗い。

どうも由遠です。
暗いっつーか重い? なんかそんな話はよく書けるみたいです。2時間ぐらい書き続けてたら、どんなんでもすらすらと続いてきますけどね。時間足りねー・・・
クーヤは思いついた名前(?)です。種族とかそんなのかも知れないし、ただの名前かも。あんまり深く考えてない。
しかし首に直接取り付けるとか・・・エグいな。首に鎖を埋め込・・・グジャァ・・・うぇげろきもちわりぃ
やられてる本人は気持ち悪いじゃ済まないですね。痛い痛い。・・痛いでも済まないか。
正直何が書きたいのかわからない一作。縛られることに対しての不満? 縛る人に対する怒り? 縛られるしかない俺への同情?
・・何にせよ続きが書きたいですね。クーヤがタキシード共をぶっ飛ばすとこ。





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Last updated  2006.08.12 02:40:57
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由遠 @ Re:うわー(10/17) うおをおなつぃwwぶるじゃないか! 覚…
ホネホネ@ うわー めっちゃ久しぶりやなあ。 ていうか覚え…
 セツ@ 休日出勤オツカレサマですっw! お久しぶりですwお兄様w お兄様があの…
松田@ ランキングサイトご参加のお願い 突然のコメントで失礼いたします。 携帯…
せつ@ 日記が既に作品っぽいですwてかマジ売れますヨw!?ワラ お兄様wせつはどこまででも付いていきます…

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