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4ページ目は、第2部グロッタの町から。

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10/04

バンデルフォン地方にいることだし、グロッタにも行ってみよう。
CQでマルティナがこの街にいることはわかっている。ここで合流したい。

建設中だった、モンスターカジノが完成している。
街ごとBGMが「パラダイス」に変更された。DQ7出典の、カジノのBGMだ。

DQ11S-088

若本ボイスの ライオネックに迎えられる。

民家には入れないが、各種施設は利用可能。
魔物もカジノで遊ぶには金が必要なので、人間と同じように働いているわけだ。

聞いたところ、マルティナが来たのは数日前らしい。
大体の様子はCQで見た通りだし、ここで復習するまでもない。
早速、噂のモンスターカジノに乗り込もう。


最上階のVIPルームがあやしいが、入場にはコイン1万枚が必要となる。
サービスでもらえる2000枚を元手に、スロットで増やすしかない。
8000枚買うなら160,000Gだ。払える額ではない。

PS4/Switch版では、マジックスロットを遊ぶことができる。
こちらのパチスロを思わせる、仕掛け満載のスロットだ。
スライムが冒険しているようなストーリー仕立てである。しかもボイスあり。
聞いた話だと、 ぎょえー って言うこともあるとか。

コインを増やすこと自体は問題ない。あっという間に2000枚が50167枚に増えた。
この時だけ非常に当たりが出やすくなっているのだ。
入り口のタホドラキーをどかして、VIPルームに入る一行の前に1人のバニーが現れる。

DQ11S-089

・・・な、なんとマルティナではないか!
予想はしていたが、妖魔軍王ブギーに操られている。

呪われしマルティナの登場だ。
強烈なネタバレになるので詳しくは言わないが、これも同じようなことが過去にあった。
完全2回行動、通常攻撃、なぎはらい、ヒップアタック、セクシービーム、サキュバスウィンクに加え
3DS版の投げキッスの代わりに、ぱふぱふを使用。
ロウとグレイグがこれに弱いのだが、リーフも100%決められる。シルビアだけが頼りだ。
この手の誘惑は女同士なら効かないのが定番だが、間が悪いことに不在である。

全体80+眠りのサキュバスウィンク、単体130+魅了のセクシービームと
かなりの頻度で状態異常にハマる。
だがHPは低いので、数少ないチャンスに一発を叩き込もう。
回避率が高いのも地味に悩ましいところ。


マルティナを止めたら、今度はブギーとの直接対決だ。
今作では初のボス連戦、しのげるか?

BGMに「ずっこけモンスター」が使われるが、油断してはならない。
完全2回行動、通常攻撃、竜巻、メラゾーマ、超誘う踊り、魅了、ギガマホトラを使用する。
攻撃力が300前後はあり、通常攻撃でも3桁に届く怪力の持ち主だ。
それでも攻撃の手札は少なく、竜巻は全体50と大したことはない。

しかし、状態異常で止めつつギガマホトラでMPを奪いに来る。
超誘う踊りは成功率が高い上、シルビアがこれに弱い。旅芸人ゆえに、踊りを誘われると断れない。
ギガマホトラは3DS版とは仕様が異なり、対象ランダムの複数回攻撃となっている。

いずれにしてもMPがきついので、回復アイテムを必ず事前に持っておくこと。
ミラクルゾーン+MPパサーのコンボも役立つ。

攻撃に関しては、鉄甲斬から蒼天魔斬で何の問題も無い。バイキルトも合わせれば550ダメージは出せる。
リーフは状況に応じて、はやぶさ斬りとデインを使い分けよう。


さて、とどめは元に戻ったマルティナに譲ろう。
なんと自らダークバニーに変身し・・・

ブギー: ほげえええええ~~~~~っ!!

会心の一撃よりも強烈な効果音が飛んだ。

これにて一件落着。グリーンオーブを取り返す。
CQの通りマルティナがマーメイドハープを持っており、再加入と同時にこれも入手。

・・・なお、 モンスターカジノで入手したコインは消滅する。
そりゃそのまま使えたら都合が良すぎるか・・・。

37:21
リーフ:Lv29 シルビア:Lv39 ロウ:Lv38 マルティナ:Lv39 グレイグ:Lv37



10/05

まだ合流してない仲間は、カミュ、ベロニカ、セーニャの3人だ。
第1部と逆に、年少組が後になった。

次の目的地はクレイモラン。ソルティコから外海に出よう。

クレイモラン城への海路に、なぜか黄金の氷山が出現している。
北の潜水ポイントから回り道しなければならない。
ここでマーメイドハープが必要となるため、マルティナがいないと話が進まない。

道中、船内にて密航者を発見。

DQ11S-090

驚いたことに、カミュだ。
カミュ:ゆっ、許してください!!
CQの結末の通り、記憶喪失である。
一緒にいれば記憶が戻るかもしれないということで、このまま同行する。
Lvは39に上がったが、スキルパネルが全て消えている。戦力には数えられないか。

シルビアいわく、 ベロニカがこの記憶喪失カミュと会ったら散々笑い転げるだろう という。
ああ見えて意外と笑い上戸らしいね。

なお、このイベントは船さえ持っていれば発生するようだ。
そのためマルティナより先にカミュを加え、ユグノア城跡やグロッタのイベントに連れてくることも可能。


潜水ポイントに近づくと、覇海軍王ジャコラが再登場。今回はバトルに。

DQ11S-091

近い。近すぎる。

グレイグ:成敗してくれる!
完全2回行動で、通常攻撃、灼熱の火球、メイルストロム、船を揺らす、クリムゾンミスト、ボミオスを持つ。
攻撃力380 からの一撃は強力無比。本編でこれだけの数値になるのは、少なくともDQ7までならラスボスくらいだ。
灼熱の火球はメラゾーマとほぼ同一。メイルストロムと船を揺らす攻撃は全体60で、後者には1回休みの効果がつく。
そして、レッドオーブを用いて放つクリムゾンミスト。数ターンの間、 受けるダメージが1.5倍に増加する。
これで通常攻撃を受けようものなら200ダメージ突破だ。回復は早めに。

攻撃力が高い一方、防御面は大したことはない。
海の魔物ゆえにデインには弱く、最大強化していれば確実に190ダメージが入る。
バイキルト+ルカニ+はやぶさ斬りなら240だ。状況に応じて使い分けよう。


ここまでやれば、クレイモラン城下町に上陸できる。
しかし、この国を襲っているのはとんでもない伝染病だった。
その名も黄金病、発病すれば一瞬にして黄金と化す。
石化病なら聞いたことがあるが、黄金というのは初めてだ。

ここの住民には、カミュを知る人も少なくない。
彼は5年ほど前まで、この国と交流していたバイキングのもとで働いていたこと、それに妹がいることが判明した。
そういや、カミュは今まで自分のことはあまり話してくれなかったな。

で、黄金病と関係ありそうな魔物も登場。ボスは鉄鬼軍王キラゴルドという。
手下の一団が町に現れ、黄金を根こそぎ持ち去っていく。売るつもりか?
しかも、なぜかカミュを連れ去っていくではないか。

バイキングの洞窟にて、カミュの過去が明かされる。
前述の通り、妹がいる。名前はマヤという。
バイキングのもとで働いていたとあって、服装も性格もワイルド、というより男口調である。素ではないようだけど。
なるほど、あの面倒見の良さは妹がいたからか。
年はカミュより2~3ほど下と思われる。ちょうどベロニカと同じくらい。

DQ11S-092

ある時、カミュが誕生日祝いにプレゼントした首飾りをつけると
触れた物全てが黄金に変わるようになる。
しかしその首飾りは呪われており、外そうとすると装備者が黄金化する。
1人になったカミュは、旅に出て盗賊として生きるようになった――。

この映像を見て、カミュは記憶を取り戻す。
キラゴルドの本拠地、黄金城に乗り込もう。
ここにマヤがいないのなら、きっと城下町の住人同様連れ去られたのだろうから。

DQ11S-093

「勇者の相棒」を思わせるカットだ。


デルカダール城以来の、本格的なダンジョン探索となる。
黄金城は、文字通り内装が金一色。ここまで来ると豪華通り越して悪趣味だ。
魔物も金ばかり。ゴールドマンはおなじみだけど、金のパペットマンは初めて見る。

スロットマシンもあるが、一部スロットマジーンという魔物も混ざっている。
ここは第2部でしか入れないので、なるべくなら回収したい。インパスを使ってから調べよう。
DQ3の頃は魔法使い、6では商人の呪文だったが、よく考えれば確かに盗賊が覚える方がイメージに合う。

扉はほとんど内側から鍵がかかっている。通れそうなルートを片っ端から当たるべし。
そこそこ広いが敵シンボルは回避しやすく、バトル1回だけで最深部に到達した。


鉄鬼軍王キラゴルドの正体は、他ならぬマヤだった。
世界にも兄にも見捨てられたと思っていたところに、魔王によって力を与えられる。
マヤの欲望と絶望と孤独に、魔王は目を付けたのだ。

金の魔獣と化してバトルを仕掛けてくるが、ボイス自体はマヤのまま変わらない。エコーがかかっている。

キラゴルドが持つのはイエローオーブ。ゴールドアストロンを使用する。
言わば「敵にかけるアストロン」。解除する方法が無いので困りどころだ。
3DS版では対象は1人だが、Switch版では2人になっている。

他には、通常攻撃、ゴールドフィンガー、狂い裂き、仲間を呼ぶ、ピオリム、バイキルト、ゾーン必中を持つ。
おそらく、仲間を呼ぶをトリガーに別パターンに入る移行型と思われる。

バイキルトから攻撃されたら、スクルトがあっても防ぎきるのは難しい。
この状態でのゴールドフィンガーは300ダメージを超えることもある。
狂い裂きの4回攻撃も強烈だ。やはりスクルトで防御を固めたい。
守備力低下はそこそこ効くので、バイキルトも合わせて準備を整えたら物理攻撃で攻めよう。
蒼天魔斬の他、マルティナの氷結乱撃でも350ダメージを出せる。
単発ならデインか、ドルクマも有効。ここに出る黄金系の魔物は、総じて闇属性に弱い。

途中で蒼天魔斬のマヒ効果が出て、後はそのまま押し切った。

黄金の呪いの暴走からマヤを救出し、ミッションコンプリート。イエローオーブも取り返す。
ここでカミュのスキルパネルが拡張される。片手剣のパッシブ強化と心眼一閃、それに二刀の心得を覚えた。

39:38
リーフ:Lv31 カミュ:Lv40 シルビア:Lv40 ロウ:Lv39 マルティナ:Lv40 グレイグ:Lv39



10/06

クレイモラン地方にあった黄金の氷山も消え、ついに聖地ラムダへの道が開かれる。

・・・と思ったら、いきなり魔竜ネドラが現れボス戦に。
第1部で湖を通る時に、確かにここに封印されていた。3DS版では確認できず。

黒いスカイドラゴンといった外見で、DQ3の隠しボス・神竜を思わせる戦法を取る。
完全2回行動、通常攻撃、闇の炎、グランドプレス、ドルモーア、おたけび、焼け付く息を使用する。
恐ろしいことに 攻撃力が400以上もある。 神竜よりも上だ。
グランドプレスは全体160の超強烈な一撃。闇の炎は全体100くらい。
しかも、これでまだ本調子ではないという。

強力な全体攻撃に行動封じもあるので、ここも回復役を2枚置きたい。すなわち、ロウとシルビアだ。
ハッスルダンス+いやしの雨なら、グランドプレスのダメージをちょうど回復できる。
シルビアはキアリクを持つため、必要に応じて使おう。満月リングが欲しい。

攻撃は、単発ならムーンサルトやデインで。
場が整ったら蒼天魔斬と氷結乱撃に切り替えよう。


バトルで勝利しても倒しきれず、逆に焼け付く息でピンチに。
と、そこに――

DQ11S-094

いきなりバギクロスが発動し、ネドラにとどめを刺す。
呪文の主は、セーニャだ。聖地ラムダへ向かっていたところ。
セーニャ:私は勇者を守る使命を負って生まれた聖地ラムダの一族。
     世界が滅びようとも、命に代えてあなたをお守りいたします

ちょっと会わない間に、雰囲気が変わったのを感じる。
見せる表情もそうだが、今回ボイスがついたので変わったという印象はさらに強くなった。

CQでその足取りは描かれなかったが、ずっと1人旅していたらしい。
もちろん気になるが、想像する他になさそうだ。
いつの間にか 仲間全員を抜き去るほどレベルが上がっている あたり、いろいろなことを乗り越えてきたことがうかがえる。
何より、ベロニカがいない生活は初めてだったのかもしれない。

以降は特に何もなく、聖地ラムダまでたどり着く。


あとはベロニカと合流すれば、全員が揃う。
聖地ラムダにいると思ったのだが、それは外れ・・・ていない。
双子の直感か、静寂の森にいることをセーニャが感じ取った。
小さい頃によく2人で遊んだ場所だという。

大きな木の真下に、ベロニカが座っている。穏やかな顔して寝てる。
傍らに立てられた愛用の赤い杖に、ある映像が残されていた。

それは、大樹崩壊の時。
あの場で唯一動けたベロニカは、残っていた魔力を全て使って
リーフ達全員を遠くまで飛ばした。おそらくはバシルーラか。
しかし、自分が脱出する魔力は残っていない。本人はそれを知っていながら。

爆心地にいながら7人とも生きていたのは、偶然などではなかった。
そしてそれを知った時、みんなを助けた小さな魔法使いはロトゼタシアから消える――。

DQ11S-095

DQ11S-096

まさか・・・まさか仲間と死に別れることになるとは・・・。
過去作で見たようなエピソードやネタが多い今作だが、これは別だ。DQ史上前代未聞である。
仲間達にとっても、あまりにショックが大きすぎる。言葉では表しきれないくらいだ。
しかし、誰より傷ついているはずのセーニャは涙ひとつ見せない。逆に心配になる。


その夜、宿を出て行動できる。やはりみんな眠れないようだ。
竪琴の音色と歌声に導かれる。その主はもちろんセーニャ。

   後の世も ひとつの葉に生まれよと契りし
   いとおしき 片葉のきみよ
   涙の玉と共に 命を散らさん

   うつろう時に迷い 追えぬ時に苦しみ
   もがく手が いかに小さくとも
   この願いひとつが 私のすべて

聖地ラムダに昔から伝わるという、悲恋の歌だ。昔から好きだったという。
BGMとタイミングが合わない都合か、ボイスは入らない。

大樹崩壊の前夜、キャンプで交わした双子だけの会話には続きがあった。
ベロニカ:セーニャ、約束して・・・この先あたしの身に何かあっても、ひとりで生きていけるって
あの時にはもう、この結末を予感していたというのか・・・?
約束はできなかった。片時も離れることのないこの双子に、考えられることではなかったから。
しかし、芽吹く時も散る時も同じという願いかなわず、ベロニカは先に行った。

みんなの前では抑え込んでいたけど、すごく無理していたのは明らか。
リーフにだけ、セーニャは涙を見せる――。
セーニャ:ほんの少しだけ、あなたの隣で泣かせてください・・・
少しじゃなくて、むしろ全部出させたい。そして受け止める。仲間として。

落ち着いた頃、セーニャは新たな誓いを立てる。
真っ赤に泣きはらした、けれど決意に満ちた目で。

そして――金色のロングヘアにナイフを入れる。

DQ11S-097


セーニャのような髪の長い女性がバッサリいくのは、よほどのことなんだろう。
里の人からも、 一瞬誰だかわからなかった というコメントがあったが
似合うかって話なら好評だ。カミュやロウからも。

さらに、ベロニカが習得する呪文とスキルを得る。
着せ替え衣装を除く全ての装備も共有し、両手杖と鞭を装備可能に。
各ステータスも、双子のどちらか高い方が適用される。
具体的には攻撃魔力、素早さ、MPが上がる。

つまり、攻守両方の呪文を高レベルで使いこなすことができる。
それはまさにDQ3の万能賢者のようだ。
レベルもあっという間にトップに。これからの主力になるのは間違いない。


このエピソードの間は、住民達の会話も小刻みに変わる。
ベロニカとセーニャに関する話をいろいろ聞けるので、見逃せない。
2人とも昔から基本的な性格は変わっていないようだ。

双子の自室には、昔ベロニカが書いた日記が置かれている。
初めて魔法を覚えた日のこと。教わったのはおそらくメラとホイミだろう。
しかし、2人とも片方しか使いこなせなかった。
これでは立派な賢者になれないとネガティブなセーニャに対し、
ベロニカは2人で補いあえばいいと。この辺もあまり変わってないね。

翌日、長老から呼ばれた一行はゼーランダの山頂へ。
ベロニカが持っていたはずの天空のフルートが、今朝になってなぜか長老の枕元にあったのだ。

DQ11S-098

ここでそれを使うと、白い巨大クジラが現れる。その名はケトス。
ついに空を移動できる。改めて、魔王を倒しに行こう。

40:42
リーフ:Lv33 カミュ:Lv41 セーニャ:Lv43
シルビア:Lv41 ロウ:Lv40 マルティナ:Lv41 グレイグ:Lv40



10/07

そろそろ山場が近づいてきた。今のメンバーで魔王討伐に挑むこととなる。
スキルの方針は基本的に1周目と同じにしている。少しまとめてみよう。

まずリーフ、片手剣をリセットして勇者に回した。
盾装備で守備力と耐性を上げ、強敵が相手でも戦えることを優先している。
攻撃は呪文で行う。装備とスキルで攻撃魔力を高めてのデイン系は、下準備いらずで中ダメージをばら撒ける。
はやぶさ斬りも覚えているので、場が整ったらこちらで。
未だに仲間達から10レベル近くの差をつけられ、HPも最下位である。正直リーダーとして物足りない。

カミュは片手剣の二刀流だ。パッシブ強化を全て取ると、攻撃力+90という強烈な上昇値になる。
すでに心眼一閃を覚えており、メイン特技はこれで十分。次は二刀の極意を取って、さらに攻撃力を高める。
範囲攻撃が無いのが心配なところではあるが。
攻撃のかたわら、賢者の石利用で回復も任せてみよう。

次にセーニャだが、ベロニカから呪文とスキルを引き継いだため手札が非常に多い。
第1部ではメラミまでだったが、今はベギラゴン、ヒャダルコ、イオラ、ラリホーマなどを習得している。
2人分のSPを使って、いろいろ習得してみた。
やまびこの心得があれば、運次第だが呪文が2連発になってさらに強力になる。
守備面も、防具を揃えれば結構上がる。盾を装備できるのはロウに無い強み。
今まで長期離脱していた分、ここから出番を与えていこう。

シルビアも防御を優先し、装備は片手剣+盾だ。
各種の補助呪文にハッスルダンスと、役割自体は第1部とあまり変わらない。
攻撃の手札を確保するため、アモーレショットも覚えてみた。
スキル構成次第では、キラージャグリングでもいい。

第2部前半のMVPは、ロウだ。いやしの雨が強力。
今回は要所で攻撃でも活躍してくれている。
ザオリク習得までまだかなり遠いので、つなぎに復活の杖を習得した。
ゾーン突入率UPも取って、次はマヒャデドス・・・と行きたいが習得は第3部になりそう。

第1部と変わらず前衛の要となるマルティナ。攻撃力、HPともに2位につけている。
特技に関してはムーンサルトや氷結乱撃があり、単体攻撃はこれで十分。
受け持てる役割はアタッカーのみなので、物理だけでなく特殊攻撃も欲しい。
中でも、おすすめはサキュバスウィンクだ。無属性の全体攻撃というだけで活躍の場がある。

最後にグレイグ、現時点で唯一MHPが400に達する。攻撃力との2冠で、守備力も2位。
兜割りや鉄甲斬で守備力を下げてからの集中物理攻撃は、第2部でよく使った手の1つ。
まじん斬りや攻撃力UP、盾ガード率UPなど、欲しいスキルは大体取った。
第2部のうちはステータス強化を優先して取る方針だ。


ザコ戦では、第1部ではリーフ、マルティナ、カミュ、ベロニカという出撃メンバーに落ち着いた。
今回はベロニカの代わりにセーニャを出そう。
MP消費の無い賢者の石を持つカミュが回復を行えば、セーニャが攻撃に回れる上にMP消費も減らせる。
現状、火力もそっちの方が高くなりそうだ。

ボス戦の場合、攻撃の主体を物理か呪文かどっちに置くかで変わる。
物理メインなら守備力を下げられるグレイグ、呪文メインなら少ない手間で火力を出せるマルティナを前衛に立てる。
回復は今までシルビアとロウが2人で引き受けていたが、これからは選択肢が増える。
状態異常に備えて後衛を選ぶのも必要となりそうだ。

総じて、第2部になってからバトルはかなり楽になった。
それにしても本当に仲間に恵まれている。揃いも揃って強い。

余談だが、ベロニカの装備と所持品は聖地ラムダのイベント時に回収される。
一体どうやって?


さて、本題。
ケトスに乗り、空中を移動できるようになった。
3DS版と違い、着陸できる場所は限られている。
キャンプへのルーラで、ある程度は補えるだろうけど・・・それでも足りなさそうだ。
フィールドや町などから乗る場合、強制的に聖地ラムダが出発点となる。

一行は、グロッタ上空の浮島を訪れる。
ここは神の民の里という。地上とは異なる建築が目を引く。

ここでの収穫は、まず聖なる種火。DQ7で何度か使った貴重品だ。
それと3つの映像、初代勇者ローシュ達の旅路だ。彼らの外見が映し出されるのはこれが初めて。

DQ11S-099

戦士ネルセン、魔法使いウラノス、賢者セニカ。男女比3:1のパーティである。
セニカを見て、セーニャが 「姉にも自分にも似てない」 と言い出す。
見たところ4つくらい年が違うし、追いつけば少しは似てくる・・・かもしれない。

今は魔王ウルノーガの手にある勇者の剣は、彼らが 「作った」 ものだと判明する。
それなら、リーフ達にも作れないだろうか?
関係ある場所3つについての情報も得た。早速行ってみよう。


1か所目、天空の古戦場。こちらも上空にあり、さらに入るために聖なる種火が必要。
場所はソルティコからちょうど西だ。
フロア数が多い上、登って降りての複雑な道のりになる。
3DS版にいなかったはずの、パンドラボックスが2体いる。
ガーディアンに乗って宝箱見つけたらそれがトラップという、悪質な引っかけもあり。

他には2種類のキラーマシンが出る。キラーマシン2はDQ6に登場した改良版で、その上位種キラーマジンガは有名。
キラーアーマー、デッドエンペラーなど、他にも過去作の強敵が出現。

ここでの会話シーンでは、セーニャの出番が多い。
今までずっといなかった分を取り返すように。
性格も口調も、少しだけベロニカに近づいた気がする。

このダンジョンには、ボスがいない。最深部に行けば目当てのオリハルコンを入手。
確かに、これを使えば強力な剣が作れそうだ。


2か所目、サマディー城。ここと次に訪れるホムラの里は、行こうとすればシルビア加入の時点で訪れることもできただろう。
そのためか、城でのイベントにはパーティから4人しか登場しない。
また、第2部でまだ訪れていなくても
神の民の里でイベントを終えた時にルーラの行き先に加わる。

サマディー地方を襲う災厄は、勇者の星が落ちてくるというもの。
古代文字が刻まれており、望遠鏡を使ってロウが読む。
書かれた文字は 「ニズゼルファ」 。今のところは誰も意味を知らない。この謎は第3部へ持ち越される。

このエピソードでは、黒いヨッチが現れる。

DQ11S-100

どうやら、リーフにしか見えないらしい。この通り、他の人は上を歩かれても気づかない。
手が6本出てくる様子は不気味である。まるで勇者の星を呼び寄せているようだが・・・。

その勇者の星は、どこからか現れた黒い騎士により両断される。
こちらもこれきりの登場人物ではないはず。
魔王の剣を持っていたあたり、ウルノーガの可能性が高い。
だがそう仮定すると、なぜ勇者の星を破壊しに来たのか・・・今の段階では手がかりも無い。

DQ11S-101

目的を達成できなかったからか、くずおれる黒ヨッチ。
まさに見たまんまの orz である。


話が片付いたら、サマディー王からガイアのハンマーがもらえる。

ここで寄り道を入れる。メダル女学園など、いくつかのクエストをこなす。
また、ナギムナー村は第2部では訪れる必要がないが、後のことを考えて今のうちにルーラ登録しておく。
3DS版ならケトスで直接降り立てるのだが、Switch版では船で行くしかない。

44:04
リーフ:Lv33 カミュ:Lv41 セーニャ:Lv43
シルビア:Lv41 ロウ:Lv40 マルティナ:Lv41 グレイグ:Lv40



10/08

オリハルコンとガイアのハンマーを手に入れた一行は、ホムラの里を訪れる。
ここからすぐ西、ヒノノギ火山にあるという伝説の鍛冶場が目的だ。
火山といえば、第1部では入れなかったな。
リーフ&カミュと会う前にベロニカ&セーニャが通りかかったけど、通行止めだったという。

しかし、ホムラの里でも騒動が起きていた。

DQ11S-102

ポケモンを思わせる展開だ。 ポケモンタワーの幽霊によく似ている。

なお、このイベントも仲間が揃っていなくても進められるようだ。
3DS版と違い、イベントシーンには7人ともいるが
パーティ内で台詞があるのは、シルビア、ロウ、グレイグのみ。
いずれにせよ強力なボスがいるので、できれば7人で来たい。


まずは話を聞く。まとめるとこうだ。
巫女ヤヤクとその息子ハリマが倒したはずの、人食い火竜が復活したらしい。
鎮めるために生贄が必要だという。

だが、この人食い火竜の正体は他ならぬハリマ。
戦って仕留めたまではよかったが、 ハリマが火竜になるという呪いをかけられる。
突然ヤヤクが火竜をかばうのもそのためだが、なんと火竜に食べられてしまうではないか。
こうなった以上、倒すしかない。

DQ11S-103

ちょっと見ない間に、セーニャは優秀なヒロインになった。


人食い火竜とのバトルは2度ある。
1戦目はホムラの里で。2回行動し、通常攻撃、ガードクラッシュ、痛恨、おぞましいおたけび、灼熱の火球を使用する。
ガードクラッシュは攻撃+ルカニの効果、痛恨の威力は260ほど。
でもって、過去作ならラスボス&クリア後級の大技であるおぞましいおたけびも使ってくる。
ダメージは80前後に下がった代わり、1ターン休みがある。
しかし、そんなに苦戦する相手でもなかった。

問題となるのは2戦目、ヒノノギ火山で戦う時だ。
持ち技は変わらないが、驚いたことに 3回行動 する。これだけで一気に手強い相手になる。
ガードクラッシュを連打されると、スクルトや賢者の石、ベホマラーが揃っていても防ぎきれない。
そうなる前に攻撃を集中して、速攻で決める。


事件を解決した後、武器防具屋の品揃えが更新される。
防具屋では、はぐれメタルの鎧とヘルムを発見。シリーズおなじみの強固な防具だ。

さらに、防具屋で狼竜の鎧を発見。Switch版から登場した新装備だ。
リーフ専用で、装備すると外見に反映される他に
入り江の島で狼竜(ワイバーンドッグ)に乗ることができる。
今じゃなくても買うことはできるだろうから、これは後回し。


人食い火竜のエピソードを終えた後、ヒノノギ火山の禁足地への鍵がもらえる。
ここで聖なる種火を使えば、目当てである伝説の鍛冶場が現れるというわけだ。

DQ11S-104

いい写真が撮れた。

ついに、勇者の剣が完成する。
攻撃力は109、片手武器としては今までのものをしのぐ強さ。

これで全ての準備が整った。
いざ、魔王ウルノーガの待つ天空魔城へ――

45:56
リーフ:Lv35 カミュ:Lv42 セーニャ:Lv43
シルビア:Lv42 ロウ:Lv41 マルティナ:Lv42 グレイグ:Lv41



10/10

天空魔城、第2部のラストだ。
突入時のイベントでは、DQ6より「ムドーの城へ向かう」が使われる。

入ってすぐ、邪竜軍王ガリンガが登場。5人目の六軍王だ。
カミュにとっては魔軍のアジト以来の再戦となる。

DQ11S-105

ここに至ってもまだこのレベル差。あと1つで加入時のグレイグと並ぶくらい。
ほぼ周回遅れにされているではないか。


見かけは濃青色のデュラン。その通り、物理攻撃メインで来る。
パターン移行があるが、2パートとも完全ローテ。
必殺剣→攻撃→はやぶさ斬り→マヒャド→煉獄斬り→突き刺し→攻撃→ギガスロー→煉獄斬り→青の衝撃、でループする。

3DS版と異なり、必殺剣は対象ランダムの6回攻撃だ。
6ターン目に使った際はセーニャに4回当たり、さらに次の攻撃も飛んできた。
グレイグとのダブルスクルトが無ければ、とても耐えられるものではない。

次ターンの、はやぶさ斬り+マヒャドも強烈。
前者はダブルスクルトでなお単体に200ダメージ、リーフに当たると直後のマヒャドで倒されかねない。
他の攻撃にも備え、スクルトは必須だ。凍てつく波動と同じ効果を持つ青の衝撃で消されるが、それでも再度かけよう。
ヘナトスも効くので、余裕があればねじ込みたい。

5n+1と5n+2ターン目を除き、そこまで強力な攻撃は無い。
ベホマラーと賢者の石はリザーブにも有効なので、入れ替えを駆使して回復する。
今後の激戦で重要となる戦術だ。
なお、ハッスルダンスはSwitch版ではバトルメンバーのみ対象となった。


これに勝利したら、天空魔城の探索を始めよう。
ラストだけあってかなり広いが、構造はシンプル。
マップを見て進めば、迷うことはないだろう。

3DS版と比べ敵シンボルを回避しづらく、入り口のスケアフレイル2体や途中のメタルドラゴンなどはバトルになりやすい。
だが、外部のワープゾーンでの強制エンカウントが無くなった。
そのため、バトル回数自体はそう変わらなさそうだ。
モンスター乗り物が必要な箇所も複数ある。
また、4階まで吹き抜けになっている部屋があり、一度上階に登ればドラゴンに乗ってショートカットができる。

他にはゴールデンゴーレム、サタンジェネラル、天の門番、エビルマージ、グレイトドラゴンなど、過去作にいた強敵もたくさん。
妖魔軍王ブギーと似た魔物もいる。魔王の量産型はシリーズおなじみだが、六軍王の量産型もいる。

DQ11S-106

エビルマージの集団に呼び寄せられ、 スライムベホマズンが天井から降ってくる。 ぼよよ~ん( ・ ω ・ )

一度だけメタルキングが現れたが、すぐ逃げられる。
実は、3DS版を含めてDQ11をプレイするのは3周目になるが
ボスと連武討魔行を除き、 ここまで一度もメタルを仕留めたことがない。

宝箱も逃さず回収しよう。50000Gという大金が入ったものも。こんなの見たことないよ。
はぐれメタルヘルムもあると思ったのだが、取り逃したっぽい。
天空魔城はクリアすると探索できなくなるが、取ってない宝箱の中身は後で回収できる。

また、4階の仕掛けを解除した後で1階に行くと、星降る腕輪が手に入る。
シリーズおなじみ、素早さが大幅に上がる装備だ。今回は+100で、打ち直せば+200まで強化できる。


4階を進んでいくと、誰かいる。

DQ11S-107

ベロニカと出くわす。これは誰も予想できなかった。
ずっと泣いていたのか、かすれた声だ。

しかし、とんでもない台詞を言われる。
ベロニカ:今すぐに、死んでくれないかな・・・?
リーフだけ生き残ったのは不公平だから。
もっと生きたかったというのは本当だろう。しかし。
セーニャ:気高きお姉さまは、そのような言葉は口にしない。あなたはお姉さまなんかじゃないわ
こちらは今まで見たことないほど落ち着いていた。

Switch版では、このベロニカの表情はダークな気配を感じさせるものだった。
3DS版の時は、表情自体は本物と同様だったが。

こんな悪趣味なことを仕掛けるのは、ホメロス以外に考えられない。
デルカダール城で会って以来だ。
今の名は魔軍司令ホメロス、六軍王最後の1人。
魔王の前に、彼と決着をつけよう。


完全2回行動で、裁きの冥槍(範囲に160)、闇の炎(全体に120)、超高速連打などの攻撃技を用いる。
単体250の痛恨もあり。補助系では幻惑の瞳(単体にマヌーサ)と凍てつく波動の他、ゴールデンゴーレムを呼ぶ。
シルバーオーブを持っており、オーブ技のシルバースパークもあるはずだが今回は使ってこなかった。
また、不敵に笑うだけで何もしないこともある。

スクルトやバイキルトを交えながら攻撃を重ねれば、特に問題なく勝てる相手だ。
鉄甲斬の守備力低下が出ず、少し時間がかかったが。


Switch版では、魔王の直前で教会ヨッチが登場。
セーブはもちろん、無料で回復もしてくれる。
ここで準備をしたら、決戦に挑もう。
カミュ:オレにも見せてくれよな、魔王をぶっ倒す勇者の奇跡ってヤツをさ


ついに、魔王ウルノーガの待つ最深部へ。
ボイスを聴くのは初めてではないが、 超低音 である。
PS4/3DS版でも、メッセージ音は今作から用意された「あらくれより低い音」が使われている。

さあ、決着をつけよう。

DQ11S-108

6つのオーブ技全てを含む、多彩な特技を持つ。
パープルシャドウとの兼ね合いで1~2回行動だが、それでもかなり激しい攻撃だ。
キラゴルド同様に、ゴールドアストロンは2人止まる。
クリムゾンミストの後にシルバースパークも注意すべきコンボだ。
アルテマソードにマヒャドブレードなど、単体攻撃も充実している。

守備力低下は効くので、鉄甲斬を決めたら物理攻撃を集中だ。
連携ゆうしゃのまいで全員にバイキルトをかけ、そこからの攻撃で優位に立つことができた。
ターン途中で入れ替えできるというSwitch版のアドバンテージを活かし、使う時は物理アタッカーを多く出すといい。


魔王だけあって、1戦では終わらない。
持っていた魔王の剣を邪竜ウルナーガに変化させ、2体組となって再戦を挑んでくる。
複数の強敵と戦うのは、普段のボス戦以上に注意が必要となる。
なお、2戦目の前に自パーティは自動で回復する。

開幕はウルノーガが後衛に回り、こちらからの攻撃対象に選べない。行動回数は2体合わせて2回だ。
ウルナーガは灼熱やメラゾーマなどで攻撃、不気味な光と甘い息でサポート。
灼熱などの高位ブレスは過去作品ほど強くなく、耐性防具があればフバーハ無しでも100は超えない。
不気味な光からのメラゾーマに注意したい。無耐性で220といったところか。

それ以上に恐ろしいのは、実は通常攻撃である。
攻撃力は実に 675 、こちらの守備力を200とするなら計算上288ダメージだ。
本編でこんな数値は見たことが無い。
守備力に加え、耐性にも優れる。氷属性にだけは弱いようだが。

ある程度削ると、敵は前後交代。
2戦目のウルノーガは呪文主体だ。マヒャド、ドルモーア、イオナズンなどを使う。
不気味な光で耐性が下がったところでのイオナズンは、200近くに達する。
攻撃力も558と非常に高く、270ダメージの痛恨も持つ。
弱点は炎属性のようだ。セーニャのメラミで180ってところ。


DQ11S-109

さらにバトルを進めると、2体とも前衛に出て最後の猛攻を仕掛けてくる。
この時、ウルナーガの行動に食いつきが追加される。
1~2ターンだけ相手1人をバトルから除外し、その後猛毒+1ターン休みにする効果だ。
回復しようとした矢先に使われると面倒なことになる。

これに備え、全員に 超万能ぐすり を持たせておいた。
第3部でも役立つので、多めに買っておいて損は無い。
勇者の剣の道具使用でも、不利な状態異常を解除できる。

ウルノーガの方は、見たところそれほど変わらない。
3DS版ではジゴスパークを持っていたが、今回は使用しなかった。

そして、2体で連携も行う。
使用する連携技は、110ダメージを数回与える地獄陣と、全体270のクロスマダンテの2種類。
後者に備え、できれば防御したいところ。


こちらからの攻撃は今まで通りでいいが、問題はどちらから狙うか。
結論から言えば、 ウルナーガがザオラルを持つ ため先に倒すべき相手だ。
初回プレイ時はザオラルを許したが、手の内がわかっている今回は繰り返さない。

しかし、一度だけ危ない状況があった。
ウルナーガの甘い息で3人が寝て、唯一起きていたカミュが食べられるという事態が。
なんとかバトルメンバー全滅は回避し、シルビアとロウを軸に立て直す。

このように運にも左右されるが、Lv40~45もあれば十分に勝機はある。

経験値は得られないが、魔王の剣を入手する。
この後の第3部で活躍する武器だ。


命の大樹が復活し、ロトゼタシアは再生する。
ここからのエンディングは、天空シリーズと同じく仲間達の故郷を回る。
Switch版では 録画禁止区間 に指定されており、本体機能での撮影ができない。
というわけで写真は無しだ。
グラフィックは3DS版と異なるSwitch版仕様だが、ボイスは入っていない。

・魔王討伐を成し遂げたリーフ達は、それぞれの故郷に帰っていく
・最強の旅芸人、ソルティコに凱旋
・笑顔のパレード隊に囲まれる
・ユグノア城で、国王夫妻の墓参り
・ここにロウを置いていっていいのかね?
・グロッタの南に、何かが落ちている。これは第3部の物語への鍵だ
・続いては聖地ラムダに降り立つ
・緊張の糸が切れたのか、セーニャは両手で顔隠して泣き出す
・クレイモランの教会を訪れると、ちょうどマヤが起きる
・今度は一緒に宝探しの旅か?
・残った3人が帰る場所は、イシの村
・マルティナとデルカダール王、16年ぶりの再会
・イシの大滝に、みんなが集まる
・見上げる先には、復活した命の大樹がある

そして、物語はまだ終わらない――


To Be Continued

2019.10.11 0:47

プレイ時間 48:33
エンカウント 137回
全滅 4回

DQ11S-110



10/11

魔王ウルノーガとの決戦から数日後、リーフ達は聖地ラムダに集まっていた。
今日ここで、世界平和を祝う宴が開かれる。
その前に・・・墓参りしよう。ベロニカの。
セーニャと2人でよく遊んでいたという、静寂の森にその墓標はある。
「すべての命の盾となりここに眠る」と刻まれた。

いつまでも悲しんでばかりではいられないか。

DQ11S-111

・・・なんて言われそうだ。
今回 ボイスありで聴きたい台詞 のひとつに、これを挙げていた。期待通り、相当よく似ている。
常に敬語だから、こんな口調でしゃべるセーニャも新鮮だ。
バトルでも、攻撃呪文や鞭スキルの特技を使うとベロニカの真似をする。

やっぱりこの旅で一番変わったのはセーニャだろうな、と。
かわいいのは前からだけど、内面から強さを感じさせる。
住民の1人から、ずいぶん凛々しい顔になったというコメントも。近くに来るとドキドキする?
世界が平和になったこともあってか、前より明るく笑うように。
その一方で、以前のとろけるような笑い方ではなくなった。ちょっとさびしいところではある。

DQ11S-112

テラスから外を見る。ちょうどいい身長差だ。
なんだか最近、イベントシーンでもセーニャはリーフの隣にいることが多いような気がする。


聖地ラムダを出ると、世界を巡ることができる。
まだ魔物は出るので油断はできないが。
そうでないとモンスター乗り物で移動する場所が通行止めになるので、これは仕方ない。

エンディングで回った、最後の砦、ユグノア城跡、クレイモラン、ソルティコでイベントがある。
各地でいろいろな会話も聞けるので、行ける場所はできるだけ回ってみた。
普段からこのくらい会話テキストあればと、本当に思う。
今回のパーティは歴代最高だったDQ6を上回りかねないほど好きなので、もっと話したい。

思い出話はもちろんのこと、これからの話もあれば普通モードな話も多い。
特にシルビアは旅芸人として来るなら何をしようかって話をよくする。手札が豊富にあるのは経験ゆえか。
一方、カミュがあまり話に加わらない。
後述の、グロッタの南で何かを見つけたことについて言うことが多い。クレイモランでは別だけど。


まずは最後の砦へ。デルカダール王をはじめ、兵士や城下町の人々もここにいる。
イシの村を復興した後、城に戻ってそちらも復興するそうだ。

リーフ、グレイグ、マルティナ以外は、本来の王に会うのはこれが初めて。
セーニャ:デルカダールの王様のお顔は、魔王に操られていたからではなく、もともとあのように怖い顔なのですね
しかもデビルモードのマルティナに似ているとまで。さすがは親子?

似ているといえば、この親子は大の甘党であることも共通点だ。
城では王の自室から厨房に隠し通路があったな。つまみ食い目当てに。
グレイグ:デルカダール王国の復興を終えたら、俺はこの町にある全ての店のスイーツを姫様の前にお持ちしてみせますぞ!
というのはダーハルーネでの会話だ。どう突っ込めばいいんだ?

サマディーでは、ウマレースに参戦してみる。
シルビアとグレイグも走りたそうだ。ある条件を満たせば、第3部で実際に対戦ができる。

グロッタに行くと、かつてブギーの一軍が作ったカジノが今も営業を続けている。
元に戻す金が無いので、カジノで稼がなければならないとか。
おそらくブギーの像を戻す金も無いのだろう。
かつてはグレイグの像だったが、よく見ると体はそのまま。見てるとイライラする?


エンディングで各地をケトスに乗って飛び回った時、グロッタの南で何かを見かけた。
第2部になってから、ここに遺跡が出現したのだ。
以前はわからなかったが、建築様式からして魔王に落とされた神の民の里だろう。

入手した古文書を、ロウが読む。
失われしものを、過去から呼ぶことで復活させる秘術――か。
マルティナ:思い出して、私達には心の底から会いたい大切な仲間がいるじゃない!
セーニャ:もう一度お姉さまに会えるなら・・・私はどんな困難でも乗り越えてみせます

手がかりがありそうなのは、命の大樹から北にある塔。
船では行けないのでケトスに乗る。大きな目的が終わった今でも、呼べば来てくれる。

ロトゼタシアの北、忘れられた地には塔がひとつ。
よく見ないでもヨッチがたくさん。一体何を意味するのか?

DQ11S-113

塔の最上階は、とこしえの神殿。
いたスト30thで、DQ11からはここがマップに選ばれた。
しかし今でも思うのだが、 ここでいたストをやっていいのだろうか?
COM操作の対戦相手からは、過去に戻れるなら何をしたいかを聞ける。


最上階にいるのは、時の番人。ヨッチに似ているが、身長が2m以上ありそうだ。

ここにある時のオーブを破壊することで、時間を戻すことができる。
大樹崩壊より前まで戻って、あの時にホメロスを止めれば
本当に世界を守ることができるというわけだ。

しかし、過去へ行けるのはリーフのみ。
そして後戻りはできない一方通行。すなわち、行くなら今の仲間と別れることとなる。

実際に行うのは世界の時間を戻すことなので、戻った時間から先の歴史が消えるってわけだ。
仲間と別れるというのは、リーフから見てという話だろう。
他の人々は、過去に戻る時に今の記憶と経験を持ってはいけない。

直後に移動できるタイミングがあるが、この時は誰も何も言わない。
話題が無い時とは違う、長い「…………。」だ。全員揃ってなんて初めてだよ。

それでも・・・本当に世界を救えるなら、挑むのが勇者だ。
もう一度、冒険の旅に出よう。


実はこの時、過去に戻ると決断する前と後で、各地の仲間会話が更新される。
最後にもう少しだけ、仲間と話をしたい。

DQ11S-114

向こうの仲間達には、あんな思いはさせない。
そして、もっと楽しい思い出を増やそう。こちらはシルビアとの約束だ。

セーニャからは、もうひとつ質問が。
短髪か長髪か、どちらが似合うか。
セーニャ:過去の私は髪が長かったでしょう?もし短い髪が好きでしたら、髪を切るよう言ってくださいませ
確か、ベロニカとお揃いの三つ編みにするため伸ばしていたのだろう。
それでなくても髪は大事なものなんだろうに、リーフに選ばせていいのか?

一通り回ったら、再び忘れられた塔を登る。
今こそ、時は満ちた。

DQ11S-115

過ぎ去りし時を求めて・・・物語は第3部へ。

51:03
リーフ:Lv39


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