2009年1月24日~25日・薩摩方面・温泉と篤姫遠征
さて、先週末は今年度最後の課題であった 薩摩方面 遠征に一泊で行ってきました。 NHK大河「篤姫」ゆかりの地と霧島・指宿の温泉 を目指し、飛行機とレンタカーそれとフェリーで突撃してまいりました。
羽田空港近くで前泊し、早朝便の鹿児島行きに搭乗。6:44機内から1枚。
予約したときに天気が良ければ 富士山 が見えると思って右舷の席を押さえました。7:21、富士山を予定どおり御拝観。上から見る富士もいいっすね。その後順調に9時前に鹿児島空港に到着。この日の鹿児島は東京よりもずっと寒く、温度は早朝ということもあり マイナス5度 前後という寒さでした。。
このあと、予約していたレンタカーに乗り、 霧島温泉 方向に向かいます。霧島温泉は鹿児島空港から1時間くらいで行ける近さです。
温泉の中心街にある「 霧島温泉市場 」に10:23着きました。目的地の「 霧島ホテル 」を始め、日帰り入浴可能時間はどこも11時からだったので、少し時間をつぶします。
そこにあった「 龍馬ハネムーンロード 」の説明板。このあたり、坂本龍馬とお龍の夫妻が 日本で初めての新婚旅行 で訪れたというところです。これも「篤姫」でやってましたが、寺田屋事件で負傷した龍馬が傷をいやすために来たというところですね。「篤姫」では小松帯刀夫妻も同行していましたがあれは史実とは違うんでしょうか。。
温泉市場ではいろいろなものが蒸かされていました。鹿児島に来るとやはりじゃがいも以上に さつまいも を随所で見かけました。
まだまわりにほとんど人がいません。ちょっと怪しい人に見られたかも。。
このように周囲には温泉の蒸気がもうもうと立ち上っています。いかにも温泉地といった趣、最高です。
セルフサービスの 温泉たまご 1個100円をいただきました。右側のが玉子ですが湯気で全然見えませんね。
10:40、少し車で走ると「 丸尾の滝 」というのがあります。写真ではよくわかりませんが、温泉が混じっているので湯気が立っています。
硫黄分が多いので、水面が青くてとても美しいです。
本日ひとつめの温泉、 硫黄谷・ 霧島ホテル に10:51到着。
かなりでかいホテルでした。
坂本龍馬・お龍 湯治記念碑 というのがありました。当時は当然このホテルはなかったでしょうが、このあたりの 硫黄谷温泉 というところに本当に来たんですねえ。車で来ればすぐですが、当時歩いてここまで来るのは大変だったと思います。昔の人はさすがです。。
1990年の大河「 翔ぶが如く 」の碑もありました。この大河は西田敏行演じる西郷隆盛が主人公でしたが、いまだに深い印象があります。この前NHKオンデマンドでも見てしまいました。
11時になったので、ホテル内に入場。ロビーには龍馬関係の展示もたくさんありました。
篤姫の展示もありました。
入口には 桜島大根 も。鹿児島らしいです。
ホテル入口から錦江湾や桜島方向を見下ろした図。さて、このあとはようやく待望の温泉に。ここは「 庭園大浴場 」というのが売りで1500名も一度に入れるという巨大さ。
1月24日~25日、 薩摩方面 遠征1日目その2です。昨日さわりをご紹介した 霧島の硫黄谷温泉にある霧島ホテル は、 1500人が一度に入れるという、巨大な庭園大浴場 がウリです。
実物の写真は写せませんでしたが、こんな感じです。霧島温泉の主流・硫黄分の多い青色のお湯が中心ですが、明礬など数種類のお風呂もありました。
こんな感じです。ほとんどプールです。屋根があり露天ではありませんが、プレハブのような屋根なので明かりが入り、ほとんど露天と同じ雰囲気もあります。実際にはものすごい湯量があるので、この中は湯気で先が見えませんでした。そのため中にいるとかえって広さを感じました。深さも1m40cmくらいあったので水中歩行という感じで運動不足解消にもいいですね。外には露天風呂もありましたが零下5度くらいだったので相当寒かったです。
風呂の近くにも坂本龍馬の展示や、昔の温泉の看板などが飾ってありました。1時間あまり滞在したあと、霧島ホテルを出発。 桜島 のある 錦江湾 方面に南下します。途中、 霧島神宮 の入口を通過しました。
山を下る途中にある 道の駅霧島 に12:29到着。このあと 桜島 の写真がたくさん出てまいります。。
生まれて初めて、生の桜島を見ました。感動です。
アップにしてみましたが、まだこのあたりからは結構距離があります。
道の駅の背後には霧島山地、烏帽子岳がきれいに見えました。
道の駅のレストランにて。やはり鹿児島ということで、 黒豚ロースかつ定食 を食べました。鹿児島のとんかつは基本的にすべて黒豚なんですね。贅沢。。 知覧茶 のふりかけもあったのでご飯にかけてみました。これもなかなかいけました。
その後さらに南下し、錦江湾の東側、 大隅半島 の側を桜島を右側に見ながら快適にドライブ。
14:02、途中の写真撮影スポットから。この日も桜島は 噴火 してました。
噴火部分のアップ。そういえば噴火している山をこんな近くで見たのは初めてかも。。
14:09、 道の駅たるみず に到着。右側には足湯も。このあと、桜島にそのまま上陸します。今回初めて知りましたが、この垂水から桜島の間は昭和の桜島噴火まではつながっておらず、桜島は完全に島だったんですねえ。その噴火で海が埋まり、今は陸続きになったということなんですね。
さて、このあとは桜島の荒涼とした風景を。続きは明日。。
先週末の薩摩遠征その3です。今日は 桜島編 です。
桜島に上陸しました。途中全体が見渡せる展望所から。近くで見るとその荒涼さに感動します。周りは溶岩だらけ。活火山をこれほど近くで見られるのは貴重です。
このあたり、いい温泉が多いのも納得できます。
桜島の南側に広がる 錦江湾 。遠くに富士山を小型にしたような 開聞岳 も見えました。
こんな奇岩もありました。
ここにも 桜島大根 が。。
溶岩だけの景色。
14:51、 道の駅桜島 です。今回は経路上に道の駅がたくさんありましたので道の駅ラーとしては嬉しい限りです。
鹿児島市内側には桜島をバックに結構住宅地が広がっているんですね。この先フェリーで簡単に市内側に渡れるので、普通に通勤圏なんでしょうね。
で、その 桜島フェリー に乗ります。頻繁に運行されていて、高速道路に乗るように料金所で料金を払ってクルマのまま乗り込みます。
桜島から鹿児島市内側を臨みます。
15:10、フェリーは桜島を出発。船の最後尾からの景色。
噴火部分のアップ。このあと鹿児島市内から指宿方面に向かいます。。
薩摩遠征その4です。
桜島フェリー は間もなく鹿児島市内側に到着。15分くらいでしたが、なかなか快適でございました。
その後鹿児島市内を抜け、薩摩半島を海沿いに南下、16:24 道の駅喜入 で一服。ここにも温泉がありました。海側にはたくさんのタンクが。新日本石油だったかと思いますが 石油備蓄基地 のようにみえました。こんなところにあるんですね。
16:54、さらに南下して指宿市内に入り、 道の駅指宿 でしばし休憩。桜島から少し遠ざかりました。
ちょっとアップにしてみました。桜島をいろいろな角度から見られて満足です。3/4周くらいした感じでしょうか。
これは道の駅指宿。
出てきました、 篤姫 。このあたりはまさに篤姫の生家、 今和泉島津家 のあったところのすぐ近く。周囲には篤姫ゆかりの地がいろいろありました。
道の駅の中には「 於一(篤姫)の部屋 」の撮影用のセットが展示されていました。いいっすね。
先ほどの道の駅からほど近く、 JR指宿枕崎線の薩摩今和泉駅 に行ってみました。17:13、ちょうどまっ黄色な「なのはな号」が到着したところでした。
薩摩今和泉駅の駅舎です。ここが 篤姫ツアー の出発点といった感じです。今回の遠征目的のうちのひとつが達成できてうれしい限りです。
さて、17:22、 指宿温泉 の入口に到着。看板にもありますが、指宿は海岸の砂浜でやる 砂むし温泉 が有名でございます。。
17:51 ホテル に到着、チェックイン後部屋の中から。一服後、このホテルにある 砂むし風呂 に直行しました。15分くらい入っていい汗を流しました。もうその頃には真っ暗になっていましたが、砂むし風呂上がりに入る、砂を落とすための意味もある隣の露天風呂は極楽な感じでした。星もよく見えました。
その後ホテルの食事は高いので再び市内に車で食べるところを探しに行きましたが、駅前もどこも全然そんな店はなく、結局途中のコンビニで弁当を買って部屋でわびしく食べることに。寝る前には別の海が見える露天風呂に入って夜の海を堪能。
翌朝、割引券をもらっていたので早起きして 2回目の砂むし温泉 に。砂むしは上の写真のような感じですが、このあたりの地熱のすごさを改めて感じます。続きはまた明日。。