2010年夏休み・フィンランド&エストニア遠征(8月18日~23日)
フィンランド・エストニア遠征レポート(12)、8月20日の夕方、再びヘルシンキです。しかし、このくそ暑い日本にいると、涼しかったフィンランドにいたのは夢だったのではないかと思ったりします。。
19:00、あと30分でヘルシンキというところまで来ると、たくさんのヨットが海に見えるようになりました。優雅です。。
19:07、まだ太陽はあんな高さに。
ヘルシンキの街が視界に入って来ました。
19:10、ヘルシンキが近づいてきました。
白夜というのはなかなかいいものです。
19:30、予定どおりヘルシンキ港に到着。再びバスに乗って20:03ヘルシンキ中央駅前に戻って来ました。船中で軽い食事をしていたので、駅前のスーパーで少し晩飯を買い、ホテルの部屋で食べることにしました。この日の旅程はこれでおしまい。
さて、ここからは8月21日(土)。この日は地方都市に鉄道で行ってみようともともと計画していました。朝、早起きしてこのPCからVR(フィンランド国鉄)のホームページに行って、ヘルシンキから西へ約200km、かつて都だったというトゥルク(Turku)という街までの往復切符を予約、そこを経由し、ムーミンワールドのあるナーンタリ(Naantali)というところまで往復することにしました。
10:31、再びこの日もヘルシンキ中央駅までやって来ました。
ネット予約時にその内容をケータイにSMSで送っていたので、それを持って切符売り場でチケットに引き換えしたあと、まだ出発まで時間があるので、駅構内を散策。10:37、JRにも似たこのVRのロゴには親近感を持ちました。
欧州の駅は改札もなく開放的でいい雰囲気ですね。
10:38、こちらは近郊の街まで行く通勤列車。
ちょっと駅の外まで出てみましたが、改札口がないので、どこからが駅だかよくわからんですね。
10:44、トゥルク行きインターシティ(特急)が到着しました。
ダブルデッカーというやつですね。私の乗る車両はまだ先の方。
前から2両目が私の乗る場所だったと思いますが、そこから振り返るとこんな景色。ちなみに、ドアは自分でボタンを開けて入るパターン。
ヘルシンキ駅のホームです。11時ごろ、ヘルシンキ駅を出発。
11:42、しばらく行くと、こんな美しい景色が。
12:33、北海道の景色とも通じるところがありますね。
牛が見えたりしました。
12:34、典型的なフィンランドの景色が見える湖沼地域はヘルシンキから北東の方角になりますが、このあたりもなかなかいいところです。
田園風景を見ていると心が洗われます。
12:59、トゥルク駅に到着。フィンランド語ではトゥルクですが、スウェーデン語ではアボ(正確な発音はオボでしょうか)と全然違う言い方。スウェーデンによってヘルシンキに首都が移される前はここがフィンランドの都だったとか。
駅から外へ。ここも駅と外の区別なし。このあと、ナーンタリ行きのバスに乗るために、中心部のマーケット広場まで歩きます。。
フィンランド・エストニア遠征レポート(13)、8月21日の昼、トゥルク到着から。
13:00トゥルク駅。後ろが乗ってきたIntercity特急。
13:04、こちらが駅舎。左側のフィンランド語RAUTATIEASEMAがRailway Stationであることは認識できるようになったものの、ローマ字読みで発音は簡単でも長すぎて一回では発音できません。。
駅前にあったトゥルクの地図。前に書きましたがスウェーデン語ではÅBO。あぼ~ん。
このあと中心部といえる「マーケット広場」に向かって歩いていきます。どの都市にも「マーケット広場」があるんですね。さすがヨーロッパ。
13:15、こちらがメインストリートにあたる通り。
そしてここが13:19、マーケット広場。ナーンタリ行きのバスの時間を確認し、まずはマーケット広場を散策。
魚屋です。やはりここもサーモン系が多いですね。
りんごです。小粒な感じ。
花屋です。じゃがいもとにんじんもたくさん。
夏の短いこういう場所で見るひまわりも印象的。
じゃがいももいろいろ種類があります。基本的に小粒な一口サイズのものが多いですね。じゃがいもが主食と言ってもいいところなので、バリエーション豊富です。
昼飯はあそこのHesburgerという地元のハンバーガー屋で食べました。
13:41、広場のバス停から見えた建物。これがトゥルクの象徴的な建物のようですが残念ながら工事中。
その後バスに乗ってナーンタリ(Naantali)へ。トゥルクから30分ほどの距離。14:05、最前部の座席からSONYの看板が見えたので一枚。
14:21、車窓からの何の変哲もない景色。
3年前に行ったサハリンの郊外をもっときれいにしたような景色。
去年行った北海道東部を思い出すような景色。
森がやはりフィンランドっぽい景色。
そうこうしているうちに、14:34ナーンタリ到着。ここがバスターミナルですが閑散としてます。近くにはスパのある大型リゾートホテルなどもありました。温泉に行く時間があれば。。
14:34、少し道に迷いつつ、ムーミンワールド方向に行く途中の街並。
14:47、湾の近くまで行くとムーミンの看板。ちょっと地味ですが。
14:49、マリーナです。このあたり、夏の静かな海辺のリゾート地といった雰囲気。
海岸伝いに歩いてみます。いい雰囲気です。
あの前方右側がムーミンワールドのある島。
14:51、マリーナ側にあるムーミンショップ。ムーミン関係の店は外側にはここだけ。日本やアジアのテーマパークのような混沌とした感じは全くありません。
静かないい雰囲気。ちなみにこの旅行中曇り空だったのはここだけ。
ムーミンワールド方向に向かって散策。あれは対岸の半島か島。
こちらはムーミン島。マリーナにはそれなりに人はいましたが、静寂感を感じさせる景色を堪能させていただきました。。
フィンランド・エストニア遠征レポート(14)、8月21日ナーンタリのムーミンワールド手前の景色から。
14:54、なんだかフィンランドらしい景色。
15:03、こちらがムーミンワールドの入口の橋。
なんか、素朴な感じ。この日は土曜日ですが、あまり人がいませんね。
周囲の景色。一艘のモーターボートが激しく通って行きましたが、それ以外はとても静か。
15:05、帰りの電車の関係もあるので、ムーミンワールドの中をアップで一枚撮って戻ることにしました。
15:06、晴れ間が少し戻ってきました。これもなんだかフィンランドらしい景色。
16:12、再びバスでトゥルクのマーケット広場前に戻って来ました。
16:28、トゥルク駅前まで再び徒歩で戻って来ました。
16:35、駅構内の時刻表。左上の17時発が私の乗るヘルシンキ行きのIntercity。
16:45、乗車します。しかし、ヨーロッパの駅はアナウンスもなく実に静かなものです。ちなみに車内放送はフィンランド語、スウェーデン語、英語で停車駅の案内はありましたが。
車内のお犬様お断りの表示が印象的。タバコは電車に限らず屋内禁煙のところは多いものの、外は歩きタバコをはじめ、やはりヨーロッパはまだタバコに寛大な感じで嬉しいです。昨今の日本のようなあまりにもヒステリックな対応はどうかと思いますね。。ただ、ヘルシンキ駅前で女子高校生?にいきなり「タバコください」といわれたのにはちょっと驚きましたが。。
18:59、ヘルシンキに戻ってまいりました。これで今回の旅行のミッションはすべて貫徹。
19:19、晩飯の場所を物色しつつ、今度はヘルシンキのマーケット広場前までやって来ました。
大聖堂が見えます。
マーケット広場前の銅像。手前にいるようなストリートミュージシャンは結構見かけました。日本人っぽい大道芸人なんぞもいました。
19:43、通りすがりのカフェで晩飯。トマトはどこに行っても旨いです。今回の旅程の中で初めてここで雨に降られました。
20:17、駅前のスーパーでちょっと買い物。イチゴの赤色に惹かれて思わず買ってしまいました。
ここは結構大きなスーパーでしたが、レジ前には日本の漫画も。
20:39、ホテルに戻って先ほどのイチゴを堪能。形も色もきれいな、もちろん味も最高のイチゴでございました。こんな感じでフィンランド最後の夜をのんびりと過ごさせていただきました。次は最終日の様子。。