2014年11月・47都道府県到達記念(宮崎・鹿児島・大分・熊本)遠征
少し時間が経ってしまいましたが、この前の三連休に行った九州4県遠征レポートです。これまで47都道府県のうち、まだ宮崎県には未到達でした。今年のうちに全都道府県到達を目標にしていましたが、なかなか時間がとれずこの時期になってしまいました。今回の旅程は2泊3日、鹿児島空港から霧島周辺を通り宮崎県を北上して高千穂などを訪問、その後大分をかすり熊本空港から戻ってくるというコース。幸いにも天気もよく、紅葉もきれいでラッキーでした。
22日の早朝便で羽田から鹿児島へ。右舷窓側の席を予約したので富士山もばっちり。飛行機の機体に反射した朝日が雲の上でさらに乱反射して虹のように見えたのがとても幻想的でした。
8:30すぎに鹿児島空港着。ここは2010年に指宿方面に行ったとき以来4年ぶり。これからレンタカーでまずは霧島方向へ。
霧島温泉郷です。この手前で通過した塩浸温泉とここも4年ぶり。今回はここは通過し、3年前に噴火した新燃岳の麓の秘湯へ。
ここです。新湯温泉・新燃荘。かなり山奥ですが、皮膚病やアトピーに効果があるということで有名とのこと。
30分くらい堪能しました。九州はこういう白濁した温泉らしい温泉が多くていいっすね。
最近火山活動が日本各地で起きていますが、こういうのを見ると緊張感ありますね。
去年は伊勢神宮の式年遷宮とか出雲大社の大遷宮とかありましたが、ここも間もなくご本堂の建て替えがあるようです。
年をとってくると、こういうところがますます好きになります。。このあと霧島神宮から一気に南下、宮崎県南端の都井岬へ。
2時間くらい走って都井岬到着。ここはかつて放牧されていた馬が野生化したところとして有名。
これは剥製ですが、こんな感じで馬がいます。残念ながら道路からははるか遠くに数頭見えただけなので写真はありませんが、途中プロ野球のチームがキャンプを張る串間とか日南とか聞いたことのあるところを通過したのでなかなか楽しかったです。このあとは宮崎市内方面へ北上。。
九州レポートその2。宮崎県南端の都井岬から海岸沿いを北上。
宮崎市に入り、日南海岸沿いにある道の駅フェニックスで一服。このあたり、海岸線が隆起して線状になっています。
その後、宮崎市内を迂回して宮崎道~東九州道と高速を通り、西都市の西都原古墳群にも近い山の中の一軒宿、高屋温泉に到着。ここの温泉は胃腸に効くということでそれなりに有名なところだそうです。静かな森の中にある宿で、離れのような建物が並んでいてとても雰囲気よかったです。
鯉こく。卵も入っていてなかなかの美味でした。鯉こくを食べたのは初めてかも。
就寝前にもう一回。ここは内湯のみですが、別棟に湯屋があっていい感じを出してました。
そして朝飯。9時ごろ旅館を出て、西都原(さいとばる)古墳群へ。もともと宮崎市の近くのリーズナブルな温泉旅館ということでここを選んだので、西都市のことはあまりよくわかっていなかったのですが、ここは日本でも古墳が相当集中しているところだったんですね。
ビジターセンターにあった神々の系図。最近、このあたりの歴史にも関心あります。特に古代イスラエルの失われた10支族と天皇家の関係、ユダヤと日本の関係などから興味津々。
こちらはビジターセンターの建物。レンタサイクルも貸しているので、時間があればそれで回るのもよいところです。
こんな感じでだだっ広いところです。6月に行った韓国の慶州の古墳群ともよく似ています。文化や時代的にも近いものがありますし、当然似てくるのでしょう。
まだきれいに整備されていない古墳も含めて、いくつもの古墳が散在しています。
ここの展示物や展示方法は秀逸です。地方の博物館とは思えないレベル。
銅鐸の数々。国宝だそうです。まだ続く西都原。。
でも、宮内庁管理なので中には入れません。博物館が立派だったのは、この古墳群は天皇家につながるという特殊な位置づけからなのでしょうか。
円墳の上から。古墳群を満喫したので、このあとは宮崎県の海岸沿いを北上。
ここはトマトの産地のようです。宮崎県のこのあたりは温暖な気候なのでトマト向きなんでしょうね。左側のトマトラスクを買って車中でかじりながらドライブ。
道の駅の駐車場にはこんな表示が。最近仕事で「地方創生」に関心を持ってみていますが、地方に来るといろいろと工夫しようとしているのがよくわかります。
ここは神武天皇が東征を開始したと伝わる地。神武天皇といえば神話の世界で実在したかどうかという話もありますが、少なくともこの地からかつてヤマトを目指して行った人がいたことは間違いないのではないかと私は考えます。
道の駅日向物産館に来ました。日向はもともと「ひむか」と読んだのでしょうか。
宮崎といえば、なぜかこれが名産。チキン南蛮定食です。東京で食べるのよりもサクサクで柔らかい食感ですね。このあと延岡近辺を通過し、高千穂方面へ山道を進みます。
とはいうものの、ここにはすでに電車は走っていません。2005年の台風で不通になり、その後残念ながら高千穂鉄道は廃線になってしまいました。
レールがわずかに残っています。川沿いを走る絶景列車だったんでしょう。台風で不通になる前はトロッコ列車が走っていたそうでそれなりに利用されていたようです。
時刻表はそのまま残してあり、今にも電車が来そうな雰囲気ですが。。
川の対岸から日之影温泉駅。このあとは高千穂中心部の手前にある天岩戸神社に行ってみることに。
天岩戸橋です。神々しい世界へ。。
九州レポート(4)、高千穂の天岩戸神社から。
さすが神話の里というか日本の歴史発祥の地の総本山、厳かな感じですね。
ぶれましたが、ご本尊です。心霊写真みたいになってしまいました。。
帰りもこんな景色を満喫しながら帰ります。ここ、素晴らしいです。
この何年かで、伊勢神宮、出雲大社、高野山などもろもろのパワースポットに行きましたが、ここはそれらに勝るとも劣らず秀逸ですね。
廃線になってしまった高千穂鉄道の高千穂駅に来てみました。ここは使われていないようですが、軌道跡を使ってカートがたまに走るようです。
高千穂町唯一と思われる近代的ビジネスホテルにチェックイン。高千穂温泉という日帰り温泉のチケット付きのプランで申し込んでいたので早速その温泉へ。
風呂上りに夜神楽を見に行くことにしました。11月は無料で夜神楽が見れる月かつこの日は三連休で特別に長時間神楽を公開でやっていたので、なかなか駐車場が空きませんでしたが何とか境内へ。
しばし夜神楽を堪能。。