無事にお昼前に台北から沖縄に到着しました。台北空港で飛行機のチェックインをするときに思ったのですが、フライトの行き先の中国語表記は「琉球」。決して「沖縄」という漢字はなぜか出てきません。でも英語表記では「Okinawa」。これは中国・台湾どちらも沖縄という日本式の呼び名を使わないのは今でも潜在的自国領土ということなのでしょうか。ちょっと不思議。
さて、道の駅マニアとしては沖縄でも道の駅を塗りつぶさないといけません。事前にレンタカーを予約してあったのですが、那覇空港ではレンタカー会社送迎レーンのスペースが大きく、レンタカー利用は相当メジャーであることがわかりました。沖縄の道の駅は5箇所。まず最北端にある一つ目に向かって出発しました。
道の駅に向かう途中の沖縄自動車道の伊芸サービスエリア。
SAで食べた沖縄そば。ソーキそばというのもありますが、沖縄そばはソーキ(たぶん手前のやつ)とラフテー(上の肉)と蒲鉾のようなものの3種類のミックス(のはず。違っていたらすいません)。
最北端の道の駅に行く途中に別の道の駅があったので立ち寄り。ここは許田(きょだ)というところ(名護市)。やはり置いてあるものが違いますね。見てて飽きません。当然ではありますが、沖縄は台湾とはだいぶ違います。
これが沖縄最北端の道の駅「ゆいゆい国頭」(くにかみ・国頭村)。沖縄本島北端の少し手前にあります。那覇周辺からは高速と一般道で約2時間(100km弱)。
上の道の駅に展示されていたヤンバルクイナ。沖縄本島北端にいるらしい。
先ほどの道の駅から10kmくらい南下したところにある道の駅「おおぎみ(大宜味)」(大宜味村)から見える海。
さらに南下してリゾートや米軍基地をかすっていくと、古宇利(こうり)島という小さな島があります。まだ去年開通したばかりの橋を渡ったところに海水浴場がありますが、この海、すばらしいです。写真の腕がいまいちなので感じられないかもしれませんが、海がエメラルドグリーンに光っているところがあり、今まで見た海の中では最も美しいものかもしれません。沖縄の海は素晴らしいです。
これは昔「沖縄海洋博」をやったところにある「美ら海(ちゅらうみ)水族館」。この水族館は一枚のガラスの大きさが確か世界一でギネスにも載っていると書いてあったと思います。驚いたのはこの巨大なジンベエザメ。10m近くあるのもいました。
沖縄の有名な観光地「国際通り」の入口(左の方に伸びています)。ちなみに霧がかかっているように見えますが、私のタバコの煙です。台北の「夜市」のようにここも観光客でごった返していました。
締めに沖縄料理の店に入りました。左が有名なゴーヤチャンプルー。右のはラフテー、真ん中のは海ぶどうです。どれもなかなか美味でした。飲み物は泡盛のサワー。
残るはあと一日、行き残した二つの道の駅のほか、首里城やひめゆりの塔に行こうかと思っています。お楽しみいただければ幸いです。ではまた次回・・・
無事に台湾・沖縄巡業から帰ってきました。出発日に大相撲台湾公演の力士一行と同便になったこと以外は、天気も良く、ほぼ計画どおりに回ることができました。ブログ用小ネタも今後しばらくは大丈夫だと思います。
さて、今日は昨日の続きの沖縄観光を簡単にご紹介します。あらためて思いますが、レンタカーで沖縄のドライブというのはとても快適です。どの車も無料で最新のカーナビがついているので、初めてでもほとんど道に迷うことはなく、安全かつ効率的に走れます。カーナビのない時代ではこのように短時間で効率的に観光スポットを回ることなど考えられません。
ちょっとレンズが曇ってしまいましたが沖縄4つ目の道の駅「喜名番所」(読谷村)。でもここは道の駅といってもこの番所の展示のみ(ただし今日は月曜休館日)。土産物屋は周辺にありますが、道の駅としては他にトイレと駐車場しかありませんでした。
日本最南端の道の駅「かでな」(嘉手納町)。これで沖縄全道の駅は塗りつぶしました。となりに有名な沖縄最大の米軍基地「嘉手納基地」があります。上空を低空で旋回する軍用機を見ました。
これが道の駅の展望台から見た嘉手納基地。でかすぎて写真には収まりません。
同じ展望台から見たところです。左側が基地。沖縄風の民家がたくさんあります。騒音問題は厳しいのでしょうが、基地があることで潤っていることも相当あるはず。こういうのは難しい問題です。嘉手納以外にもドライブすると有名な普天間その他、テレビでよく聞く名前の近くを通りましたが、確かに基地や米軍施設の数多さは身をもって感じます。
さて、夕方の便なので那覇市内に戻り、首里城公園に行きました。これが有名な守礼門。
実は沖縄の歴史にも結構前から関心があります。10数年前の大河ドラマ「琉球の風」は薩摩の琉球侵略時に琉球国王だった尚寧王の時代の話でしたが(主役は東山紀之で、尚寧王は沢田研二でした)、そのあたりの歴史的展示もあります。見た目はまさに中国ですね。ただし建造物はすべて過去戦争などで消失しているので、これらは比較的最近復元されたもの。
これらは平和祈念公園にある各施設。上から式典広場、平和祈念資料館、平和の礎。ここでは細かく触れませんが、特に一番下の平和の礎は前から見てみたいと思っていました。いろいろ考えさせられます。
最後の訪問先は「ひめゆりの塔」。花を手向けてきました。看護要員として女子学生の方たちが沖縄戦に駆り出され、多くの方が亡くなられています。あらためて合掌。
そんなことで1泊2日という短期間でしたが、レンタカーとカーナビを駆使することでご紹介した以外のところを含め、じゅうぶん効率的に回ることができました。次回もし行く機会があれば、どこかのリゾートで長期間のんびりしたいものです。