大腸肛門専門外科医のひとりごと

大腸肛門専門外科医のひとりごと

2006.06.06
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テーマ: 癌(3570)
オーダーメイド医療

たまたまテレビ見てたらガイアの夜明けをやっていまして、
胃ガン患者さんの抗がん剤治療についてでした。
このなかでオーダーメイド医療というものが出てくるのですが、

抗がん剤はやれば 100%効くというお薬ではありません。
副作用も出やすいお薬です。
効果が出る薬の量と、副作用の出る薬の量が極めて近いからです。
効果を出そうとすると副作用まで出ちゃう。

効果が出ないのに副作用ばかり出てしまうこともあります。


「効く抗がん剤をえらびましょう」
というのがオーダーメイドセラピーの考え方。

その手段というのは、実際に手術で切除した癌の組織を
各種の抗ガン剤につけ込んで、癌が死ぬかどうか見るというもの。
抗がん剤の感受性試験 と言います。

同じ胃がんや大腸がんでも人によって効く抗がん剤が違うのです。
その効くであろう、効果が高いであろう抗がん剤を調べる試験です。
さっちどんもやったことがありますが難しいです。
いろんな理由で今はやってません。

副作用はでるかもしれないけれど効果も期待できると・・・
確かに理屈じゃそうなのですけれど、試験管のなかで反応させたものと

そのまま期待どうりの結果が出るかと言えば、なかなか難しいところなのです。

研究がすすんで、もっともっと効果的な治療が出来れば患者さんには大きな福音ですね。

がん患者として長期生存する医者たち



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Last updated  2006.06.06 23:13:38
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