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この道路標識で、武康路(Route Ferguson)はちょうどプラタナスの枝の部分である。
中国の標識は自分の走っている道路が表記されていない。
プラタナスで検索したら、中国で初めてプラタナスが導入されたのは、『 この上海で、1902年、フランス租界のAvenue de Joffre (現在の淮海路)が整備されるに際してのことである。このため、中国ではプラタナスのことを俗に「法桐」(法はフランスのこと)と呼んでいる。』と、 柳原博史さんのブログ に書いてあった。
この看板でいうと、右斜めに描かれている道路である。
淮海路のどのプラタナスが一番最初の植樹されたのかを捜すのもおもしろい。
現在、中国ではプラタナスの並木がさまざまな都市で見られる。
その記念すべき最初の1本はどこだろう。
大通りより、細い道の方が、瀟洒な建物が並ぶ場合が多いから、試しに武康路(Route Ferguson)を南の淮海中路から北の華山路へ抜けてみる。
この通りは、新しいおしゃれスポットととして話題でもあるが、上海で、歴史と建築と文化がうまく保存されている通りでもある。
中国語の武康路についての説明サイトを見つけた。
←中国活字が表記できないで?になってしまいました。英訳を下記にコピペします。
(武康路の見所は? 3つあります。1つは、建築、1つは、歴史、1つは文化です。武康路にはさまざまな西洋風建築のアパートや家が、プラタナス並木や花咲く木々のもとに続いています。ここでは、英国、フランス、イタリア、スペインなどのあらゆる建築様式を目にすることができます。あたかも古典ルネサンス風、バロック様式、折衷主義やモダニズム風などの、西洋各国建築の総合展示場にいざなわれているかのようです。銀針訳)
武康大楼を見てみたい、という思いから、武康路に導かれ、さらに、現在と過去と、そして未来をつなぐ世界が広がっていく。
武康路のその先(武康路40号) には、 董大酉氏 の住んでいた家もある。(今回、そこまで歩かないで、復興西路で右に曲がった。)
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