PR
Keyword Search
Calendar
Category
Comments
上海から戻ってきて、建築や アール・デコについてのいろいろな本を読んだ。
すると日本にもたくさんアール・デコ建築があることに気が付いた。
日比谷公会堂や銀座の和光など、魅力的な建物がたくさんある。
実はそれらが、 関東大震災からの首都復興計画によってなされていたことを知る。
フランスパリ万国博覧会(現代産業装飾芸術国際博覧会)は1925年に開かれている。
この博覧会に日本も参加している。
その日本の参加決定にドラマがあった。
1923年に関東大震災があり、東京は被災した。
そんな中で、日本は前を向くため参加を表明した。
首都復興計画は東京市長であった内務大臣後藤新平(岩手県奥州市出身)が帝都復興院の総裁となり昭和5年(1930年)まで、7年の歳月をかけて進められた。
これにより、防災面が見直され、道路が拡張され丸の内がオフィス街となり、銀座は、服部時計店やミキモト、資生堂などアール・デコの建物が立ち並び、モボ・モガが通りを闊歩した。
当時のアール・デコ建築から、復興の願いや、人々の前に進む思いが伝わってくる。
知らないうちに復興の空気を探していたのかもしれない。
確かに日本はあの関東大震災から復興してきた。
【送料無料】アール・デコ博建築造形論
価格:33,600円(税込、送料別)
桜は必ず咲く。
美しく咲くことができる。
(大東京火災新宿ビル 槇文彦 1989年3月)
第143回「夏こそ、かき氷、小岩極上『広島… 2019.07.25
第142回「バングラデシュ家庭料理と小岩で… 2019.06.24
第140回「小岩のビリヤニハウスは高級ホテ… 2019.04.23