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LM2さん
lavender80さんComments
木内酒造のイングリッシュ・ポーターを1パイント頼みました。
グラスは、イギリスで見かけるパイントグラスでした。
手に持った瞬間、冷えていたので、ちょっと複雑な気持ちがしました。
ぬるいビターを、ちびちび飲みたい気分もよぎりました。
でも、冷たい一口があまりにも芳醇で、喉に心地よかったので、グイと、半分近く飲み込んでしまいました。
日本では、冷えてるビターもありだと感じました。
飲んだビールは、甘さ、苦さ、液体のコクが3拍子揃っています。
ホップの香りは、柑橘系の爽やかさがあります。
カラメルとは異なるビールの甘味というのでしょうか、サトウキビのような穀物由来の甘味が口に広がり、飲み込んだあとに、口に香ばしさが広がります。
こういう感覚は、黒ビールとは異なる香ばしさです。
瓶詰めのビールは、口の中ではじける厚み感覚が薄いのですが、この生ビターは、口の中での弾け方が厚みをもって広がります。
店には、様々なメッセージが溢れ、ベルク文化の渦に巻き込まれる感覚があります。
こだわりのパン、ソーセージ、飲み物という店を構成する基本アイテムと、新宿の巨大資本と戦う小さなお店のこだわりと、それを支持する熱烈なファンとの闘争の過程や、壁に飾られる絵や、カウンターに書かれた詩や、文学ミニコミ誌など面白すぎです。
食から、経済、お店経営、文化、文学、絵画までの動きがこのベルク空間で、それぞれが個性的なメッセージを発し、そこで、お客さんが、おいしそうにビールを飲んで語りあっています。
語る内容もベルク文化の影響を受けて、普段には口にしない文学や芸術について言及されます。
ベルクを出ると、いきなり新宿東口の雑踏に放り込まれる感覚で、そこに身をさらすと、いかに自分が、別の時間の流れの場所で、ベルク色に染まっていたのかの違いをはっきりと感じます。
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