今度の土曜に今年最初の(ずいぶん遅くなっちゃったなあ)DJをする事になりました。いつもの仲間、F村&T川氏との企画です。今回は翌日がT川氏のBirthDayなので、そのお祝いパーティーってかんじです。持ち時間が一回30分くらい。人数によって一回だけか二回出来るか。まだ日があるんですが、今日は大まかな選曲をする事にしました。
その場の雰囲気で多少の変更はするものの、僕は基本的にはこのように前もってある程度の選曲をしておくようにしています。考え方はひとそれぞれ。僕のようなやり方・考え方に対して、「ハプニング性が無く面白みが無い。その場で瞬時にふさわしい選曲が出来てこそ、DJだ。」という意見もあるでしょう。でも僕は、何事もある程度は事前に準備しておいた方が、いい結果が出やすいと思っています。だいいちその場で選ぶんじゃあ、相当の枚数のレコードを持っていかないと。
30分くらいの持ち時間、これを一回か二回という場合、僕は3パターンほど考えるようにします。それぞれのパターンには、それぞれ何かしらのテーマを持たせます。アバウト&無理やりなものですけどね。「サイケ」とか「バブルガム・ポップ」とか、「マンチェスター」とかいろいろです。「60's」なんていう、ずるい(結局なんでもアリに近い)テーマもいいんです。
選曲の際、気にかけているのが、所謂 「2・8の法則」
です。これは、これまでの少ないDJ経験で自分なりに感じたものです。
8割がたの曲は「大抵の人が知っている」曲を選びます。でも、2割くらいは「おっと!」「おや?」「何これ?」ってカンジの曲を差し込むんです。これが大事。知ってるような曲ばかりでもいいんですが、そればっかだとなめられちゃうって言うか。でも、基本的には2割程度。これがポイントです。
DJをやらしてもらい始めの頃は、力んでしまってこうは行きませんでした。誰も知らない様な曲をかけちゃって。ちょっとなら良いんですが、そんなのばっかり続くと、聴かされる方はたまったもんじゃあありません。まさにマスターベーションです。でもその頃の僕はその事に気づかず、「こんなの知ってる?」「こんなのも良いでしょ?」って気分でいました。でも、あるとき気がついたんですね。そんなの、ちょっとで良いんだって。だって、自分も聴く側に回ったら知ってる曲の方がうれしいもん。
だから、この法則を大切にしています。これはその時々の状況で変えられますしね。少しトガった人が多そうなときは「3・7」にすれば良い訳です。
この「2・8の法則」は、考えてみれば何にでも当てはまるような気がします。僕は洋服のバイヤーをしていた時期があるんですが(レディース・メンズ、両方やりました)、この法則がドンピシャなんですよ。売れてるショップって、殆どこれに当てはまると思います。BEA●S・●A・SHI●S・T●M●RR●WLAND・・・。基本的に売上の柱になってるのはオリジナルを中心としたBASICな商品なんですが、品揃えの中にポール&ジョーとかマーク・ジェイコブスとかアンナ・モリナーリとかが入ってるから多くの人が「あそこの品揃えが良い!」って言って買うんだと思います。でもよ~く見ると、そういうブランドの服なんてちょっとしか無かったりするんですよね。「差してある」って感じなんです。
今日もいろいろ考えて、3パターンの選曲が出来上がりました。それぞれの括りは「この1年(昨年後半からこの春まで)のUK新人BAND」と「マンチェスターとその周辺(いいかげんだなあ(笑)・・・)」、そしてもうひとつは今回の一応主役であるT川氏がジョン・レノン・フリークなので、「JOHN LENNONオンリー」。この中で、どのパターンを当日取り上げるのか?
あとは当日まできっぱり忘れて、あれこれと考えないようにします。「放置」ですね。
こうして考えた選曲が受けた時の快感は、ほんとたまりません。これがあるからDJに嵌ったって感じ。でもその前に、こうしてあれこれと考えている時間が一番楽しいのかもしれません。
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